MotoGPムジェッロの今年の観客席は
2005年5月25日 スポーツヴァレンティーノ・ロッシの四戦三勝で迎えるイタリアGP
ですが、私はあのサーキットは何回か出かけています。
98年初めて出かけた時には、夜になると出入り口近くの
木々が少し明るくなり、はじめてこの目でほたるを見ること
ができました。しかし21世紀に入ったころのムジェッロ
ではかなりの木が切られてしまいました。もうほたるは
見られません。
環境保護を考えて無鉛ガソリンの採用をして、さらに
4ストローク化ということでしたが、ムジェッロへ行く道では
毎年交通渋滞と騒音と排気ガスであふれています。
愛知万博は環境問題に留意した半年ほどの開催期間で
行われて、パークアンドライドやごみの分別をシビアに
やっているようですが、ムジェッロではそういったことを
まるで感じません。
イタリアという国はひどく冷たい国で、あのバリアフリー
とはほど遠い社会構造でエレベーターやエスカレーターが
駅やミラノ以外のほとんどの空港で数が少なさを感じたり、
イタリア国鉄の電車の床が高くてひどいものだと思わせる
のですが、昨年はどういうわけか障害者の方とその付き添い
の方には結構いい席を優先的に用意していました。
これは昨年のレースの後に選挙があったから人気を取るため
にやったのだと私はにらんでいますが、今年は選挙は地方
選挙がレースの前にありました。今年のムジェッロは障害者
のことを考えているのでしょうか。
イタリアという国は左翼政党が伝統的に強くて、観光業が
三番目の産業ということですが障害者の人のための社会
システムは同じヨーロッパの国でもスイスやドイツとは
かけ離れています。
愛とか情熱なんて言葉をよく口にしますが、サッカーと
セックスに関してのみである気がします。
あぁ忘れていたレースに対してもですね。
ともかく私は今年はムジェロには行きません。私のような
考え方をする人でも行きたいとか選挙など関係なく障害者
の方が席に困らないような構造ができてパークアンドライド
ができているようなGPであって欲しいと思っていますが、
ヴァレンティーノの優勝だけを考えているイタリア人が
多いと思いますね。
ですが、私はあのサーキットは何回か出かけています。
98年初めて出かけた時には、夜になると出入り口近くの
木々が少し明るくなり、はじめてこの目でほたるを見ること
ができました。しかし21世紀に入ったころのムジェッロ
ではかなりの木が切られてしまいました。もうほたるは
見られません。
環境保護を考えて無鉛ガソリンの採用をして、さらに
4ストローク化ということでしたが、ムジェッロへ行く道では
毎年交通渋滞と騒音と排気ガスであふれています。
愛知万博は環境問題に留意した半年ほどの開催期間で
行われて、パークアンドライドやごみの分別をシビアに
やっているようですが、ムジェッロではそういったことを
まるで感じません。
イタリアという国はひどく冷たい国で、あのバリアフリー
とはほど遠い社会構造でエレベーターやエスカレーターが
駅やミラノ以外のほとんどの空港で数が少なさを感じたり、
イタリア国鉄の電車の床が高くてひどいものだと思わせる
のですが、昨年はどういうわけか障害者の方とその付き添い
の方には結構いい席を優先的に用意していました。
これは昨年のレースの後に選挙があったから人気を取るため
にやったのだと私はにらんでいますが、今年は選挙は地方
選挙がレースの前にありました。今年のムジェッロは障害者
のことを考えているのでしょうか。
イタリアという国は左翼政党が伝統的に強くて、観光業が
三番目の産業ということですが障害者の人のための社会
システムは同じヨーロッパの国でもスイスやドイツとは
かけ離れています。
愛とか情熱なんて言葉をよく口にしますが、サッカーと
セックスに関してのみである気がします。
あぁ忘れていたレースに対してもですね。
ともかく私は今年はムジェロには行きません。私のような
考え方をする人でも行きたいとか選挙など関係なく障害者
の方が席に困らないような構造ができてパークアンドライド
ができているようなGPであって欲しいと思っていますが、
ヴァレンティーノの優勝だけを考えているイタリア人が
多いと思いますね。
ヤン・ウィットーベンのインタビューを読んで
2005年5月24日 スポーツ私が読んでいるHPにwww.motonline.comがあります。
ここに先日、かつてアプリリアのマシン製作の陣頭指揮を
取っていたヤン・ウィットーベンのインタビューのイタリア語
の要約が載っていました。要約と書いたのは、オリジナルが
フランスのmotorevueという雑誌で掲載されたのですが、
これを全部の彼の言葉を訳したのではなくて、話していることを
イタリア語にまとめて載せていました。ということで当該の
雑誌をフランス語の辞書を片手に読みたいのですが、今の
ところはできないでいます。
ということでwww.motonline.comでイタリア語に要約された
文章を読んでみると、まぁ、不満がかなり出ていますね。
アプリリアという日本メーカーより小さな組織で250を
やることになって、マックス・ビアッジを擁し
社長のイバーノ・ベッジョ、チームコーディネーターの
カルロ・ペルナット、ライダーのビアッジにチーフエンジニア
のヤン・ウィットーベンという個性の強いテンションの高い
四人が絶妙のパワーバランスで中量級排気量クラスを戦って
いた時には打倒ホンダ、ヤマハに向かって力が結集して
いい方向に向いていました。
しかし、あれだけのメンバーがあのテンションで永遠に一致
団結できるのは難しく、ロッシが500ccに上がる時に
カルロ・ペルナットはスイスオートのV4の採用を推奨した
ものの、これを却下されてしまいました。
その後、500V2で活動した後に、アプリリアのMotoGP
活動が始まりました。ここからのことについて今回の
インタビューは触れているのですが、オランダ人は
V2という、SBKで勝っていて経験のあるエンジンレイアウト
で勝負したい。さらにこれはコスワース社に頼むより
はるかに安上がりになるとゲルマン系らしい考え方で
提案していたのですが、これは無視されて結局、F1テクノロジー
が詰まった三気筒エンジンの採用ということになってしまった
ようで、これは大きな失策だったと振り返っています。
さらに、彼は芳賀とエドワーズのような高いライダーという
のはマシンが勝てる状態になった時に引っ張ってくるべき
であって、そうでない時期にあのマシンに乗せたのは間違い
だったと述べています。
さらに、お金の話というのがあって、これは昨年の今の時期
というのはアプリリアが危ないとか関係各所に支払いが
滞っているという話が出ていましたが、より詳しく個人的な
感情を込めて話しています。まぁ、アプリリアの経営危機
の時に銀行が支援団を作ってサポートに周るという話が出た
時に私はミラノに居て、その銀行団の中の一つのイタリアで
結構大きい銀行に勤めていてミラノエリアの融資などを担当
している人と話していて、金ばかり掛かって結果が出ていない
活動に金をこれから先出すことは一般的にないだろうと言われ
アプリリアのMotoGPの将来は暗いなと思ったものでした。
マンションを買うのができる範囲の全てなのに、無理して
一軒屋を買って、後々大変な思いをしているサラリーマン
というのは多いと思いますが、125、250、SBKを
やっているだけで良かったのにMotoGPをやったばかりに
こうなってしまったというのがヴェネツィアからカルロ・
ペルナット、ヤン・ウィットーベンがいなくなり、社長
が名誉職になってしまった一つの原因だと思ってしまう
私です。
ここに先日、かつてアプリリアのマシン製作の陣頭指揮を
取っていたヤン・ウィットーベンのインタビューのイタリア語
の要約が載っていました。要約と書いたのは、オリジナルが
フランスのmotorevueという雑誌で掲載されたのですが、
これを全部の彼の言葉を訳したのではなくて、話していることを
イタリア語にまとめて載せていました。ということで当該の
雑誌をフランス語の辞書を片手に読みたいのですが、今の
ところはできないでいます。
ということでwww.motonline.comでイタリア語に要約された
文章を読んでみると、まぁ、不満がかなり出ていますね。
アプリリアという日本メーカーより小さな組織で250を
やることになって、マックス・ビアッジを擁し
社長のイバーノ・ベッジョ、チームコーディネーターの
カルロ・ペルナット、ライダーのビアッジにチーフエンジニア
のヤン・ウィットーベンという個性の強いテンションの高い
四人が絶妙のパワーバランスで中量級排気量クラスを戦って
いた時には打倒ホンダ、ヤマハに向かって力が結集して
いい方向に向いていました。
しかし、あれだけのメンバーがあのテンションで永遠に一致
団結できるのは難しく、ロッシが500ccに上がる時に
カルロ・ペルナットはスイスオートのV4の採用を推奨した
ものの、これを却下されてしまいました。
その後、500V2で活動した後に、アプリリアのMotoGP
活動が始まりました。ここからのことについて今回の
インタビューは触れているのですが、オランダ人は
V2という、SBKで勝っていて経験のあるエンジンレイアウト
で勝負したい。さらにこれはコスワース社に頼むより
はるかに安上がりになるとゲルマン系らしい考え方で
提案していたのですが、これは無視されて結局、F1テクノロジー
が詰まった三気筒エンジンの採用ということになってしまった
ようで、これは大きな失策だったと振り返っています。
さらに、彼は芳賀とエドワーズのような高いライダーという
のはマシンが勝てる状態になった時に引っ張ってくるべき
であって、そうでない時期にあのマシンに乗せたのは間違い
だったと述べています。
さらに、お金の話というのがあって、これは昨年の今の時期
というのはアプリリアが危ないとか関係各所に支払いが
滞っているという話が出ていましたが、より詳しく個人的な
感情を込めて話しています。まぁ、アプリリアの経営危機
の時に銀行が支援団を作ってサポートに周るという話が出た
時に私はミラノに居て、その銀行団の中の一つのイタリアで
結構大きい銀行に勤めていてミラノエリアの融資などを担当
している人と話していて、金ばかり掛かって結果が出ていない
活動に金をこれから先出すことは一般的にないだろうと言われ
アプリリアのMotoGPの将来は暗いなと思ったものでした。
マンションを買うのができる範囲の全てなのに、無理して
一軒屋を買って、後々大変な思いをしているサラリーマン
というのは多いと思いますが、125、250、SBKを
やっているだけで良かったのにMotoGPをやったばかりに
こうなってしまったというのがヴェネツィアからカルロ・
ペルナット、ヤン・ウィットーベンがいなくなり、社長
が名誉職になってしまった一つの原因だと思ってしまう
私です。
ここプラハでも暖かくなってきて、女性のファッションも
露出度の高いものになってきました。美脚好きの皆さん、
ここはいい町ですよ。私は巨乳好きですが、少しだけフラン
ソワ・トリュフォーの気持ちがわかりますね。
そんな町行く人たちの姿を見ていて、こういったファッション
などもやはり民主化されたから少々大胆な格好をするように
なったんだろうなとか好きなことを好きなだけ言えたり、
やりたいことができるような体制というのはいいものだと
思ったりした私です。
日本にいるときにかつて、TBSラジオのコサキンの深夜のラジオ
を聞いていて 、誰も頼んでいないのに、超ミニスカートを
履く欧陽菲菲や木の実ナナに誰か二枚目のイエローカードを
出す人はいないのか、西川峰子のキャミソール姿にレッド
カードを出す人はいないのかというネタがありました。
私も確かに見ている方が恥ずかしくなるからああいった服装
は止めて欲しいものだと思っていました。
しかし、ヨーロッパに着てから、とりわけイタリアという
国に住んでから考え方が変わりましたね。
世間がどう思おうが、周りがどう感じようが、別に法律に
触れているわけでないので、あのファッションはありでは
ないか。世間がどう感じようと、それに合わせて何かを
改めたところで世間なんて何も不具合が生じた時に誰も
責任を取ってくれないし、多分取りようもない。
個人個人が思い思いに好きなファッションを楽しむことが
できる空気とか政治体制、民主的な組織や世間の目というのが
存在する町や都市、国というのはいい場所だと思う私です。
まぁ、熟女好きでもないですが、子供や熟年の世代、年寄りが
元気な町とか国はいいところだと思いますね。
露出度の高いものになってきました。美脚好きの皆さん、
ここはいい町ですよ。私は巨乳好きですが、少しだけフラン
ソワ・トリュフォーの気持ちがわかりますね。
そんな町行く人たちの姿を見ていて、こういったファッション
などもやはり民主化されたから少々大胆な格好をするように
なったんだろうなとか好きなことを好きなだけ言えたり、
やりたいことができるような体制というのはいいものだと
思ったりした私です。
日本にいるときにかつて、TBSラジオのコサキンの深夜のラジオ
を聞いていて 、誰も頼んでいないのに、超ミニスカートを
履く欧陽菲菲や木の実ナナに誰か二枚目のイエローカードを
出す人はいないのか、西川峰子のキャミソール姿にレッド
カードを出す人はいないのかというネタがありました。
私も確かに見ている方が恥ずかしくなるからああいった服装
