パルマにてペッツォーニに会う。
2006年3月26日 スポーツ大阪からミラノに入り、かつてイタリア選手権のスーパー
バイククラスで走っていたルイジ・ペッツォーニと会いました。
例によって、色々とレースのこと、世界選手権やイタリア
選手権のことを話していたのですが、活字やネット情報に
なっていないことを知ることができました。
確度が高いものになったとき、発表できる土壌ができたときに
この発表の場でお伝えしたいと思っています。
イタリアで心配なのは旅行者にとって、イタリア国鉄の
ストライキですが、今回はその影響はなくてほっとしました。
しかしながら、ジャーナリストが反ベルルスコーニも親
フォルツァイタリアも今日に関してはストに入っています。
かつてraiが放映権を持っていたときに当時、この国営放送で
実況担当だったフェデリコ・ウルバンが鈴鹿に来ていたのにも
関わらず、仕事ができないというか、やりようがない状況で
ぶらぶらしていたことがありましたが、イタリアウーノの
連中も今回スペインのヘレスにいるにも関わらず、実況は
なしということになっています。
そんなこんなイタリアを感じた私でした。
バイククラスで走っていたルイジ・ペッツォーニと会いました。
例によって、色々とレースのこと、世界選手権やイタリア
選手権のことを話していたのですが、活字やネット情報に
なっていないことを知ることができました。
確度が高いものになったとき、発表できる土壌ができたときに
この発表の場でお伝えしたいと思っています。
イタリアで心配なのは旅行者にとって、イタリア国鉄の
ストライキですが、今回はその影響はなくてほっとしました。
しかしながら、ジャーナリストが反ベルルスコーニも親
フォルツァイタリアも今日に関してはストに入っています。
かつてraiが放映権を持っていたときに当時、この国営放送で
実況担当だったフェデリコ・ウルバンが鈴鹿に来ていたのにも
関わらず、仕事ができないというか、やりようがない状況で
ぶらぶらしていたことがありましたが、イタリアウーノの
連中も今回スペインのヘレスにいるにも関わらず、実況は
なしということになっています。
そんなこんなイタリアを感じた私でした。
松岡修造の発言を支持する。
2006年3月23日 日常今、発売されているテニスマガジンで松岡修造が英語の
重要性を主張しています。私は彼のこの声を間違いなく
支持します。
テニスという世界では、冷戦が激しかったときから、旧
共産圏のプレイヤーも出場していました。80年代では
チェコからレンドル、シュミッド。スロバキアからメチージュ。
旧ユーゴスラビアからジボイノビッチといった男子プレイヤー。
女子のツアーではハンガリーからテメシュバリ、ブルガリア
からマレーバ三姉妹。そして、チェコからはマンドリコワです
ね。そんな彼らがインタビューで返答するときの言葉は何
であったか。
やはり、英語でした。
上記のプレイヤーでもドイツ語がわかる人もいるでしょうし、
ロシア語がわかる人もいるでしょうが、日本人の報道関係者や
ヨーロッパやアメリカのジャーナリストがインタビューを
する時には英語でやり取りをしていました。
日本人にとって、ヨーロッパでかなりドイツ語が通じることは
驚きでしょうが、私たちがドイツ語を学習するのは大変だと
思います。
また、旧ソ連では当然ロシア語が優勢ですが、これも難しい
言葉だと思います。
となると、やはり英語が簡単でシンプルでわかりやすく、
国際共通語として、みんなが手を出しやすいですね。
そして、やはり通訳を介するのではなく、直接英語で会話
した方が相手が心を開いてくれると思います。
私は英語という言葉は大嫌いですが、この点において、
松岡修造の意見に同意します。
まぁ、でも、その国にいったらその国で話されている言葉を
話すと喜ばれるし、心を開いてくれますね。と同時に
世界中どこへ行っても英語で通そうとする英語国民(とりわけ
アメリカ人は)アメリカ巨大資本と共に嫌われているなと
実感します。
重要性を主張しています。私は彼のこの声を間違いなく
支持します。
テニスという世界では、冷戦が激しかったときから、旧
共産圏のプレイヤーも出場していました。80年代では
チェコからレンドル、シュミッド。スロバキアからメチージュ。
旧ユーゴスラビアからジボイノビッチといった男子プレイヤー。
女子のツアーではハンガリーからテメシュバリ、ブルガリア
からマレーバ三姉妹。そして、チェコからはマンドリコワです
ね。そんな彼らがインタビューで返答するときの言葉は何
であったか。
やはり、英語でした。
上記のプレイヤーでもドイツ語がわかる人もいるでしょうし、
ロシア語がわかる人もいるでしょうが、日本人の報道関係者や
ヨーロッパやアメリカのジャーナリストがインタビューを
する時には英語でやり取りをしていました。
日本人にとって、ヨーロッパでかなりドイツ語が通じることは
驚きでしょうが、私たちがドイツ語を学習するのは大変だと
思います。
また、旧ソ連では当然ロシア語が優勢ですが、これも難しい
言葉だと思います。
となると、やはり英語が簡単でシンプルでわかりやすく、
国際共通語として、みんなが手を出しやすいですね。
そして、やはり通訳を介するのではなく、直接英語で会話
した方が相手が心を開いてくれると思います。
私は英語という言葉は大嫌いですが、この点において、
松岡修造の意見に同意します。
まぁ、でも、その国にいったらその国で話されている言葉を
話すと喜ばれるし、心を開いてくれますね。と同時に
世界中どこへ行っても英語で通そうとする英語国民(とりわけ
アメリカ人は)アメリカ巨大資本と共に嫌われているなと
実感します。
トリノパラリンピック閉幕。でもって、、、。
2006年3月22日 日常オリンピックの後に同じ会場で同じ競技を障害者用にアレンジ
したスポーツの祭典のパラリンピックが開催され、終了しました。
果たして障害を持ったアスリート達は何をどう思い、感じたの
でしょうか。
私はイタリアという国で過ごしたことがあるのでわかるのですが
どうも、あの国というのは障害者差別が強く、バリアだらけ。
バリアフリーといった意識が低く、観光業が三番目の産業で
あり、伝統的に左翼政党が強い。そしてカトリックの影響が
強いことから、私も行く前は日本よりかなり成熟した社会
で、色々なものが揃っていると考えていました。
そんな風に思っているのは私だけではないはずですが、そんな
風に思っている人は相当な失望感を抱いてイタリアを離れます。
愛とか情熱という言葉を好んで使う彼らですが、愛と情熱は
サッカーとセックスにのみ持ちえている気がします。
大きな荷物を持って移動することの多い私が感じた苦労を
体が不自由な人たちはどのように感じたのでしょうか。
いつだったか、大阪がオリンピックの誘致に動いたときに
あの町でオリンピックはできるかもしれないけれど、パラリン
ピックなどできっこないと思っていた私でしたが、
どういうわけか招致活動が敗北に終わってから、速度は遅い
のですが改修や改築が進みました。
トリノでのビッグイベントが政府や行政を変えるきっかけに
なるのか、ならないのか。トリノだけが変わったのか、トリノ
以外も変わったのか体感したいと思っています。
したスポーツの祭典のパラリンピックが開催され、終了しました。
果たして障害を持ったアスリート達は何をどう思い、感じたの
でしょうか。
私はイタリアという国で過ごしたことがあるのでわかるのですが
どうも、あの国というのは障害者差別が強く、バリアだらけ。
バリアフリーといった意識が低く、観光業が三番目の産業で
あり、伝統的に左翼政党が強い。そしてカトリックの影響が
強いことから、私も行く前は日本よりかなり成熟した社会
で、色々なものが揃っていると考えていました。
そんな風に思っているのは私だけではないはずですが、そんな
風に思っている人は相当な失望感を抱いてイタリアを離れます。
愛とか情熱という言葉を好んで使う彼らですが、愛と情熱は
サッカーとセックスにのみ持ちえている気がします。
大きな荷物を持って移動することの多い私が感じた苦労を
体が不自由な人たちはどのように感じたのでしょうか。
いつだったか、大阪がオリンピックの誘致に動いたときに
あの町でオリンピックはできるかもしれないけれど、パラリン
ピックなどできっこないと思っていた私でしたが、
どういうわけか招致活動が敗北に終わってから、速度は遅い
のですが改修や改築が進みました。
トリノでのビッグイベントが政府や行政を変えるきっかけに
なるのか、ならないのか。トリノだけが変わったのか、トリノ
以外も変わったのか体感したいと思っています。
名古屋人は環境のことをどれほど考えているのか
2006年3月20日 日常名古屋という場所に関しては愛と憎しみがコインの表と
裏の関係のように同居しています。名古屋メシが好きだし、
物価の安さやけち(経済的とも言う)なところなども
そうですが、同時に嫌いなところが存在しますね。
それは環境問題に関する意識の低さです。
『車がないと、名古屋は不便だ。』という言葉を生まれてから
ずっと聞かされています。しかし、それは本当なのかという
思いも強く抱いている私。名古屋ほどの規模の大きさで、
地下鉄もバスもJRも名鉄もあるのだから、これを使って
移動する気になれば、それほど不便を感じないと思いますね。
確かに伊勢湾台風の被害を受けてから、名古屋の金持ち連中が
名古屋の西や中央から東のほうに家を構えて、インフラ整備
