ロレンツォ・アルフォンシ ホンダメガバイク加入。
2006年12月1日 スポーツストック1000選手権を制し、SBKの世界選手権や
イタリア選手権に参戦するも、才能と順位に開きのあった
感のあるロレンツォ・アルフォンシがワークスマシンで
スーパースポート世界選手権に参戦する機会を得ました。
チームはメガバイクホンダ。マシンは当然のことながら
ホンダCBR。ホンダが自信と誇りを持って世に問う新型の
600のマシンを駆ることになります。
このチョイスは彼にとってはチャンスであるとは思うのですが、
難しいモノも含んでいます。マシンのキャラクターがリッター
バイクと600で違うこと。ヤマハ育ちの彼でドゥカティの
マシンを走らせたことはありますが、初めてホンダのマシン
をライディングすること。そして、チームメイトはスズキ、
ホンダで優勝の何戦も勝利を奪ったことがある勝ち方を
知っている藤原であるということ。
しかしながら、マシンがCBRであること。チームにスーパー
スポートクラスでの経験が豊富であることなどは明らかに
有利な材料でしょう。
期待と不安。アドバンテージとディスアドバンテージが
重なりあう状況に身を置いた彼がどんな走りをするのだろうか。
まずは、12月の19,20,21とカルタへーナでの
テストを注目したいと思っています。
イタリア選手権に参戦するも、才能と順位に開きのあった
感のあるロレンツォ・アルフォンシがワークスマシンで
スーパースポート世界選手権に参戦する機会を得ました。
チームはメガバイクホンダ。マシンは当然のことながら
ホンダCBR。ホンダが自信と誇りを持って世に問う新型の
600のマシンを駆ることになります。
このチョイスは彼にとってはチャンスであるとは思うのですが、
難しいモノも含んでいます。マシンのキャラクターがリッター
バイクと600で違うこと。ヤマハ育ちの彼でドゥカティの
マシンを走らせたことはありますが、初めてホンダのマシン
をライディングすること。そして、チームメイトはスズキ、
ホンダで優勝の何戦も勝利を奪ったことがある勝ち方を
知っている藤原であるということ。
しかしながら、マシンがCBRであること。チームにスーパー
スポートクラスでの経験が豊富であることなどは明らかに
有利な材料でしょう。
期待と不安。アドバンテージとディスアドバンテージが
重なりあう状況に身を置いた彼がどんな走りをするのだろうか。
まずは、12月の19,20,21とカルタへーナでの
テストを注目したいと思っています。
ex il campione di stock 1000 lorenzo alfonsi ufficialmente
annucio la sua attivita’ con la squadra della honda cbr600
il pilota fiorentino cercava la possibilita’ guidare la
moto piu’ competitiva per la nuova stagione
dopo aver parlato con tante squadre sia superbike sia
supersport ha deciso di partecipare con la nuova honda
cbr al fianco di katsuaki fujiwara
abbiamo capito che sia buon pilota pero’ penso che sia
duro la sua sfida cioe’ la moto e’ completamente diverso
e poi la honda prepara la nuovissima moto nel 2007
il suo compagno e’ fujiwara che e’ forte e ha gia
vinto tante gare sulle moto diverse con la suzuki poi
la honda
ci sono tutti due pro e contro piu’ positivo e piu’
negativo comunque finalmente lui ha trovato la moto
ufficiale al campionato mondiale
vediamo la prima guida a cartagena 19,20 e 21dicembre
come lui fa? cosa lui fa?
annucio la sua attivita’ con la squadra della honda cbr600
il pilota fiorentino cercava la possibilita’ guidare la
moto piu’ competitiva per la nuova stagione
dopo aver parlato con tante squadre sia superbike sia
supersport ha deciso di partecipare con la nuova honda
cbr al fianco di katsuaki fujiwara
abbiamo capito che sia buon pilota pero’ penso che sia
duro la sua sfida cioe’ la moto e’ completamente diverso
e poi la honda prepara la nuovissima moto nel 2007
il suo compagno e’ fujiwara che e’ forte e ha gia
vinto tante gare sulle moto diverse con la suzuki poi
la honda
ci sono tutti due pro e contro piu’ positivo e piu’
negativo comunque finalmente lui ha trovato la moto
ufficiale al campionato mondiale
vediamo la prima guida a cartagena 19,20 e 21dicembre
come lui fa? cosa lui fa?
マウロ・サンキーニ PSG1カワサキヘ
2006年11月28日 スポーツマウロ・サンキーニが来季、スーパーバイク世界選手権に
参戦しているPSG1カワサキに移籍することになりました。
今回のこの話というのは、純粋にライダーとして世界選手権を
戦うというものではなく、第三のライダー。つまり、テスト
ライダーとしてサンマリノのチームと共に活動するという
ものです。
私は彼の能力や才能を高く評価しています。
また、今季スーパースポートで戦っていた彼にはいくつかの
話もありました。
スーパースポートで99年にジモータースポーツでスズキを
今季はチームRGでヤマハのマシンを走らせて、さらにスーパー
バイクでドゥカティやカワサキのマシンを走らせてきた経験の
ある彼にはいくつかのチームが興味を抱いていました。
しかしながら、彼にはイタリアの小さなチームに持ち込むお金や
スポンサーが欠けていたというのがリアルな苦い現実だった
のでしょう。
より現実的にレースの世界にとどまり、チャンスを待つことを
考えた時に出てきた話や交渉が今回のPSG1との仕事ということ
だったと思います。
カワサキのバイクをテストしながら、仮にPSG1が三台目の
マシンをイタリアで行われるレースでワイルドカードを
使って走る機会に恵まれたときやあのチームがイタリア選手権
をやる気になったときに(前例としては、シーズン中途に
あのチームでカワサキのリッターバイクを走らせることになった
フォンシ・二エトが実戦と稽古を兼ねてミザノアドレアティコ
でのイタリア選手権を走ったことがあります。)世界選手権
と同じバイクをイタリア選手権で走ることは考えられます。
また、レースの世界なので、レギュラーライダーに何か
問題があったときに代役として参戦するということも
考えられるでしょう。
レギュラーライダーとしての話ではない彼の来年の活動予定ですが、
彼の才能やポテンシャルを理解しているピエール・グイド・
パガーニおよびチームサイドが彼の力を欲しがったのでは
ないでしょうか。
あきらめが悪いことが美しいことであること。図々しいことが
ライダーとしては長所であることを理解しているサンキーニ
にはチャンスが目の前に現れたときにそれをモノにして欲しいと
願うばかりです。
参戦しているPSG1カワサキに移籍することになりました。
今回のこの話というのは、純粋にライダーとして世界選手権を
戦うというものではなく、第三のライダー。つまり、テスト
ライダーとしてサンマリノのチームと共に活動するという
ものです。
私は彼の能力や才能を高く評価しています。
また、今季スーパースポートで戦っていた彼にはいくつかの
話もありました。
スーパースポートで99年にジモータースポーツでスズキを
今季はチームRGでヤマハのマシンを走らせて、さらにスーパー
バイクでドゥカティやカワサキのマシンを走らせてきた経験の
ある彼にはいくつかのチームが興味を抱いていました。
しかしながら、彼にはイタリアの小さなチームに持ち込むお金や
スポンサーが欠けていたというのがリアルな苦い現実だった
のでしょう。
より現実的にレースの世界にとどまり、チャンスを待つことを
考えた時に出てきた話や交渉が今回のPSG1との仕事ということ
だったと思います。
カワサキのバイクをテストしながら、仮にPSG1が三台目の
マシンをイタリアで行われるレースでワイルドカードを
使って走る機会に恵まれたときやあのチームがイタリア選手権
をやる気になったときに(前例としては、シーズン中途に
あのチームでカワサキのリッターバイクを走らせることになった
フォンシ・二エトが実戦と稽古を兼ねてミザノアドレアティコ
でのイタリア選手権を走ったことがあります。)世界選手権
と同じバイクをイタリア選手権で走ることは考えられます。
また、レースの世界なので、レギュラーライダーに何か
問題があったときに代役として参戦するということも
考えられるでしょう。
レギュラーライダーとしての話ではない彼の来年の活動予定ですが、
彼の才能やポテンシャルを理解しているピエール・グイド・
パガーニおよびチームサイドが彼の力を欲しがったのでは
ないでしょうか。
あきらめが悪いことが美しいことであること。図々しいことが
ライダーとしては長所であることを理解しているサンキーニ
にはチャンスが目の前に現れたときにそれをモノにして欲しいと
願うばかりです。
mauro sanchini con PSG1kawasaki
2006年11月28日 スポーツil pilota pesarese gira sulla moto di akashi con
la squadra sanmarinese!