は止めて欲しいものだと思っていました。
しかし、ヨーロッパに着てから、とりわけイタリアという
国に住んでから考え方が変わりましたね。
世間がどう思おうが、周りがどう感じようが、別に法律に
触れているわけでないので、あのファッションはありでは
ないか。世間がどう感じようと、それに合わせて何かを
改めたところで世間なんて何も不具合が生じた時に誰も
責任を取ってくれないし、多分取りようもない。
個人個人が思い思いに好きなファッションを楽しむことが
できる空気とか政治体制、民主的な組織や世間の目というのが
存在する町や都市、国というのはいい場所だと思う私です。
まぁ、熟女好きでもないですが、子供や熟年の世代、年寄りが
元気な町とか国はいいところだと思いますね。
いよいよテニスのロランギャロが始まります。
毎年、何かが起こり、何かが壊れ、何かが生まれる
このパリでのクレイコート世界一決定戦。ヨーロッパ
ナンバーワンスポーツチャンネルを自称するユーロスポート
もものすごい放送時間を割いてカバーします。
すでにプレビュー番組を見ましたが、今年も盛り上がりそうです。
ここチェコのプラハでは、ギャンブル好きにとってはたまら
なくいい町でして、チャンレジャーレベルの大会の試合の
勝ち負けすら賭けの対象にしていますが、当然、一回戦の
試合からオッズがホワイトボードに書かれています。
まぁ、四大大会の一回戦ですから、アップセットがあって
もおかしくないので、もうけるチャンスかも知れません。
昨年は一回戦のサントロ対クレマンの試合が足掛け二日
六時間を越える熱闘となり、四大大会の一回戦というのは
大変なものなんだと改めて知りました。同時にオリバー・
ストーンの作品のJFK二回見るより長い時間テニスすると
いうことのタフさや週末プレイヤーがシングルスを一セット
やってしんどい思いしていることを考えるとどれだけ
彼らは元気なんだと思いましたね。
スポーツバーでチェコビールを片手に見たいと思っています。
毎年、何かが起こり、何かが壊れ、何かが生まれる
このパリでのクレイコート世界一決定戦。ヨーロッパ
ナンバーワンスポーツチャンネルを自称するユーロスポート
もものすごい放送時間を割いてカバーします。
すでにプレビュー番組を見ましたが、今年も盛り上がりそうです。
ここチェコのプラハでは、ギャンブル好きにとってはたまら
なくいい町でして、チャンレジャーレベルの大会の試合の
勝ち負けすら賭けの対象にしていますが、当然、一回戦の
試合からオッズがホワイトボードに書かれています。
まぁ、四大大会の一回戦ですから、アップセットがあって
もおかしくないので、もうけるチャンスかも知れません。
昨年は一回戦のサントロ対クレマンの試合が足掛け二日
六時間を越える熱闘となり、四大大会の一回戦というのは
大変なものなんだと改めて知りました。同時にオリバー・
ストーンの作品のJFK二回見るより長い時間テニスすると
いうことのタフさや週末プレイヤーがシングルスを一セット
やってしんどい思いしていることを考えるとどれだけ
彼らは元気なんだと思いましたね。
スポーツバーでチェコビールを片手に見たいと思っています。
イタリア選手権イモラ
2005年5月23日 スポーツスーパーバイクがとんでもない結果になっていました。
優勝がブリニョーラ、ピニが続き、表彰台の最後がコンフォ
ルティ。一周目を終えなかったライダー達がたくさんいたの
ですが、そのリストの中にはグラミーニ、ボルチャーニ、
アルフォンシ、ヴィッツィエッロ、二周目にはぺデルチーニ
もリタイア。53秒台で走ることができたブロラも9周目に
リタイアということになっていました。
何かがあったのは間違いないのでしょうが、五日後の
シルバーストーンの予選にちゃんと走れるのか心配です。
追記 SSのフィニッシュはかなりきわどいものだったようで
フォトフィニッシュで1−3位を判定したものだったようです。
スーパースポートに関しては
サンナ、クルチャーニ、アントネッロが最後の最後まで優勝
争いをしたようでコンマ133までにこの三人がなだれ込む
レースだったようです。四位争いがジュウゴバス、コルティ、
マリオッティーニというメンバーでの争い。ゴイが単独
走行、バイオッコが続きましたが、サンナの速さとカワサキの
600が速いのはいいことですが、チームライトスピードは
クルチャーニとバイオッコの差がありすぎる気がします。
これだったらクルチャーニが世界で走ったほうがと思って
しまう私です。
SSは順当でしたが、SBKには驚いたなぁ。現場にいたら
もっと驚いたと思う私です。ヴィッツィエッロに関しては
私は高く評価していて気になるだけに、何ごともなくイギリス
に来て暴れて欲しいのですがどうなことになっているのか
気になっています。
優勝がブリニョーラ、ピニが続き、表彰台の最後がコンフォ
ルティ。一周目を終えなかったライダー達がたくさんいたの
ですが、そのリストの中にはグラミーニ、ボルチャーニ、
アルフォンシ、ヴィッツィエッロ、二周目にはぺデルチーニ
もリタイア。53秒台で走ることができたブロラも9周目に
リタイアということになっていました。
何かがあったのは間違いないのでしょうが、五日後の
シルバーストーンの予選にちゃんと走れるのか心配です。
追記 SSのフィニッシュはかなりきわどいものだったようで
フォトフィニッシュで1−3位を判定したものだったようです。
スーパースポートに関しては
サンナ、クルチャーニ、アントネッロが最後の最後まで優勝
争いをしたようでコンマ133までにこの三人がなだれ込む
レースだったようです。四位争いがジュウゴバス、コルティ、
マリオッティーニというメンバーでの争い。ゴイが単独
走行、バイオッコが続きましたが、サンナの速さとカワサキの
600が速いのはいいことですが、チームライトスピードは
クルチャーニとバイオッコの差がありすぎる気がします。
これだったらクルチャーニが世界で走ったほうがと思って
しまう私です。
SSは順当でしたが、SBKには驚いたなぁ。現場にいたら
もっと驚いたと思う私です。ヴィッツィエッロに関しては
私は高く評価していて気になるだけに、何ごともなくイギリス
に来て暴れて欲しいのですがどうなことになっているのか
気になっています。
チェコ人女性ライダーイタリア選手権登場
2005年5月23日 スポーツ昨年グランプリの125ccクラスに参戦していた
マルケータ・ヤナコーバには今季開幕前に色々な
話しがありました。実際、各チームと交渉はしていましたが
スーパースポート世界選手権にもユーロストック600にも
出ることなく浪人していた彼女がイタリア選手権のイモラ
ラウンドに登場しました。
その彼女について、現場で話したり、イモラにいる業界人から
情報を仕入れたりできなかったのですが、ネット情報から
考えるによくない週末だったようです。
リザルトに関してはwww.motociv.comから入ってclassifiche、
dettaglio classificheで知ったのですが、予選二回目は
一周しか出来なくてなにかトラブルがあったのは簡単に
想像できますし、決勝は一周遅れ。彼女のR6,ピレリという
パッケージでの初めての体験は痛みを伴う結果となりました。
彼女が何をするかはわかりませんが、125をやらないとなると
250かSSとなるわけですが、イタリアのように国内選手権
で250がないとなると125から250には行けないわけ
で当然600となりますね。これはサンナ、スカルビーニ、
ゴイといった連中も取っている進路です。
何をどうするかわかりませんが、性格的にはいい子なので
見守りたい気持ちはありますね。ただ、イタリアのチーム
にとっていいライダーというのは速さもあって、お金の
払えるライダーなので、この二つを備えるというのは
難しい課題だと思います。
マルケータ・ヤナコーバには今季開幕前に色々な
話しがありました。実際、各チームと交渉はしていましたが
スーパースポート世界選手権にもユーロストック600にも
出ることなく浪人していた彼女がイタリア選手権のイモラ
ラウンドに登場しました。
その彼女について、現場で話したり、イモラにいる業界人から
情報を仕入れたりできなかったのですが、ネット情報から
考えるによくない週末だったようです。
リザルトに関してはwww.motociv.comから入ってclassifiche、
dettaglio classificheで知ったのですが、予選二回目は
一周しか出来なくてなにかトラブルがあったのは簡単に
想像できますし、決勝は一周遅れ。彼女のR6,ピレリという
パッケージでの初めての体験は痛みを伴う結果となりました。
彼女が何をするかはわかりませんが、125をやらないとなると
250かSSとなるわけですが、イタリアのように国内選手権
で250がないとなると125から250には行けないわけ
で当然600となりますね。これはサンナ、スカルビーニ、
ゴイといった連中も取っている進路です。
何をどうするかわかりませんが、性格的にはいい子なので
見守りたい気持ちはありますね。ただ、イタリアのチーム
にとっていいライダーというのは速さもあって、お金の
払えるライダーなので、この二つを備えるというのは
難しい課題だと思います。
名古屋人が名古屋を説明するときに
2005年5月23日 日常名古屋人がどこの出身かと尋ねられて、名古屋と答えて
その場所を説明するのに、決まって豊田の近くのという
ありきたりな答えをしていますし、そうやって説明する
のが一番だと話し、また、そうでないとわかってもらえ
ないという人を随分見てきました。
しかし、それでいいのかなという気持ちとちょっとした
疑問がありますね。
極端な言い方をすると、ロシアを含めてG8の人々を
百人呼んで、このG8メンバーの国の三番目に大きい町の
場所と人口を言ってみてくれという質問をぶつけて、
この八ヶ国の三番目に大きい都市の場所と人口数を言えたら
それはかなり大したものだと思いますね。
変な話、芸能人というのはたくさん日本にいますが、
二時間ドラマの最後のクレジットで主役、準主役の次くらい
に名前が出る人の顔と名前がすぐに一致するかというと
かなり難しい。十番目までの役者さんの顔を見せて、
名前をちゃんと漢字で書けるとなると相当な芸能通だと
思います。
ということで、名古屋を知ってもらうことにエネルギーを
傾ける人はそれはそれで偉いと思うし、いいと思うけれど、
世界の多くの国でサミット参加国の三番目の都市の名前と
都市の場所と人口を言える人というのはそれほど多くない
はずなので、別に豊田の近くだと話してわかってもらわなく
てもいいような気がする私です。
チェコという国にいてチェコ人から耳にする名前は東京
以外では長野ですね。まぁ、アイスホッケーが国技の
国なのでアメリカ、カナダ、そして大嫌いなロシアに
勝ってゴールドメダルを獲ったウィンターオリンピック
開催地というのは印象に残っているのでしょう。
その場所を説明するのに、決まって豊田の近くのという
ありきたりな答えをしていますし、そうやって説明する
のが一番だと話し、また、そうでないとわかってもらえ
ないという人を随分見てきました。
しかし、それでいいのかなという気持ちとちょっとした
疑問がありますね。
極端な言い方をすると、ロシアを含めてG8の人々を
百人呼んで、このG8メンバーの国の三番目に大きい町の
場所と人口を言ってみてくれという質問をぶつけて、
この八ヶ国の三番目に大きい都市の場所と人口数を言えたら
それはかなり大したものだと思いますね。
変な話、芸能人というのはたくさん日本にいますが、
二時間ドラマの最後のクレジットで主役、準主役の次くらい
に名前が出る人の顔と名前がすぐに一致するかというと
かなり難しい。十番目までの役者さんの顔を見せて、
名前をちゃんと漢字で書けるとなると相当な芸能通だと
思います。
ということで、名古屋を知ってもらうことにエネルギーを
傾ける人はそれはそれで偉いと思うし、いいと思うけれど、
世界の多くの国でサミット参加国の三番目の都市の名前と
都市の場所と人口を言える人というのはそれほど多くない
はずなので、別に豊田の近くだと話してわかってもらわなく
てもいいような気がする私です。
チェコという国にいてチェコ人から耳にする名前は東京
以外では長野ですね。まぁ、アイスホッケーが国技の
国なのでアメリカ、カナダ、そして大嫌いなロシアに
勝ってゴールドメダルを獲ったウィンターオリンピック
開催地というのは印象に残っているのでしょう。
yasumarzo表敬訪問フラデッツクラローべ編
2005年5月21日 日常今季からスーパースポート世界選手権にホンダCBRで参戦
しているKLINTERMOTOチームのヨゼフに関しては以前ヴァレ
ンシアでインタビューをして、ここで発表しました。
今回は彼の地元であるフラデッツクラローべにプラハから
出かけて彼のオフィス兼ワークショップなどを訪問。色々な
話をしながら見学させていただきました。今回はこのことに
ついて書いてみたいと思います。
筆者は今まで世界格式のレーシングチームの事務所兼ワーク
ショップは何件か出かけたことがあります。ホンダの250で
活動していた時のテック3、チームアルスター、ライトスピード
やボスコモト(昨年までユニオンバイクジモータースポーツ
はヤマハR1で活動していたのですが、オフィスとは別に
ベルガモのボスコモトで開発やメンテナンスを手がけていた)