などが栄から東側に発達したのは確かです。
しかし、その一方で賃料の安いアパートや団地に住む
名古屋西部の人口が増えてきて、そこから会社や学校に通う
人も増えてきて、それに伴い東山線の延長やらJR関西線の
戸田駅の開設、あおなみ線の着工とサービス開始ということ
が起きました。
それでもなおかつ車で移動する人が多いというのは、
単純に車を運転するのが好きだとか、公共交通が嫌いだと
いうような気がしますね。
でもって、思うのがそんな名古屋人の環境意識の低さです。
車に乗る人というのは本当に怠けている人が多い気がします。
ちょっとコンビニに行くのも車だったり、パチンコ屋は
大きい駐車場にかなりの数になり、曜日と時間帯によっては
満車だったりする。
そんなに車ばかり乗っていると徒歩十分の距離が遠く感じて
歩くことがおっくうになって、健康を害する人が増えたり、
交通渋滞と騒音と排気ガスを撒き散らしてろくなことが
ないと思いますね。
ましてやそんなドライバー達がコンビニで買い物したり、
パチンコをやっていたりするとなると、排気ガスを出して
電力消費が大きい場所で余暇時間を過ごすことになる。
そんな連中が夏場に『暑い』と口にするのは間違っている
と思いますし、自分の子供や孫が可愛くないのかなと
思えてきます。
私は五年後や十年後に名古屋の夏がより暑くなっているのは
嫌ですから自転車でかっ飛ばし、電力消費の激しい場所で
消費活動をしないようにしています。
世の中には間違っているのが多数派で、正しいのが少数派
であるケースが存在するなと思う私です。
それにしても、あの昨年のクリスマスイブの朝は前日の
豪雪で車が走っていなくて、空気というのはこんなにきれい
なんだと自転車で走っていて実感しましたね。車で動いて
ばかりいる人もそう思って、何かを感じてほしいと思った
のですが、名古屋人は変わらない気がするなぁ。
裏の関係のように同居しています。名古屋メシが好きだし、
物価の安さやけち(経済的とも言う)なところなども
そうですが、同時に嫌いなところが存在しますね。
それは環境問題に関する意識の低さです。
『車がないと、名古屋は不便だ。』という言葉を生まれてから
ずっと聞かされています。しかし、それは本当なのかという
思いも強く抱いている私。名古屋ほどの規模の大きさで、
地下鉄もバスもJRも名鉄もあるのだから、これを使って
移動する気になれば、それほど不便を感じないと思いますね。
確かに伊勢湾台風の被害を受けてから、名古屋の金持ち連中が
名古屋の西や中央から東のほうに家を構えて、インフラ整備
などが栄から東側に発達したのは確かです。
しかし、その一方で賃料の安いアパートや団地に住む
名古屋西部の人口が増えてきて、そこから会社や学校に通う
人も増えてきて、それに伴い東山線の延長やらJR関西線の
戸田駅の開設、あおなみ線の着工とサービス開始ということ
が起きました。
それでもなおかつ車で移動する人が多いというのは、
単純に車を運転するのが好きだとか、公共交通が嫌いだと
いうような気がしますね。
でもって、思うのがそんな名古屋人の環境意識の低さです。
車に乗る人というのは本当に怠けている人が多い気がします。
ちょっとコンビニに行くのも車だったり、パチンコ屋は
大きい駐車場にかなりの数になり、曜日と時間帯によっては
満車だったりする。
そんなに車ばかり乗っていると徒歩十分の距離が遠く感じて
歩くことがおっくうになって、健康を害する人が増えたり、
交通渋滞と騒音と排気ガスを撒き散らしてろくなことが
ないと思いますね。
ましてやそんなドライバー達がコンビニで買い物したり、
パチンコをやっていたりするとなると、排気ガスを出して
電力消費が大きい場所で余暇時間を過ごすことになる。
そんな連中が夏場に『暑い』と口にするのは間違っている
と思いますし、自分の子供や孫が可愛くないのかなと
思えてきます。
私は五年後や十年後に名古屋の夏がより暑くなっているのは
嫌ですから自転車でかっ飛ばし、電力消費の激しい場所で
消費活動をしないようにしています。
世の中には間違っているのが多数派で、正しいのが少数派
であるケースが存在するなと思う私です。
それにしても、あの昨年のクリスマスイブの朝は前日の
豪雪で車が走っていなくて、空気というのはこんなにきれい
なんだと自転車で走っていて実感しましたね。車で動いて
ばかりいる人もそう思って、何かを感じてほしいと思った
のですが、名古屋人は変わらない気がするなぁ。
Vリーグはなぜ盛り上がりに欠けたのだろうか。
2006年3月18日 スポーツバレーの日本ではトップリーグである、Vリーグが男女ともに
優勝チームが決まって、シーズンエンドとなりました。
しかしながら、どうもバレーのワールドカップや国際大会の
時のような盛り上がりがなかったですね。
確かにお客さんはクライマックスのウィークには入っていた。
しかしながら、世間を巻き込んだ熱というのはなくて、バレー
ファンだけが行っていた。あるいはジャニーズやフジテレビの
思惑に左右されないコアなファンだけが観戦していた気がします。(そんなファンが存在することは幸せなことであり、
美しいことだと思いますが)
やっていることは世界水準でも結構高いものがあり、見ていて
面白い。そして、学校体育の体育の授業でやったことがある人
もいて、親近感もあるだろうし(私が業界の角の方にいる
バイクのレースの世界にタッチした話をすると、世の中の人
で車の免許は持っているけれどバイクは乗ったことがないと
いう人も多いし、近くでバイクが走るところを目にしたことが
ない人も珍しくない)、部活動などで熱心に活動しているところ
もあるので、バレーという競技に対する距離感という面では
日本人はかなり近いものがあると思います。
では、何故、国内リーグのトップが世間を巻き込んだ盛り上がり
がなかったのか。これは私は日本のシステムだと思いますね。
学校での部活動で県大会や全国大会に出場し、企業の担当者
からスカウトされるのを待って、当該の企業に入社し、
そこで社業をしながら、あるいは籍だけ会社に置いて、
練習に明け暮れる。
こういったシステムが金属疲労を起こしているような気がします。
そして、もう一つはチームと地元が溶け合っていなくて、
遊離している関係性だと思います。
前者に関して言えば、中学や高校の入学者が少子高齢化で
減っていけば、一部のスポーツエリート養成校以外は
部活動に関する費用や人的物的エネルギーを少なくしていく
方向に進むことでしょう。
後者に関すると果たして東レアローズが快進撃をしていた
時に滋賀県の大津の人たちが盛り上がっていたのだろうか。
JTサンダーズの本拠地が広島にあることを知っている人が
どれだけいるのだろうかと考えると、千葉とマリーンズとの
美しい関係性や鹿島とそのサポーターとの地域とサッカーの
融合とは程遠いものを感じます。
そんなVリーグの男子の優勝が新日鉄にお抱えでやっていた
ところから、財布のひもを締められて、クラブチームを組織
して、地元の人に愛されるように活動をしてきた堺ブレイザーズ
が優勝したことと、女子のチームで本社からのサポートを得
られずに活動を休止し、チーム全体で移籍先を探しているが
まだ発表するには至っていないことというのは、何か
近い未来のことをビジブルにしめしている気がします。
地上波のテレビ放送の有無やジャニーズのタレントの露出、
国際試合故に発生する緊張感以外にVリーグがやっていることは
面白くてレベルの高いものなのに世間に届かなかった理由が
存在すると思う私です。
優勝チームが決まって、シーズンエンドとなりました。
しかしながら、どうもバレーのワールドカップや国際大会の
時のような盛り上がりがなかったですね。
確かにお客さんはクライマックスのウィークには入っていた。
しかしながら、世間を巻き込んだ熱というのはなくて、バレー
ファンだけが行っていた。あるいはジャニーズやフジテレビの
思惑に左右されないコアなファンだけが観戦していた気がします。(そんなファンが存在することは幸せなことであり、
美しいことだと思いますが)
やっていることは世界水準でも結構高いものがあり、見ていて
面白い。そして、学校体育の体育の授業でやったことがある人
もいて、親近感もあるだろうし(私が業界の角の方にいる
バイクのレースの世界にタッチした話をすると、世の中の人
で車の免許は持っているけれどバイクは乗ったことがないと
いう人も多いし、近くでバイクが走るところを目にしたことが
ない人も珍しくない)、部活動などで熱心に活動しているところ
もあるので、バレーという競技に対する距離感という面では
日本人はかなり近いものがあると思います。
では、何故、国内リーグのトップが世間を巻き込んだ盛り上がり
がなかったのか。これは私は日本のシステムだと思いますね。
学校での部活動で県大会や全国大会に出場し、企業の担当者
からスカウトされるのを待って、当該の企業に入社し、
そこで社業をしながら、あるいは籍だけ会社に置いて、
練習に明け暮れる。
こういったシステムが金属疲労を起こしているような気がします。
そして、もう一つはチームと地元が溶け合っていなくて、
遊離している関係性だと思います。
前者に関して言えば、中学や高校の入学者が少子高齢化で
減っていけば、一部のスポーツエリート養成校以外は
部活動に関する費用や人的物的エネルギーを少なくしていく
方向に進むことでしょう。
後者に関すると果たして東レアローズが快進撃をしていた
