ヨシムラがスーパーバイク世界選手権で戦う準備をし始めたようです。
http://www.bikeracing.it/topnews/19540_superbike-yoshimura-suzuki-arriva-nel-mondiale/

果たして、この不景気、日本の社会のレースに対する無関心さ、
テレビ放送などの貧しさといったネガティブな状況の中でスポンサーや
ライダーはどうなるのか気になります。

来年はウィンターオリンピックもあります。日本のメーカーなどのテレビコマーシャル
などはこのメガイベントをあてにした消費者を考えているようですし、
スポンサー獲得には不景気やオリンピックの開催といった状況を考えると
難しい時期です。

そんな中で日本での活動を今年と同じ規模では行わず、世界選手権の方に
リソースを集中させるような話があります。

スポンサーと同時にライダーが誰なのか気になりますね。
個人的には酒井大作というライダーには興味があります。

彼は250で2ストをやってきて注目を浴びたライダーですが、カワサキで600
を走らせてからは、4ストロークを走らせ続けています。
そして、今年は鈴鹿八耐を制しました。

ナチュラルな能力を持っているライダーがチャンスを得られれば、面白い
ことになると思いますね。

果たして、スポンサーとライダーはどうなるのか。どういった体制で
世界選手権にやってくるのか、あるいは計画や予定が、うまく進むのか
気になるところです。


la notizia interesantissimo! la yoshimura crede di arrivare
al campionato mondiale di superbike nel 2010
ma chi e’ l’appoggio economico e chi sale sulla loro moto?
http://www.bikeracing.it/topnews/19540_superbike-yoshimura-suzuki-arriva-nel-mondiale/

abbiamo capito che la yoshimura voglia arrivare al campionato
mondiale di superbike e non crede di partecipare al campionato
nipponico come questa stagione in giappone

qui in giappone gli sponsor pensano di olimpiade invernale
dove ci sono protagonista giapponese che hanno oppotunita’
vincere
poi la copertura della televisione del motociclismo e’ molto
povero
mancano il programma di superbike sulla canale normale
solamente sulla canale sat ci sono i programmi pero’
non e’ in diretta
gli appasionati delle gare dopo aver capito la risulta’
possono vedere l’immagina
percio’ loro vedono la gara sulla pagina ufficiale di
superbike mondiale

allora quale societa’ crede di sponsorrizare e chi sale sulla
moto di yoshimura?
mi interessa daisaku sakai che puo’ guidare bene la yoshimura
suzuki 1000 e ha dominato otto ore di suzuka
credo che abbia il talent naturale

comunque aspettiamo la notizia della yoshimura
se potessero tenere il motore per partecipare alla classe
MotoGP
e’ il sogno pero’ ancora non sappiamo mai qualche marchio
puo’ portare il motore di mille e la squadra pensa di
arrivare o no
http://www.motocorse.com/news/motomondiale/25712_MotoGP_light_Aprilia_e_la_guerra_fra_Dorna_e_Superbike.php

io credo che sia difficle capire qualche team sta alla classe
regina con bassi prezzi

se fossero 10moto ufficiali non puo’ arrivare ai primi 5
poi ci vuole troppi soldi
lo sponsor non vuole pagara 2millioni euro e la moto
arriva alla zona punti e non c’e’ nessun copertura della
televisione

se lo sponsor puo’ pagare 2 millioni euro
loro volevano la squadra che arriva ai primi posizioni
e vorebbero il loro logo sulla televisione

chi ci sarranno o no
ancora non lo so pero’ non posso immaginare la moto della classe
regina con il sostanzioso appoggio economico per arrivare
al numero 10 della gara
バトンが世界タイトルを引っさげて、マクラーレンでゼッケンナンバーワン
をつけることになりました。

