パリダカールラリーを制したこともある日本人ラリードライバー
の篠塚建次郎が今回のパリダカを最後に引退する発表をしました。

長く三菱の顔としてパリダカを、そして各地のラリーを戦い、
そしてパリダカを制し、自身と三菱に栄光をもたらし、
三菱の方針変更以降は日産のマシンで挑戦を続けてきた
彼ですが体力や精神力の限界や衰えを感じ、決断の時を
迎えました。

お祭りを感じさせる華やかな出発、そして美しさと厳しさ
を併せ持つモーリタニア砂漠を駆け抜け美しい海岸のある
ダカールへ。毎回ルートが変わりエントリーするドライバー、
ライダー、メーカーが変わっても篠塚は変わらずに挑戦を
続けてきました。

しかしながら悲しいし寂しいけれど人間誰しも衰えてしまう
ものです。彼もそれを感じ取って辞めることにしたのでしょう。

彼の活躍というのが80年代、90年代のパリダカに果たした
役割は大きなものがあります。バタネン、フォントネ、カンク
ネン、オリオール、サビー、ラルティーグ、シュレッサーと
いった世界の列強との砂漠でのバトル。それはまさに選ばれた
ドライバーだけが奏でる暴力的で狂気に満ちた犯罪的に
美しいオペラでした。

そのオペラのタクトを振ったのがティエリー・サビーヌ。
彼の『冒険の扉を開くのは君だ。君が望むなら連れて行こう。』
というフレーズは決して口先だけのものではなく、重々しい
リアリズムと溢れ出るファイティングスピリットが縦糸と
横糸となり紡がれ美しい衣装となっていました。

そんな彼が大会期間中にヘリコプターでの事故死で短い
人生を終えることになっても、体力や精神力の限界まで
戦い、そしてダカールの海岸を目指したドライバーと
ライダー達。そしてその頂上に着いた日本人ドライバー
の篠塚はもっと評価されてしかるべきだと思います。

近い将来のこと、スポンサー活動やビジネス交渉などを
考えることなく走ることができる今回のパリダカは
ある意味一番リラックスし、ドライビングに集中し
戦えることでしょう。彼の最後のパリダカを見届けたいと
思っています。
MotoGPの方はドゥカティとアプリリアがヘレスで、
多くのMotoGPクラスのチームがセパンでテスト。
ビアッジのキャメルカラーのカワサキとコニカミノルタ
ホンダのマシンがなかったのは色々な意味で交渉が
必要であり、不在がナチュラルなものとして受け止められて
いたようです。

でもって来週ですがカタールでSBKのテストが始まります。
ゼロックスドゥカティ、ヤマハイタリア、テンカーテホンダに
ワールドチャンピオンを擁するコロナアルスタースズキも
ピレリのタイヤと新型、あるいは改良型マシンをテストする
ようですが、一部の報道ではPSG1カワサキはイタリア(
もしくはサンマリノ)に残りテストには不参加になる
ようです。

今年の最終戦のフランスの時にPSG1のホスピタリティで
フォンシ・二エトと食事しながら話す機会に恵まれたの
ですが、彼いわく『スズキとコーサーのタイトルはすでに
冬の間の準備と走りこみ、そして体制作りで決まって
いた。いかに下準備とテストチャンスがタイトルに近づける
かは冬と春にやることが大事で彼らはそれができていた。』
とのこと。

カタールでのタイムと周回数は何かを証明することでしょう。
そして新しいものを突っ込んだり古いものを取っ払ったり
してマテリアルが完成形に近づいた時にライダーがどれだけ
マシンやスタッフを信頼してアタックした時に出たタイムが
自信になったり、ライバルに対する一撃であったり、
マテリアルが機能している証明になるのでしょうが、この
カタールという来年の開幕戦の舞台となるサーキットで
どんな序曲が流れるのか楽しみです。

hings is back!!