に足を運んだこともありましたが、今回はプラハから約二時間
のフラデッツクラローべに行きました。
美しいチェコの自然を眺め、いくつかの日本では全然知られて
いない小さな町で途中停まりながら、フラデッツクラローべ
到着。ここは駅と長距離バス乗り場が一緒のところにあるの
ですが、ここから電話すると、ヨゼフが出て、『五分待って
いてくれ。』とのこと。こういう時の五分というのは大体
十分や二十分になると思っていたら本当に五分で到着。すぐに
車中の人となった。
駅を周りこむように駅の裏手に行くと、チェコ国鉄の踏み切り
を超えて彼の事務所兼ワークショップに。かつて松田優作が
主演していた日テレ系の『探偵物語』の工藤探偵事務所の
ような建物が彼らの全ての発信地である。
今まで見せていただいた他のチームの建物に比べ小ぶりで
古めかしいものを感じるが、別に大きくて新しいものが全て
においていいわけでなくて、事務所の維持費や賃貸料金、
交通アクセス、現在の参戦カテゴリーやチームの規模を考え
ればこの大きさで十分なのだろう。
このヨゼフ・クビシェクというのはかつてチェコ選手権など
をやっていたライダーで、彼が走らせていたバイクや走行中の
写真などが事務所に飾られていた。そんな写真を見ている
私に早速チェコビールを持って来てくれた。
ここに来た日本人というのは私が初めてらしく、ビッグウェ
ルカムで迎えてくれた。ビールは三杯目以降数えていませんが、
結構飲んだ気がします。
彼と共に家路についたのですが、彼はフラデッツクラローべ
に住んでいるわけではなくて、ここから30キロ先の田舎町
に家族と住んでいてここに彼の車で直行。美しいチェコの
田舎を見ながら、日本のガイドブックには乗っていない
田舎町の特徴を教えてもらいながら帰宅。
さらにここからまた食事をしながらビールである。
私のチェコ語のボキャブラリーは乏しいものですが、
何とか単語を探しながらこの彼の家の30メーター前の
ドイツ人が言うガストホフというレストラン、バー、民宿
が一緒になったところでビールである。これがまたチェコ料理
に合う。
今シーズンの話、今季の終盤の話などをしながら楽しい時を
過ごし、夜はふけていった。
しているKLINTERMOTOチームのヨゼフに関しては以前ヴァレ
ンシアでインタビューをして、ここで発表しました。
今回は彼の地元であるフラデッツクラローべにプラハから
出かけて彼のオフィス兼ワークショップなどを訪問。色々な
話をしながら見学させていただきました。今回はこのことに
ついて書いてみたいと思います。
筆者は今まで世界格式のレーシングチームの事務所兼ワーク
ショップは何件か出かけたことがあります。ホンダの250で
活動していた時のテック3、チームアルスター、ライトスピード
やボスコモト(昨年までユニオンバイクジモータースポーツ
はヤマハR1で活動していたのですが、オフィスとは別に
ベルガモのボスコモトで開発やメンテナンスを手がけていた)
に足を運んだこともありましたが、今回はプラハから約二時間
のフラデッツクラローべに行きました。
美しいチェコの自然を眺め、いくつかの日本では全然知られて
いない小さな町で途中停まりながら、フラデッツクラローべ
到着。ここは駅と長距離バス乗り場が一緒のところにあるの
ですが、ここから電話すると、ヨゼフが出て、『五分待って
いてくれ。』とのこと。こういう時の五分というのは大体
十分や二十分になると思っていたら本当に五分で到着。すぐに
車中の人となった。
駅を周りこむように駅の裏手に行くと、チェコ国鉄の踏み切り
を超えて彼の事務所兼ワークショップに。かつて松田優作が
主演していた日テレ系の『探偵物語』の工藤探偵事務所の
ような建物が彼らの全ての発信地である。
今まで見せていただいた他のチームの建物に比べ小ぶりで
古めかしいものを感じるが、別に大きくて新しいものが全て
においていいわけでなくて、事務所の維持費や賃貸料金、
交通アクセス、現在の参戦カテゴリーやチームの規模を考え
ればこの大きさで十分なのだろう。
このヨゼフ・クビシェクというのはかつてチェコ選手権など
をやっていたライダーで、彼が走らせていたバイクや走行中の
写真などが事務所に飾られていた。そんな写真を見ている
私に早速チェコビールを持って来てくれた。
ここに来た日本人というのは私が初めてらしく、ビッグウェ
ルカムで迎えてくれた。ビールは三杯目以降数えていませんが、
結構飲んだ気がします。
彼と共に家路についたのですが、彼はフラデッツクラローべ
に住んでいるわけではなくて、ここから30キロ先の田舎町
に家族と住んでいてここに彼の車で直行。美しいチェコの
田舎を見ながら、日本のガイドブックには乗っていない
田舎町の特徴を教えてもらいながら帰宅。
さらにここからまた食事をしながらビールである。
私のチェコ語のボキャブラリーは乏しいものですが、
何とか単語を探しながらこの彼の家の30メーター前の
ドイツ人が言うガストホフというレストラン、バー、民宿
が一緒になったところでビールである。これがまたチェコ料理
に合う。
今シーズンの話、今季の終盤の話などをしながら楽しい時を
過ごし、夜はふけていった。
yasumarzo表敬訪問の巻プラハ編
2005年5月21日 日常チェコのプラハに来て、尋ねるところに某新聞社のプラハ
支局があります。今回はその時の話を。
日本の全国紙や通信社というのはいくつかありますが、この中央
ヨーロッパで支局を設けている会社でウィーンに事務所を
構えるところは多いのですが、日本で最大の部数を誇る
Y新聞のみがここチェコのプラハに支局を置いています。
チョコのプラハに居ることが多くなった私が滞在中に訪問すると
日本語であれやこれや話すことができるチェコ人がこの
Y新聞の方です。今回早速アポを取って出かけた次第です。
この方というのは以前日本にも来たことがある人でして、
日本の事情にも明るいのですが、逆になかなかチェコ語が
わからない日本人の私にとってハヴェル引退後のクラウス
の不人気ぶりなどはわかりにくいものですし、チェコ共産党が
勢力を伸ばしているのは理解しにくいものだったのですが、
非常にわかりやすく説明していただきました。
まぁ、ニュースステーションの久米宏の後や阪神の星野監督
の後任は難しい仕事で、なかなかやる人もいなかったり、
どうしても見劣りしてしまうということを想像したり、
かつての社会党の投票は自民党が嫌いで、社会党の非支持者が
アンチ自民で投票していたことを思い出した私でした。
また、やはりアイスホッケー世界選手権でチェコが勝ったという
のはチェコ人にとってすごく大きいことでしたね。これは
大会がクライマックスに進むにつれてチェコにいた私は
リアルに感じましたが、チェコ人の彼は愛国心もあるでしょうし
感じる重みも違ったと改めて思いました。
名古屋の経済の話、いわゆる名古屋メシと言われるひつまぶし、
手羽先などの捨ててしまっていたものを何か工夫して商品化
できないかと考え、そこから新しいメニューができ、それが
名古屋人を好んで口にしているのですが、どうもそういった
メンタリティが名古屋人のごみ分別回収能力の高さや高いレ
ベルの製造業を生み出しているのではないかなどと私が話すと
興味深く耳を傾けていましたね。
名古屋というか、愛知三重岐阜の三県における宅配率の70%
は中日新聞が握っていて、ドラゴンズファンのアンチジャイア
ンツのメンタリティも伴ってY新聞は読者を獲得できないで
いますが、チェコ人がチェコ発で日本語で何かを書いてくれたら
読んでみたい気がする私です。
深みのある会話に満足してここを離れた私でした。
支局があります。今回はその時の話を。
日本の全国紙や通信社というのはいくつかありますが、この中央
ヨーロッパで支局を設けている会社でウィーンに事務所を
構えるところは多いのですが、日本で最大の部数を誇る
Y新聞のみがここチェコのプラハに支局を置いています。
チョコのプラハに居ることが多くなった私が滞在中に訪問すると
日本語であれやこれや話すことができるチェコ人がこの
Y新聞の方です。今回早速アポを取って出かけた次第です。
この方というのは以前日本にも来たことがある人でして、
日本の事情にも明るいのですが、逆になかなかチェコ語が
わからない日本人の私にとってハヴェル引退後のクラウス
の不人気ぶりなどはわかりにくいものですし、チェコ共産党が
勢力を伸ばしているのは理解しにくいものだったのですが、
非常にわかりやすく説明していただきました。
まぁ、ニュースステーションの久米宏の後や阪神の星野監督
の後任は難しい仕事で、なかなかやる人もいなかったり、
どうしても見劣りしてしまうということを想像したり、
かつての社会党の投票は自民党が嫌いで、社会党の非支持者が
アンチ自民で投票していたことを思い出した私でした。
また、やはりアイスホッケー世界選手権でチェコが勝ったという
のはチェコ人にとってすごく大きいことでしたね。これは
大会がクライマックスに進むにつれてチェコにいた私は
リアルに感じましたが、チェコ人の彼は愛国心もあるでしょうし
感じる重みも違ったと改めて思いました。
名古屋の経済の話、いわゆる名古屋メシと言われるひつまぶし、
手羽先などの捨ててしまっていたものを何か工夫して商品化
できないかと考え、そこから新しいメニューができ、それが
名古屋人を好んで口にしているのですが、どうもそういった
メンタリティが名古屋人のごみ分別回収能力の高さや高いレ
ベルの製造業を生み出しているのではないかなどと私が話すと
興味深く耳を傾けていましたね。
名古屋というか、愛知三重岐阜の三県における宅配率の70%
は中日新聞が握っていて、ドラゴンズファンのアンチジャイア
ンツのメンタリティも伴ってY新聞は読者を獲得できないで
いますが、チェコ人がチェコ発で日本語で何かを書いてくれたら
読んでみたい気がする私です。
深みのある会話に満足してここを離れた私でした。
elias out norick arrive?
2005年5月20日 スポーツfirst of all i have to explain about internet point
at hradec kralove in czech republic.
by this pc it is impossible to write in japanese
this is why i write in english.
as far as i know,tony elias will not run at mugello grand prix of
italia,i heard some ruomore about his seat.
norick abe is yamaha backed rider and he is japanese who rode
moto gp bike until last season.this is great advantage to let him ride
yahama m1.
then i think of olivier jacque.but he signed with eckl of kawasaki
after his great performance at shanghai.
other riders? some rider who had experience to ride moto gp bike
jurgen vd goorbergh is free from contract of jir team.
anyway,herve’ poncharal think of request of yamaha and cigarette
company before he will be at toscana circuit.
at hradec kralove in czech republic.
by this pc it is impossible to write in japanese
this is why i write in english.
as far as i know,tony elias will not run at mugello grand prix of
italia,i heard some ruomore about his seat.
norick abe is yamaha backed rider and he is japanese who rode
moto gp bike until last season.this is great advantage to let him ride
yahama m1.
then i think of olivier jacque.but he signed with eckl of kawasaki
after his great performance at shanghai.
other riders? some rider who had experience to ride moto gp bike
jurgen vd goorbergh is free from contract of jir team.
anyway,herve’ poncharal think of request of yamaha and cigarette
company before he will be at toscana circuit.