まぁ、予想できた展開ですね。ブラウンが払える額とマクラーレンが用意できる
お金を考えると、こういったことが起きることは予想できました。

では、ブラウンおよびメルセデスの欲しがるドライバーは誰なんでしょうか。
まぁ、一人はドイツ人は欲しいと思いますが、あまり強欲さが表に出るような
ことは避けたいでしょうし、メルセデスがシルバーアロウのカラーリングに
なるのかはわかりませんが、メーカー色を出してきて、失敗したら黒歴史の
始まりになる可能性もありますから、国籍にこだわらないこともあり得ますね。

ドライバーの契約がずいぶん、遅くなっている現今ですが、これからが
気になります。

ドイツのオートバイメーカーのMZがかつて、500ccクラスに参戦していたことが
ありました。ユルゲン・ファンデン・グールベルグの健闘とエンジンの良さで
意外な戦闘力を見せたことがありました。

色々な理由が重なって、彼らは撤退していったのですが、そのドイツメーカーが
MotoGPのサーキットへ戻ろうと考えています。カテゴリーはMoto2でライダー
はアンソニー・ウェストのようです。

MZにはかつて80,125,250,500を戦っていたラルフ・ヴァルドマンが
大きくかかわっているのですが、レース界をよく知っている彼だからこそ
できることがあるでしょう。

MZが彼らの希望通りのライダーラインナップで来年の開幕戦に現れるか、微妙な
話ですが、彼らの活動には目を離せませんし、アンソニー・ウェストのシートが
どうなるのか気になります。
オートポリスにカワサキのレース担当部門の担当者とクリス・ヴァーミューレンが
やってきて、テストを開始します。彼らの2010年シーズンはここから始まります。

スズキのMotoGPでの失望の一年を終えたヴァーミューレンが選んだマシンは
カワサキのリッターバイクでした。

戦うカテゴリーはスーパーバイク世界選手権。彼がかつてホンダのリッターバイク
で何勝もしてきたかつての場所に戻って来ます。

カワサキは強いライダーであり、経験のあるライダーを求めていた。
オージーライダーはワークス体制での出走の機会を欲していた。
チームとライダーの幸運な出会いで来年の体制が決まりました。

ワイン・ガードナーが先日ポルティマオで全てのスーパーバイクのマシンを
テストして、意外なことにカワサキのバイクに高い評価を与えていました。
その彼が話していたのは『カワサキのバイクはいい。それゆえにいいライダー
が必要だ』というものでした。

いいバイクを確固たる方向性で開発するエンジニアがいて、その方向性が
正しくて、それをライダーが高い次元で乗りこなせるならばトップグループ
に入ってこれるというのは真実だと思います。

果たして、カワサキの2010年型バイクはどんな仕上がりを見せるのか。
そして、ヴァーミューレンの走りはどうなのか。楽しみです。
chris vermulen prima volta assaggia la moto verde ad autopolis
ci sara’ sicurament il rapporto corse di akashi

dopo la stagione deludente il pilota australiano ritorna
alla classe superbike dove ha partecipato con la honda ten kate

il pilota voleva la forma ufficiale e la squadra ha bisogna
il pilota forte che ha esperienza da guidare la moto litro
credo che sia ottima incontra fra il pilota e la team

mentre navigando internet
wayne gardner ha testato la ninja di superbike
ex il re di motociclismo ha detto
"la moto e’ bene e ha bisogno il pilota forte"
dopo aver guidato tutte 7 moto di superbike a portimao

credo che non sia fenomeno altre pilota della kawasaki nel 2010
pero’ vermulen e’ buon pilota guidare la moto di superbike

allora vediamo il cronometro e il progresso della casa di akashi
e il gran ritorno di pilota australiano
アプリリアがもう一チームに二台のマシンを出すという話というのは
シーズン中盤に流れていました。チームスティギーという話もありましたし、
ロレンツィオーニバイレオーニという話もありました。
今日になって、イタリアメディアで出てきている話というのはこれまで
ドゥカティで戦っていたチームがメーカーをスイッチする意向があり、
そこにマシンを出すというものです。