時に滋賀県の大津の人たちが盛り上がっていたのだろうか。
JTサンダーズの本拠地が広島にあることを知っている人が
どれだけいるのだろうかと考えると、千葉とマリーンズとの
美しい関係性や鹿島とそのサポーターとの地域とサッカーの
融合とは程遠いものを感じます。
そんなVリーグの男子の優勝が新日鉄にお抱えでやっていた
ところから、財布のひもを締められて、クラブチームを組織
して、地元の人に愛されるように活動をしてきた堺ブレイザーズ
が優勝したことと、女子のチームで本社からのサポートを得
られずに活動を休止し、チーム全体で移籍先を探しているが
まだ発表するには至っていないことというのは、何か
近い未来のことをビジブルにしめしている気がします。
地上波のテレビ放送の有無やジャニーズのタレントの露出、
国際試合故に発生する緊張感以外にVリーグがやっていることは
面白くてレベルの高いものなのに世間に届かなかった理由が
存在すると思う私です。
ビアッジ モンツァに登場なるか
2006年3月14日 スポーツMotoGPでカワサキの話が流れ、F1に関してはあくまでテスト
ライディングを強調。マックス・ビアッジがやりたいカテゴリー
であり、諸々の条件からやれる可能性が高いと思われるのが
スーパーバイク世界選手権です。
そのマックスが走らせる可能性が高いのはスズキのリッター
バイクでしょうが(ホンダの可能性もないことはないのでしょう
が、ホンダヨーロッパというかホンダライダーに今以上イタリア
人が増えることが果たして適しているのかどうなのかは
疑問ですし、仮にマシンが用意できたとしてもどのチームで
走るのかというと疑問符が脳を駆け巡ります)
彼自身モンツァで走りたいことをいいだし始めましたね。
欲しいもの、必要なもの、足りないものを明確に強調できる
のがマックスのいいところだと思うのですが、果たして
市販マシンベースのマシンで行われるワンメイクタイヤ
での選手権でどれだけやれるのか、参戦が決定したら
楽しみな感じはします。
彼の動向に注目していきたいと思っています。
ライディングを強調。マックス・ビアッジがやりたいカテゴリー
であり、諸々の条件からやれる可能性が高いと思われるのが
スーパーバイク世界選手権です。
そのマックスが走らせる可能性が高いのはスズキのリッター
バイクでしょうが(ホンダの可能性もないことはないのでしょう
が、ホンダヨーロッパというかホンダライダーに今以上イタリア
人が増えることが果たして適しているのかどうなのかは
疑問ですし、仮にマシンが用意できたとしてもどのチームで
走るのかというと疑問符が脳を駆け巡ります)
彼自身モンツァで走りたいことをいいだし始めましたね。
欲しいもの、必要なもの、足りないものを明確に強調できる
のがマックスのいいところだと思うのですが、果たして
市販マシンベースのマシンで行われるワンメイクタイヤ
での選手権でどれだけやれるのか、参戦が決定したら
楽しみな感じはします。
彼の動向に注目していきたいと思っています。
外交が下手だと言うけれど
2006年3月13日 スポーツ日本は外交能力がないとか、国としてのビジョンがないとか、
テクノロジーはあるが顔が見えないとか言われることが多い
のですが、果たしてそのことが悪いことばかりなのでしょうか。
ミロシェビッチが亡くなって、色々なことを考えていました
が、地理的に離れている。物事を鮮明にしない、中庸を求める。
そんな日本という国だからこそ、セルビアモンテネグロという
国からかつては私の町の名古屋にプレイヤーとして、
ストイコビッチというファンタジスタが、そして、現在進行形
ではボスニアヘルツェゴビナからオシムという名将がやって来ることができたのではないか。
そして、彼らの高いプロフェッショナルな仕事振り
(ストイコビッチなどは、NATOのクレイジーな空爆が
あるなか、Jリーグでプレイし、国の代表としてフランス
ワールドカップに向けて戦うという日本とヨーロッパを
往復することが多い私にとっても信じられないハードスケジ
ュールをこなしていた)を見ることができたのではないか。
どこの国にもいいところも悪いところもあるが、日本という
国のネガティブに捉えられがちなところが、ある種の副産物を
生み、それによって、楽しい時を過ごして、喜んだり、
感激したりするというのは、幸せなことではないだろうか。
ギャリー・リネカーというお金ときらめきが明らかに
比例しなかったイギリス人の後にやってきた男。ヨーロッパを
離れたかったと思いながら名古屋にやってきて、半年の
予定が引退セレモニーまですることになったストイコビッチ
の華麗なプレイに魅了された日本人は多かったことだろう。
スーパースターもいない。クラブの予算は決まっている。
しかし、そんなチームにやってきた最後のユーゴスラビア
代表監督は。彼の話す言葉のなんと深みがあって、
人生とサッカーに対する覚めた思いと熱い気持ちが
何と豊潤であることあろう。そして、リスキーだが引き分けより
勝利を目指して走りまくるサッカーの面白いこと。
『まかせてちょーよ。』とCMに出演してさけび、NATOの
空爆にコメントを求められ、言葉を捜しながら丁寧に話して
いた言っていたストイコビッチ。
『どこで何が起こるかわからないもの。人生とは危険と
隣りあわせだ。サッカーも同じだ。』と言っていたオシム。
バルカン半島から日本に来た彼らの重みのある言葉を
受けとめ、彼らの仕事振りにいい印象を抱いている日本人。
(さすがにフランスに応援に行ったストイコビッチフリーク
の日本人が旧ユーゴや新ユーゴのレプリカを着ていたら
色々な意味で危険だから好意はすごくうれしいが自制して
欲しいと言っていたようですが)
相互理解の関係の礎が日本とヨーロッパの距離であったり、
日本の外交能力の否定的な部分であったりしても、
それによって何らかの美しいモノが得られてハッピーになる
のはいいことであり、それは評価の対象になると思う私です。
テクノロジーはあるが顔が見えないとか言われることが多い
のですが、果たしてそのことが悪いことばかりなのでしょうか。
ミロシェビッチが亡くなって、色々なことを考えていました
が、地理的に離れている。物事を鮮明にしない、中庸を求める。
そんな日本という国だからこそ、セルビアモンテネグロという
国からかつては私の町の名古屋にプレイヤーとして、
ストイコビッチというファンタジスタが、そして、現在進行形
ではボスニアヘルツェゴビナからオシムという名将がやって来ることができたのではないか。
そして、彼らの高いプロフェッショナルな仕事振り
(ストイコビッチなどは、NATOのクレイジーな空爆が
あるなか、Jリーグでプレイし、国の代表としてフランス
ワールドカップに向けて戦うという日本とヨーロッパを
往復することが多い私にとっても信じられないハードスケジ
ュールをこなしていた)を見ることができたのではないか。
どこの国にもいいところも悪いところもあるが、日本という
国のネガティブに捉えられがちなところが、ある種の副産物を
生み、それによって、楽しい時を過ごして、喜んだり、
感激したりするというのは、幸せなことではないだろうか。
ギャリー・リネカーというお金ときらめきが明らかに
比例しなかったイギリス人の後にやってきた男。ヨーロッパを
離れたかったと思いながら名古屋にやってきて、半年の
予定が引退セレモニーまですることになったストイコビッチ
の華麗なプレイに魅了された日本人は多かったことだろう。
スーパースターもいない。クラブの予算は決まっている。
しかし、そんなチームにやってきた最後のユーゴスラビア
代表監督は。彼の話す言葉のなんと深みがあって、
人生とサッカーに対する覚めた思いと熱い気持ちが
何と豊潤であることあろう。そして、リスキーだが引き分けより
勝利を目指して走りまくるサッカーの面白いこと。
『まかせてちょーよ。』とCMに出演してさけび、NATOの
空爆にコメントを求められ、言葉を捜しながら丁寧に話して
いた言っていたストイコビッチ。
『どこで何が起こるかわからないもの。人生とは危険と
隣りあわせだ。サッカーも同じだ。』と言っていたオシム。
バルカン半島から日本に来た彼らの重みのある言葉を
受けとめ、彼らの仕事振りにいい印象を抱いている日本人。
(さすがにフランスに応援に行ったストイコビッチフリーク
の日本人が旧ユーゴや新ユーゴのレプリカを着ていたら
色々な意味で危険だから好意はすごくうれしいが自制して
欲しいと言っていたようですが)
相互理解の関係の礎が日本とヨーロッパの距離であったり、
日本の外交能力の否定的な部分であったりしても、
それによって何らかの美しいモノが得られてハッピーになる
のはいいことであり、それは評価の対象になると思う私です。
チトーというクロアチア人政治家の全てを肯定すべきでは
ないし、全否定する気持ちにもなれない。思うのは、あの
バルカン半島という国で冷戦下という状況の中で冷静さを
失うことなく、過激な民族主義にはその行き過ぎたと彼が
考えたにはためらうことなくその芽を摘み取り、血で血を
争う抗争を起こすことはなかった一点において、彼は
まぎれもなく優れた政治家であったという点である。
古舘伊知朗の後のワールドプロレスリングの実況担当者、
大山総裁の後の極真殻手のリーダー、星野監督の後任など
前任者が優れた仕事振りを発揮した後は誰がやっても
どうしても見劣りする印象を抱いてしまう。そんな中