シャラポワナンバーワンならず
2005年5月18日 スポーツドイツオープンで優勝すれば世界一になる可能性のあった
シャラポワでしたが、エナンに破れ(そのエナンがこの大会
の優勝者で何と三大会連続優勝。今季復帰して二十勝一敗で
ここのところ十七連勝)、第一シードでローマに乗り込むも
準決勝でシュナイダーに負けてしまいました。ということで
またしてもナンバーワンはお預けということになりました。
まぁ、すべての試合に勝てばおのずと世界一になれるので
しょうが、そんなに甘くないわけですし、まぁ恐らくというか
間違いなくロシア人の女子選手の中にはシャラポワ嫌いが
いて、闘志をむき出しに戦ってくる人もいるわけで、
そんなに楽な道のりではないでしょう。
男子のフェデラーのような突き抜けたナンバーワンというのは
今の女子テニスでは出にくいのではないか。ナンバーワンに
仮になっても、ハードワークがたたって、ベルギーのフラマン
人とフランス語国民のかつての2トップが怪我でかなり休む
ことになってしまうような危険性をはらんでいて、体と心の
調子と相談していい状態で臨まなければ今のティア?、?
あたりの大会は勝てないのでしょうが、それを連続して勝って
ナンバーワンに着くというのは選手層の厚さを考えるとなかなか
難しい。シャラポワはメンタルは大丈夫そうな気がしますが、
群雄割拠の中で戦う相手とツアーのスケジュールというもの
がナンバーワンの座を阻んでいる気がする私です。
シャラポワでしたが、エナンに破れ(そのエナンがこの大会
の優勝者で何と三大会連続優勝。今季復帰して二十勝一敗で
ここのところ十七連勝)、第一シードでローマに乗り込むも
準決勝でシュナイダーに負けてしまいました。ということで
またしてもナンバーワンはお預けということになりました。
まぁ、すべての試合に勝てばおのずと世界一になれるので
しょうが、そんなに甘くないわけですし、まぁ恐らくというか
間違いなくロシア人の女子選手の中にはシャラポワ嫌いが
いて、闘志をむき出しに戦ってくる人もいるわけで、
そんなに楽な道のりではないでしょう。
男子のフェデラーのような突き抜けたナンバーワンというのは
今の女子テニスでは出にくいのではないか。ナンバーワンに
仮になっても、ハードワークがたたって、ベルギーのフラマン
人とフランス語国民のかつての2トップが怪我でかなり休む
ことになってしまうような危険性をはらんでいて、体と心の
調子と相談していい状態で臨まなければ今のティア?、?
あたりの大会は勝てないのでしょうが、それを連続して勝って
ナンバーワンに着くというのは選手層の厚さを考えるとなかなか
難しい。シャラポワはメンタルは大丈夫そうな気がしますが、
群雄割拠の中で戦う相手とツアーのスケジュールというもの
がナンバーワンの座を阻んでいる気がする私です。
千葉と福岡の映像を見て思う。
2005年5月17日 スポーツ今季絶好調の千葉ロッテマリーンズと設立当時はたいしたこと
がなかったが現在はパリーグで抜群の実力と人気を誇る福岡
ソフトバンクホークス。ファンあってのプロ野球でお客さんが
たくさん入って、球場は盛り上がっています。そんな光景を
見て毎回思うのはファンのありがたさと球団移転や譲渡に
関することです。今回はそんなことを。
千葉への移転によって、かつてのロッテオリオンズは姿を
変えて千葉ロッテマリーンズになりました。あれだけお客さん
のサポートが大きければ選手のやる気も増すでしょう。
あそこでプレイしている選手たちは本当に幸せだと思いますね。
また、南海ホークスから福岡ダイエーホークスになり、今季から
福岡ソフトバンクホークスになった、九州唯一の球団もファンの
サポートは絶大で素晴らしい観客動員を見せています。
この二球団のファンの応援ぶりは素晴らしいと思いますし、
愛情が強く感じられます。
私はかつて南海ホークスが毎年赤字で、その額がとても南海
電鉄で面倒を見切れなくなり、その時元気だったダイエーと
いうスーパーマーケットチェーンに買われて福岡に本拠地を
移すということに賛成していました。ところが大阪の人と
いうのは、球団がなくなるのは寂しいとか、福岡に行って欲しく
ないという反応をしている人が結構いましたね。
二十億を超える買い物でダイエーが引き取って、福岡に移転
するという発表があってから、南海ホークスのファンだと
自称する人は移転反対の署名運動を始めましたが、私はこれを
冷ややかに見ていました。
南海ホークスの球団の経営を冷え込ませたのは誰なのか。
球場に閑古鳥がシーズン通してないていた状況を作ったのは
誰なのか。それは私は南海ホークスを応援する人があまり
にも少なくて、球場ががらがらだったからだと思います。
今の千葉や福岡のようにお客さんが入っていたら、南海電鉄は
ある程度の赤字額には目をつぶったはずでしょうし、仮に
球団を買いたいという企業が現れても、その当該の企業が
本拠地を移転するということは考えないでしょう。それは
孫さんが福岡にそのままホークスをキープした決断を見ても
明らかです。
弱い時でも応援していて優勝争いするようになった千葉と
福岡の球団のホームスタジアムにはサポーターの数も
ファンのテンションも高いレベルを感じることができますが、
大阪球場や川崎球場にはそれを感じることがなかったです。
ダイエーに買われて福岡に行くことになった時に移転反対を
表明していたファンの中で本当の南海ホークスのファンという
のは弱い時でも難波に足を運んでいた人たちであると思う
のですがその数は200人ぐらいだった気がする私です。
お客さんも入り、盛り上がっている千葉と福岡を見て、
そんなことを思いましたね。
がなかったが現在はパリーグで抜群の実力と人気を誇る福岡
ソフトバンクホークス。ファンあってのプロ野球でお客さんが
たくさん入って、球場は盛り上がっています。そんな光景を
見て毎回思うのはファンのありがたさと球団移転や譲渡に
関することです。今回はそんなことを。
千葉への移転によって、かつてのロッテオリオンズは姿を
変えて千葉ロッテマリーンズになりました。あれだけお客さん
のサポートが大きければ選手のやる気も増すでしょう。
あそこでプレイしている選手たちは本当に幸せだと思いますね。
また、南海ホークスから福岡ダイエーホークスになり、今季から
福岡ソフトバンクホークスになった、九州唯一の球団もファンの
サポートは絶大で素晴らしい観客動員を見せています。
この二球団のファンの応援ぶりは素晴らしいと思いますし、
愛情が強く感じられます。
私はかつて南海ホークスが毎年赤字で、その額がとても南海
電鉄で面倒を見切れなくなり、その時元気だったダイエーと
いうスーパーマーケットチェーンに買われて福岡に本拠地を
移すということに賛成していました。ところが大阪の人と
いうのは、球団がなくなるのは寂しいとか、福岡に行って欲しく
ないという反応をしている人が結構いましたね。
二十億を超える買い物でダイエーが引き取って、福岡に移転
するという発表があってから、南海ホークスのファンだと
自称する人は移転反対の署名運動を始めましたが、私はこれを
冷ややかに見ていました。
南海ホークスの球団の経営を冷え込ませたのは誰なのか。
球場に閑古鳥がシーズン通してないていた状況を作ったのは
誰なのか。それは私は南海ホークスを応援する人があまり
にも少なくて、球場ががらがらだったからだと思います。
今の千葉や福岡のようにお客さんが入っていたら、南海電鉄は
ある程度の赤字額には目をつぶったはずでしょうし、仮に
球団を買いたいという企業が現れても、その当該の企業が
本拠地を移転するということは考えないでしょう。それは
孫さんが福岡にそのままホークスをキープした決断を見ても
明らかです。
弱い時でも応援していて優勝争いするようになった千葉と
福岡の球団のホームスタジアムにはサポーターの数も
ファンのテンションも高いレベルを感じることができますが、
大阪球場や川崎球場にはそれを感じることがなかったです。
ダイエーに買われて福岡に行くことになった時に移転反対を
表明していたファンの中で本当の南海ホークスのファンという
のは弱い時でも難波に足を運んでいた人たちであると思う
のですがその数は200人ぐらいだった気がする私です。
お客さんも入り、盛り上がっている千葉と福岡を見て、
そんなことを思いましたね。
平井堅が盗まれたパソコンは
2005年5月17日 TV平井堅が自宅に帰ったところ、家にあったノートパソコン
を盗まれたというニュースをプラハのネット屋で知った
私です。
芸能人の家に空き巣が入って、被害にあってインタビューに
答える姿というのは何度もテレビのワイドショーで見たこと
がありますが、いわゆるドラマの主役級やバラエティで
冠番組を持っていない人でも豪華な生活をしているんだなと
思ったことがありました。
そんな私からすると、今回の平井堅の時価五万から七万の
ノートパソコンが盗まれたというのは、何だかチープ感が
漂っていて、何だかなぁという気がしますね。
まぁ、もっともその中に彼が考えていたクリエイティビティ
あふれる将来の作品が入っていたらお金を産み出す卵を
失ったことになったり、業界人のメルアドなどがわからなく
なったりということでは被害は大きいのかなという気もします。
まぁ、作品の卵というのは泥棒が孵化できるか不明ですし、
やったらアーティストはすぐにわかりますからね。
そんなこんな思うものの、もう少し高いノートPCを使っていても
いいのにと思ったのは私だけでしょうか。
ザ・ワイドでVTR明けに草野さんにコメントを求められたら
有田芳生はどう答えるのか気になる私です。
を盗まれたというニュースをプラハのネット屋で知った
私です。
芸能人の家に空き巣が入って、被害にあってインタビューに
答える姿というのは何度もテレビのワイドショーで見たこと
がありますが、いわゆるドラマの主役級やバラエティで
冠番組を持っていない人でも豪華な生活をしているんだなと
思ったことがありました。
そんな私からすると、今回の平井堅の時価五万から七万の
ノートパソコンが盗まれたというのは、何だかチープ感が
漂っていて、何だかなぁという気がしますね。
まぁ、もっともその中に彼が考えていたクリエイティビティ
あふれる将来の作品が入っていたらお金を産み出す卵を
失ったことになったり、業界人のメルアドなどがわからなく
なったりということでは被害は大きいのかなという気もします。
まぁ、作品の卵というのは泥棒が孵化できるか不明ですし、
やったらアーティストはすぐにわかりますからね。
そんなこんな思うものの、もう少し高いノートPCを使っていても
いいのにと思ったのは私だけでしょうか。
ザ・ワイドでVTR明けに草野さんにコメントを求められたら
有田芳生はどう答えるのか気になる私です。
愛されていなかったノリック。愛されているノリック
2005年5月16日 スポーツMotoGPのムジェッロが近づいています。毎年色々なことがあり、
年々チケットの値段と観客数が上がっていき、環境対策の
ために無鉛ガソリンに4ストロークだと話しているのに、
サーキットの木は切り取られ、ほたるを見ることがなくなって
しまったムジェッロサーキット。そんなムジェッロに
私は今年行きませんが、昨年行った時に感じたことを書いて
見ます。
ヴァレンティーノ・ロッシがヤマハに移り、ホスピタリティ
スタッフのマックスというイタリア人もレプソルホンダの
服から変わりゴロワーズやヤマハのロゴの入った服を着て
タバコブランド二つが掲げてあるホスピタリティで働いて
いました。
入り口にはwelcome,benvenutiなどサーキットで聞かれる言語
で書いてありましたが、歓迎とかようこそと日本語で書かれて
いないのはヤマハの日本色を出さない控えめな態度とも
取れますが、ちょっとさみしい気がしました。私は日本人
ですからね。
その日本人であることを意識したのがマックスとの会話でした。
『私はここで何か悪いことが起きて欲しくないね。盛り上がる
のはいいけれど、我々日本人は若井を不幸な事故で失って
いるし、昨年にここではノリックがえらい目に遭った。』
と話すとどういうことかと尋ねる彼。