チームグアンダリー二とステリィルガルダドゥカティが合併して、新チームを
結成して、そこにアプリリアがマシンを送り込むという話が急浮上してきています。

まぁ、急浮上というのはメディア上の話で、この二つのチームもいい体制を作る
ためにシーズン後半から色々な動きを模索していて、その中でいくつかある
選択肢のうちの中で現実化していけそうで、動きやすい話を進めていく。
そこで可能性が高まったのがチームの合併話とアプリリアのリッターバイクの
使用ということだったのでしょう。

まだまだ、詰めなければいけない部分というのは存在するのでしょうが、
今年デビューイヤーにも関わらず、戦闘力を発揮したアプリリアミッレが
他のライダーが走らせたらどうなるのかというのは興味がありますね。

個人的にはルーカ・スカッサ、クラウディオ・コルティ、ハビエル・シメオン、
ベテランではまだシートが決まっていないファビアン・フォレ、フォンシ・ニエト、アレックス・デアンジェリスあたりが走らせたらどうなのか興味深いところです。

今週、ミザノアドレアティコでメーカー直系マシンのアプリリアミッレを
レオン・キャミアーがテストで走ることになっていますが、ひょっとしたら
ミザノから何かニュースが発信されるかもしれません。
まぁ、小さい頃からメーカーとの強力な関係性を有して、いい体制で
走れる人もいます。また、モータースポーツの盛んな国のパスポートを
持っていることで大きなアドバンテージを持って、活動できる人もいます。
では、その正反対の方向にいるが、能力はある人はどうなるのでしょうか。
ハビエル・シメオンの来季はどうなるのでしょうか。

シメオンのアンダー20stk600での走りは見事でした。そして、stk1000
でのパフォーマンスもクラスの上のレベルのものでした。

では、そのストックバイクでの走りで証明した能力だけで世界選手権クラス
の方にいけるのでしょうか。

先日はグレシーニホンダのMoto2バイクをテスト(あるいはオーディションと
言えるのかもしれません)をしていました。

そして、週末にはへレスデラフロンティエラに行き、スペイン選手権の最終戦
で戦っていました。

その彼にはいくつかの話が来ていますが、その中の一つがstk1000でセラフィーノ・
フォーティの率いるチームでBMWチームでもう一年stk1000選手権を戦うという
ものです。

その他には違うカテゴリーのいわゆる中小チームから話が出てきていますが、それには色々な壁があります。

かつて、ジャンルカ・ナンネッリが

『スーパースポートクラスは80%が払って乗っている。スーパーバイクは50%が
お金を持ち込んで走っている』

と話してくれましたが、ライダーに払えるチームというのはいわゆるワークス
チームであり、スーパースポートクラスではそれ以外のチームは持ちこんで
くれるライダーを求めているということでしょう。

シメオンの来季はどうなるのか。

小林一茶の名作

『やせ蛙 負けるな一茶 ここにあり』

という作品を思い浮かべながら彼の近い未来を案じる私です。

dopo la gara in portogallo ex pilota di motomondiale
faceva il test a portimao

confessa di ed re di motomondiale 500
"e’ stato come avere 7 moglie in un giorno!"

infatti poteva tenere tutte moto come lui preferiva e
ha guidato da capire tutte carattere di 4tempi della classe
regina di derivate di serie

comunque vediamo il suo commento interessante
http://www.gpone.com/news/News.asp?NNews=5923
 豊田の男女共同開催のチャレンジャーですが、女子が75Kということもあって
結構、来年のオーストラリアを考えている連中がやって来ます。
その中の一人に私がここのところ注目しているザリーナ・ディヤスが
プレイする予定です。

 このブログで何度も紹介しているので、テニスファンで私のこのブログを
読んでくださっている方はご存じでしょうが、このプラハに住むカザフスタン人は
壊れなければ非常に楽しみなプレイヤーです。