理想と現実の中でお金を払ってくれるお客さんが聞きたがって
いる作品の指揮を行い、美しいアンサンブルを奏でて、
いい楽曲を表現することの難しさをミロシェビッチという
人がタクトを振るときにたくさんの犠牲とともに見せてしまった
気がします。
優れた芸術家はわがままな人が多いのですが、自分の能力に
自信を持っていて、届ける相手が求めるものでなくて、
わかる人だけが支持すればいいとか、俺のファンは納得して
くれるとか、いいものを作っているのに、わからない奴が
作り手の苦労を知らずに簡単に批判だけしやがると思って
大衆と妥協することなく、一部の人に受けることをやって
いるアーティストに通じる精神性を彼は持っていたのかなと
いう感じがしますね。
そんなミロシェビッチのやってきたことを否定しなければ
いけない犯罪行為というのは数多くあるのでしょうが、
あの人のキャラクターをわかりやすく国際社会で悪役として
定義付けてしまい、叩くべき敵であるとしたのは果たして
正しかったのだろうかという疑問が私の心の中で沈殿して
います。
分かりやすい悪というのは黒澤明の映画の中だけでいい気がしますね。
ミロシェビッチという政治家を悪の権化とするのならば、
そんな相手に対して民主的な手続きを経て、対抗すべきで
あって、宣戦布告も、国連の決議もなく、劣化ウラン弾を
叩き込み、さらに軍事施設とは思えない化学工場や軍服を
作っているからという理由でミサイルをぶち込んだあり方
というのは正しくないと思います。
何だかいろいろなことを明らかにして欲しいとか、彼の
肉声だから説得力のある事柄がこれで全て棺桶の中に
入ったような気がしてしまう私です。
ベオグラードに行こうかと思っていたその日の晩に
ブタペストに泊まっていた私が目にしたのは国会議事堂の
失火と彼の失脚でした。CNNとBBCは臨時ニュースで取り上げて
いましたが、隣国ハンガリーのテレビ局は国営も民営局も
通常通りの番組を放送。陸続きの隣の国が大変なことになって
いるのに、こんな状況は不思議な気持ちを抱きました。
色々な意味でバルカン半島でことを起こし、反響を呼び起こして
いた彼には話して欲しいこと、説明して欲しいことがたくさん
あったのにという気持ちで一杯です。
ないし、全否定する気持ちにもなれない。思うのは、あの
バルカン半島という国で冷戦下という状況の中で冷静さを
失うことなく、過激な民族主義にはその行き過ぎたと彼が
考えたにはためらうことなくその芽を摘み取り、血で血を
争う抗争を起こすことはなかった一点において、彼は
まぎれもなく優れた政治家であったという点である。
古舘伊知朗の後のワールドプロレスリングの実況担当者、
大山総裁の後の極真殻手のリーダー、星野監督の後任など
前任者が優れた仕事振りを発揮した後は誰がやっても
どうしても見劣りする印象を抱いてしまう。そんな中
理想と現実の中でお金を払ってくれるお客さんが聞きたがって
いる作品の指揮を行い、美しいアンサンブルを奏でて、
いい楽曲を表現することの難しさをミロシェビッチという
人がタクトを振るときにたくさんの犠牲とともに見せてしまった
気がします。
優れた芸術家はわがままな人が多いのですが、自分の能力に
自信を持っていて、届ける相手が求めるものでなくて、
わかる人だけが支持すればいいとか、俺のファンは納得して
くれるとか、いいものを作っているのに、わからない奴が
作り手の苦労を知らずに簡単に批判だけしやがると思って
大衆と妥協することなく、一部の人に受けることをやって
いるアーティストに通じる精神性を彼は持っていたのかなと
いう感じがしますね。
そんなミロシェビッチのやってきたことを否定しなければ
いけない犯罪行為というのは数多くあるのでしょうが、
あの人のキャラクターをわかりやすく国際社会で悪役として
定義付けてしまい、叩くべき敵であるとしたのは果たして
正しかったのだろうかという疑問が私の心の中で沈殿して
います。
分かりやすい悪というのは黒澤明の映画の中だけでいい気がしますね。
ミロシェビッチという政治家を悪の権化とするのならば、
そんな相手に対して民主的な手続きを経て、対抗すべきで
あって、宣戦布告も、国連の決議もなく、劣化ウラン弾を
叩き込み、さらに軍事施設とは思えない化学工場や軍服を
作っているからという理由でミサイルをぶち込んだあり方
というのは正しくないと思います。
何だかいろいろなことを明らかにして欲しいとか、彼の
肉声だから説得力のある事柄がこれで全て棺桶の中に
入ったような気がしてしまう私です。
ベオグラードに行こうかと思っていたその日の晩に
ブタペストに泊まっていた私が目にしたのは国会議事堂の
失火と彼の失脚でした。CNNとBBCは臨時ニュースで取り上げて
いましたが、隣国ハンガリーのテレビ局は国営も民営局も
通常通りの番組を放送。陸続きの隣の国が大変なことになって
いるのに、こんな状況は不思議な気持ちを抱きました。
色々な意味でバルカン半島でことを起こし、反響を呼び起こして
いた彼には話して欲しいこと、説明して欲しいことがたくさん
あったのにという気持ちで一杯です。
ポンスに次いでグレシーニもか。
2006年3月11日 スポーツMotoGPクラスが始まってからというもの、とんでもない
インフレが起きてしまい、活動資金とメーカーのサポートが
ないとやっていけない中でいろいろなものが枯渇して参戦
チームのいくらかが活動を休止に追い込まれました。
アプリリアのイバーノ・ベッジョ氏は大メーカーでないと
やっていけないあり方と大規模なチームが資金力にものを
言わせてテクノロジーを発達させ、優れたエンジニアや
メカニックを保有し、そして愛しのヴァレンティーノ・
ロッシを持っていってしまったメーカーに不満をぶちまけながら
やりたいけれどできないこと、日本人に対する不満などを
口にしながら最大限の努力をしながらも勝てないつらさを感じて
いました(努力の方向性やマシンの開発やエンジンのあり方
などに関しては個人的には疑問を感じていましたが)
WCMのピーター・クリフォードはあきらめが悪いことが
美しいことであり、続けることが重要なことであり、
お金がなくてもできることは存在することとレース界で
哲学や意地を見せ続けていました。
しかし、万策尽き果てて今季の参戦を取りやめました。
スペインというロードレース王国を本拠地とし、ライダー
としても、チームマネージャーとしても成功をしていた
と思われ、メーカーやスポンサー、メディアとも良好な
関係を有していたシト・ポンスですが、キャメルタバコを
失い、交渉していたスポンサーとの話し合いが実を結ばず、
今シーズンの参加を見合わせました。
狂気と紙一重の情熱を持ち、厳しい競争社会の中で成功を
感じることもあった人たちがメーカーの代表やチーム
マネージャーとしての仕事や地位を失いました。
今やMotoGPのチームが必要とする資金はルキーノ・ヴィ
スコンティの映画の予算なみだと私が口にすると映画好きの
レース関係者はひどく強く納得します。
そんな活動資金をスポンサーからの資金でまかなったり、
メーカーからの支援で支えられたりしているのですが、
では、そんな資金に関する交渉に関わった方々に対する
パスの発給や出していただいた額に見合ったリアクション
というものが果たして期待していたものどおりだったのか、
下回るものだったのだろうか気になりますね。
ヘレスでテストが行われていますが、スペインのタバコブランド
のフォルトゥーナのカラーリングをマシンに描いている
チームグレシーニに関して来季の活動が不透明であるという
話が出ています。
高くなりすぎた参戦コスト。それを支えるスポンサー企業の
リクエストとそれをかなえることができたり、できなかったり
するチームやメーカー。ポンスの衝撃的な不参加表明の
中にあった経済的なことがグレシーニにも忍び寄っている
気がします。
インフレが起きてしまい、活動資金とメーカーのサポートが
ないとやっていけない中でいろいろなものが枯渇して参戦
チームのいくらかが活動を休止に追い込まれました。
アプリリアのイバーノ・ベッジョ氏は大メーカーでないと
やっていけないあり方と大規模なチームが資金力にものを
言わせてテクノロジーを発達させ、優れたエンジニアや
メカニックを保有し、そして愛しのヴァレンティーノ・
ロッシを持っていってしまったメーカーに不満をぶちまけながら
やりたいけれどできないこと、日本人に対する不満などを
口にしながら最大限の努力をしながらも勝てないつらさを感じて
いました(努力の方向性やマシンの開発やエンジンのあり方
などに関しては個人的には疑問を感じていましたが)
WCMのピーター・クリフォードはあきらめが悪いことが
美しいことであり、続けることが重要なことであり、
お金がなくてもできることは存在することとレース界で
哲学や意地を見せ続けていました。
しかし、万策尽き果てて今季の参戦を取りやめました。
スペインというロードレース王国を本拠地とし、ライダー
としても、チームマネージャーとしても成功をしていた
と思われ、メーカーやスポンサー、メディアとも良好な
関係を有していたシト・ポンスですが、キャメルタバコを
失い、交渉していたスポンサーとの話し合いが実を結ばず、
今シーズンの参加を見合わせました。
狂気と紙一重の情熱を持ち、厳しい競争社会の中で成功を
感じることもあった人たちがメーカーの代表やチーム
マネージャーとしての仕事や地位を失いました。