2005年11月30日 スポーツ
かつて16歳で世界の頂上に登りつめたマルチナ・ヒンギス
がテニスの世界に戻ってきます。かつての栄光、そして怪我と
モチベーションの低下による休養。ヨネックスなどのスポンサー
とのPR活動のみで公の場に現れていた彼女に何が起きて、
再びラケットを握る決意をしたのか疑問も残りますが、
年明けのオーストラリアに姿を見せるようです。復帰の舞台は
アディダス国際。つまりスポンサーのために一度実戦で体を
慣らしてから、メルボルンでのオーストラリアンオープンに
出るようです。

すでにオーストラリアンオープンのトーナメントチェア
エグゼクティブのポール・マクナミーはワイルドカードを
出す準備をしているようで、予選を戦うことなく、いきなり
世界のトップ100クラスのプレイヤーと戦う可能性が
高くなっています。

シャラポワ、ウィリアムス姉妹やモーレズモ、エナンアルデンヌ
といったパワープレイヤーに対して彼女のテクニックと戦術
を使ったテニスがどこまで通じるのか、どう戦っていくのか
楽しみです。
全日本選手権が森田あゆみのニュースで湧いている時、
私が可能性を感じる日本人女子プレイヤーは海外で
戦っていました。

四大大会やツアーのポイントや賞金額が高い大会はすでに
終了しましたが、これから世界を目指すプレイヤーや
ジュニアを卒業してプロツアーに入ってきた選手が戦う
大会にオフシーズンはなく、世界中から少しでもポイントと
賞金を得て、技術と体力を向上させるために戦う舞台が
チャレンジャーと言われるカテゴリーの二万五千ドルや
五万ドルクラスの大会です。

日本とは季節が逆になるオーストラリアの地方で開催された
チャレンジャー大会の決勝のコートに不田涼子は立っていました。少しでも強く、少しでもタフになるために全日本という
日本人プレイヤーにとって大きな意味のある大会ではなく
海外を転戦していた彼女は確実に実力を上げて現在186位
の彼女はおそらく160位台にランクを上げることでしょう。

全日本よりも世界のツアーで戦うことを選び結果を出し始めた
彼女に関してはジュニア時代も世界の同年代のプレイヤーと
いい戦いをして、好成績を挙げていたのですが、いよいよ
何かをつかみ、何かを得て、さらなる進化を遂げる気がする
私です。シャラポワのようなスピード出世にはなっていませんが
まだまだ若い彼女と森田あゆみに日本の近い将来の女子テニス
がかかっている気がしますし、大いに期待をしています。
彼女たちには何かをしてくれる可能性を感じます。
ホンダのMotoGPクラスの血の入れ替え政策と交渉のタイミング
の悪さでシートを失ったアレックス・バロス。その彼には
スーパーバイクでの話が出ています。

当初、チームクラッフィでの参戦について話が出ていました。
これはキリがDFXTREAMに移籍して空いたシートに彼が収まる
というものでしたが、この話は流れてしまったようです。

ビアッジと違ってホンダとの関係が良好であると言われる
バロスに対して来ている話というのがジャパンタバコ
インターナショナルのブランドであるウィンストンタバコ
のカラーリングをまとったCBR1000を使うテンカーテで
走るというもの。

すでにカール・ムジェリッジとジェームス・トーズランド
の二人の参戦が決定しているこのチームにブラジル人が
二人を押しのけて契約を勝ち取ることが出来るのか疑問を
抱いていたのですが、何と先ほど聞いた話では、あの
オランダチームは三台体制をとり、その三台目のリッターバイク
にバロスという話が出てきているようです。

キャメルではなく、ウィンストン。5気筒ではなく4気筒。
しかしながらジャパンタバコインターナショナルであり、
ホンダであるということになりますが、一体どうなるのか
私と話すときにイタリア語で話してくれるブラジル人の
動向を見守りたいと思います。
04年までのユーロスーパーストック選手権から改組され
FIMカップSTK1000選手権となったリッターバイクのカテゴリー
で最終戦の最終コーナーでトップを奪い(まぁライバルの
ミスで拾ったとも言えますが)チャンピオンとなった
デディエ・ファンケイミューレンの世界選手権参戦が決まった
ようです。