 カザフスタンでのテニス環境を考えて、チェコのプラハベースで活動し、
世界のトップに行くことを考慮して、スケジュールを組んでいる彼女には
選ばれたプレイヤーだから表現できることがあります。

 彼女のファイティングスピリットや欲深さというものがコート上で炸裂
するのを見られるのは、実に楽しいことです。

 この半年でWTAランクを500位台から200位台前半まで急上昇させた彼女
ですが、これで満足などしていません。彼女が求めているのはもっと高い
ゾーンです。

 普通のティーンエイジャーと大人の頭脳を持つ彼女がどんなプレイを
見せてくれるのか豊田のチャレンジャー大会が楽しみです。



かねてからメディア上で噂になっていた話が現実化したようです。
まぁ、メルセデスベンツとしてはいいチーム、勢いのある体制を
求めたというか、それほど大きくなっていなくて、コントロールしやすい
チームを抑えにかかったというところでしょうか。
http://www.crash.net/f1/news/154673/1/mercedes_to_take_over_brawn_gp.html

まぁ、これで面白くないのはマクラーレンでしょうね。
そして、ブラウンは二連覇に向かって必要なディールを得たような気がします。

大きな地殻変動が起きているオフシーズンです。
角田レフェリーのジャッジメントやレフェリングに関してはこれまでも
色々な話がありました。
その彼の仕事ぶりに関して、こうして異論が出てきたり、議論が出てくるというのは
健全なことですし、実際に処分が下るというのは意味のあることだと思います。

レフェリーがストップをかけることによって、選手生命を守ったり、
危険を回避できるのでしょうが、そのジャッジメントに関して大会関係者や
選手サイドに疑義があって、議論が沸騰するということになった場合、
当該のレフェリーに厳しい声をぶつける必要があると思います。

大会関係者が処分を出したということですが、彼自身が冷静に的確な
ジャッジメントだったのか、考える時間と機会を得るのは、格闘技の
世界の安全性を考えるうえで重要なことでしょう。

角田レフェリーが自ら引いたのか、関係者が処分を出したのか微妙な
ところですが、画期的な今回の処分だと思います。
電子版のmotosprintを読んでいたら、来年のスーパーバイクのライダー
ラインナップについて書いてありました。そして、そこにはチームスティギー
の姿はありませんでした。
http://www.motosprint.it/sbk/superbike/2009/11/12-1519/I+piloti+della+Superbike+2010

どうやらチームCRSがスティギーのマシンを買ったというか、資金がつきそうなので
スティギーがイタリアのチームにマシンを売ったというところなのでしょう。

私とヨハン・スティゲフェルトとの関係は彼が250ccクラスでグランプリを
戦っていたところから始まります。

私と近いチームで走っていたこともあって、パドックで会えば話をするような
仲だったのですが、その彼が若くしてヘルメットを脱ぎ、チームマネージャー
として成績をあげて、そして、今季からはスーパーバイククラスに参戦するという
ことになり、レオン・ハスラムの勇敢な走りもあって、表彰台にも登壇する
成績も収めました。

しかしながら、今年の彼らには難しいことが一気に押し寄せてきてしまった
ようで、ジャンルカ・ヴィッツィエッロが途中から走れなくなったり、
スーパーバイクの方も活動が怪しくなったりということが出てきました。

サーキットには美しいファンタジィもありますが、醜いリアリティも存在します。

彼らの今後がどうなるのかわかりませんが、一気にチームが大きくなったこと
はいいことかもしれませんが、大きくなる過程で同時進行で進まなければ
いけないことが今年の経済状況の中で歩みを止めてしまったのではないかと
思えます。