今やMotoGPのチームが必要とする資金はルキーノ・ヴィ
スコンティの映画の予算なみだと私が口にすると映画好きの
レース関係者はひどく強く納得します。
そんな活動資金をスポンサーからの資金でまかなったり、
メーカーからの支援で支えられたりしているのですが、
では、そんな資金に関する交渉に関わった方々に対する
パスの発給や出していただいた額に見合ったリアクション
というものが果たして期待していたものどおりだったのか、
下回るものだったのだろうか気になりますね。
ヘレスでテストが行われていますが、スペインのタバコブランド
のフォルトゥーナのカラーリングをマシンに描いている
チームグレシーニに関して来季の活動が不透明であるという
話が出ています。
高くなりすぎた参戦コスト。それを支えるスポンサー企業の
リクエストとそれをかなえることができたり、できなかったり
するチームやメーカー。ポンスの衝撃的な不参加表明の
中にあった経済的なことがグレシーニにも忍び寄っている
気がします。
新しいマーケット、新しいサーキット。
2006年3月11日 スポーツF1という自動車産業がガチンコでやっているレースは
発祥のヨーロッパだけでなく、自動車業界や巨大スポンサーに
とって好ましい国や町で行われます。今週末の開幕戦は
バーレーンです。まぁ、払えるお金があって、古くからの
サーキットで安全性が今日のF1のパワーやスピードの基準に
合致しなくなってきているところでやるよりも払える人や国
であり、最近できたコースで安全性が最新のデータから
割り出されて作成された場所でやる方がいいと思う人が
多いのでしょう。私は貧乏性なのか、昔からのものが
機能しなくなってきてもやりくりしたり、補修したり
するのが好きですけどね。
バイクのレースはどうなのかなと思ったりしますが、
MotoGPに関してはトルコや中国での開催があり、
カタールでもやっていますね。まぁ、タバコ広告のことやら
開催保証金を出せる企業体やら受け入れ態勢の有無などが
あってのことなのでしょうが、少なくとも世界格式の
イベントとなると色々と世界標準にあわせる必要性というのは
あるわけで、経済力と共に必要とされるものもたくさん
あります。
でもって、考えるのはアジアの国での開催ですね。
今のところMotoGPに関しては日本、マレーシア、
中国という国で開催されています。
SBKではこれらの国では行われていません。
新しいマーケット、新しいサーキットはどこにできて、
いつからレースができるようになるのか。
ホンダとヤマハはインドという国に注目しているようです。
人口の多さ、そして、経済成長。英語が通じることや
日系企業に対して割りに好意的なところなどがあって
投資や工場建設の進展などが取り上げられています。
インドという国でバイクを売るために、サーキットが出来て、
そこで自社のバイクに乗った自国のヒーローが勝ち名乗りを
受けることが出来る日はいつになるのでしょうか。
イタリアという国でアプリリアに乗るビアッジやロッシの
おかげでスクーターの販売に成功したこと。
ヨネックスというテニスグッズのメーカーがタイで
スリチャパンの活躍でヨネックスの独特の形状のラケットが
テニス愛好家に広まり、将来のブレイクが期待できるジュニア
エイジのプレイヤーの多くがヨネックスのラケットを使用して
いることなど、日本のバイクメーカーがヒントにしている
ことは世の中にたくさんある気がします。
中国とインド。中国ではすでにレースも行われ、
中国人ライダーもワイルドカードで走っていました。
次はインドでしょうか。
発祥のヨーロッパだけでなく、自動車業界や巨大スポンサーに
とって好ましい国や町で行われます。今週末の開幕戦は
バーレーンです。まぁ、払えるお金があって、古くからの
サーキットで安全性が今日のF1のパワーやスピードの基準に
合致しなくなってきているところでやるよりも払える人や国
であり、最近できたコースで安全性が最新のデータから
割り出されて作成された場所でやる方がいいと思う人が
多いのでしょう。私は貧乏性なのか、昔からのものが
機能しなくなってきてもやりくりしたり、補修したり
するのが好きですけどね。
バイクのレースはどうなのかなと思ったりしますが、
MotoGPに関してはトルコや中国での開催があり、
カタールでもやっていますね。まぁ、タバコ広告のことやら
開催保証金を出せる企業体やら受け入れ態勢の有無などが
あってのことなのでしょうが、少なくとも世界格式の
イベントとなると色々と世界標準にあわせる必要性というのは
あるわけで、経済力と共に必要とされるものもたくさん
あります。
でもって、考えるのはアジアの国での開催ですね。
今のところMotoGPに関しては日本、マレーシア、
中国という国で開催されています。
SBKではこれらの国では行われていません。
新しいマーケット、新しいサーキットはどこにできて、
いつからレースができるようになるのか。
ホンダとヤマハはインドという国に注目しているようです。
人口の多さ、そして、経済成長。英語が通じることや
日系企業に対して割りに好意的なところなどがあって
投資や工場建設の進展などが取り上げられています。
インドという国でバイクを売るために、サーキットが出来て、
そこで自社のバイクに乗った自国のヒーローが勝ち名乗りを
受けることが出来る日はいつになるのでしょうか。
イタリアという国でアプリリアに乗るビアッジやロッシの
おかげでスクーターの販売に成功したこと。
ヨネックスというテニスグッズのメーカーがタイで
スリチャパンの活躍でヨネックスの独特の形状のラケットが
テニス愛好家に広まり、将来のブレイクが期待できるジュニア
エイジのプレイヤーの多くがヨネックスのラケットを使用して
いることなど、日本のバイクメーカーがヒントにしている
ことは世の中にたくさんある気がします。
中国とインド。中国ではすでにレースも行われ、
中国人ライダーもワイルドカードで走っていました。
次はインドでしょうか。
伊達公子の引退。ペンネッタの不在。
2006年3月9日 スポーツ岐阜と福岡の五万ドルの大会で走りまわり、自分のミスに
腹を立てて、汚い言葉をイタリア語で吐きまくっていた
フラヴィア・ペンネッタと昨年、イタリアのモデナの大会で
再会しました。
岐阜であったときは187位。それが成長と上昇が見事に
重なりあって、再び会った時は24位。ブリンディジなまりを
感じさせないきれいなイタリア語で私の相手をしてくれました。
モデナの新設大会に出場するというのは、この大会の賞金総額や
獲得ポイントと当時の彼女のランキングからすると何やら
そぐわないような気がしたのですが、色々な
しがらみやらお付き合いやらあってのことなのでしょう。
参戦することになっていた彼女と話していて、日本の大会の
話になりました。
私が『日本に来ることはあるの。』と話すと、『うーん、
どうかな。行くかもしれないし、行かないかもしれない。』
『秋に東京のハードコートに来る可能性はあるとも言えるし
ないとも言えるんだ。』と言うと、
『いや、そっちじゃなくて、年明けのインドアの方。』
という返答で、さらに、
『でも、たった一週間だけプレイするのにヨーロッパから
出かけるというのもねぇ。何せ遠いし。』という彼女。
遠いというのがリアルにわかる私はそうだよなぁと
改めて実感しましたね。
オーストラリアから東京というスケジュールを組める人は
いいのでしょうが、メルボルンの一週目で終わってしまった
人は大体、本国に戻るか、ベースとしている国に帰る。
となると、ヨーロッパから東レのために出かけるとなると
難しいだろうなと思いますね。
また、ヨーロッパのクレーシーズンのように、近場の国で
同じサーフェースで、グレードの高い大会と中規模、
あるいはチャレンジャーの大会がいくらかあれば移動も
しやすいし、スケジュールも組みやすい。しかしながら
東京体育館の賞金、ツアーポイントの大きな大会の翌週の
アジアの国でのトーナメントは賞金総額が十分の一の
タイであり、その翌週がインドになります。
トップ30クラスのプレイヤーにとっては勝って当たり前
で落とすとえらい目にあうというリスクの大きい大会
参加になるので、トップ50以降のプレイヤーが
顔を揃えて戦うということになりますね。
勝つことしか考えていないはずの彼女ですが、一週間の強豪
揃いの大会のために極東の島国に出かけるのは
躊躇する彼女の気持ちはよくわかります。
同時に、日本から出かけるしんどさや苦労というのも
わかりますね。かつての伊達公子の引退というのは
ツアー環境のことが一因になっていましたが、
日本という国に基地を作って、そこから世界を周るというのは
かなり大変だと思います。
腹を立てて、汚い言葉をイタリア語で吐きまくっていた
フラヴィア・ペンネッタと昨年、イタリアのモデナの大会で
再会しました。
岐阜であったときは187位。それが成長と上昇が見事に
重なりあって、再び会った時は24位。ブリンディジなまりを
感じさせないきれいなイタリア語で私の相手をしてくれました。
モデナの新設大会に出場するというのは、この大会の賞金総額や
獲得ポイントと当時の彼女のランキングからすると何やら
そぐわないような気がしたのですが、色々な
しがらみやらお付き合いやらあってのことなのでしょう。
参戦することになっていた彼女と話していて、日本の大会の
話になりました。
私が『日本に来ることはあるの。』と話すと、『うーん、
どうかな。行くかもしれないし、行かないかもしれない。』