『何かって、イタリア人のフーリガンが彼にカミカゼアタック
をしてヘルメットを奪い逃げ去ったじゃないか』
ロッシに関することには細部に至るまで気を配り、できる
だけのことをしようと頭も体も働かせるが日本人ライダーに
何があっても興味のないイタリア人のこの男が発した言葉
というのは『meno male』(悪くない)という心無い言葉でした。
業界人でしかも同じチーム、メーカーで働いている人間で
こんな言葉が出てくるとはさすがにイタリア人的なメンタリティ
を有している私も思わなくて、怒るやらあきれるやら。
まぁ、彼にすれば自国のスーパーヒーローでヤマハに移っても
成績を残し、こうやって職場を与えてくれるライダーのロッシ
のことは何でも食いつくのでしょうが、日本人ライダーの
心配などしないという本音が出たというところでしょう。
そんなイタリア人が印象の変わるような走りが昨年のノリック
が出来なかったのも事実で、いい成績を出せば手のひらを見事
に返すある意味正直で純粋とも言えるのがイタリア人なのです
が、そう思う一方で同じウェアを着ていて働いている人間に
あんな言葉を口にする人がいる。
一言で言うと嫌でしたね。あの一言以来彼に対する印象が変わ
りました。まぁ、そんな彼のメーカーのえらい人の前では
i love japan.なんて言うのでしょうが。
愛されていなかったノリックを実感した瞬間でした。
そのノリックが今季、SBKに活動の場を変えて参戦している
チームというのがヤマハフランスです。
ここのチームのガルシアの親父さんにはかつてお世話になった
過去もあり、ここのホスピタリティスタッフも知っている
面々です。
私がヴァレンシアに到着し、イタリアのチームと共にサーキット
に入りました。ヤマハフランスのイメージカラーのブルーの
カラーリングのホスピタリティの前を通るとものすごいおいしい
料理を作る(私はこの親父のブーギニオンが五年も前に食べた
のに今なおあの印象が残っている)シェフが結構離れたところ
から私の姿を確認すると駆け寄って来ました。
いつものようにbonjour!から始まってあいさつしていたのですが、
彼が笑顔で『我々のチームは今季阿部と一緒なんだ。一緒に
居られてうれしいよ。彼はスターだし、こうして今季うちで
走るということで同じ時間を過ごすことができて楽しい。』
と話してくれました。
ライダーが速く走るには色々な要素があると思いますが、
いい道具、環境と同時にリラックスできたり、楽しい時を
過ごせる人や場所というのが必要だと思いますね。
愛されていなかったノリックを感じた巨大なホスピタリティ
での昨年とこじんまりとしたホスピタリティだけど、
おいしい料理を作ってくれる親父にビッグウェルカムで
迎えられて愛されているノリック。大きな違いを感じる私
です。
年々チケットの値段と観客数が上がっていき、環境対策の
ために無鉛ガソリンに4ストロークだと話しているのに、
サーキットの木は切り取られ、ほたるを見ることがなくなって
しまったムジェッロサーキット。そんなムジェッロに
私は今年行きませんが、昨年行った時に感じたことを書いて
見ます。
ヴァレンティーノ・ロッシがヤマハに移り、ホスピタリティ
スタッフのマックスというイタリア人もレプソルホンダの
服から変わりゴロワーズやヤマハのロゴの入った服を着て
タバコブランド二つが掲げてあるホスピタリティで働いて
いました。
入り口にはwelcome,benvenutiなどサーキットで聞かれる言語
で書いてありましたが、歓迎とかようこそと日本語で書かれて
いないのはヤマハの日本色を出さない控えめな態度とも
取れますが、ちょっとさみしい気がしました。私は日本人
ですからね。
その日本人であることを意識したのがマックスとの会話でした。
『私はここで何か悪いことが起きて欲しくないね。盛り上がる
のはいいけれど、我々日本人は若井を不幸な事故で失って
いるし、昨年にここではノリックがえらい目に遭った。』
と話すとどういうことかと尋ねる彼。
『何かって、イタリア人のフーリガンが彼にカミカゼアタック
をしてヘルメットを奪い逃げ去ったじゃないか』
ロッシに関することには細部に至るまで気を配り、できる
だけのことをしようと頭も体も働かせるが日本人ライダーに
何があっても興味のないイタリア人のこの男が発した言葉
というのは『meno male』(悪くない)という心無い言葉でした。
業界人でしかも同じチーム、メーカーで働いている人間で
こんな言葉が出てくるとはさすがにイタリア人的なメンタリティ
を有している私も思わなくて、怒るやらあきれるやら。
まぁ、彼にすれば自国のスーパーヒーローでヤマハに移っても
成績を残し、こうやって職場を与えてくれるライダーのロッシ
のことは何でも食いつくのでしょうが、日本人ライダーの
心配などしないという本音が出たというところでしょう。
そんなイタリア人が印象の変わるような走りが昨年のノリック
が出来なかったのも事実で、いい成績を出せば手のひらを見事
に返すある意味正直で純粋とも言えるのがイタリア人なのです
が、そう思う一方で同じウェアを着ていて働いている人間に
あんな言葉を口にする人がいる。
一言で言うと嫌でしたね。あの一言以来彼に対する印象が変わ
りました。まぁ、そんな彼のメーカーのえらい人の前では
i love japan.なんて言うのでしょうが。
愛されていなかったノリックを実感した瞬間でした。
そのノリックが今季、SBKに活動の場を変えて参戦している
チームというのがヤマハフランスです。
ここのチームのガルシアの親父さんにはかつてお世話になった
過去もあり、ここのホスピタリティスタッフも知っている
面々です。
私がヴァレンシアに到着し、イタリアのチームと共にサーキット
に入りました。ヤマハフランスのイメージカラーのブルーの
カラーリングのホスピタリティの前を通るとものすごいおいしい
料理を作る(私はこの親父のブーギニオンが五年も前に食べた
のに今なおあの印象が残っている)シェフが結構離れたところ
から私の姿を確認すると駆け寄って来ました。
いつものようにbonjour!から始まってあいさつしていたのですが、
彼が笑顔で『我々のチームは今季阿部と一緒なんだ。一緒に
居られてうれしいよ。彼はスターだし、こうして今季うちで
走るということで同じ時間を過ごすことができて楽しい。』
と話してくれました。
ライダーが速く走るには色々な要素があると思いますが、
いい道具、環境と同時にリラックスできたり、楽しい時を
過ごせる人や場所というのが必要だと思いますね。
愛されていなかったノリックを感じた巨大なホスピタリティ
での昨年とこじんまりとしたホスピタリティだけど、
おいしい料理を作ってくれる親父にビッグウェルカムで
迎えられて愛されているノリック。大きな違いを感じる私
です。
昨晩、アイスホッケー世界選手権がオーストリアのウィーン
で行われました。カードは共にアイスホッケー強国のカナダと
チェコ。私は現地には行けずにプラハでテレビによる観戦と
なりましたが、逆にこの国のホッケー熱を感じることができ
ました。では、試合のレポートです。
試合は第一ピリオドほぼ互角の戦いをしていた両軍でしたが、
シュートになかなか至らず、打てたシュートも威力のない
ものでキーパーにセーブを許してしまう展開。
そんな中、中盤でパックをキープしていたチェコがサイド
チェンジをして、そこからルチンスキーがミドルシュート。
これは決まったかに思えましたが、ポストに跳ね返りゴール
正面へ。ゴール周辺にはカナダディフェンダーが二人いました
がゴール前には位置せず、そこにプロスパルが突進し、シュート
を決めて先制点を上げました。
スポーツバーはもう勝ったような大騒ぎでした。
その後、両軍共にチャンスは作るものの、ディフェンス、
キーパーの守りが固く、シュートはゴールに達することなく
第一ピリオド終了。
第二ピリオドに入り、やはり両軍チャンスを作るものの
後一押しに欠ける。チェコのキーパーはこの大会のベスト
ゴールキーパーに選ばれているヴォコウンである。危ない
場面に出くわすこともあったが強烈なミドルシュートも
ゴール周辺での混戦も冷静に処理している。
第二ピリオドを終えてチェコの1−0というスコアで最終
ピリオドへ。
第三ピリオドお互いにディフェンスのいいところが出て
守備的な戦いになるのかなと思っていたところに中盤で
パックを奪いすぐにサイドチェンジ。ここに走りこんで
来たのがルチンスキーで左45度からフルスイングの
ミドルシュート。これが見事にゴールに突き刺さり、
二点目を得る。
もうプラハのスポーツバーはお祭り騒ぎ。チェジドトホの
声が響きわたる。恐らくチェコ中のスポーツバーや家庭
はこういった光景になっていることだろう。
つまらない反則で一人退場することがあったチェコチーム
だったが、パワープレイのチャンスをカナダはなかなか活かす
ことができず、ゴール直前まで迫るものの、シュートが外に
外れ、枠の中に行く時はディフェンスとキーパーの固い
守りに阻まれて点数を取れないまま時が流れてしまう。
レベルの高い攻防は時の流れを早く感じさせる。残り二分を
切り、カナダはキーパーも上がって総攻撃を仕掛ける。
勝つにはもうこれしかないという戦術で点数を取らなければ
行けないカナダのアタックは凄まじいものだったが、ここ
でもゴールを許さず、逆にチェコゴール寸前での混戦からヴァ
シチェックがパックを叩く。クリーンにヒットできなかった
パックは緩やかに流れ、カナダ人サポーターの悲鳴とチェコ人
サポーターの歓喜の声が流れる中ポストに跳ねて内側に進み
ゴールネットを揺らした。19分7秒チェコに三点目のゴール
である。
これがカナダの息の根を止めて、荒れるカナダ人プレイヤーの
乱闘騒ぎを経てゲームセット。
もうウィーンのアリーナの大歓声も凄かったが(コメンタリー
がその音声に負けないように話すから大変な音量)プラハの
各所のスポーツバーも大熱狂。とりわけ昨年のこの時期
立派なアイスアリーナを建造してホスト国として戦いながら
内容も結果も無残なものを残していただけにアイスホッケーが
国技の国としてはそりゃあもうお祭り騒ぎ。車で走っている
連中は走りながらクラクションを鳴らしまくり、国旗を
振り回したり、ビールを飲みまくっている。
ただ、ひどく冷静さを感じたのは不人気のクラウス大統領が
VIP席での映像で映るとブーイングしていましたね。
まぁ、ニュースステーションの久米宏の後釜、阪神の星野
監督の後任というのは前任者が凄すぎるので、やり難い
仕事ですが、ハヴェルの後の大統領というのはえらく不人気
であることをこんな時にも知りました。
まぁ、何ともファンタスティックな一日でした。
で行われました。カードは共にアイスホッケー強国のカナダと
チェコ。私は現地には行けずにプラハでテレビによる観戦と
なりましたが、逆にこの国のホッケー熱を感じることができ
ました。では、試合のレポートです。
試合は第一ピリオドほぼ互角の戦いをしていた両軍でしたが、
シュートになかなか至らず、打てたシュートも威力のない
ものでキーパーにセーブを許してしまう展開。
そんな中、中盤でパックをキープしていたチェコがサイド
チェンジをして、そこからルチンスキーがミドルシュート。
これは決まったかに思えましたが、ポストに跳ね返りゴール
正面へ。ゴール周辺にはカナダディフェンダーが二人いました
がゴール前には位置せず、そこにプロスパルが突進し、シュート
を決めて先制点を上げました。
スポーツバーはもう勝ったような大騒ぎでした。
その後、両軍共にチャンスは作るものの、ディフェンス、
キーパーの守りが固く、シュートはゴールに達することなく
第一ピリオド終了。
第二ピリオドに入り、やはり両軍チャンスを作るものの
後一押しに欠ける。チェコのキーパーはこの大会のベスト
ゴールキーパーに選ばれているヴォコウンである。危ない
場面に出くわすこともあったが強烈なミドルシュートも
ゴール周辺での混戦も冷静に処理している。
第二ピリオドを終えてチェコの1−0というスコアで最終
ピリオドへ。
第三ピリオドお互いにディフェンスのいいところが出て