彼自身は能力のあるマネージャーだと思います。
早く元気な姿をサーキットで見たいと思っています。
彼なら、下位カテゴリーから出直して、再び高いレベルのクラスに戻って来る
ことができると思います。
まだ、若いチームマネージャーの明るい未来を見たいと思っています。
スーパーバイク世界選手権を制し、その後MotoGPを戦ったのちにアメリカに
渡ったニール・ホッジソンですが、来年はイギリスでスーパーバイクを戦う
ようです。

まぁ、来年のイギリス選手権は世界選手権からイギリスに戻るライダー、
下のカテゴリーからのステップアップ組に加えて、ホッジソンも参戦となると
かなり面白い戦いになりそうですね。


la casa tedesca ha gia partecipato il campionato mondiale di
superbike con due veterani per la vittoria poi in germania
sta al campionato nazionale di superbike per la svilluppa
ora crede di pilota giovane e ha deciso di partecipare al
campionato di coppa FIM stock 1000

la BMW arriva al campionato di stock 1000 dove ci sono piloti
giovani che studia la moto di 4tempi
ora ci sono ben 9 case cioe’ honda yamaha suzuki kawasaki
ducati aprilia MVagusta KTM e la BMW

per i piloti giovani possono girare con altri piloti che guidano
la moto diversa
questo sara’ meglio imparare le carattere delle altre moto
poi ci sono tanti manager a cui interessa il pilota giovane
per il futuro

la BMW ha deciso di fare la nuova sfida con serafino foti
che e’ manager della xerox ducati junior team
e ha vinto il titolo di stock mille con niccolo canepa

vediamo cosa sara’ cosa fara’ nel 2010

dopo aver cambiato il marchio arrivava il pilota spagnolo
la team romana volevano cambiare tutti due sia moto che i piloti
ora annuncia il compagno della squadra
arriva shane byrne

di solito la squadra italiana voleva il pilota italiano
loro squadra ci sono marchi italiani che l’appoggio economico
e volevano perlomeno un pilota italiano su due piloti

anzi la team romana ci sono due stranieri
uno carlos checa che ha gia confermato e poi altre pilota
oggi ha annunciato il pilota inglese che si chiama shane byrne

questo e’ scommesso oppure no
la team di Genesio Bevilacqua arrivava al campionato mondiale
di superbike con la yamaha italia e l’appoggio economico
della federmoto italiana
poi cambiava il marchio cioe’ iniziava la sfida con la honda
partecipare alla classe supersport
poi gli ultimi due anni fa supersport e superbike con la honda
italia

comunque Genesio Bevilacqua voleva cambio per il futuro vicino
gli ultimi due anni non poteva arrivare ai primi posizioni
credo che debba cambiare qualcosa per la team

vediamo la moto di borgno panigale con due stranieri
funziona o no
alla prossima stagione

ドイツのメーカーが世界選手権では勝てるライダーで成績を求め、
ドイツ選手権では開発を進め、FIMカップストック1000選手権では
若手のライダーを育てながら近未来に種を蒔くことにしたようです。

FIMカップストック1000選手権でのオペレーションを行うのはセラフィーノ・フォーティになります。

 彼の姿というのは彼自身がスーパーバイクで世界やイタリア選手権で走って
いたのを思い浮かべるのですが、ライダーとしてのキャリアを終えた後に
パドックで見たのはゼロックスドゥカティのウェアをまとって、ストック1000
選手権で指揮を振るっている姿でした。

 これでFIMカップストック1000選手権というのは日本の四大メーカープラス
ドゥカティ、アプリリア、MVアグスタ、KTMと合わせて9メーカーになります。

 若くて元気のあるライダーが色々なメーカーの特質をサーキットで肌で感じな
がらライディングのスキルを磨くというのは、いい勉強になるのと同時に関係者
へのアピールの大きなチャンスになります。

 ニッコロ・カネパと共に勝利の美酒を味わったセラフィーノ・フォーティが
BMWのリッターバイクと共にどんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。