mauro sanchini comincia la nuova avventura con l’equippe
di pier guido pagani nel 2007 al campionato mondiale di
superbike
il sanchini prepara la nuova stagione come il collaudatore
da svillupare la kawasaki ninja 1000
la squadra ha gia confermato due piloti per l’anno prossimo
cioe’ il pilota francese regis laconi e lo spagnolo
fonsi nieto
il pilota di pesaro esiste il pilota per test e
se avesse fatto qualche problemma fra i due piloti
permanente sostuisce al loro posto
ho gia sentito qualche squadra di supersport a cui
interessa partecipare con mauro sanchini che ha gia
gareggiato al campionato di supersport mondiale ( nel 99
con gimotorsport suzuki poi questo anno team rg yamaha)
anzi non ha trovato ottimo soluzione ne’ il pilota
ne’ la squadra
per questo sanchini pensava di
cercare la soluzione piu’ realo
sanchini e’ buon pilota lui ha gia esperienza guidare
superbike poi sempre molto determinato andare avanti
qualche pilota al campionato mondiale
quando arrivava alla classe regina
e’ gia convinto e contento anzi mauro e’ molto
determinato il suo problemman ha il talento da guidare
la moto anzi mancava lo sponsor farci tenere la opportunita’
discutere con le piccole squadre in italia
comunque lui puo’ guidare la moto di sbk poi molto probabile
partecipa qualche gara con la wild card con la squadra
sanmarinese poi se volesse la PSG1 prepara girare
al campionato italiano (come fonsi nieto girava
a misano da partecipare al campionato mondiale
fargli capire la carattere della moto di kawasaki 4tempi)
la vita non e’ semplice comunque spero che fara’ bene
ho gia capito il suo valore e il suo talento
in bocca al lupo mauro!
la squadra sanmarinese!
mauro sanchini comincia la nuova avventura con l’equippe
di pier guido pagani nel 2007 al campionato mondiale di
superbike
il sanchini prepara la nuova stagione come il collaudatore
da svillupare la kawasaki ninja 1000
la squadra ha gia confermato due piloti per l’anno prossimo
cioe’ il pilota francese regis laconi e lo spagnolo
fonsi nieto
il pilota di pesaro esiste il pilota per test e
se avesse fatto qualche problemma fra i due piloti
permanente sostuisce al loro posto
ho gia sentito qualche squadra di supersport a cui
interessa partecipare con mauro sanchini che ha gia
gareggiato al campionato di supersport mondiale ( nel 99
con gimotorsport suzuki poi questo anno team rg yamaha)
anzi non ha trovato ottimo soluzione ne’ il pilota
ne’ la squadra
per questo sanchini pensava di
cercare la soluzione piu’ realo
sanchini e’ buon pilota lui ha gia esperienza guidare
superbike poi sempre molto determinato andare avanti
qualche pilota al campionato mondiale
quando arrivava alla classe regina
e’ gia convinto e contento anzi mauro e’ molto
determinato il suo problemman ha il talento da guidare
la moto anzi mancava lo sponsor farci tenere la opportunita’
discutere con le piccole squadre in italia
comunque lui puo’ guidare la moto di sbk poi molto probabile
partecipa qualche gara con la wild card con la squadra
sanmarinese poi se volesse la PSG1 prepara girare
al campionato italiano (come fonsi nieto girava
a misano da partecipare al campionato mondiale
fargli capire la carattere della moto di kawasaki 4tempi)
la vita non e’ semplice comunque spero che fara’ bene
ho gia capito il suo valore e il suo talento
in bocca al lupo mauro!
ベルルスコーニは本当に健康を害したのか。
2006年11月27日 日常イタリアという国で政治を見ていると、まともに党や政府の
話していることを信じることができなくなってしまうのですが、
ベルルスコーニが具合を悪くしたのも本当なのか、何か人々の
目を向けたくない問題があるのではないかという気がしてしまいますね。
良くも悪くも影響力が大きく、実力者なわけで、メディアセッ
トやACミランといった場所やフォルツァイタリアといった
政党では彼の代役で指揮を取れる人というとどうなのかなと
いう気がします。同時に大きなお金を生むメディアの世界や
サッカーの人気チームで発展とか勝利を必要とされる世界で
仕事をしていくことのストレスは相当に大変なものだと
想像できますね。
みんな結局はベルルスコーニの早期復帰を望んでいる気がします。
まぁ、味方は当然ですが、敵としてもわかりやすい敵であり、
たたきやすい相手のほうが戦いやすいわけで、似たような
政策や考え方でキャラクターが薄い相手というのはたたきにくい
でしょうしね。
話していることを信じることができなくなってしまうのですが、
ベルルスコーニが具合を悪くしたのも本当なのか、何か人々の
目を向けたくない問題があるのではないかという気がしてしまいますね。
良くも悪くも影響力が大きく、実力者なわけで、メディアセッ
トやACミランといった場所やフォルツァイタリアといった
政党では彼の代役で指揮を取れる人というとどうなのかなと
いう気がします。同時に大きなお金を生むメディアの世界や
サッカーの人気チームで発展とか勝利を必要とされる世界で