マシンはヤマハ。しかしながら慣れ親しんだR1ではなく、
R6。そしてチームはMoto1ということになったようです。

このMoto1というチームは今季スズキの600で参戦
していたのですが、来季はヤマハにスイッチして重いバイク
で実績を作ったファン・ケイミューレンを擁して世界の
頂上を狙うことになった模様です。

彼らのチャレンジがどのようなものになるのか、
そしてリッターバイクをやっていたケイミューレンが
600でどうなのかまた来年の楽しみが増えた気がします。
ヴァレンティーノ・ロッシというレース界のスーパースター
を失うとどういうことになるのか。味方であればこれほど
心強く、敵であればこれほど困る存在もないのがこのペーザロ人
なんですが、彼を失ったことで困った人や会社、組織について
考えてみました。

ある日のこと。イタリアにいた私は例によってgazzetta dello
sportを読んでいたのですが、GASというアパレル、ジーンズ
メーカーの1ページの全面広告に出ていたのが、ニッキー・へ
イデンでした。

このイタリアのアパレルメーカーはホンダMotoGPチームの
オフィシャルスポンサーであり、現物支給をしているのですが、
ロッシがレプソルホンダで走っていたときにはイタリアの
スポーツ新聞の1ページ広告には彼を使っていました。

ヨーロッパで、とりわけイタリアで絶大な人気である
彼の載っている広告というのは人々の目を奪うに十分な
ものであるのですが、彼がヤマハに移って、同じ広告量を
ホンダライダーであるへイデンがやるといってもロッシ
がやっていた時のようなイメージとインタレスティングを
人々が抱くことはありません。

イタリアのスーパースターとまだ一つしか勝っていない
アメリカ人、そしてアメリカ人なので当然のことながら
世界中どこへ行っても英語を話せばいいやと思っていて
イタリア語が話せない、そして、それでいながら結構な
高給を得ているがロッシと同じマシン、同じエンジン、
同じサスペンションを使っていながら、チームメイトに
遅れをとっていたライダーを広告に使っても広告効果が
どれだけのものか極めて疑問です。

星野仙一の後の阪神の監督や古舘伊知郎の後任のワールド
プロレスリングの実況など前任者が立派だとどうしても
見劣りするしやりにくいものですね。

ロッシの後釜でイタリアのスポーツ新聞でスポンサーの
ためにポージングしてもアメリカ人を使って得るものより
イタリアが生んだ世界チャンピオンを失ってなくしたもの
の方が大きいのは当然の帰結でした。
スーパースポートをヤマハの600ccバイクで戦う
ヤマハジャーマニーのラインナップが発表になりました。
今季と同様にカーテンとパークスというオージードゥオで
参戦するとのこと。

すでに走り出す前から今までの最高傑作という呼び声の
高い06年型のR6というマシンでドイツとフランスを
勝ったこのチームのライダーがどういう戦いを見せるのか、
シャーペンティエや藤原、フォレといったライダー、
さらに不確定な要素が高いのですがグールベルグやナンネッリ
がこのカテゴリーに参戦するとしたらどういったバトルが
展開されるのか今から楽しみです。

R6でスーパースポートをやることははっきりしましたが、
もう一点気になるのがSBKですね。ソフオグルやケイミューレンが
果たしてR1でSBKに出てくるのか、あるいは他のカテゴリーに
なるのか気になるところです。

かつて藤原がスズキの600で走っていたコロナアルスター
スズキ参戦時に他のメーカー
のマシンの背中を眺める一年を送っていたときに腕では負けて
いなくてもマテリアルで埋められない壁や差があると話し、
『速いマシンというのは大体見た目も格好いいものなんだ』と
説明してくれたことがありましたが、R6とR1は見とれてしまう
美しさを有しています。そんなマシンでドイツベースのヤマハ
ユーザーチームはどんなパフォーマンスを発揮するのでしょうか
06年型のR6をどう乗りこなすのか、そしてR1でSBKをトルコ人
やベルギー人は戦うことになるのか注目です。

dorlis fantastic!!