ヤマハで一台体制でスーパースポートをしていたチームがホンダのマシンで
スーパースポートへ。そして、ホンダのマシンでスーパースポートとスーパーバ
イクでの今年まで活動したのちに、来年はドゥカティでスーパーバイクで参戦す
るというニュースには驚きました。

そのチームにカルロス・チェカが加入し、さらに今日シェーン・バインが
チームメイトとして発表されました。
http://www.crash.net/world+superbikes/news/154614/1/shane_byrne_signs_for_althea_ducati.html

ファイブスターレーシングからメガバイクヤマハに、そして、メガバイクホンダ
からアルテアホンダになり、アルテアドゥカティへと名称は変わり、チームの
規模は大きくなりましたが、中心人物はそのままであり、目指す方向は一緒です。

アレッシオ・コラーディと共に戦いを続けてきた彼らがいいマシンや部品を
求めた末に結論を出したのはドゥカティでスーパーバイク参戦であり、
そして、経験があり、重いバイクで走ることができ、国籍は問わないという
ものでした。

イタリアのチームで世界選手権クラスに出るチームというと、二台体制なら
一人はイタリア人を求めるものですが、彼らはそれを考えずにスペイン人と
イギリス人という体制になりました。

ドゥカティへの変更もチェカとバインというラインナップもギャンブルに
思えますが、同時に現状に満足できずに上を目指すとなるとマシンを変えて、
ライダーのチョイスにパスポートを問わないという方法を考えたと言えます。

彼らの来季がどうなるのか、楽しみです。

チラーノ・ムラローニの冒険は終わりを告げました。
サンマリノ共和国のスポンサーに望みをつないでいた彼らですが、
それは叶わず、最高峰クラスからの撤退をオフィシャリーに発表しました。

まぁ、仕方ないですね。お金をそれも大口で出してくれるところというのは
今の世の中で難しいし、その額が大きいとなると動きは早いこともあるが、
かなり慎重になり、待つ側は首を長くしていないといけない。
しかし、メーカーはそんなに待っていられない。

そして、今年はホンダの重要なライダーの一人である日本人ライダーを切って
しまい、100万ユーロを持ち込んだライダーの方を優先して走らせるが、
チームとしての機能が明らかに低下している中で最高峰クラスにおける
ルーキーライダーがいい成績を残せるわけもない。(実際にタルマッチの
マネージャーはそのあたりが不満でマレーシアの時点では来年のMoto2の
いいチームを探すことに躍起で、目の前のレースのことより重要度をおいて
いました。)

メーカーによく思われずにいて、そしてお金も集まらないとなると撤退という
ことになるのは当然ですね。

私はあのチームの125や250時代の空気感が好きでした。昔ながらのチームの
良さと時代の流れに溶け込みながら活動していく姿が好きだったのですが、
スコット以外のスポンサーのロゴが見えなくなり、資金繰りに追われるシーズン
となるとライダーを切るというような話や日本人の体調の具合を理由に走れない
ような発表をするようになって、お金を持ってこれるライダーを呼んで走らせる
というか、何とかシーズンを乗り切るという方向に流れて行ってしまいましたね。

残念ですが、背伸びし過ぎたところから、彼らのいい時代に戻るきっかけに
なったような一年だったと思います。

チラーノ・ムラローニに関して言うと、賛否両論があります。
日本人で最近の彼を知っている人には否の方が圧倒的にあるでしょう。

私の中にも彼を評価する一方でどうかと思うこともあります。

まぁ、その彼が評価を高めて、メーカーからの信任を得るにはこれからの
活動が重要でしょう。

来年の彼らにとってはV字回復の一歩になるのか、それとも長期低落への
始まりになるのか見守りたいと思います。

ホンダというメーカーはMotoGPにおいては実績がないが、ライダーの
チョイスや将来性、資金的な問題や体制などを考えてteam caffe’ latte
を選んだのは、チラーノ・ムラローニに対する評価の低下や将来に対する
不安という部分もかなり大きかったと思います。

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