仕事をしていくことのストレスは相当に大変なものだと
想像できますね。
みんな結局はベルルスコーニの早期復帰を望んでいる気がします。
まぁ、味方は当然ですが、敵としてもわかりやすい敵であり、
たたきやすい相手のほうが戦いやすいわけで、似たような
政策や考え方でキャラクターが薄い相手というのはたたきにくい
でしょうしね。
ローマ法王のイスタンブールでのモスク訪問は何を意味すのか。
2006年11月26日 日常この時期にトルコに行くドイツ人のカトリックのナンバーワン
指導者。しかもモスクに行くというのは何を考えてのことなのか。
何を意味するのか。ヨーロッパの一国というには、宗教も
文化も違いすぎるトルコに足を運んで、それもモスクに入ろうと
するバチカンのリーダーのやることに関してちょっと目が
離せません。
指導者。しかもモスクに行くというのは何を考えてのことなのか。
何を意味するのか。ヨーロッパの一国というには、宗教も
文化も違いすぎるトルコに足を運んで、それもモスクに入ろうと
するバチカンのリーダーのやることに関してちょっと目が
離せません。
次世代のロッシは誰だ。あいつだ。
2006年11月24日 スポーツロッシがヘルメットを脱ぐ(あるいは四輪用のヘルメットを
かぶる)時までおそらく、二年か三年。イタリアという国では
ロッシによって食べている人、潤っている人が多いのですが、
では、この七回ワールドチャンピオンになったライダーが
いなくなった時に誰が現れるのだろうか。チトーという偉大な
指導者がいなくなった後のバルカン半島は前任者が偉大すぎて、
すべての後任者は実務能力もカリスマ性も、指導力もなく
早々にいなくなり、その後、とんでもない時代を迎えてしまい
ました。
久米宏がやっていたニュースステーションの後の番組のキャスター、
星野仙一監督が指揮を執っていた阪神タイガースの監督。
どうしても後任は比べられるし、自分の前の世代が素晴らしい
業績を上げていると、低く見られてしまう。テレビ朝日や
阪神電鉄から声が掛かってもすぐに納得して、新しいキャリア
を始めるのにはかなり躊躇したという話を聞きました。
そんなところを外野から眺めていて、ヴァレンティーノ・ロッシを
超えることというのはかなり難しいだろうし、彼と同じような
待遇や道具を与えられても世界王者に近づくのは難しいとは
思います。
ロリス・レッジャーニやカルロ・ペルナットと話をしていると、
次の世代にはドヴィツィオーゾとアレックス・デアンジェリス
がいると彼らは口にすることが多いのですが、私はこの二人
以外にも日本では知られていないが可能性の高いライダーを
挙げることができます。
そのライダーとはクラウディオ・コルティです。
私のこのブログを読んでいる方にはすでにご存知でしょうが、
彼は速い。そして、実にクレバーです。
昨年のU20ストック600を制したのが、彼でした。
卓越したテクニックと闘争心を持ったこの男は業界的な
評価も高く、昨年の暮れにはSSとSTK1000のオファーが
どんどん入りました。
そして、今季はR1を駆って、イタリア選手権のSTK1000と
FIMカップSTK1000を戦い、さらに成長した姿を見せてくれ
ました。
長く4ストロークに親しみ、乗ってからすぐに速いタイムを
叩き出すことができる。ナチュラルに速く強いライダーだと
思います。
もちろん、彼にも克服すべき課題なり、片付けなければいけない
宿題というものは存在します。彼が成長して、さらに高いステージで戦ううえで必要なのはセットアップ能力でしょうか。
これは彼も認識していて感じたことや思ったことをどう表現
して、どのように周りに伝えて、マシンをより乗りやすい状態に
していくのか。バイクをより速くしていくのかを追求し始めた
のが今季の彼の姿だったと思います。
それが上手くいったときには圧倒的なタイムをたたき出して、
予選をトップを奪い、アンタッチャブルな走りを日曜日に
見せて圧勝した。しかし、それができなかったときに、
何とかできうる限りの最良のセットアップを導いて、
勝てなくても上位に食い込む走りをしなければいけないのに、
できなかったというのが今季の彼の姿だったと思います。
これから先のMotoGPやスーパーバイク世界選手権を考える時に
クラウディオ・コルティという彼の名前を覚えておいて悪いことはないと思います。
ダビデ・ジュリアーノとヨアン・ティべりオに関しては
また時を改めて書きたいと思っています。
かぶる)時までおそらく、二年か三年。イタリアという国では
ロッシによって食べている人、潤っている人が多いのですが、
では、この七回ワールドチャンピオンになったライダーが
いなくなった時に誰が現れるのだろうか。チトーという偉大な
指導者がいなくなった後のバルカン半島は前任者が偉大すぎて、
すべての後任者は実務能力もカリスマ性も、指導力もなく
早々にいなくなり、その後、とんでもない時代を迎えてしまい
ました。
久米宏がやっていたニュースステーションの後の番組のキャスター、
星野仙一監督が指揮を執っていた阪神タイガースの監督。
どうしても後任は比べられるし、自分の前の世代が素晴らしい
業績を上げていると、低く見られてしまう。テレビ朝日や
阪神電鉄から声が掛かってもすぐに納得して、新しいキャリア
を始めるのにはかなり躊躇したという話を聞きました。
そんなところを外野から眺めていて、ヴァレンティーノ・ロッシを
超えることというのはかなり難しいだろうし、彼と同じような
待遇や道具を与えられても世界王者に近づくのは難しいとは
思います。
ロリス・レッジャーニやカルロ・ペルナットと話をしていると、
次の世代にはドヴィツィオーゾとアレックス・デアンジェリス
がいると彼らは口にすることが多いのですが、私はこの二人
以外にも日本では知られていないが可能性の高いライダーを
挙げることができます。
そのライダーとはクラウディオ・コルティです。
私のこのブログを読んでいる方にはすでにご存知でしょうが、
彼は速い。そして、実にクレバーです。
昨年のU20ストック600を制したのが、彼でした。
卓越したテクニックと闘争心を持ったこの男は業界的な
評価も高く、昨年の暮れにはSSとSTK1000のオファーが
どんどん入りました。
そして、今季はR1を駆って、イタリア選手権のSTK1000と
FIMカップSTK1000を戦い、さらに成長した姿を見せてくれ
ました。
長く4ストロークに親しみ、乗ってからすぐに速いタイムを
叩き出すことができる。ナチュラルに速く強いライダーだと
思います。
もちろん、彼にも克服すべき課題なり、片付けなければいけない
宿題というものは存在します。彼が成長して、さらに高いステージで戦ううえで必要なのはセットアップ能力でしょうか。
これは彼も認識していて感じたことや思ったことをどう表現
して、どのように周りに伝えて、マシンをより乗りやすい状態に
していくのか。バイクをより速くしていくのかを追求し始めた
のが今季の彼の姿だったと思います。
それが上手くいったときには圧倒的なタイムをたたき出して、
予選をトップを奪い、アンタッチャブルな走りを日曜日に
見せて圧勝した。しかし、それができなかったときに、
何とかできうる限りの最良のセットアップを導いて、
勝てなくても上位に食い込む走りをしなければいけないのに、
できなかったというのが今季の彼の姿だったと思います。
これから先のMotoGPやスーパーバイク世界選手権を考える時に
クラウディオ・コルティという彼の名前を覚えておいて悪いことはないと思います。
ダビデ・ジュリアーノとヨアン・ティべりオに関しては
また時を改めて書きたいと思っています。
プロレスラーの悪役のしたこととそのリアクション
2006年11月23日 日常馳浩というプロレスラーであり、国会議員が石川県で
プロレスラーとしての地元の最後の試合をした時のこと。
リングサイドに元総理大臣の森がいたのですが、その
彼に対して、馳の対戦相手の悪役レスラーが森氏に対して
『森!悪そうな顔をしているな!』などと叫び、場外乱闘
の時にはこの元総理大臣に突っかかっていきました。
まぁ、ことの是非はともかくとして、行動力とか職責
というもののレベルの高さを感じさせてはくれました。
そんなことをしていた悪役を仕事としているプロレスラー
に対して、かつての名レスラーで日本でも人気のあった
アメリカ人のスタン・ハンセンが
『あんなことをアメリカで大統領にやったりしたら、
指一本触れた時点で射殺されても文句は言えない』と
発言していたようです。
首相在任期間の最後は支持率も一ケタであり、政治家と
しての人気度が低かった森氏とそれにつかかって行く
悪役プロレスラーのあり方というのは日本を主戦場に
していたとはいえ、アメリカ人のスタン・ハンセンには
理解できずに、アメリカ人としての印象を素直に
口にしていたのですが、私の感想というのは、
リングサイドに観戦に来ていた不人気だった総理大臣に
汚いことを言っても、場外乱闘の時に絡んでいっても、
銃殺されることのない日本というのはアメリカよりも
興行が行われる土壌という部分ではいい国なのではないか
と思いましたね。
プロレスラーとしての地元の最後の試合をした時のこと。
リングサイドに元総理大臣の森がいたのですが、その
彼に対して、馳の対戦相手の悪役レスラーが森氏に対して
『森!悪そうな顔をしているな!』などと叫び、場外乱闘
の時にはこの元総理大臣に突っかかっていきました。