守備的な戦いになるのかなと思っていたところに中盤で
パックを奪いすぐにサイドチェンジ。ここに走りこんで
来たのがルチンスキーで左45度からフルスイングの
ミドルシュート。これが見事にゴールに突き刺さり、
二点目を得る。
もうプラハのスポーツバーはお祭り騒ぎ。チェジドトホの
声が響きわたる。恐らくチェコ中のスポーツバーや家庭
はこういった光景になっていることだろう。
つまらない反則で一人退場することがあったチェコチーム
だったが、パワープレイのチャンスをカナダはなかなか活かす
ことができず、ゴール直前まで迫るものの、シュートが外に
外れ、枠の中に行く時はディフェンスとキーパーの固い
守りに阻まれて点数を取れないまま時が流れてしまう。
レベルの高い攻防は時の流れを早く感じさせる。残り二分を
切り、カナダはキーパーも上がって総攻撃を仕掛ける。
勝つにはもうこれしかないという戦術で点数を取らなければ
行けないカナダのアタックは凄まじいものだったが、ここ
でもゴールを許さず、逆にチェコゴール寸前での混戦からヴァ
シチェックがパックを叩く。クリーンにヒットできなかった
パックは緩やかに流れ、カナダ人サポーターの悲鳴とチェコ人
サポーターの歓喜の声が流れる中ポストに跳ねて内側に進み
ゴールネットを揺らした。19分7秒チェコに三点目のゴール
である。
これがカナダの息の根を止めて、荒れるカナダ人プレイヤーの
乱闘騒ぎを経てゲームセット。
もうウィーンのアリーナの大歓声も凄かったが(コメンタリー
がその音声に負けないように話すから大変な音量)プラハの
各所のスポーツバーも大熱狂。とりわけ昨年のこの時期
立派なアイスアリーナを建造してホスト国として戦いながら
内容も結果も無残なものを残していただけにアイスホッケーが
国技の国としてはそりゃあもうお祭り騒ぎ。車で走っている
連中は走りながらクラクションを鳴らしまくり、国旗を
振り回したり、ビールを飲みまくっている。
ただ、ひどく冷静さを感じたのは不人気のクラウス大統領が
VIP席での映像で映るとブーイングしていましたね。
まぁ、ニュースステーションの久米宏の後釜、阪神の星野
監督の後任というのは前任者が凄すぎるので、やり難い
仕事ですが、ハヴェルの後の大統領というのはえらく不人気
であることをこんな時にも知りました。
まぁ、何ともファンタスティックな一日でした。
MotoGPのフランスGPでのことを書きます。125に特化した
話ですが、結果を知りたくない人は読まないでください。
フランスのルマンで行われたMotoGPの125ccクラスで
序盤からリードを奪い、後半はほぼ独走で優勝を決めたのが
昨年不調でどうなることかと思わせてくれていたトーマス・
ルティでした。
一昨年は私も現場で見ていたバルセロナでのレースで一時は
トップを走行し、最終的にはウィナーとなったペドロサに
抜かれたものの二位表彰台をゲット。久しぶりにスイス国旗
が表彰台で掲揚される場面を見ました。
そんな彼ですが昨年はどういうわけか全てがかみ合わず、
成績もレース内容も落ちる一方。今季は土俵際の年となり
ました。
そんな彼は現在ガールフレンドを連れてきていません。
また、メンタルトレーナーを雇ってシーズンオフを過ごしました。
そんな彼は今季好調な滑り出しを見せていつ勝つのだろうと
思っていましたが見事な初勝利でしたね。予選の進め方も
よく、勝利への流れが出来ていました。
そしてこの勝利はチームエリットにとっても初勝利となりました。
このエリットという企業はチェコの会社でチェコ、スロバキア、
ポーランド、ハンガリーといった中央ヨーロッパにかなりの
事業展開をしている会社なのですが、この会社が応援する
チームとなるとレースの世界も個人消費や経済活動に依って
なりたっています。(それを絶対忘れてはいけないと思う
のですが、、、。)ホンダの125のいいマシンと呼ばれる
バイクが昨年チームスコットとチームエリットに供給されて
いた背景にはエリットという存在があったと思います。
エリットとチェコホンダの結びつきというのは日本人で知っている
人はごく僅かだと思うのですがかなり強いですね。
また、このチームのカミオンというのはプラハ郊外のチェコホンダ
のオフィスがあるところでレースがない時駐車してあります。
そんなところからもエリットとチェコホンダの関係の深さが
伺いしれます。
一度バイクの販売店の場所を教えてもらおう
と思いツーリストインフォで尋ねて着いた先がチェコホンダ
の事務所兼ショールームでここで販売店の場所を教えて
いただいたのですがこの時にあのカミオンを見ることが
できました。
(私が『チェコという国はアイスホッケーとサッカーに
関しては細かく色々情報がゲットできるのにバイク関係に
関しては不明なところが多くて販売店に行くつもりが
ここに来てしまいました。』と話すとやさしく応対して
くれました。まぁ、こういった時の対応でその国の人や
当該のメーカーに対する印象というのは良くも悪くもなったり
しますね。)
チェコホンダ、エリットの皆様、そしてチームスタッフに
トーマス。本当におめでとう。多分と言うより間違いなく、
今日のアイスホッケー世界選手権でチェコが優勝するとチェコ人の気持ちはそちらに移って、君の今日の午後の勝利を忘れて
しまいがちになるけれど記録は永遠に残るし、私は世界格式
のレースで勝つことの大変さをよく理解しています。
心から祝福の言葉を送ります。
話ですが、結果を知りたくない人は読まないでください。
フランスのルマンで行われたMotoGPの125ccクラスで
序盤からリードを奪い、後半はほぼ独走で優勝を決めたのが
昨年不調でどうなることかと思わせてくれていたトーマス・
ルティでした。
一昨年は私も現場で見ていたバルセロナでのレースで一時は
トップを走行し、最終的にはウィナーとなったペドロサに
抜かれたものの二位表彰台をゲット。久しぶりにスイス国旗
が表彰台で掲揚される場面を見ました。
そんな彼ですが昨年はどういうわけか全てがかみ合わず、
成績もレース内容も落ちる一方。今季は土俵際の年となり
ました。
そんな彼は現在ガールフレンドを連れてきていません。
また、メンタルトレーナーを雇ってシーズンオフを過ごしました。
そんな彼は今季好調な滑り出しを見せていつ勝つのだろうと
思っていましたが見事な初勝利でしたね。予選の進め方も
よく、勝利への流れが出来ていました。
そしてこの勝利はチームエリットにとっても初勝利となりました。
このエリットという企業はチェコの会社でチェコ、スロバキア、
ポーランド、ハンガリーといった中央ヨーロッパにかなりの
事業展開をしている会社なのですが、この会社が応援する
チームとなるとレースの世界も個人消費や経済活動に依って
なりたっています。(それを絶対忘れてはいけないと思う
のですが、、、。)ホンダの125のいいマシンと呼ばれる
バイクが昨年チームスコットとチームエリットに供給されて
いた背景にはエリットという存在があったと思います。
エリットとチェコホンダの結びつきというのは日本人で知っている
人はごく僅かだと思うのですがかなり強いですね。
また、このチームのカミオンというのはプラハ郊外のチェコホンダ
のオフィスがあるところでレースがない時駐車してあります。
そんなところからもエリットとチェコホンダの関係の深さが
伺いしれます。
一度バイクの販売店の場所を教えてもらおう
と思いツーリストインフォで尋ねて着いた先がチェコホンダ
の事務所兼ショールームでここで販売店の場所を教えて
いただいたのですがこの時にあのカミオンを見ることが
できました。
(私が『チェコという国はアイスホッケーとサッカーに
関しては細かく色々情報がゲットできるのにバイク関係に
関しては不明なところが多くて販売店に行くつもりが
ここに来てしまいました。』と話すとやさしく応対して
くれました。まぁ、こういった時の対応でその国の人や
当該のメーカーに対する印象というのは良くも悪くもなったり
しますね。)
チェコホンダ、エリットの皆様、そしてチームスタッフに
トーマス。本当におめでとう。多分と言うより間違いなく、
今日のアイスホッケー世界選手権でチェコが優勝するとチェコ人の気持ちはそちらに移って、君の今日の午後の勝利を忘れて
しまいがちになるけれど記録は永遠に残るし、私は世界格式
のレースで勝つことの大変さをよく理解しています。
心から祝福の言葉を送ります。
アイスホッケー世界選手権決勝 プラハは燃えている
2005年5月16日 スポーツチェコでアイスホッケーというと日本人に馴染みが深いのが
長野オリンピックでの金メダルでしょう。
この時はQFで優勝候補のアメリカに3−1。SFのカナダ戦
北米リーグで活躍するスターを揃えたカナダに対して最終
ピリオド残り43秒まで一点リードしていながら追いつかれ、
延長ピリオドに入り、押されながらも何とか守り抜きペナル
ティショット戦で勝利し決勝に。
決勝の相手がロシアで、この国の人はスポーツの世界格式の
大会でロシアやドイツが相手になると歴史的な経緯から
ものすごいナショナリズムが強くなるのですが、そんな
憎いロシア人に1点先制して、そこから追加点を奪えずに
逆にものすごい猛攻を受け、32本のシュートを打たれながらも
ゴールを許さずに1−0で金メダルを得たときに冬のチェコの
町の真ん中で時差の関係で朝早くから起きて仮設スクリー
ンを見ていた人たち、家やスポーツバーで長野の映像を目に
していた人たちは大騒ぎ。
このチームの凱旋帰国にはプラハの空港に当時のハベル
大統領が迎えに行くほどの大騒ぎでした。
(ウィンターオリンピックのある時期のチェコで朝五時に
起きて生でアイスホッケーの試合を見て応援する熱というのは
本当にすごい)
そんなチェコチームが徐々に98年からモデルチェンジを
して、さらに新しいアリーナを建設しホスト国として迎えた
昨年の世界選手権は芳しくない内容と結果に終わりました。
しかし、今年隣国オーストリアで行われている大会。
QFをアメリカ相手に0−2で最終ピリオドに二点獲って追いつき、
オーバータイムで決着が着かずにペナルティショット戦を
制し勝利。
昨日のSFではスウェーデンに先制されるも、追いつき、
さらに何とも気力と芸術性がミックスされたシュートで
逆転し、一人反則で失いそこに付け込まれて同点となり
オーバータイムになり、危ない場面を切り抜けて、素晴らしい
ミドルシュートでゴールを奪い決勝進出を決めました。
対する相手はカナダ。こちらはQFをスロバキア戦を点の取り合い
になった見ていて楽しいゲームを5−4で制して、SFはロシア。
この試合は第二ピリオドを終えて4−0でイージーウィンに
なるかと思われた試合でしたが最終ピリオドでロシアの猛反撃
で4−3となり終わってみたら辛勝という印象の試合を勝ち
上がってきました。
プラハのスポーツバーのある店頭には決勝カナダ戦
20時スタートと書かれた看板が目立ちます。恐らく
ビールを飲みながらレプリカユニフォームを着てこの一戦を
応援することでしょう。
プラハは燃えています。
長野オリンピックでの金メダルでしょう。
この時はQFで優勝候補のアメリカに3−1。SFのカナダ戦
北米リーグで活躍するスターを揃えたカナダに対して最終
ピリオド残り43秒まで一点リードしていながら追いつかれ、
延長ピリオドに入り、押されながらも何とか守り抜きペナル
ティショット戦で勝利し決勝に。
決勝の相手がロシアで、この国の人はスポーツの世界格式の
大会でロシアやドイツが相手になると歴史的な経緯から
ものすごいナショナリズムが強くなるのですが、そんな
憎いロシア人に1点先制して、そこから追加点を奪えずに
逆にものすごい猛攻を受け、32本のシュートを打たれながらも
ゴールを許さずに1−0で金メダルを得たときに冬のチェコの
町の真ん中で時差の関係で朝早くから起きて仮設スクリー
ンを見ていた人たち、家やスポーツバーで長野の映像を目に
していた人たちは大騒ぎ。
このチームの凱旋帰国にはプラハの空港に当時のハベル
大統領が迎えに行くほどの大騒ぎでした。
(ウィンターオリンピックのある時期のチェコで朝五時に