『秋に東京のハードコートに来る可能性はあるとも言えるし
ないとも言えるんだ。』と言うと、
『いや、そっちじゃなくて、年明けのインドアの方。』
という返答で、さらに、
『でも、たった一週間だけプレイするのにヨーロッパから
出かけるというのもねぇ。何せ遠いし。』という彼女。
遠いというのがリアルにわかる私はそうだよなぁと
改めて実感しましたね。
オーストラリアから東京というスケジュールを組める人は
いいのでしょうが、メルボルンの一週目で終わってしまった
人は大体、本国に戻るか、ベースとしている国に帰る。
となると、ヨーロッパから東レのために出かけるとなると
難しいだろうなと思いますね。
また、ヨーロッパのクレーシーズンのように、近場の国で
同じサーフェースで、グレードの高い大会と中規模、
あるいはチャレンジャーの大会がいくらかあれば移動も
しやすいし、スケジュールも組みやすい。しかしながら
東京体育館の賞金、ツアーポイントの大きな大会の翌週の
アジアの国でのトーナメントは賞金総額が十分の一の
タイであり、その翌週がインドになります。
トップ30クラスのプレイヤーにとっては勝って当たり前
で落とすとえらい目にあうというリスクの大きい大会
参加になるので、トップ50以降のプレイヤーが
顔を揃えて戦うということになりますね。
勝つことしか考えていないはずの彼女ですが、一週間の強豪
揃いの大会のために極東の島国に出かけるのは
躊躇する彼女の気持ちはよくわかります。
同時に、日本から出かけるしんどさや苦労というのも
わかりますね。かつての伊達公子の引退というのは
ツアー環境のことが一因になっていましたが、
日本という国に基地を作って、そこから世界を周るというのは
かなり大変だと思います。
ソフオグルをどのように評価するか
2006年3月9日 スポーツマシンはチャンピオンマシン。チームはホンダのプライオリティ
チームであるテンカーテ。これだけとれば、最高の状況ですが、
チームメイトは世界王者で現在、このクラス最強のシャーペ
ンティエ。かつてのF1でセナと同じチームにいた中嶋や
ベルガーの苦悩、MotoGPでビアッジやロッシと僚友であった
チェカの苦労。世界チャンピオンと共にいることで得ることも
多いのでしょうが、比較対照になり、難しいところもあるはず。
トルコ人ルーキーのソフオグルのスーパースポート世界選手権
参戦へのチャレンジには様々なことが重なり、絡み合って
います。
毎回、同じマシン、同じサスペンションで走るチームメイトを
凌駕すれば、明らかに評価というのはあがるのでしょうが、
それができないとしたら、いかにチームメイトとの差を
縮まることができるのか。順位に開きをなくすのかが
課題となるはず。
カタールとオーストラリアの二戦というのは、彼にとって
初めて世界選手権で走るサーキットであり、周りのライバル
達も競り合いをするのが初めてであったのでしょうが、
これから走るサーキットというのは昨年彼がヤマハの
リッターバイクで走った場所であり、テストでも昨年や
今年に入ってCBR600で走ったところが出てきます。
テクニカルトラブルなくレースを完走したときにどういった
タイムや順位で終えるのか。私の彼に対する評価はそのときに
出したいと思っています。
ただ、王者との同居というのは色々な意味で難しいものだと
思いますね。
チームであるテンカーテ。これだけとれば、最高の状況ですが、
チームメイトは世界王者で現在、このクラス最強のシャーペ
ンティエ。かつてのF1でセナと同じチームにいた中嶋や
ベルガーの苦悩、MotoGPでビアッジやロッシと僚友であった
チェカの苦労。世界チャンピオンと共にいることで得ることも
多いのでしょうが、比較対照になり、難しいところもあるはず。
トルコ人ルーキーのソフオグルのスーパースポート世界選手権
参戦へのチャレンジには様々なことが重なり、絡み合って
います。
毎回、同じマシン、同じサスペンションで走るチームメイトを
凌駕すれば、明らかに評価というのはあがるのでしょうが、
それができないとしたら、いかにチームメイトとの差を
縮まることができるのか。順位に開きをなくすのかが
課題となるはず。
カタールとオーストラリアの二戦というのは、彼にとって
初めて世界選手権で走るサーキットであり、周りのライバル
達も競り合いをするのが初めてであったのでしょうが、
これから走るサーキットというのは昨年彼がヤマハの
リッターバイクで走った場所であり、テストでも昨年や
今年に入ってCBR600で走ったところが出てきます。
テクニカルトラブルなくレースを完走したときにどういった
タイムや順位で終えるのか。私の彼に対する評価はそのときに
出したいと思っています。
ただ、王者との同居というのは色々な意味で難しいものだと
思いますね。
イタリア選手権を前に
2006年3月7日 スポーツ今月の24日にイタリア選手権のテストと記者発表が
あります。場所はモンツァ。ここで事前テストと関係機関
に対するプレゼンテーションを行って来月に入って、
開幕となります。
今のところ入ってきている情報ではSSクラスが面白い
ことになりそうです。昨年タイトルを獲ったサンナが
ゼッケン1をつけてタイトル防衛に向けて走ります。
マシンはCBR。
ライバルになりそうなのが、ステーファノ・クルチャーニの
ホンダ、ミッリョラーティのカワサキ、ジュウゴバス、ヴェリ
ーニ、ロッコリ、ヴィッツィエッロ、コラーディのヤマハR6
軍団。そして、昨年のユーロSTK600で後半、時に速さを見せた
ニコロ・カネパはドゥカティのSSマシンを駆ってイタリア選
手権を戦います。
日本のファンの皆様にはでは、イヴァン・ゴイはどこで
走るんだと思う人がいると思いますが、彼は今のところ
スズキのリッターバイクでSTK1000を戦う予定です。
また情報が入りましたら、お伝えします。
あります。場所はモンツァ。ここで事前テストと関係機関
に対するプレゼンテーションを行って来月に入って、
開幕となります。
今のところ入ってきている情報ではSSクラスが面白い
ことになりそうです。昨年タイトルを獲ったサンナが
ゼッケン1をつけてタイトル防衛に向けて走ります。
マシンはCBR。
ライバルになりそうなのが、ステーファノ・クルチャーニの
ホンダ、ミッリョラーティのカワサキ、ジュウゴバス、ヴェリ
ーニ、ロッコリ、ヴィッツィエッロ、コラーディのヤマハR6
軍団。そして、昨年のユーロSTK600で後半、時に速さを見せた
ニコロ・カネパはドゥカティのSSマシンを駆ってイタリア選
手権を戦います。
日本のファンの皆様にはでは、イヴァン・ゴイはどこで
走るんだと思う人がいると思いますが、彼は今のところ
スズキのリッターバイクでSTK1000を戦う予定です。
また情報が入りましたら、お伝えします。
ナダルの優勝は新しいストーリーの始まりか
2006年3月6日 スポーツボルグにマッケンロー、エドベリにベッカー。
ナンバーワンが飛びぬけてわが道を行くより、プレースタイル、
キャラクター、民族、国籍が異なるレベルの近いプレイヤーが
いるほうが見ていて楽しいし、違うものが交わることで
発生する作用が極めてインタレスティングだったりします。
年に片手で数えるほどしか負けない帝王フェデラーが
オイルマネーで潤う大会の決勝で現在、一番近い場所にいる
スペイン人の挑戦を受けました。そして、トータルポイントでは
7ポイント多く獲得しているにも関わらず、勝者はスペイン人の
方でした。
フェデラーに対してこれでトータル三勝一敗。昨年の
ローランギャロに続いての勝利ということになり、
彼が得た自信というのは相当なものでしょうし、他の
プレイヤーも、完全無欠のスイス人にも負けることは
ありえるという抱いていた大きくなっていた偶像が
破壊されることをこの試合は意味するのかもしれません。
スイス人とスペイン人。ライトハンダーとレフトハンダー、
冷静なプレイヤーとホットなファイター。類似点よりも
差異が際立つ二人のプレイヤーが成長と発達を果たして、
高いレベルで戦うときにかつてのボルグとマッケンロー、
エドベリとベッカーのような世界のテニスファンを揺るがす
美しいオペラが奏でられるのでしょう。
ナダルは自らタクトを振って上演する権利は大いにあると
思います。
ナンバーワンが飛びぬけてわが道を行くより、プレースタイル、
キャラクター、民族、国籍が異なるレベルの近いプレイヤーが
いるほうが見ていて楽しいし、違うものが交わることで
発生する作用が極めてインタレスティングだったりします。
年に片手で数えるほどしか負けない帝王フェデラーが
オイルマネーで潤う大会の決勝で現在、一番近い場所にいる
スペイン人の挑戦を受けました。そして、トータルポイントでは
7ポイント多く獲得しているにも関わらず、勝者はスペイン人の
方でした。
フェデラーに対してこれでトータル三勝一敗。昨年の
ローランギャロに続いての勝利ということになり、
彼が得た自信というのは相当なものでしょうし、他の
プレイヤーも、完全無欠のスイス人にも負けることは
ありえるという抱いていた大きくなっていた偶像が
破壊されることをこの試合は意味するのかもしれません。
スイス人とスペイン人。ライトハンダーとレフトハンダー、
冷静なプレイヤーとホットなファイター。類似点よりも
差異が際立つ二人のプレイヤーが成長と発達を果たして、
高いレベルで戦うときにかつてのボルグとマッケンロー、