まぁ、ことの是非はともかくとして、行動力とか職責
というもののレベルの高さを感じさせてはくれました。
そんなことをしていた悪役を仕事としているプロレスラー
に対して、かつての名レスラーで日本でも人気のあった
アメリカ人のスタン・ハンセンが
『あんなことをアメリカで大統領にやったりしたら、
指一本触れた時点で射殺されても文句は言えない』と
発言していたようです。
首相在任期間の最後は支持率も一ケタであり、政治家と
しての人気度が低かった森氏とそれにつかかって行く
悪役プロレスラーのあり方というのは日本を主戦場に
していたとはいえ、アメリカ人のスタン・ハンセンには
理解できずに、アメリカ人としての印象を素直に
口にしていたのですが、私の感想というのは、
リングサイドに観戦に来ていた不人気だった総理大臣に
汚いことを言っても、場外乱闘の時に絡んでいっても、
銃殺されることのない日本というのはアメリカよりも
興行が行われる土壌という部分ではいい国なのではないか
と思いましたね。
来季のスーパースポート世界選手権。カワサキの本気。
2006年11月21日 スポーツすでに発表になっていますが、来年のスーパースポート
世界選手権にカワサキは少なくとも二台。うまくいけば
三台の600ccバイクを送り込みます。
確実に参戦するのは、GIL Motorのファビアン・フォレと
ペレ・リバ。今季のあのチームはステファン・シャンボンと
マキシーム・ベルジェというラインナップだったのですが、
ニューマシンの投入と同時に勝てるライダーであり、
どのマシンに乗っても速かったフォレというライダーを
引っ張り、長年カワサキのテストライダーを務め、カワサキの
バイクの長所も短所も理解しきっているペレ・リバを
起用するというラインナップとなりました。
この二人のライダーを起用するというところにカワサキの
本気を感じます。
さらに三台目の可能性として、我が友ダビデ・ブレガが
今季ユーロU20ストック600で活躍したダビデ・ジュリアーノ
をスーパースポート世界選手権で走らせようと交渉中です。
カワサキイタリアの田村氏も高く評価するジュリアーノ
というライダーに関しては、私も高評価を与えています。
正直、600のマシンということを考えると、ホンダや
ヤマハ、スズキのマシンに遅れを取っている感があるのですが
(とりわけ車体の面において)マシンのハンディキャップを
埋める勇敢な走りを見せてくれました。
ニューマシンとなるカワサキニンジャ600がフォレ、リバ
というカワサキの本気を感じさせるメンバーに加えて、
ジュリアーノという伸びしろがあり、チャレンジングスピリット
のあるライダーが加われば来季は非常に面白いことになる
ことでしょう。
カワサキの本気がどれだけ成績に反映されるのか楽しみです。
世界選手権にカワサキは少なくとも二台。うまくいけば
三台の600ccバイクを送り込みます。
確実に参戦するのは、GIL Motorのファビアン・フォレと
ペレ・リバ。今季のあのチームはステファン・シャンボンと
マキシーム・ベルジェというラインナップだったのですが、
ニューマシンの投入と同時に勝てるライダーであり、
どのマシンに乗っても速かったフォレというライダーを
引っ張り、長年カワサキのテストライダーを務め、カワサキの
バイクの長所も短所も理解しきっているペレ・リバを
起用するというラインナップとなりました。
この二人のライダーを起用するというところにカワサキの
本気を感じます。
さらに三台目の可能性として、我が友ダビデ・ブレガが
今季ユーロU20ストック600で活躍したダビデ・ジュリアーノ
をスーパースポート世界選手権で走らせようと交渉中です。
カワサキイタリアの田村氏も高く評価するジュリアーノ
というライダーに関しては、私も高評価を与えています。
正直、600のマシンということを考えると、ホンダや
ヤマハ、スズキのマシンに遅れを取っている感があるのですが
(とりわけ車体の面において)マシンのハンディキャップを
埋める勇敢な走りを見せてくれました。
ニューマシンとなるカワサキニンジャ600がフォレ、リバ
というカワサキの本気を感じさせるメンバーに加えて、
ジュリアーノという伸びしろがあり、チャレンジングスピリット
のあるライダーが加われば来季は非常に面白いことになる
ことでしょう。
カワサキの本気がどれだけ成績に反映されるのか楽しみです。
週刊プロレスは野球小僧を目指す。
2006年11月20日 スポーツ編集長が変わり、変身しようとしている週刊プロレス。
先週の水曜日に発売になった誌面を見ていて、すぐに
思い浮かべたのが野球好きなコアなファンが呼んでいる
雑誌『野球小僧』です。
あの雑誌の野球に対する愛の強さと探究心の深さには
読みながら驚いたり、感嘆したりすることが多いのですが、
マニアックにひとつの技術を掘り下げていったり、
現象を数値化して、何かの法則を導いてみたり、
未来のスタープレイヤーや過去の名プレイヤーに内面に
迫るインタビューをしたりして、読者にいろいろなことを
考えさせてくれたり、思いをめぐらせたりしてくれます。
今出ている週刊プロレスの内容というのは、かつての
ターザン山本の指揮でライターが思い思いの気持ちを
試合を見た後書き連ねていくというスタイルから少し
引いてみせて、プロレスという分野である試合スタイルの
タッグマッチでの選手の戦い方や気持ちの持ち方などに
焦点を当てて、記事にしたものでした。
野球も見て、プロレスも見る人。そして、試合を活字で
振り返ったり、考えたりするファンにとって週刊プロレス
の現在の方向性というのは『野球小僧』なんだなと思わせる
最新号の週刊プロレスでした。
先週の水曜日に発売になった誌面を見ていて、すぐに
思い浮かべたのが野球好きなコアなファンが呼んでいる
雑誌『野球小僧』です。
あの雑誌の野球に対する愛の強さと探究心の深さには
読みながら驚いたり、感嘆したりすることが多いのですが、
マニアックにひとつの技術を掘り下げていったり、
現象を数値化して、何かの法則を導いてみたり、
未来のスタープレイヤーや過去の名プレイヤーに内面に
迫るインタビューをしたりして、読者にいろいろなことを
考えさせてくれたり、思いをめぐらせたりしてくれます。
今出ている週刊プロレスの内容というのは、かつての
ターザン山本の指揮でライターが思い思いの気持ちを
試合を見た後書き連ねていくというスタイルから少し
引いてみせて、プロレスという分野である試合スタイルの
タッグマッチでの選手の戦い方や気持ちの持ち方などに
焦点を当てて、記事にしたものでした。
野球も見て、プロレスも見る人。そして、試合を活字で
振り返ったり、考えたりするファンにとって週刊プロレス
の現在の方向性というのは『野球小僧』なんだなと思わせる
最新号の週刊プロレスでした。
フェデラーナンバーワンで今季終了。
2006年11月20日 スポーツマスターズカップに出場したロジャー・フェデラーですが、
昨年と違って負けることなく、彼の全日程を終了しました。
今季は五敗のみでシーズンを終了。ナダルへ四つ負けた以外は
マレーにひとつ金星を献上したのみという内容でした。
まぁ、フェデラーエクスプレスは急停車しませんね。
止めることができるのはナダルだけという気がします。
かつて、84年にマッケンローがATPツアーで二敗、
デビスカップで一敗だけというシーズンがあり、すべての
サーフェースで勝っていたときにとんでもないものを
見ることができたという気がしたのですが、今日のアジアや
南米、さらにチェコから東のヨーロッパからもたくさんプレ
イヤーが出てきている時代にこれだけ勝つことができていると
いうのはいかに彼の能力が突出しているのかを示している
と思います。
そして、彼のコートマナーについてはマッケンローとは
違って、多くの日本人に受けるような紳士性を感じます。
そして、アメリカ人が世界中どこへ行っても英語しか話さない
のに対して、フェデラーはドイツ語以外にも英語とフランス語
も話すというのはとりわけヨーロッパで受けがいいことに
つながると思います。
フェデラーの敵はライバルの存在というより、怪我とか
勝ちすぎて目標を失ってしまう故に出てきてしまうであろう
モチベーションやファイティングスピリットの欠如といった
本人の有しているものである気がします。
昨年と違って負けることなく、彼の全日程を終了しました。
今季は五敗のみでシーズンを終了。ナダルへ四つ負けた以外は
マレーにひとつ金星を献上したのみという内容でした。
まぁ、フェデラーエクスプレスは急停車しませんね。
止めることができるのはナダルだけという気がします。
かつて、84年にマッケンローがATPツアーで二敗、
デビスカップで一敗だけというシーズンがあり、すべての
サーフェースで勝っていたときにとんでもないものを
見ることができたという気がしたのですが、今日のアジアや
南米、さらにチェコから東のヨーロッパからもたくさんプレ
イヤーが出てきている時代にこれだけ勝つことができていると
いうのはいかに彼の能力が突出しているのかを示している
と思います。
そして、彼のコートマナーについてはマッケンローとは
違って、多くの日本人に受けるような紳士性を感じます。
そして、アメリカ人が世界中どこへ行っても英語しか話さない
のに対して、フェデラーはドイツ語以外にも英語とフランス語
も話すというのはとりわけヨーロッパで受けがいいことに
つながると思います。