起きて生でアイスホッケーの試合を見て応援する熱というのは
本当にすごい)
そんなチェコチームが徐々に98年からモデルチェンジを
して、さらに新しいアリーナを建設しホスト国として迎えた
昨年の世界選手権は芳しくない内容と結果に終わりました。
しかし、今年隣国オーストリアで行われている大会。
QFをアメリカ相手に0−2で最終ピリオドに二点獲って追いつき、
オーバータイムで決着が着かずにペナルティショット戦を
制し勝利。
昨日のSFではスウェーデンに先制されるも、追いつき、
さらに何とも気力と芸術性がミックスされたシュートで
逆転し、一人反則で失いそこに付け込まれて同点となり
オーバータイムになり、危ない場面を切り抜けて、素晴らしい
ミドルシュートでゴールを奪い決勝進出を決めました。
対する相手はカナダ。こちらはQFをスロバキア戦を点の取り合い
になった見ていて楽しいゲームを5−4で制して、SFはロシア。
この試合は第二ピリオドを終えて4−0でイージーウィンに
なるかと思われた試合でしたが最終ピリオドでロシアの猛反撃
で4−3となり終わってみたら辛勝という印象の試合を勝ち
上がってきました。
プラハのスポーツバーのある店頭には決勝カナダ戦
20時スタートと書かれた看板が目立ちます。恐らく
ビールを飲みながらレプリカユニフォームを着てこの一戦を
応援することでしょう。
プラハは燃えています。
プラハオープン最終日
2005年5月16日 スポーツ曇り空のプラハ。しかし、多くのチェコ人は昨晩の
アイスホッケー世界選手権での勝利で気持ちは晴れやか。
さて、テニスではどうなのかと思いつつテニスセンターへ。
昨日はスポンサー関係のビップトーナメントなどがあり、
晴れた空の下にぎやかだったのですが、今日は男女シングルス
の決勝と男子ダブルス決勝のみということで関係者の数が
少なく、さらにチェコ人はテレビでやっていればそれを見れば
いいと思うらしくさみしい数の観客の中で今日は男子シングルス
の決勝からスタート。
男子 ファイナル ヘルニッフ対ヴァネク
オープニングセットを競り合いながらも奪ったヘルニッフは
セカンドに入っても好調で3−0とリードし、ブレイクポイント
を握るがこれを活かしきれずにキープされ3−1に
これで集中力が切れたのか相手が生き返ったのか片や
めろめろに、一方は伸び伸びとプレイすることになり、
そこからはそれまでの展開がうそのような試合となる。
セカンドをヴァネクが6−4と奪うと、そのままの流れを
維持して6−3と割に簡単に制して試合終了。
流れというのは怖いなと思うと同時に二枚腰というか、
土俵際での弱さを感じた私でした。
女子ファイナル サフィーナ対オンドラスコワ
やはり今日も対戦相手より体格が二周り違い、頭一つ
身長が違うサフィーナ。無差別級のタイトルマッチである。
パワーでは明らかにサフィーナ。しかしながら、予測が
いいのか、体のぶれがなくてスムーズに動けるのか、
諦めが悪いのか、サフィーナのショットをエースにすること
なく返すことができるオンドラスコワ。昨日のチェコ人同士
の戦いでは彼女の足ということを意識することは少なく、
クカロワのエラーでラリーの決着が着いていたのでそれほど
動きの良さを感じることはなかったが、よく足が動いている。
そんなチェコ人のプレイにロシア人はよりワイドに
よりディープにショットを打つことになり、それが時に
エラーとなった。
ブレークの応酬で幕を開けたこの試合のキーポイントになった
のは第六ゲームだろう。オンドラスコワのサービスゲームで
キープのチャンスは十分あったのだが、ここでブレイクを
許してしまい、3−3となる。
その後もお互いにサービスブレーク、そしてサービスキープ
するもかなりしんどい思いをしてキープをするという展開。
12ゲームはオンドラスコワがセットポイントをしのいで
タイブレイクへ。
ここではやはり一発でエースを取れるサフィーナがポイント
を支配して、タイブレイクを制した。がっかりするファン、
そして恐らく色々な歴史や経緯、理由で肩身の狭い思いを
しているであろう在チェコロシア人が国旗を振って喜んで
いる。
セカンドの第一ゲームを失望が抜けきれないオンドラスコワ
が落とす。ここで一気に畳み掛けたいサフィーナだったが、
凡ミスとオンドラスコワのドロップショットが効いて
ブレイクに成功。1−1となった。
今日のオンドラスコワはつなぎのボールでネットすることが
多く、仕掛ける前にポイントを失うことが多かった。
昨日まで決まっていた回りこんでのフォアのストレートも
決まったのは数える程度。これはサフィーナのボールに
威力があったせいか、あるいはサフィーナを前後に揺さぶろう
とドロップショットを多用した戦術によるものなのか
本人に聞いてみないとわからないが、自分のパターンに
持ち込むまでにエラーで失点することが多かった。
その後、先にサービスを落とし、反撃を試みるも粘るサフィーナ
にブレイクまでには及ばず逆に第9ゲームを落として終了。
見ていて緊張感に包まれてテンションの高かった試合は
こうして終わりました。
スコア サフィーナ def オンドラスコワ 7−6,6−3
このテニスセンターの近くのスパルタプラハスタジアム
(正確にはトヨタアリーナと呼ぶらしいのですがジモッティ
は昔からの名前のスパルタプラハスタジアムと呼ぶ)で
サッカーのスパルタプラハ対ブルノのゲームが五時から
あったのですが、何だかこの女子のシングルスのテンションの
高さに疲れたので帰ることにしました。八時からは
いよいよチェコ人が楽しみにしているアイスホッケー世界選手権
のファイナルのチェコ対カナダです。優勝したらどんな騒ぎ
になるのでしょう。私の観戦記を書くためと体力温存のために
サッカー観戦は今日はやめにしました。
アイスホッケー世界選手権での勝利で気持ちは晴れやか。
さて、テニスではどうなのかと思いつつテニスセンターへ。
昨日はスポンサー関係のビップトーナメントなどがあり、
晴れた空の下にぎやかだったのですが、今日は男女シングルス
の決勝と男子ダブルス決勝のみということで関係者の数が
少なく、さらにチェコ人はテレビでやっていればそれを見れば
いいと思うらしくさみしい数の観客の中で今日は男子シングルス
の決勝からスタート。
男子 ファイナル ヘルニッフ対ヴァネク
オープニングセットを競り合いながらも奪ったヘルニッフは
セカンドに入っても好調で3−0とリードし、ブレイクポイント
を握るがこれを活かしきれずにキープされ3−1に
これで集中力が切れたのか相手が生き返ったのか片や
めろめろに、一方は伸び伸びとプレイすることになり、
そこからはそれまでの展開がうそのような試合となる。
セカンドをヴァネクが6−4と奪うと、そのままの流れを
維持して6−3と割に簡単に制して試合終了。
流れというのは怖いなと思うと同時に二枚腰というか、
土俵際での弱さを感じた私でした。
女子ファイナル サフィーナ対オンドラスコワ
やはり今日も対戦相手より体格が二周り違い、頭一つ
身長が違うサフィーナ。無差別級のタイトルマッチである。
パワーでは明らかにサフィーナ。しかしながら、予測が
いいのか、体のぶれがなくてスムーズに動けるのか、
諦めが悪いのか、サフィーナのショットをエースにすること
なく返すことができるオンドラスコワ。昨日のチェコ人同士
の戦いでは彼女の足ということを意識することは少なく、
クカロワのエラーでラリーの決着が着いていたのでそれほど
動きの良さを感じることはなかったが、よく足が動いている。
そんなチェコ人のプレイにロシア人はよりワイドに
よりディープにショットを打つことになり、それが時に
エラーとなった。
ブレークの応酬で幕を開けたこの試合のキーポイントになった
のは第六ゲームだろう。オンドラスコワのサービスゲームで
キープのチャンスは十分あったのだが、ここでブレイクを
許してしまい、3−3となる。
その後もお互いにサービスブレーク、そしてサービスキープ
するもかなりしんどい思いをしてキープをするという展開。
12ゲームはオンドラスコワがセットポイントをしのいで
タイブレイクへ。
ここではやはり一発でエースを取れるサフィーナがポイント
を支配して、タイブレイクを制した。がっかりするファン、
そして恐らく色々な歴史や経緯、理由で肩身の狭い思いを
しているであろう在チェコロシア人が国旗を振って喜んで
いる。
セカンドの第一ゲームを失望が抜けきれないオンドラスコワ
が落とす。ここで一気に畳み掛けたいサフィーナだったが、
凡ミスとオンドラスコワのドロップショットが効いて
ブレイクに成功。1−1となった。
今日のオンドラスコワはつなぎのボールでネットすることが
多く、仕掛ける前にポイントを失うことが多かった。
昨日まで決まっていた回りこんでのフォアのストレートも
決まったのは数える程度。これはサフィーナのボールに
威力があったせいか、あるいはサフィーナを前後に揺さぶろう
とドロップショットを多用した戦術によるものなのか
本人に聞いてみないとわからないが、自分のパターンに
持ち込むまでにエラーで失点することが多かった。
その後、先にサービスを落とし、反撃を試みるも粘るサフィーナ
にブレイクまでには及ばず逆に第9ゲームを落として終了。
見ていて緊張感に包まれてテンションの高かった試合は
こうして終わりました。
スコア サフィーナ def オンドラスコワ 7−6,6−3
このテニスセンターの近くのスパルタプラハスタジアム
(正確にはトヨタアリーナと呼ぶらしいのですがジモッティ
は昔からの名前のスパルタプラハスタジアムと呼ぶ)で
サッカーのスパルタプラハ対ブルノのゲームが五時から
あったのですが、何だかこの女子のシングルスのテンションの
高さに疲れたので帰ることにしました。八時からは
いよいよチェコ人が楽しみにしているアイスホッケー世界選手権
のファイナルのチェコ対カナダです。優勝したらどんな騒ぎ
になるのでしょう。私の観戦記を書くためと体力温存のために
サッカー観戦は今日はやめにしました。
プラハオープンレポート 土曜日
2005年5月15日 スポーツ今日も行ってきましたプラハオープン。女子のSF,男子のSFが
行われました。早速私が見た試合のレポートです。
男子SF ヘルニッフ対フリーエゲン
第一セットは競り合いになったものの、要所でいいショットを
決めたヘルニッフが奪い、セカンドに入りすぐにサービス
ブレーク。これで波に乗ってセカンドはベーグル。
7−6,6−0
女子 SF サフィーナ対ポウスティオ
今日のベストマッチがこれ。体格的に明らかに違い、パワー
的に有利なサフィーナにどう対抗するのか。戦前の興味はここ
に絞られていましたが、第一セットまともに戦い劣勢を
悟ったメキシコ人は中ロブを用いて相手のスピードとパワーを
殺す作戦に。次第にロシア人のミスが出てきて、相手のエラー
で得点したり、甘いボールを叩いて加点する展開。
次第にサフィーナはロシア語でわめくようになる
(この国では結構ロシア語が年配層には理解できる人が多い
のですが)
ペースを握って続けてサービスゲームを破り、このセットを
6−4で先制。
第二セットに入って、この中ロブを交えた作戦を止めて
まともな打ち合いを始めて今度はロシア人がペースを握る。
早い展開の打ち合いとなり、メキシコ人にエラーが目立ち
このセットは6−2でサフィーナが奪う。
最終セット やはり第一セットのような作戦を取らずに
まともに打ち合うがサフィーナのボールの威力や配球に
なれたのか互角の展開に。しかしながらも最後はサフィーナ
がパワーで押し切って7−5で制する。
第一セットの作戦を変更してペースを変えて、中ロブを
つないで勝機を見出したあたりは見事だったが、それを
止めてしまったのは打ち合いに自信を持てたからそうしたのか
それとも他の理由があるのかわかりませんが、結果的には
サフィーナの反撃を許す結果になってしまいました。
第三セットをまともに戦って勝っていれば成功と言えたのかも
知れませんが、結果的には失敗に終わりました。
テニスはある意味体重無制限の格闘技のようなところがあり、
体重は無制限で戦いますが、かつて馬場さんが体重が五キロ
違うだけでものすごく違うものだとお話していました。