2005年11月23日 音楽
dorlisからの冬の素晴らしいプレゼント。swingin’ party
を聞きました。これがまた彼女らしくていいんだわ。
今までの作品の中で未発表の曲とすでにシングルカットされた
曲のライブバージョンやリミックスバージョンが収録された
ごきげんなアルバムで内容盛りだくさんでありながら2000
円というのはけちな名古屋人もびっくりの安さであり
驚きの中身ですね。

私が好きなのはマリポーサのライブバージョンです。彼女は
アルバムもいいのですが、やはり酒が飲める場所でほろ酔い
気分でのりのいい曲、しっとりとした作品を五感で感じる
のが正しい視聴のあり方だと思うのですが、CDからライブ
会場にトリップするような感覚やライブをやっている場所を
想像するような気持ちをすぐに覚えましたね。

とにかく少し体調が悪かった私が何だか元気になり、
音楽には不思議な力があるのだと思うのと同時に、
その力を与えてくれるエネルギーとキャラクターを
彼女は有しているのだと改めて思いましたね。

dorlis!fantastic!!
K1グランプリ決勝トーナメントをテレビで見ていましたが、
セーム・シュルトの規格外の強さを感じました。
2メートルを超える大きさで体重もあるのに、早く動くことが
できて、一日三試合できるスタミナを持っている。
ボクシングでも柔道でも5キロ違えばかなりダメージが
違ってくるのですが、動けるスーパーヘビー級が今年のK1を
制した印象が強いです。

彼が現在の相撲の世界のモンゴル人横綱のように一人だけ
アナザープラネットの強さを示す可能性を感じていますが、
そこに強さやうまさで彼を崩せるライバルが現れた時に
K1の地殻変動が起きる気がします。

マッケンローというプレイヤーに対してレンドルが現れ
柔と豪の戦いとテーマ性が生まれたように、プロストという
戦術家の世界チャンピオンに対してセナという天性の速さ
を持ったドライバーが出てきて戦いを挑んだように
一人が飛びぬけた状況を突き破る違うカラーやキャラクターの
ライバルが出てきて挑戦状を叩きつけた時に新しいドラマ
が生まれる気がしますが、シュルトには今のヴァレンティーノ・
ロッシのような存在になってしまいそうな圧倒的な強さを
感じました。
日本のメディアにはまだ載っていませんが、イタリア、
イギリスでの報道ではヤマハモーターフランスの06年
シーズンの参戦活動は三台体制になると報道されています。

今季の阿部、ジャンベールは残留。そこに何と中富が
加わるというのがイタリアとイギリスでのHPでの報道。

なぜ日本というヤマハの地元で報道が遅れているのか、
あるいは各報道機関が自粛しているのか、何かほかに
公にできない理由があるのかわかりませんが、海外での
報道が先行して、日本が遅れているのに何か違和感を
感じてしまう私です。

日本人ライダーの参戦が増えることは私的にはウェルカム
ですが、どこまでやれるのか、中富というライダーが
世界を舞台にしても速いのか、しぶといのか、強いのか
気になるところです。
スロバキア対クロアチアのデビスカップ決勝はとんでもない
盛り上がりになることは必至でしょう。独立してまだ二十年
にもならない二つの国が国別対抗戦の世界王者になる舞台
に立ちます。

この決勝のコートはスロバキアのブラティスラバのナショナル
テニスセンター。スロバキアはここで三月にディフェンディング
チャンピオンのスペインを日曜を待たずに破り、七月には
オランダを葬りさり、さらに準決勝ではアルゼンチンを
ぶち破り、決勝に駒を進めました。