フェデラーの敵はライバルの存在というより、怪我とか
勝ちすぎて目標を失ってしまう故に出てきてしまうであろう
モチベーションやファイティングスピリットの欠如といった
本人の有しているものである気がします。
テンカーテ。そして、ハンスプレー
2006年11月19日 スポーツウィンストンが離れ、ライダー人事とともに来季の体制が
決まっていなかったテンカーテホンダの組織が発表になり
ました。
台湾の電機メーカーのハンスプレーがオランダのチームに
スポンサードを開始。SBKがトーズランドとロルフォ。
SSがシャーペンティエとソフオグルというラインナップに
なりました。
シャーペンティエはSBKでリッターバイクを走らせる話が
かなり確定的であったのですが、正式決定に至らずに、
最後の最後でロルフォがSBKでファイアブレードを走らせる
ということになりました。
ということで
SBK ジェームズ・トーズランド、ロベルト・ロルフォ
SS セバスチャン・シャーペンティエ、カナン・ソフオグル
の二クラス、四人体制が決定となりました。
日本のレースファンの皆さんはhannspreeというLCDモニター
を主力商品として製造、販売をしている台湾のメーカーにつ
いて知っている人は少ないと思うのですが、レースの世界
とはロルフォとチームカラッキに対する支援ということから
スポンサード活動を開始しました。
そして、ロルフォと共にオランダのホンダチームにやって来た
ということになります。
ただ、ロルフォ一人とのつながりだけかと思いきや、
このメーカーはモトクロスのホンダマーティンレーシングと
イタリアにおけるRS125トロフィーに関するスポンサードも
開始するようです。
ロルフォとの関係というより、彼をきっかけに、オンロード、
オフロード問わずに活動を活発化させていく。そして、世界選手権
だけでなく、イタリアの若手や入門カテゴリーでもあるRS125
トロフィーといった草の根レベルでも支援をしていくという
ことで今後、色々な展開を考えているようです。
ということで来年のカタールへ向けてメーカー系大規模チーム
の体制がまた一つ決まったなと実感しています。
決まっていなかったテンカーテホンダの組織が発表になり
ました。
台湾の電機メーカーのハンスプレーがオランダのチームに
スポンサードを開始。SBKがトーズランドとロルフォ。
SSがシャーペンティエとソフオグルというラインナップに
なりました。
シャーペンティエはSBKでリッターバイクを走らせる話が
かなり確定的であったのですが、正式決定に至らずに、
最後の最後でロルフォがSBKでファイアブレードを走らせる
ということになりました。
ということで
SBK ジェームズ・トーズランド、ロベルト・ロルフォ
SS セバスチャン・シャーペンティエ、カナン・ソフオグル
の二クラス、四人体制が決定となりました。
日本のレースファンの皆さんはhannspreeというLCDモニター
を主力商品として製造、販売をしている台湾のメーカーにつ
いて知っている人は少ないと思うのですが、レースの世界
とはロルフォとチームカラッキに対する支援ということから
スポンサード活動を開始しました。
そして、ロルフォと共にオランダのホンダチームにやって来た
ということになります。
ただ、ロルフォ一人とのつながりだけかと思いきや、
このメーカーはモトクロスのホンダマーティンレーシングと
イタリアにおけるRS125トロフィーに関するスポンサードも
開始するようです。
ロルフォとの関係というより、彼をきっかけに、オンロード、
オフロード問わずに活動を活発化させていく。そして、世界選手権
だけでなく、イタリアの若手や入門カテゴリーでもあるRS125
トロフィーといった草の根レベルでも支援をしていくという
ことで今後、色々な展開を考えているようです。
ということで来年のカタールへ向けてメーカー系大規模チーム
の体制がまた一つ決まったなと実感しています。
ペルジーニ復帰か。あるいは。
2006年11月15日 スポーツかつて、GPの125と250で走っていたステーファノ・
ペルジーニの姿を見なくなって結構な年月が過ぎました。
あのローマ人と元カノ、両親と仲が良かった私はさみしい
思いをしていましたが、イタリアのメディアから意外な
ニュースが入ってきました。
今週はヴァレンシアでスーパーバイクとスーパースポート
のテストが行われているのですが、そこでテストをするはずの
ヤマハジャーマニーのケビン・カーテンの姿はなく、
ブロック・パークスはオフィシャリーにタイムを計測し、
発表していません。
そこでペルジーニがR6を走らせるのではないかという
話が出ています。
GPの125と250で走っていた彼ですが、4ストロークの
600を走らせた経験はありません。そして、ずっと浪人生活
を強いられていました。まぁ、強いられていたというか、
お金を払ってまで乗りたくないと考えていて、10万ユーロを
超える額を用意できないし、あくまでお金をもらって走るという
意識が強かったので、サーキットから姿を消していて、
他のライダーのように、イタリア選手権で走ったりすることも
なく(イタリアのスーパースポートなんていうのは、かつての
世界選手権のレギュラーライダーが多くてレベルが高いのですが)
ローマ近郊のスートリというところで過ごしていたようです。
かつて、ミザノアドレアーティコでアーロン・スライトが
病気でシーズン前半スーパーバイク世界選手権に出られないとい
うことになったときに、代役候補として、一度だけホンダの
SBKマシンをテストで走らせたことがありますが、600のヤマハの
マシンを走らせる姿というのは何か想像できない私です。
ケビン・カーテンの契約は延長されたものと考えていて、
ホンダ対ヤマハの激しいバトルが再現され、その戦いの
主人公の一人はカーテンだと思っていただけに驚きと同時に
この裏にあるものは何かと考えてしまう私です。
ペルジーニの姿を見なくなって結構な年月が過ぎました。
あのローマ人と元カノ、両親と仲が良かった私はさみしい
思いをしていましたが、イタリアのメディアから意外な
ニュースが入ってきました。
今週はヴァレンシアでスーパーバイクとスーパースポート
のテストが行われているのですが、そこでテストをするはずの
ヤマハジャーマニーのケビン・カーテンの姿はなく、
ブロック・パークスはオフィシャリーにタイムを計測し、
発表していません。
そこでペルジーニがR6を走らせるのではないかという
話が出ています。
GPの125と250で走っていた彼ですが、4ストロークの
600を走らせた経験はありません。そして、ずっと浪人生活
を強いられていました。まぁ、強いられていたというか、
お金を払ってまで乗りたくないと考えていて、10万ユーロを
超える額を用意できないし、あくまでお金をもらって走るという
意識が強かったので、サーキットから姿を消していて、
他のライダーのように、イタリア選手権で走ったりすることも
なく(イタリアのスーパースポートなんていうのは、かつての
世界選手権のレギュラーライダーが多くてレベルが高いのですが)
ローマ近郊のスートリというところで過ごしていたようです。
かつて、ミザノアドレアーティコでアーロン・スライトが
病気でシーズン前半スーパーバイク世界選手権に出られないとい
うことになったときに、代役候補として、一度だけホンダの
SBKマシンをテストで走らせたことがありますが、600のヤマハの
マシンを走らせる姿というのは何か想像できない私です。
ケビン・カーテンの契約は延長されたものと考えていて、
ホンダ対ヤマハの激しいバトルが再現され、その戦いの
主人公の一人はカーテンだと思っていただけに驚きと同時に
この裏にあるものは何かと考えてしまう私です。
ウィンストンお前もか。
2006年11月14日 スポーツMotoGPのヤマハファクトリーに対する支援の終了はすでに
明らかでしたが、SBKとSSにおけるウィンストンブランドでの
スポンサードも終了するという報道がなされました。
白と青の美しいウィンストンカラーのCBR1000というSBKマシンも
CBR600のカラーリングも来年の二月には違うカラーリング
になりそうです。
シャーペンティエがSBKで走るという話が出てきては、再び
静かになるという状況。これにはスポンサーマネーと
オランダのチームの希望と現実がぶつかり、混ざり合って
推測と報道が不確定要素を含有しながら高まっている姿に
なっています。
個人的にはシャーペンティエにはもうSBKに行って、違う
チャンレンジをしてほしいと思いますが、台湾の電機メーカー
のスポンサードを得ているロベルト・ロルフォがホンダの
リッターバイクで走る可能性もあり得て、まだ正式発表が
できないでいます。
いろいな思惑と動きの中で、はっきりしたのはウィンストンが
いなくなるというバッドニュースだったのが昨日と今日の
状況です。
明らかでしたが、SBKとSSにおけるウィンストンブランドでの
スポンサードも終了するという報道がなされました。
白と青の美しいウィンストンカラーのCBR1000というSBKマシンも
CBR600のカラーリングも来年の二月には違うカラーリング
になりそうです。
シャーペンティエがSBKで走るという話が出てきては、再び
静かになるという状況。これにはスポンサーマネーと
オランダのチームの希望と現実がぶつかり、混ざり合って
推測と報道が不確定要素を含有しながら高まっている姿に