エドベリとベッカーのような世界のテニスファンを揺るがす
美しいオペラが奏でられるのでしょう。
ナダルは自らタクトを振って上演する権利は大いにあると
思います。
想定内と想定外が共存したスーパーバイクオーストラリアラウンドSSレース。
2006年3月5日 スポーツスポーツベティングで圧倒的な支持を集めている
シャーペンティエ。優秀なライダーだから高性能のマシンを
乗りこなして、その優位性を発揮することができるのか、
いいマシンだからこそ、ライダーがいいタイムで走ることが
できるのか。フランス人ライダーとホンダCBR600のパッケージ
は完全無欠に見えて、何だか強い馬に乗る武豊騎手のような
安定感と速さ、そしてそれを支持する支持率を感じてしまいます。
そんなシャーペンティエが圧倒的な一撃をライバルにお見舞い
して、予選を終えて、いざ決勝のスターティンググリッドへ。
世界中で歴史的な傑作スーパースポートマシンと名高い
ヤマハのR6を走らせるヤマハジャーマニーのカーテンと
パークスにとっては年に一回の地元でのレース。そして、
波乱を見せてくれた予選二回目で世界中にサプライズを
与えたライダーたちは何を見せてくれるのか、美しい
ファンタジィと醜いリアリティが高速でぶつかり合う衝突
地点。それがフィリップアイランドサーキットだ。
速さと強さを見せつけるシャーペンティエとCBR。しかし、
あきらめが悪いことが美しいことであり、執着心が強いことが
何かを生み出すことであることを知っているカーテンと
パークス。叩き潰すべき壁の大きさと厚さを知っているが
何もしなければ何も生まれないことも知っているチャレンジャー
が追走を見せる。
勝つことが当たり前になってきているフランス人だが、
当たり前のことを当たり前にやることを世界格式でやること
が大変なことであることを下積みの長かった彼はよく理解
していることであろう。自分とマシンの力を信じて、
よく集中して走行を重ねる。
結局、余裕を油断にリンクさせることなく、気持ちを高めて
走りきったシャーペンティエがトップでチェッカー。
二位と三位に地元のカーテンとパークスが入って表彰台
の座を占めることになった。
カタールの開幕戦の直前、メガバイクホンダは開幕戦と二戦目
に藤原克昭のみの一台体制で出走すると発表。理由は経済的
な問題というものであった。
出番をなくしてしまったヨアン・ティベリオの落胆ぶりは
いかなものであっただろうか。
そのティベリオに対してチームから連絡が入り、怪我の藤原の
代わりという形で走ってくれというオファーが入り、
急遽メルボルンへの機上の人となった。
それから一週間。昨年、アンダー20STK600ユーロ選手権の
二位のライダーの彼のスーパースポート世界選手権での
デビューレースは四位というもので終わった。
いろいろなことが様々な形で起こり、それが化学反応を起こして
世の中まわっているのだが、ティベリオは周囲の変化とは
関係なく自らの才能を発揮してデビューレースを四位という
結果を出した。
昨年のレースシーズンに私のこのブログで彼の才能を知った
皆さんにはノーマルなものかもしれないが、知らない人に
とってはビッグなサプライズであったことだろう。
この十九歳のフランス人は速いし、精神的にも強いライダー
である。
五位に昨年大きく成長したハームスが入り、ブルックスの
ドゥカティが六位。スティゲフェルト、トーマス(彼は
今回シャンボンの代役)ザイゼル、ロッコリまでがトップテン。
以下、ルギュエル、サンキーニ、ヴィッツィエッロ、ケイ
ミューレン、フォレスというポイント圏内であった。
シャーペンティエ。優秀なライダーだから高性能のマシンを
乗りこなして、その優位性を発揮することができるのか、
いいマシンだからこそ、ライダーがいいタイムで走ることが
できるのか。フランス人ライダーとホンダCBR600のパッケージ
は完全無欠に見えて、何だか強い馬に乗る武豊騎手のような
安定感と速さ、そしてそれを支持する支持率を感じてしまいます。
そんなシャーペンティエが圧倒的な一撃をライバルにお見舞い
して、予選を終えて、いざ決勝のスターティンググリッドへ。
世界中で歴史的な傑作スーパースポートマシンと名高い
ヤマハのR6を走らせるヤマハジャーマニーのカーテンと
パークスにとっては年に一回の地元でのレース。そして、
波乱を見せてくれた予選二回目で世界中にサプライズを
与えたライダーたちは何を見せてくれるのか、美しい
ファンタジィと醜いリアリティが高速でぶつかり合う衝突
地点。それがフィリップアイランドサーキットだ。
速さと強さを見せつけるシャーペンティエとCBR。しかし、
あきらめが悪いことが美しいことであり、執着心が強いことが
何かを生み出すことであることを知っているカーテンと
パークス。叩き潰すべき壁の大きさと厚さを知っているが
何もしなければ何も生まれないことも知っているチャレンジャー
が追走を見せる。
勝つことが当たり前になってきているフランス人だが、
当たり前のことを当たり前にやることを世界格式でやること
が大変なことであることを下積みの長かった彼はよく理解
していることであろう。自分とマシンの力を信じて、
よく集中して走行を重ねる。
結局、余裕を油断にリンクさせることなく、気持ちを高めて
走りきったシャーペンティエがトップでチェッカー。
二位と三位に地元のカーテンとパークスが入って表彰台
の座を占めることになった。
カタールの開幕戦の直前、メガバイクホンダは開幕戦と二戦目
に藤原克昭のみの一台体制で出走すると発表。理由は経済的
な問題というものであった。
出番をなくしてしまったヨアン・ティベリオの落胆ぶりは
いかなものであっただろうか。
そのティベリオに対してチームから連絡が入り、怪我の藤原の
代わりという形で走ってくれというオファーが入り、
急遽メルボルンへの機上の人となった。
それから一週間。昨年、アンダー20STK600ユーロ選手権の
二位のライダーの彼のスーパースポート世界選手権での
デビューレースは四位というもので終わった。
いろいろなことが様々な形で起こり、それが化学反応を起こして
世の中まわっているのだが、ティベリオは周囲の変化とは
関係なく自らの才能を発揮してデビューレースを四位という
結果を出した。
昨年のレースシーズンに私のこのブログで彼の才能を知った
皆さんにはノーマルなものかもしれないが、知らない人に
とってはビッグなサプライズであったことだろう。
この十九歳のフランス人は速いし、精神的にも強いライダー
である。
五位に昨年大きく成長したハームスが入り、ブルックスの
ドゥカティが六位。スティゲフェルト、トーマス(彼は
今回シャンボンの代役)ザイゼル、ロッコリまでがトップテン。
以下、ルギュエル、サンキーニ、ヴィッツィエッロ、ケイ
ミューレン、フォレスというポイント圏内であった。
オージーのためのSBKオーストラリアラウンドSBKレース2
2006年3月5日 スポーツ地元の英雄の勝利の勝利に喜んだオージーたち。そのレース
ファンのためにもうひとつ勝って、昨年の再現を演じたい
トロイ・コーサー。
レース1をコンディションを見極めながら勝利が望めない時は
マシンをなだめながら、できうる限りの最速のタイムを出し、
よくない状況下の中で最良の順位を獲って帰ってくることを
考え、それを全うしたトロイ・ベイリス。二人のバトルを
楽しみにしているオージー達の前でファイティングオペラが
繰り広げられました。
少しハード寄りのタイヤを選択したベイリス。スタート直後
から思い通りの走りを展開し、そして、それを持続させること
に成功した彼に対し、レース1のウィナーのコーサーは
何と三周目を終えて、何とクラッシュを演じてしまいました。
レース序盤でそれほど各車に差がない状態で多重クラッシュ
の危険性がある状態でしたが、好運なことにとんでもない
もらい事故や体を害することなく、後続のライダーも人や
落下物を避けるためにラップタイムは落ちたものの、とんでもな
い事故にはつながらずにレース続行となりました。
最大のライバルの不在とタイヤチョイスの成功で安定して
高いレベルのラップタイムを連発したベイリスに追いつける
ライダーはなく、イージーなサンデイツーリングを披露。
SBKカムバック四レース目にして、キャリア通算23勝目を
フィリップアイランドの午後に挙げることに成功しました。
二位にはトーズランド、三位にバロスが入り、ホンダCBRが
ツースリーフィニッシュ。芳賀、ピットのヤマハR1ユーザーが
4,5位。加賀山のスズキ、ロルフォ、チャウスのドゥカティが
続き、ニエト、ウォーカーのPSG1カワサキの二人が9,10位。
ファブリッツィオ、阿部、ノイキルフナー、キリ、マーティン
までがポイントを獲得したレースでした。
ファンのためにもうひとつ勝って、昨年の再現を演じたい
トロイ・コーサー。
レース1をコンディションを見極めながら勝利が望めない時は
マシンをなだめながら、できうる限りの最速のタイムを出し、
よくない状況下の中で最良の順位を獲って帰ってくることを
考え、それを全うしたトロイ・ベイリス。二人のバトルを
楽しみにしているオージー達の前でファイティングオペラが
繰り広げられました。
少しハード寄りのタイヤを選択したベイリス。スタート直後
から思い通りの走りを展開し、そして、それを持続させること
に成功した彼に対し、レース1のウィナーのコーサーは
何と三周目を終えて、何とクラッシュを演じてしまいました。