スロバキアという国のナショナリズムの強さを私はここで
見た10万ドルのチャンレンジャー大会、そして三月の
デビスカップの一回戦でまともに感じましたが、この激しい
応援とそしてウルトラファーストハードコートがスロバキアの
プレイに大きな有利な材料になることは間違いありません。

個人的にはあれだけお客さんが入って盛り上がるのだから、
アイスホッケー場(スロバキアの国技)にカーペットを敷き詰め
て多くのお客さんに見てもらえるようにしたら場内の盛り上がり
は熱を持ち、さらに現場で見たいと思っている人のリクエスト
にも応えることになるのでいいと思うのですが、今回も
スロバキアのナショナルテニスセンターでの開催となりました。

十二月のスロバキアのブラティスラバは一体何が起きるのか、
何が生まれ、何が壊れるのか今から楽しみです。
125CCクラスでワールドチャンピオンとなったミカ・カリオ
がKTMと二年の契約を更新しました。

彼のコメントでは来年はゼッケン1をつけて125のタイトル
防衛を目指して、再来年に250ccにステップアップしたい
とのことでした。

まだまだ発展途上の250に乗ることのリスクやメーカーや
チームにとってチャンピオンナンバーを有して一年戦う
ことの利益などがこのチョイスに結びついたと思います。

一方、今季125でランク三位となったガボール・タルマッチ
ですが、ジーノ・ボルソイのチームで125をやることに
なった模様です。勝負の年であり、いろいろな意味で重要な
一年になりそうです。
日本のテニスプレイヤーで若手と言われる連中の年齢という
のが20から23ぐらい。先日、行われたAIGオープンの
女子のベスト4に入った連中というのはミドルティーンから
ハイティーンでした。

そんな年齢層のプレイヤーが世界を周り、非英語圏の
連中なのに英語を話し、自分に必要なモノ、足りないモノを
自覚して、常に欲を持ち、あきらめが悪く、戦いの日々を
送って果実を得ようとしています。

日本で若手と呼ばれる連中にはあまり男子も女子も
可能性を感じないのですが、日本で呼ばれる若手の
世代のもうワンジェネレーション下の森田あゆみには大化けする
可能性を感じますね。

まだ、彼女は十五歳。そして、杉山愛のスタッフがかなり
彼女の周りにいて、経験と実戦を五感でしっかり感じ取った
スタッフが今の、そして近い将来の森田あゆみに必要なこと、
やるべきことを指南しているようです。

全日本選手権という世界のツアーとは関係なく存在している
大会ですが、彼女は決勝にたどり着きました。もちろん、
全日本で満足することなく将来へのステップのために
勝って栄冠と共に何かを得て、世界を舞台にしていって
欲しいものです。

閉塞感や停滞している状況を変えるには、とんでもない
エネルギーと若さと力を持っている人が必要なのでしょうが、
テニスの中継から地上波放送が遠のき、セイコースーパー
テニスやトヨタプリンセスカップがなくなり、多くのテニ
スコートがフットサル場になっていたりする現今に森田あゆみ
という未来の可能性と若さと元気とエネルギーと少々の毒を
有している少女のプレイと勝利の数が必要だと思います。

enfin! fabien!

2005年11月18日 スポーツ
il primo vincetore di supersport mondiale nel 2006
senza charpentier e fujiwara
e’ fabien foret ad assen

ho gia scritto la gara ad assen sulla mia pagina
al quello periodo avevo capito ancora
lui e’ il campionato del mondo

al pilota francese c’erano tante offerte
da partecipare sia superbike sia supersport
io ho sentito una offerta speciale
che era opportunita salire su suzuki nuova600
con la corona alstare suzuki che prepara pagare
200.000euro

questo scenario il team boss francis batta voleva fare
come la forma ufficiale anche la classe 600mondiale
e il manager belga e’ molto determinato da vincere
il titolo supersport

per questo cercava il pilota che ha il talento
e l’esperienza da girare al campionato mondiale
percio’ voleva la schieda migliore nel 2006
quindi parlava con fabien e anche con nannelli