なっています。
個人的にはシャーペンティエにはもうSBKに行って、違う
チャンレンジをしてほしいと思いますが、台湾の電機メーカー
のスポンサードを得ているロベルト・ロルフォがホンダの
リッターバイクで走る可能性もあり得て、まだ正式発表が
できないでいます。
いろいな思惑と動きの中で、はっきりしたのはウィンストンが
いなくなるというバッドニュースだったのが昨日と今日の
状況です。
テレビ大阪の元幹部の逮捕は何を意味するのか。
2006年11月14日 TVよそがやらないことをやることが好きなテレビ東京の系列局
のテレビ大阪の元幹部が着服の容疑で逮捕されました。いったい
これは何を意味しているのでしょうか。
テレビ東京というのは、関東一円では12チャンネルでの
放送配信を行っています。そして、私が住む名古屋では
25チャンネル。今回問題になった大阪では25チャンネル
での放送です。
これが何を意味するのか。
現在の郵政における規約では、関東エリアでは12チャンネル
ということでUHFでの放送となり、関東エリア全体での放送が
可能となっています。
しかし、名古屋と大阪エリアではUHFによる放送ということで
サービスエリアは名古屋では愛知県、大阪においては
大阪府のみとなっています。
つまり、テレビ大阪は関西エリアでの後発局でありながら、
他の先発局は関西エリアの他府県をカバーしているのですが、
テレビ大阪は大阪府のみがサービスエリアとなっています。
そういったこともあって、テレビ大阪の組織を立ち上げる時に
考えられたのは、小さくて機能的な体制でした。
他の関西の局に比べて、放送エリアとしての影響力が小さく、
そのことによって、収入や事業が小さくなる。となると、
他の局のように多人数による組織というのは弊害が大きく、
小さな収入で人件費がかかりすぎるということになってしまう。
そこで、コンパクトで機動性の高い組織を彼らは(そして、
テレビ東京と日経新聞は)考えたのでしょう。
そして、他の局のように既成の株主や長いスパンのスポンサー
を有して、それをマンパワーとリンクさせてビジネスを
していくようなことはなく、新しい物的人的に小さなテレビ
局としてスタートしていった。そして、他の先行している
在阪局にない番組製作作りと番組配信を行っていった。
これは私は全く持って正論だと思います。
しかし、弊害というのは、今回のようなことですね。
一人の人間の持っている社内における許認可権や許諾権が
相対的に大きくなると、特定の人間が他人からのチェック
をあまり受けることなく、決済をすることが可能となる。
その人間が、いい歳して欲に目がくらむとどういうことに
なるのか。
朝日新聞の電子版での報道では実体のない制作費を外部の
製作会社に請求したり、水増し請求したお金で高級クラブ
での飲食に使っていたということらしい。
テレビ大阪の社長が記者会見で頭を下げていましたが、
監督責任が問われるそれに対して釈明と説明をした一方
で、彼らは背任の容疑で告訴する方針を口にしていました。
まぁ、テレビ大阪クラスの組織で、こういったことがあると
影響は大きいなとか、小さな会社で特定の人間に権力が
集中して外部の目が届かないとこういったことになって
しまうのかなとか、結構テレビ大阪でも動く金は大きいな
などと考えてしまった私でした。
のテレビ大阪の元幹部が着服の容疑で逮捕されました。いったい
これは何を意味しているのでしょうか。
テレビ東京というのは、関東一円では12チャンネルでの
放送配信を行っています。そして、私が住む名古屋では
25チャンネル。今回問題になった大阪では25チャンネル
での放送です。
これが何を意味するのか。
現在の郵政における規約では、関東エリアでは12チャンネル
ということでUHFでの放送となり、関東エリア全体での放送が
可能となっています。
しかし、名古屋と大阪エリアではUHFによる放送ということで
サービスエリアは名古屋では愛知県、大阪においては
大阪府のみとなっています。
つまり、テレビ大阪は関西エリアでの後発局でありながら、
他の先発局は関西エリアの他府県をカバーしているのですが、
テレビ大阪は大阪府のみがサービスエリアとなっています。
そういったこともあって、テレビ大阪の組織を立ち上げる時に
考えられたのは、小さくて機能的な体制でした。
他の関西の局に比べて、放送エリアとしての影響力が小さく、
そのことによって、収入や事業が小さくなる。となると、
他の局のように多人数による組織というのは弊害が大きく、
小さな収入で人件費がかかりすぎるということになってしまう。
そこで、コンパクトで機動性の高い組織を彼らは(そして、
テレビ東京と日経新聞は)考えたのでしょう。
そして、他の局のように既成の株主や長いスパンのスポンサー
を有して、それをマンパワーとリンクさせてビジネスを
していくようなことはなく、新しい物的人的に小さなテレビ
局としてスタートしていった。そして、他の先行している
在阪局にない番組製作作りと番組配信を行っていった。
これは私は全く持って正論だと思います。
しかし、弊害というのは、今回のようなことですね。
一人の人間の持っている社内における許認可権や許諾権が
相対的に大きくなると、特定の人間が他人からのチェック
をあまり受けることなく、決済をすることが可能となる。
その人間が、いい歳して欲に目がくらむとどういうことに
なるのか。
朝日新聞の電子版での報道では実体のない制作費を外部の
製作会社に請求したり、水増し請求したお金で高級クラブ
での飲食に使っていたということらしい。
テレビ大阪の社長が記者会見で頭を下げていましたが、
監督責任が問われるそれに対して釈明と説明をした一方
で、彼らは背任の容疑で告訴する方針を口にしていました。
まぁ、テレビ大阪クラスの組織で、こういったことがあると
影響は大きいなとか、小さな会社で特定の人間に権力が
集中して外部の目が届かないとこういったことになって
しまうのかなとか、結構テレビ大阪でも動く金は大きいな
などと考えてしまった私でした。
週刊プロレスのリニューアルは成功するのか。
2006年11月12日 スポーツ新しい週刊プロレスの編集長のインタビューを読みました。
プロレス愛あふれる編集者が思いいれと愛情を込めて、
情熱的に書くところにヌーベルバーグの頃の
『カイエドュシネマ』を思い起こしたりしていたかつての
私ですが、今回の人事によって週刊プロレスにやってきた
のは、いわゆる『プロレス者』ではない人のようです。
ベースボールマガジン社というのは、総合スポーツ出版社で
週刊ベースボール以外にも、テニスやサッカーといったスポーツ
やボーリングや綱引きといった雑誌も出しているところで
スペシャリストもジェネラリストもいる会社だと思うのですが、
そんな会社でターザン山本のとんでもない爆発振りと
誌面作りで一時期、素晴らしい商業的な成功を収めていました。
その後、彼は業界最王手の新日本プロレスと喧嘩して、
事実上あの雑誌を追われ、後にベースボールマガジン社を
去ることになり、雑誌のパワーは失われ、プロレスという
総合スポーツ雑誌社としてはマイノリティに属する雑誌で
全社的な利益を上げていた会社はとんでもない減収減益
となりました。
さらにネットでのニュースの流通と公布による雑誌メディア
の衰退が重なり、このままではまずいと思った人たちが
いわゆるプロレス村から離れて色のついていない、党派性の
ない人を長期低落傾向にある週刊プロレスの編集長に引っ張って
きたというのがここまでの流れだと思います。
外国人監督がものごとを旧来の流れにとらわれずに物事を
変えやすかったり、違う業界にいた人がやってきて、
それまでの慣習や悪習をスパッと切りやすかったりする
ように、プロレス者でない人が既成のページや編集方針に
ないことをたじろいだり、躊躇したりすることなくやれたり
する可能性は大いにあります。
このベースボールマガジン社の人事異動と週刊プロレスの
新編集長就任がどんなリアリティとファンタジィ、
ガチンコと演出を見せてくれるのか楽しみです。
プロレス愛あふれる編集者が思いいれと愛情を込めて、
情熱的に書くところにヌーベルバーグの頃の
『カイエドュシネマ』を思い起こしたりしていたかつての
私ですが、今回の人事によって週刊プロレスにやってきた
のは、いわゆる『プロレス者』ではない人のようです。
ベースボールマガジン社というのは、総合スポーツ出版社で
週刊ベースボール以外にも、テニスやサッカーといったスポーツ
やボーリングや綱引きといった雑誌も出しているところで
スペシャリストもジェネラリストもいる会社だと思うのですが、
そんな会社でターザン山本のとんでもない爆発振りと
誌面作りで一時期、素晴らしい商業的な成功を収めていました。
その後、彼は業界最王手の新日本プロレスと喧嘩して、
事実上あの雑誌を追われ、後にベースボールマガジン社を
去ることになり、雑誌のパワーは失われ、プロレスという
総合スポーツ雑誌社としてはマイノリティに属する雑誌で
全社的な利益を上げていた会社はとんでもない減収減益
となりました。
さらにネットでのニュースの流通と公布による雑誌メディア
の衰退が重なり、このままではまずいと思った人たちが
いわゆるプロレス村から離れて色のついていない、党派性の
ない人を長期低落傾向にある週刊プロレスの編集長に引っ張って
きたというのがここまでの流れだと思います。