体重が違い、それでいて動ける相手にどう戦うかというのを
K1という競技でボブ・サップ相手にミルコ・クロコップと
アーネスト・ホーストが実践して、前者は相手の目にパンチ
を叩き込む。後者はレバーブローを打つということで
動ける体重差のある相手に戦いを挑みました。
ジャンルは違いますが相撲では舞の海という相撲の世界では
小さい人が色々な技や作戦を考えて立ち向かって行きました。
今日のサフィーナ対ポウスティオにはそういった体重無制限
の格闘技のかつての試合を思わせるものがありましたが、
途中からは作戦を変更して戦ったのは彼女の意思でそうした
のでしょうが、これは結果は敗戦という形になってしまいました。
女子 SF オンドラスコワ対クカロワ
一回戦をドキッチ、二回戦をコスタニッチとぶち破って
SFにやって来たオンドラスコワが私がタモリのミュージック
ステーションの司会のタモリに見えてしまうクカロワと
戦った一戦。
ある意味クカロワというのは天才なんだろうなと思えるのですが
感覚的に行けると思った日はすごいプレイができて、だめな
時は全くだめだめなんじゃないかと思えます。
今日はだめだめの日でした。
昨日のクカロワのゲームでは彼女のエースと彼女のショットに
押されて相手のクレイバスが返せずにネットしてクカロワの
得点になるケースが多かったのですが、今日はクカロワの
ショットをオンドラスコワが割に簡単に返すことが多く、
その後の展開は少ないエースと数多くの凡ミスでけりがつく
ことが多かったです。
昨日に比べて勝負に行くまでの展開でエラーが多く、また
相手もショットに押されてエラーすることなくきちんと
返されていたのは同年代で同じ国ということでジュニア時代
から一緒にプレイすることが多かったからプレイスタイル
や球質なども十分理解していたからかもしれません。
ということで天才肌の人が自分の才能を発揮できないと
自滅するという典型的な例でスコアは
2−6.2−6です。
ただ、このクカロワの救いは『今日はたまたまだめだった。』
と思っておしまいでなくて、かなり悔しがっていましたからね。
負けず嫌いというのは勝負師にとって大事な要素で天才的な
ものを感じさせるのに執着心があったことを確認できたのは
良かったです。何だかファンになってしまっていますが。
明日は決勝ですが、現在プラハは雨。どうなることやら。
プラハ人だけでなくチェコ人は今日のアイスホッケーの
試合の方に興味が向いています。私もこれからスポーツバー
で観戦です。
ナスフレダノー
行われました。早速私が見た試合のレポートです。
男子SF ヘルニッフ対フリーエゲン
第一セットは競り合いになったものの、要所でいいショットを
決めたヘルニッフが奪い、セカンドに入りすぐにサービス
ブレーク。これで波に乗ってセカンドはベーグル。
7−6,6−0
女子 SF サフィーナ対ポウスティオ
今日のベストマッチがこれ。体格的に明らかに違い、パワー
的に有利なサフィーナにどう対抗するのか。戦前の興味はここ
に絞られていましたが、第一セットまともに戦い劣勢を
悟ったメキシコ人は中ロブを用いて相手のスピードとパワーを
殺す作戦に。次第にロシア人のミスが出てきて、相手のエラー
で得点したり、甘いボールを叩いて加点する展開。
次第にサフィーナはロシア語でわめくようになる
(この国では結構ロシア語が年配層には理解できる人が多い
のですが)
ペースを握って続けてサービスゲームを破り、このセットを
6−4で先制。
第二セットに入って、この中ロブを交えた作戦を止めて
まともな打ち合いを始めて今度はロシア人がペースを握る。
早い展開の打ち合いとなり、メキシコ人にエラーが目立ち
このセットは6−2でサフィーナが奪う。
最終セット やはり第一セットのような作戦を取らずに
まともに打ち合うがサフィーナのボールの威力や配球に
なれたのか互角の展開に。しかしながらも最後はサフィーナ
がパワーで押し切って7−5で制する。
第一セットの作戦を変更してペースを変えて、中ロブを
つないで勝機を見出したあたりは見事だったが、それを
止めてしまったのは打ち合いに自信を持てたからそうしたのか
それとも他の理由があるのかわかりませんが、結果的には
サフィーナの反撃を許す結果になってしまいました。
第三セットをまともに戦って勝っていれば成功と言えたのかも
知れませんが、結果的には失敗に終わりました。
テニスはある意味体重無制限の格闘技のようなところがあり、
体重は無制限で戦いますが、かつて馬場さんが体重が五キロ
違うだけでものすごく違うものだとお話していました。
体重が違い、それでいて動ける相手にどう戦うかというのを
K1という競技でボブ・サップ相手にミルコ・クロコップと
アーネスト・ホーストが実践して、前者は相手の目にパンチ
を叩き込む。後者はレバーブローを打つということで
動ける体重差のある相手に戦いを挑みました。
ジャンルは違いますが相撲では舞の海という相撲の世界では
小さい人が色々な技や作戦を考えて立ち向かって行きました。
今日のサフィーナ対ポウスティオにはそういった体重無制限
の格闘技のかつての試合を思わせるものがありましたが、
途中からは作戦を変更して戦ったのは彼女の意思でそうした
のでしょうが、これは結果は敗戦という形になってしまいました。
女子 SF オンドラスコワ対クカロワ
一回戦をドキッチ、二回戦をコスタニッチとぶち破って
SFにやって来たオンドラスコワが私がタモリのミュージック
ステーションの司会のタモリに見えてしまうクカロワと
戦った一戦。
ある意味クカロワというのは天才なんだろうなと思えるのですが
感覚的に行けると思った日はすごいプレイができて、だめな
時は全くだめだめなんじゃないかと思えます。
今日はだめだめの日でした。
昨日のクカロワのゲームでは彼女のエースと彼女のショットに
押されて相手のクレイバスが返せずにネットしてクカロワの
得点になるケースが多かったのですが、今日はクカロワの
ショットをオンドラスコワが割に簡単に返すことが多く、
その後の展開は少ないエースと数多くの凡ミスでけりがつく
ことが多かったです。
昨日に比べて勝負に行くまでの展開でエラーが多く、また
相手もショットに押されてエラーすることなくきちんと
返されていたのは同年代で同じ国ということでジュニア時代
から一緒にプレイすることが多かったからプレイスタイル
や球質なども十分理解していたからかもしれません。
ということで天才肌の人が自分の才能を発揮できないと
自滅するという典型的な例でスコアは
2−6.2−6です。
ただ、このクカロワの救いは『今日はたまたまだめだった。』
と思っておしまいでなくて、かなり悔しがっていましたからね。
負けず嫌いというのは勝負師にとって大事な要素で天才的な
ものを感じさせるのに執着心があったことを確認できたのは
良かったです。何だかファンになってしまっていますが。
明日は決勝ですが、現在プラハは雨。どうなることやら。
プラハ人だけでなくチェコ人は今日のアイスホッケーの
試合の方に興味が向いています。私もこれからスポーツバー
で観戦です。
ナスフレダノー
クカロバのプレイにタモリを見た。
2005年5月14日 スポーツ木曜日からプラハで行われているテニスのプラハオープン
を観戦していますが、チェコの期待の若手のクカロバの
プレイを見ていて、ふと思ったのが日本のテレビ番組での
タモリさんの姿でした。今回はそのことを書いてみます。
彼女の試合はセンターコートで行われていて、私は二試合
見ましたが、プレイしている時の彼女の姿は何とリラックス
しているのだろうと思いましたね。
来た球を打つ前の準備段階で力が入っているといわゆる
肩に力が入っているというか、力みがあるという状態に
なってしまうのですが、彼女は本当に脱力しているなぁと
思いましたね。
その脱力している構えた状態から、ボールが来て、準備し、
ヒッティング、フォロースルーという流れになるのですが、
この脱力している時間が他のプレイヤーより長いというか
1テンポ多い気がします。
ただ、そこから入力、出力と呼べる準備、そしてヒットという
段階がすごく早い気がしました。
彼女の今日の試合の相手というのはクレイバスだったのですが
クカロバのショットが決まってこのチェコ娘がポイントを
獲るか、彼女のいいショットに押されてクレイバスが返し
きれずにクカロバがポイントするか、あるいはクカロバの
ミスでポイントを落とすかというこの三種類のポイントの
ゲット、ロストが試合の大部分を占めていた気がします。
彼女は胸から肩口あたりで捕らえて早いボールを打っていた
印象が強いのですが、この早いボールというのがかなり
相手にとっては重みがあるというか勢いのあるボールなの
でしょう。エースにならなくても普通の打ち合いでこの
打点で放った早いボールにクレイバスが返しきれずにネット
するというケースが多かったです(逆にオーバーする
ボールはほとんどなかった)
これはクカロバの前の試合にも見られたことでクカロバの
ポイントはエースか相手のミスという場合が多かったですね。
日本人が日本語で頑張るとか根性を出すと言うと、体にも
力が入ってしまう状況になってしまうことが多い気がしますが
力を入れることは大事だけど、同時に抜くところも大事で
あるということを彼女のプレイは教えてくれる気がします。
彼女の姿を見ていると、何だかミュージックステーションの
タモリの司会を思い出してしまい、ちょっと力を抜きすぎじゃ
ないのかと思ってしまいましたが、ヘビーな曲が流れるときに
やたら司会が盛り上げようとしてあおるとちょっと力入り
過ぎだなと思ってしまうのと同じように力が入る前は抜く
のも大事だと思った私でした。
を観戦していますが、チェコの期待の若手のクカロバの
プレイを見ていて、ふと思ったのが日本のテレビ番組での
タモリさんの姿でした。今回はそのことを書いてみます。
彼女の試合はセンターコートで行われていて、私は二試合
見ましたが、プレイしている時の彼女の姿は何とリラックス
しているのだろうと思いましたね。
来た球を打つ前の準備段階で力が入っているといわゆる
肩に力が入っているというか、力みがあるという状態に
なってしまうのですが、彼女は本当に脱力しているなぁと
思いましたね。
その脱力している構えた状態から、ボールが来て、準備し、
ヒッティング、フォロースルーという流れになるのですが、
この脱力している時間が他のプレイヤーより長いというか
1テンポ多い気がします。
ただ、そこから入力、出力と呼べる準備、そしてヒットという
段階がすごく早い気がしました。
彼女の今日の試合の相手というのはクレイバスだったのですが
クカロバのショットが決まってこのチェコ娘がポイントを
獲るか、彼女のいいショットに押されてクレイバスが返し
きれずにクカロバがポイントするか、あるいはクカロバの
ミスでポイントを落とすかというこの三種類のポイントの
ゲット、ロストが試合の大部分を占めていた気がします。
彼女は胸から肩口あたりで捕らえて早いボールを打っていた
印象が強いのですが、この早いボールというのがかなり
相手にとっては重みがあるというか勢いのあるボールなの
でしょう。エースにならなくても普通の打ち合いでこの
打点で放った早いボールにクレイバスが返しきれずにネット
するというケースが多かったです(逆にオーバーする
ボールはほとんどなかった)
これはクカロバの前の試合にも見られたことでクカロバの
ポイントはエースか相手のミスという場合が多かったですね。
日本人が日本語で頑張るとか根性を出すと言うと、体にも
力が入ってしまう状況になってしまうことが多い気がしますが
力を入れることは大事だけど、同時に抜くところも大事で
あるということを彼女のプレイは教えてくれる気がします。
彼女の姿を見ていると、何だかミュージックステーションの
タモリの司会を思い出してしまい、ちょっと力を抜きすぎじゃ
ないのかと思ってしまいましたが、ヘビーな曲が流れるときに
やたら司会が盛り上げようとしてあおるとちょっと力入り
過ぎだなと思ってしまうのと同じように力が入る前は抜く
のも大事だと思った私でした。