a liege c’ha questa idea per il futoro vicinissimo
partecipare al campionato mondiale di supersport

e ad hamamatsu i giapponesi pensano di qualcosa

dopo aver capito e letto tante informanioni
la suzuki vorebbe concentrare svillupare la moto
di motogp
nel 2007 cambia regolamento del motore
devono pensare di creare il motore e il telaio che
addatta al motore 800
percio’ gli uomini le tecnologie i soldi
i vip della suzuki volevano concentrare ai nuovi
il motore il telaio ecc ecc

per questo la suzuki a cui non interessa tanto
partecipare al campionato di supersport
oppure manca determinazione vincere alla classe 600

pero’ c’e’ la possibilita’ da cambiare

dopo essere arrivato ad hamamatsu francis batta
il belga voleva salutare e fare ceremonia
per le vittorie e il titolo mondiale di superbike
qualcosa facendo

cioe’ al periodo di suo soggiorno
penso che abbia parlarto tante cose per la gara di
2006

infatti kagayama resta alla corona alstare suzuki
regis laconi che parlava con francis batta
pero’ firmava il contratto con psg1 kawasaki
poi veniva fabien foret a valencia fare il test
di suzuki GSXR600

comunque il simpatico francese puo’ tenere la opportunita’
girare la moto di supersport

questa notizia mi faceva sentire bene
meglio ancora lui girava col modello 2005
pero’ girava abbastanza bene

se arrivasse la moto di suzuki 600 del 2006
e puo’ girare come preferisce
c’e’ la bella gara fra lui e charpentier curtain
fujiwara ecc ecc
ci sara bella stagione per me e per lui

vediamo!!
あの強い強いシャーペンティエと藤原のウィンストン
テンカーテに今シーズン初めて土をつけたライダーが
ファビアン・フォレでした。このアッセンでのファンタス
ティックな優勝についてはすでに私のこのブログで触れている
のですが(http://diarynote.jp/d/59911/_228_90.html
さすがに世界チャンピオンだなと思いましたね。

そのフォレには当然、いくつものオファーが届いていました。
スーパーバイクのチームからのもの、そしてスーパースポート
のチームからのものもあり、その中でイモラで耳にした
話というのはコロナアルスタースズキで20万ユーロという
額でスズキの06年型のマシンを走らせるというものでした。

この話というのはアルスターのボスであるフランシス・バッタ
はやりたいというものであり、スーパースポートでも世界
チャンピオンを獲りたい。また、そのために勝てるライダー、
実績と経験のあるライダーを欲しいという話でフォレの他にも
ナンネッリの名前も挙がっていました。

ベルギーのリエージュではそういう考え方を持っていて、
日本の浜松では様々な情報を総合するとMotoGP
のレギュレーションの変更に伴う新マシン及びエンジン開発
に人、モノ、予算をまわすためにスーパーバイクはいいが、
スーパースポートのマシンの開発と参戦に対しては、それほど
力を入れない、あるいは入れることが難しいということの
ようでした。

フランシス・バッタの浜松訪問というのは単に表敬訪問と
世界王座獲得の報告だけでないというのが私の考えで
何らかのディスカッションがベルギー人と日本人の間で
行われ、加賀山のコロナアルスター残留発表、ラコニのPSG1カワサキ入り、そしてヴァレンシアテストにおける
ファビアン・フォレのスズキGSXRライディングという
ことに結びついている気がします。

ともかく好漢ファビアンのスズキテスティングライディング
というのはうれしいニュースでしたね。なかなか情報が入って
こなくていくつかの不透明な話が流れている中でスズキの
今季型のマシンであっさりと結構なタイムで走ってみせた
彼がシャーペンティエと競り合う姿を見てみたいと思う
私です。
スーパーバイク世界選手権、スーパースポート世界選手権
というのは各メーカーが利幅の大きい市販マシンの販売
促進を兼ねて力を入れて参戦しているカテゴリーです。
中身はレース用にルールの範囲内でモディファイされています
が基本車両というのは売られているリッターバイクだったり、
600のバイクです。