外国人監督がものごとを旧来の流れにとらわれずに物事を
変えやすかったり、違う業界にいた人がやってきて、
それまでの慣習や悪習をスパッと切りやすかったりする
ように、プロレス者でない人が既成のページや編集方針に
ないことをたじろいだり、躊躇したりすることなくやれたり
する可能性は大いにあります。
このベースボールマガジン社の人事異動と週刊プロレスの
新編集長就任がどんなリアリティとファンタジィ、
ガチンコと演出を見せてくれるのか楽しみです。
ジベルナウ引退。バロスMotoGP復帰。
2006年11月10日 スポーツカワサキ、イルモアなどの選択肢があったにも関わらず、
タイトルや勝利のために勝つのではなく、お金のために
走りたくないという言葉を残して、ジベルナウは引退する
ことにしました。
私の友人であり、ジャーナリストのマルコ・マセッティは
今から二年ほど前に彼とのインタビューをしていた時に、
割りに早い時期にヘルメットを脱いで、自宅でビールを飲みながら
彼女と一緒にレースの世界をテレビでファンとして見ていること
だろうと話していたので、交渉が長引き、負傷箇所の回復が
遅れるようだとこういった決断をするのだろうなとは
思っていました。
ドゥカティがストーナーを選び、カワサキはジャックとサイン
して、シートが数少なくなっていることと暴力的なまでに
速くなった今のバイクで一回の転倒がとんでもないダメージを
与えてしまう(ライダーはめったなことでは痛いことを
口にしませんが)ことが理由であったのは明らかです。
私と同じようにエミリアロマーニャなまりのイタリア語を
話す彼には昔からかなりシンパシーを感じていました。
かつての500の時代は今と違って、まだまだのんびり
していてレースウィーク中に一回はセテとアレックス・
クリヴィエと彼のガールフレンドとぐだぐだ話すのが
恒例になっていて楽しい時を過ごしていました。
しかし、MotoGPの時代になり、色々なモノが大きく変わり、
人とテクノロジー、ライダーとパワーの妥協地点が
劇的に変化していく中でまずアレックスが、そして
セテが次の人生を歩む決断をしました。
さみしさと悲しさを感じる私です。
そんな空虚感を感じる中で、スーパーバイクで結果を出して、
MotoGPに戻ってくるアレックス・バロスのライダーとしての
能力と体力、そして生命力の強さに驚きを感じます。
ライダーが走れる条件というのはバイクを速く走らせるスキル
というのが絶対条件ですが、同時に体力や精神力の強さの
重要性を感じますね。
タイトルや勝利のために勝つのではなく、お金のために
走りたくないという言葉を残して、ジベルナウは引退する
ことにしました。
私の友人であり、ジャーナリストのマルコ・マセッティは
今から二年ほど前に彼とのインタビューをしていた時に、
割りに早い時期にヘルメットを脱いで、自宅でビールを飲みながら
彼女と一緒にレースの世界をテレビでファンとして見ていること
だろうと話していたので、交渉が長引き、負傷箇所の回復が
遅れるようだとこういった決断をするのだろうなとは
思っていました。
ドゥカティがストーナーを選び、カワサキはジャックとサイン
して、シートが数少なくなっていることと暴力的なまでに
速くなった今のバイクで一回の転倒がとんでもないダメージを
与えてしまう(ライダーはめったなことでは痛いことを
口にしませんが)ことが理由であったのは明らかです。
私と同じようにエミリアロマーニャなまりのイタリア語を
話す彼には昔からかなりシンパシーを感じていました。
かつての500の時代は今と違って、まだまだのんびり
していてレースウィーク中に一回はセテとアレックス・
クリヴィエと彼のガールフレンドとぐだぐだ話すのが
恒例になっていて楽しい時を過ごしていました。
しかし、MotoGPの時代になり、色々なモノが大きく変わり、
人とテクノロジー、ライダーとパワーの妥協地点が
劇的に変化していく中でまずアレックスが、そして
セテが次の人生を歩む決断をしました。
さみしさと悲しさを感じる私です。
そんな空虚感を感じる中で、スーパーバイクで結果を出して、
MotoGPに戻ってくるアレックス・バロスのライダーとしての
能力と体力、そして生命力の強さに驚きを感じます。
ライダーが走れる条件というのはバイクを速く走らせるスキル
というのが絶対条件ですが、同時に体力や精神力の強さの
重要性を感じますね。
フォガティはどこへ。何をするのか。
2006年11月7日 スポーツ日経新聞が”マレーシアの国策石油会社”と呼ぶペトロナス。
そのペトロナスとマレーシアの政府関係の人、モノ、金、政治力
などを動員して作られたスーパーバイクマシン”ペトロナスFP”
によるスーパーバイク世界選手権プロジェクト。
しかし、これは五年の契約を満了して、終了しました。
時にトロイ・コーサーが空タンクに近い状態でソフトタイヤ
を使って土曜の午後のセッションで世界チャンピオンに
ふさわしいパフォーマンスを見せて、スーパーポールを
ゲットしたりしたこのマシンですが、この五年間で日曜の
午後にはあまりいいところを見ることがなく終わりました。
このチームの代表は元ワールドチャンピオンのキング・カール・
フォガティ。ライダーとして世界チャンピオンになり、
新しいキャリアとしてチームマネージャーとして指揮を
取るときにドゥカティでもホンダではなく、マハティール
がマレーシアという国の製造業の未来のために始めた新し
いプロジェクトの誘いに乗る形でフォギーペトロナスレーシングは活動を開始しました。
しかし、コーサー、ウォーカー、マーティンが時に
輝いてみせたのですが、昨年と今年に関しては日本メーカーと
ドゥカティの姿は遠くなるばかり。ライダーとして世界王者
に君臨したフォガティでしたが、マネージャーとしては
成功とは行きませんでした。
ワークス待遇でマシンを準備してもらい、スペシャルな人や
モノに恵まれて、それを活用してワールドチャンピオンになった
キングカール。
マネージャー業を開始する時に、マレーシアの資本や政治力、
テクノロジーを受けて、活動をすることができたフォガティ。
しかし、来年は大メーカーからのサポートがない状態から
全てを始めることになります。
ホンダやドゥカティのイギリスサイドはフォガティの知名度や
人気と能力を考えて、来年の世界選手権にフォガティのチーム
からイギリス人のライダーを使って、走らそうという噂が
出ていますが、まだ交渉中であり、正式発表はありません。
大きな組織やメーカーのサポートやスポンサードがない中で、
自ら体を動かし、頭を働かせて、一体彼は何ができるのだろうか。
チームの代表として、どういったマシンとライダーを用意して、
どんな体制を作ることができるのだろうか。
ライダー時代、マネージャー時代、人やモノや組織に恵まれて
それを動かすことで活動してきた彼がリアルにマネージャー
として、どこで何をするのか私にとって非常に興味深い
シーズンオフになっています。
そのペトロナスとマレーシアの政府関係の人、モノ、金、政治力
などを動員して作られたスーパーバイクマシン”ペトロナスFP”
によるスーパーバイク世界選手権プロジェクト。
しかし、これは五年の契約を満了して、終了しました。
時にトロイ・コーサーが空タンクに近い状態でソフトタイヤ
を使って土曜の午後のセッションで世界チャンピオンに
ふさわしいパフォーマンスを見せて、スーパーポールを
ゲットしたりしたこのマシンですが、この五年間で日曜の
午後にはあまりいいところを見ることがなく終わりました。
このチームの代表は元ワールドチャンピオンのキング・カール・
フォガティ。ライダーとして世界チャンピオンになり、
新しいキャリアとしてチームマネージャーとして指揮を
取るときにドゥカティでもホンダではなく、マハティール
がマレーシアという国の製造業の未来のために始めた新し
いプロジェクトの誘いに乗る形でフォギーペトロナスレーシングは活動を開始しました。
しかし、コーサー、ウォーカー、マーティンが時に
輝いてみせたのですが、昨年と今年に関しては日本メーカーと
ドゥカティの姿は遠くなるばかり。ライダーとして世界王者
に君臨したフォガティでしたが、マネージャーとしては
成功とは行きませんでした。
ワークス待遇でマシンを準備してもらい、スペシャルな人や
モノに恵まれて、それを活用してワールドチャンピオンになった
キングカール。
マネージャー業を開始する時に、マレーシアの資本や政治力、
テクノロジーを受けて、活動をすることができたフォガティ。
しかし、来年は大メーカーからのサポートがない状態から
全てを始めることになります。
ホンダやドゥカティのイギリスサイドはフォガティの知名度や
人気と能力を考えて、来年の世界選手権にフォガティのチーム
からイギリス人のライダーを使って、走らそうという噂が
出ていますが、まだ交渉中であり、正式発表はありません。
大きな組織やメーカーのサポートやスポンサードがない中で、
自ら体を動かし、頭を働かせて、一体彼は何ができるのだろうか。
チームの代表として、どういったマシンとライダーを用意して、
どんな体制を作ることができるのだろうか。
ライダー時代、マネージャー時代、人やモノや組織に恵まれて
それを動かすことで活動してきた彼がリアルにマネージャー
として、どこで何をするのか私にとって非常に興味深い
シーズンオフになっています。
dove va foggy? cosa fa lui?