ホンダというメーカーがCBR600という傑作マシンで
連勝街道を突き進み、スーパースポート世界選手権のライダー
とメーカータイトルを奪いましたが、今季のスーパーバイク
に関してはトロイ・コーサーとスズキGSX−Rの後塵を
はいする結果となってしまいました。

レース活動が会社のDNAの一部になっているホンダという
会社にとって、さらにリッターバイクの売り上げを伸ばしたい
人達にとってまずい状況と空気を感じたシーズンでした。

さらにここに来て、勝てるライダーであり、ファイアブレード
1000での参戦以来走り続けてきたクリス・ヴァーミューレン
がMotoGPのそれもスズキに移籍していってしまいました。

こういった状況の中で重いバイクを走らせることができ、
実力もあり、ホンダがタイトルを奪うために走らせたいライダー
で来年の活動が決まっていない男を使って、来年勝負を
かけるのではないかという話が持ち上がってきました。

すでにホンダはDFXTREAMでキリとファブリッツィオ、
クラッフィでノイキルフナーが走ることが決定しています。
そして、テンカーテでムジェリッジとトーズランドも
決まっていますが、さらにもう一人ホンダライダーを
CBR1000で走らせる可能性があるようです。

交渉中であることは間違いなく、ヴァレンシアテストでも
色々な話が出ているようですが、チャウスでもビアッジでも
なく、今季のMotoGPウィナーであり、4ストの
リッターバイクでも高いレベルで走れるライダーが参戦と
いうことになれば面白いことになると思います。

アレックス・バロスは果たして来年のカタールに姿を
現して、ホンダの1000ccを走らせるのでしょうか。
それとも浪人して、BMWのまだまだ不透明なMotoGP
参戦プロジェクトのテストライダーになるのでしょうか。
キャメルタバコのスポンサードを手土産にスズキやカワサキの
三台目のマシンを手に入れて、MotoGPクラスを走るのでは
ないかという話も出ていましたが、立ち消えてしまい、
ポンスはチェカとストーナーが走ることになって、八方塞り
の状況のローマの征服王。このまま、引退という話も
出てきています。

彼の性格からして、ロッシに破れた姿のままでヘルメットを
脱ぐことは考えられない。しかしながら、日本のメーカーも
彼のために一台マシンを用意することはなく、チームもマシン
もない状態になっています。

彼の独特の行動様式や思考というのは、最大の敵というもの
を設定し、その敵を打ち破るために人、モノ、金など資源を
一点集中して、力を蓄えてマシンの開発や戦術の作成などを
していくというもので、実際にアプリリア時代などは
ヤマハという大きなメーカーに属する日本人の原田と
彼のライディングスタイルに合わせた作られたマシンに
打ち勝つために、全てのリソースを集中させて、
強いマシンを作り、そして最大のライバルに勝ってみせて
メーカーやチームから信頼を勝ち取り、タイトルを奪い、
そのタイトルを防衛していった。

そうやって成果が上がっていればいいのでしょうが、
しかしながら、その方法ができずに終わったのが
今季の彼であり、ホンダはMotoGPクラスで最良とされる
マシンを彼に供給して走らせたのにも関わらず、彼は
勝つことができなかった。

チーム内やメーカー首脳陣との間に何があったのかわかりま
せんが、勝つために色々なものを多くの人と莫大な金を
使って用意したにも関わらず、彼は勝つことができなかった。

ホンダが近い将来のことを考えて若いライダーの採用に
動いたのも理解できます。(一年目は勉強の年と考えて
最大排気量で世界選手権を走ることでビッグマシンに
走ることに慣れながら、4ストロークマシンの学習をする。
エンジン排気量のラジカルな変更となる二年目に新エンジン
新マシンで勝負を賭けるということは十分推察できる。
ストーナーやペドロサなどに当てはまることです。)

となると難しい性格で、高い値段であり、成績の残っていない
ビアッジを放出する。あるいは出て行くのを止めないという
のは理解できます。

彼がこの難しい状況からどうリカバーしていくのか、
あるいはできないのか注目していきたいと思っています。
いろいろな意味でターニングポイントになりかねない、
マッチメークとなりました。両者、両陣営ともに背負っている
もの、持っているものが大きいだけにやらないほうが現状を
維持するうえでは良かったのでしょうが、当事者がやりたがら
ない試合というのがヒートして、盛り上がり、名勝負となる
ことはよくあります。

柔道という分野から総合格闘技に移り、小川はハッスルという
言葉を普及させたプロレスラーであり、芸能活動も活発
にしているタレントの面も。

一方、吉田は柔道着を着続けている総合格闘家であり、道場経
営者という顔を持ち合わせるファイター兼指導者。

仲が悪いと言われる二人がリングで対峙し、戦いの場面を
迎えた時に、どんな不協和音が奏でられ、きれいな技の
攻防ではない戦闘が起こるのか、今から楽しみですね。

紅白歌合戦包囲網は様々な思惑と野望、毒と悪、
好意と善意、お金や視聴率、人気と不人気といった
要素をふんだんに撒き散らしながら完成に向かいつつあります。
プロストに対するセナ、レイニーとシュワンツといった
ライバル関係が強い闘争心と激しいガッツを生み、それに
よって生まれたバトルが世界中のレースファンをしびれさせた
歴史を見てきました。

世界で一人しかたどり着くことのできないワールドチャンピオン
の座に着くのに、ライバルはいないほうがいいし、少ない方が
有利であると思うのですが、ライバル不在という状況はやはり
闘争心やモチベーションの低下を招く気がします。

ヴァレンティーノ・ロッシというライダーは間違いなく世界で
最高のライダーであるのですが、何かまだ引き出しや能力を
持っている気がします。しかしながら、本人が隠し持っている
能力、懐刀や秘密兵器と呼べるものを出さない状態で勝利を
重ねて世界チャンピオンの座に着いて、さらにそのタイトルの
防衛を重ねている印象が強いですね。

自分がどこまで速くなるのだろうか、どれだけ強くなれる
のだろうか、その努力をしなくても、ライバルに勝てる
だけのライダーの能力的なものとマシーナリーを有している
ので、新たに何かを作ろうとか産もうということをしなくて
済んでいる気がします。それ故にリスクを負うかもしれないが
冒険をしていないのではないだろうか。

もしそうだとしたら、ライダーとして、開発者としては
ある意味不幸せではないのだろうかという気がします。

プロストとセナ、レイニーとシュワンツには絶対に負けたくない
とか勝ちたいという欲望が横溢して、ちょっとやそっとの
ことでは簡単に勝敗がつかないライバルに対して、少しでも
有利な材料を得ようとか速くなるマテリアルを持とうという
欲望の発露がびしびし伝わってきました。そんな彼らが
発するエネルギーが素晴らしいバトルや名勝負に昇華し
ました。

レイニー、シュワンツ、ドゥーハン、ビアッジの後、
メランドリ、ペドロサの前というジェネレーションで、タイ
トルを何度も得ているロッシという男に何かどうしても負けた
くない相手を制して勝ったとか、負けたくない相手に負けて
悔しくて泣きじゃくったとかという姿を見ていません。
(ほんの一部の例外、97年のオーストリアでの上田との
バトルや、500ccの鈴鹿でのビアッジとのメインストレート
でのやりあいを除いて)

もっと、高いレベル、もっと信じられない領域に行くこと、
それは神に近づくことかもしれませんが、それができたときに
ものすごいエクスタシーを感じるのでしょうが、それを
できる可能性がありながらできない環境、つまりライバルの
不在ということですが、それはロッシを不幸せにしている
気がしてしまう私です。

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