2006年11月7日 スポーツdopo aver finito l’ultimo anno dei 5anni contratto
fra ex campione del mondo e il marchio malese
petronas cosa fa king carl?
king carl fogarty sempre il grande protagonista e
dominava il campionato del mondo sulla ducati
anzi quando ebbe iniziato il nuovo lavoro come
il manager della squadra
non ci fu la moto di borgo panigale
anziche la moto malese che si chiama petronas
ci fu al suo box al circuito
sulla mia pagina
tanti italiani leggono in italiano
da leggere i miei opinioni con il mio pensiero
e gli informazioni dal giappone
non vedevo mai la moto di tre cilindri malese
in giappone neanche i prodotti del marchio malese
al negozio in giappone
il rapporto fra petronas e il governo malese
mi sembra che sia molto simile
come l’agip e il governo italiano
come l’elf e il governo francese
ex primo ministro mahatir ebbe voluto il progetto
per il futoro vicino in malesia
cioe` ebbe sperato il loro marchio della moto senza i giganti giapponesi e italiani
per questo il governo ebbe preprato tante risorse
e ebbe portato sacco di soldi al ex campione del mondo
a cui piaceva entrare al campionato mondiale
come il manager della squadra
pero` non ebbe fruttato tanto
qualche volta con troy corser ebbe guidato bene
con pocchisimi benzine alle 16 al circuit sabato pomerriggio
e ebbe dominato superpole
invece domenica non fu andato bene la moto
troy corser ebbe sempre il grande agonismo anche
chris walker e steve martin pero` sopratutto gli
ultimi anni le moto giapponesi e italiani
furono piu` veloci
peggio ancora mahatir ebbe detto "basta! " e
ritirato non c’e’ il grande proteggista
da continuare l’attivita’ partecipare il campionato
del mondo di derivate di serie
ancora king carl e’ molto determinato
ci sono qualche informazione con honda inglese e
ducati inglese a cui interessa supportare
e portare uno o due moto per l’anno prossimo
gareggiare al campionato del mondo
pero’ ancora incerto loro futuro vicino
dove va? cosa fa? senza l’appoggio economico e moto
dalla malesia cosa puo’ fare lui?senza supporto
direttamente dal marchio cosa fa e come va ?
puo’ fare qualche miracolo o no?
mi interessa il suo futuro vicino
vediamo!!
fra ex campione del mondo e il marchio malese
petronas cosa fa king carl?
king carl fogarty sempre il grande protagonista e
dominava il campionato del mondo sulla ducati
anzi quando ebbe iniziato il nuovo lavoro come
il manager della squadra
non ci fu la moto di borgo panigale
anziche la moto malese che si chiama petronas
ci fu al suo box al circuito
sulla mia pagina
tanti italiani leggono in italiano
da leggere i miei opinioni con il mio pensiero
e gli informazioni dal giappone
non vedevo mai la moto di tre cilindri malese
in giappone neanche i prodotti del marchio malese
al negozio in giappone
il rapporto fra petronas e il governo malese
mi sembra che sia molto simile
come l’agip e il governo italiano
come l’elf e il governo francese
ex primo ministro mahatir ebbe voluto il progetto
per il futoro vicino in malesia
cioe` ebbe sperato il loro marchio della moto senza i giganti giapponesi e italiani
per questo il governo ebbe preprato tante risorse
e ebbe portato sacco di soldi al ex campione del mondo
a cui piaceva entrare al campionato mondiale
come il manager della squadra
pero` non ebbe fruttato tanto
qualche volta con troy corser ebbe guidato bene
con pocchisimi benzine alle 16 al circuit sabato pomerriggio
e ebbe dominato superpole
invece domenica non fu andato bene la moto
troy corser ebbe sempre il grande agonismo anche
chris walker e steve martin pero` sopratutto gli
ultimi anni le moto giapponesi e italiani
furono piu` veloci
peggio ancora mahatir ebbe detto "basta! " e
ritirato non c’e’ il grande proteggista
da continuare l’attivita’ partecipare il campionato
del mondo di derivate di serie
ancora king carl e’ molto determinato
ci sono qualche informazione con honda inglese e
ducati inglese a cui interessa supportare
e portare uno o due moto per l’anno prossimo
gareggiare al campionato del mondo
pero’ ancora incerto loro futuro vicino
dove va? cosa fa? senza l’appoggio economico e moto
dalla malesia cosa puo’ fare lui?senza supporto
direttamente dal marchio cosa fa e come va ?
puo’ fare qualche miracolo o no?
mi interessa il suo futuro vicino
vediamo!!
フェデラー、フェデラー、フェデラー
2006年11月6日 スポーツ先月行われたAIGオープンの記事が日本のテニス雑誌の
ほとんどを占めていて、その記事の大部分が世界ナンバーワン
プレイヤーのフェデラーに関するものでした。
というわけで、本屋の棚にはフェデラーの写真がいっぱいですね。
日本人でプレイヤー人口は多いけれど、お金を払ってまで
見ようとする人の数はいかほどかと思っていました。
日本人の男でシャラポワは見たいと思う人が多い。高性能な
デジカメであのロシア娘を撮りたいという数はかなりの
ものがあるだろう。しかし、世界チャンピオンのスイス人
を見るためにどれだけ人が来るのだろうかと思っていましたが、
かなりのお客さんが詰め掛けました。
そして、彼のプレイを見た人のほとんどは王者のプレイを
満足して見て帰っていきました。
かつての馬場さんや猪木さんがマットにいた時のとりわけ
地方都市での観客動員力というのはすごいもので、そのために
かなり無理してマットに上がっていました。
全盛期は過ぎていても、会社や組織の長としての立場を
考えると、とりわけ地方ではやはり、少しでもリングに
上がる必要性があったことを彼らは肌感覚と金銭面で
よく理解していました。
大会関係者がフェデラーが色々な意味での商品訴求力
を持っているのか理解して引っ張ってきたとしたら大した
プロデュース姓とブッキング能力を持っていたんだなと
思いますね。
ほとんどを占めていて、その記事の大部分が世界ナンバーワン
プレイヤーのフェデラーに関するものでした。
というわけで、本屋の棚にはフェデラーの写真がいっぱいですね。
日本人でプレイヤー人口は多いけれど、お金を払ってまで
見ようとする人の数はいかほどかと思っていました。
日本人の男でシャラポワは見たいと思う人が多い。高性能な
デジカメであのロシア娘を撮りたいという数はかなりの
ものがあるだろう。しかし、世界チャンピオンのスイス人
を見るためにどれだけ人が来るのだろうかと思っていましたが、
かなりのお客さんが詰め掛けました。
そして、彼のプレイを見た人のほとんどは王者のプレイを
満足して見て帰っていきました。
かつての馬場さんや猪木さんがマットにいた時のとりわけ
地方都市での観客動員力というのはすごいもので、そのために
かなり無理してマットに上がっていました。
全盛期は過ぎていても、会社や組織の長としての立場を
考えると、とりわけ地方ではやはり、少しでもリングに
上がる必要性があったことを彼らは肌感覚と金銭面で
よく理解していました。
大会関係者がフェデラーが色々な意味での商品訴求力
を持っているのか理解して引っ張ってきたとしたら大した
プロデュース姓とブッキング能力を持っていたんだなと
思いますね。