レース序盤でそれほど各車に差がない状態で多重クラッシュ
の危険性がある状態でしたが、好運なことにとんでもない
もらい事故や体を害することなく、後続のライダーも人や
落下物を避けるためにラップタイムは落ちたものの、とんでもな
い事故にはつながらずにレース続行となりました。
最大のライバルの不在とタイヤチョイスの成功で安定して
高いレベルのラップタイムを連発したベイリスに追いつける
ライダーはなく、イージーなサンデイツーリングを披露。
SBKカムバック四レース目にして、キャリア通算23勝目を
フィリップアイランドの午後に挙げることに成功しました。
二位にはトーズランド、三位にバロスが入り、ホンダCBRが
ツースリーフィニッシュ。芳賀、ピットのヤマハR1ユーザーが
4,5位。加賀山のスズキ、ロルフォ、チャウスのドゥカティが
続き、ニエト、ウォーカーのPSG1カワサキの二人が9,10位。
ファブリッツィオ、阿部、ノイキルフナー、キリ、マーティン
までがポイントを獲得したレースでした。
オージーのためのSBKオーストラリアラウンドSBKレース1
2006年3月5日 スポーツエントリーリストの名前の後によく見かけるAUSの文字。
土曜日にはオージー同士の激しいポールポジション争いを
したオージーライダー。彼らが国内選手権をやっていた時に
何度も走り、世界格式のサーキットがストップアンドゴー
スタイルのレイアウトが増えていく中、出色のコースであり、
ライダーにもマシンの担当エンジニアにも難しいが攻略しがい
のあるフィリップアイランドでの主役。それはやはり、オージー
でした。
ポールマンはベイリス。二番手にディフェンディングチャン
ピオンのコーサー。そして、マーティンのペトロナスが
大健闘を見せ、ムジェリッジ、ピットも気合の入るサーキット
で主役となったのはコーサーでした。
ベイリスがタイヤのミスマッチで後退していき、ペトロナスの
望外の成績が土曜日のマーティンの一発だったことが明らかに
なるにつれて、コーサーの勝利への道筋がより明確に
くっきりと浮かび上がってきました。
そんなコーサーにイージーな勝利を許そうとしなかったのが
今季からSBKに参戦を開始したアレックス・バロス。ブラジル
カラーのホンダのCBRを駆る彼はリズム良く、快走を重ねます。
レースの後半、完全にマッチレースとなり、地元で燃える
コーサーとSBK初優勝を狙うバロスの接近戦バトルが激化。
しかし、世界王者はブラジル人のマシンの有利なところと
不利なところを熱い心を持ちながらも冷静に状況判断して
いました。
抑えるところをしっかり抑えて、トップでチェッカードフラッグ。
凱旋将軍としてカタールの勝利を引っさげてメルボルンに
乗り込んできたコーサーが声援をプレッシャーとはせず、
勝利を導く剣に代えて、粘り強く攻撃をしてきたバロスを
うっちゃって勝ったレース1となりました。
三位には単独走行となったトーズランド。四位には芳賀、
五位に昨年ホッジソンがアメリカで走らせていたドゥカティを
駆るロルフォが入り、六番手にタイヤの磨耗に苦しんだ
ベイリスが入り、チャウスが七位、カワサキ最上位のニエトが
八位、ピット、ウォーカーというトップテン。
以下、ピットスタートのランツィ、加賀山、ラコニ、マーティン、
ファブリッツィオまでがポイント圏内というレースでした。
土曜日にはオージー同士の激しいポールポジション争いを
したオージーライダー。彼らが国内選手権をやっていた時に
何度も走り、世界格式のサーキットがストップアンドゴー
スタイルのレイアウトが増えていく中、出色のコースであり、
ライダーにもマシンの担当エンジニアにも難しいが攻略しがい
のあるフィリップアイランドでの主役。それはやはり、オージー
でした。
ポールマンはベイリス。二番手にディフェンディングチャン
ピオンのコーサー。そして、マーティンのペトロナスが
大健闘を見せ、ムジェリッジ、ピットも気合の入るサーキット
で主役となったのはコーサーでした。
ベイリスがタイヤのミスマッチで後退していき、ペトロナスの
望外の成績が土曜日のマーティンの一発だったことが明らかに
なるにつれて、コーサーの勝利への道筋がより明確に
くっきりと浮かび上がってきました。
そんなコーサーにイージーな勝利を許そうとしなかったのが
今季からSBKに参戦を開始したアレックス・バロス。ブラジル
カラーのホンダのCBRを駆る彼はリズム良く、快走を重ねます。
レースの後半、完全にマッチレースとなり、地元で燃える
コーサーとSBK初優勝を狙うバロスの接近戦バトルが激化。
しかし、世界王者はブラジル人のマシンの有利なところと
不利なところを熱い心を持ちながらも冷静に状況判断して
いました。
抑えるところをしっかり抑えて、トップでチェッカードフラッグ。
凱旋将軍としてカタールの勝利を引っさげてメルボルンに
乗り込んできたコーサーが声援をプレッシャーとはせず、
勝利を導く剣に代えて、粘り強く攻撃をしてきたバロスを
うっちゃって勝ったレース1となりました。
三位には単独走行となったトーズランド。四位には芳賀、
五位に昨年ホッジソンがアメリカで走らせていたドゥカティを
駆るロルフォが入り、六番手にタイヤの磨耗に苦しんだ
ベイリスが入り、チャウスが七位、カワサキ最上位のニエトが
八位、ピット、ウォーカーというトップテン。
以下、ピットスタートのランツィ、加賀山、ラコニ、マーティン、
ファブリッツィオまでがポイント圏内というレースでした。
誰かシャーペンティエを止めてくれ。
2006年3月5日 スポーツ今回もポールポジションを二位に大差をつけて奪っていき
ました。ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・
シャーペンティエ。そして、二番手と三番手がヤマハ
ジャーマニーのカーテンとパークス。昨年一年で成長を
見せたハームスが続き、五番手がなんと今季ドゥカティの
SSマシンを駆るザイゼル。シャーペンティエの相棒の
ソフオグルが六番手でナチュラルボーンライダーの覚醒
だろうか、ゴバートのR6が七番手、そしてSS初レースとなる
ティべりオが八番手で、ベルジェが何とカワサキニンジャを
九番手に滑り込ませ、トップテンのしんがりはスティゲフェルト
という序列でした。
それにしても、シャーペンティエ速過ぎ。速いタイムを
すぐに出して、セットアップを見直し、いいタイムをたたき出し
ライバルたちを黙らせてしまうのは、昨年来どれだけ見てきた
ことでしょう。
何も変わらない強さと速さがライバルから闘争心を奪って
いるように思える予選結果でした。
ました。ディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・
シャーペンティエ。そして、二番手と三番手がヤマハ
ジャーマニーのカーテンとパークス。昨年一年で成長を
見せたハームスが続き、五番手がなんと今季ドゥカティの
SSマシンを駆るザイゼル。シャーペンティエの相棒の
ソフオグルが六番手でナチュラルボーンライダーの覚醒
だろうか、ゴバートのR6が七番手、そしてSS初レースとなる
ティべりオが八番手で、ベルジェが何とカワサキニンジャを
九番手に滑り込ませ、トップテンのしんがりはスティゲフェルト
という序列でした。
それにしても、シャーペンティエ速過ぎ。速いタイムを
すぐに出して、セットアップを見直し、いいタイムをたたき出し
ライバルたちを黙らせてしまうのは、昨年来どれだけ見てきた
ことでしょう。
何も変わらない強さと速さがライバルから闘争心を奪って
いるように思える予選結果でした。
トロイは二人、ウィナーは一人
2006年3月5日 スポーツ先週のカタールに続いて、オーストラリアでも激しいバトル
が続いています。現、前、元世界王者が頂上を目指す今シーズン
ですが、やはり西と東の横綱はトロイ・コーサーであり、
トロイ・ベイリスだと思います。スズキにタイトルをもたらした
コーサーとドゥカティをチャンピオンに導いたベイリス。
トロイと名のつく主役は二人。しかし、勝者は一人です。
予選で速さを見せつけたのはベイリスのほうでした。
高い次元でのコンスタントな走り。美しいフィリップ
アイランドというサーキットで、近年できたサーキットとは
キャラクターが違うトラック上をイタリアンレッドの
ドゥカティ999が重低音サウンドを響かせてまさに疾走する。
一発の速さも、九割の力でコンスタントにいいタイムを記録
する走りもライバルに見せつけてのトップタイム。
自分の能力を発揮できる道具とシステムを得て、のびのびと
やりたいこととやるべきことをしているベイリスが
ポールマンとなりました。
もう一人のトロイはスズキのリッターバイクを走らせます。
美しいテノールを響かせるGSX-R。彼の脳裏に一番恐怖心と
ライバル意識が働いているのは恐らくもう一人のトロイで
あるベイリスのことであろう。スズキのゼッケン1を走らせる
コーサーには闘争心が宿っていた。
そんな二人のメガバトルであるが、スーパーポールをマーク
したのはベイリス。二戦連続のスーパーポールである。
この二人の突き抜けた速さに、トーズランド、マーティン、
バロス、ムジェリッジ、ピット、芳賀が脇役となってしまった
予選二日目であった。
さぁ、日曜日。レースではいったいどうなるのか。
二人のトロイからウィナーが生まれるのか、あるいは
穴馬が本命馬を破るのか。
お楽しみはこれからだ。
が続いています。現、前、元世界王者が頂上を目指す今シーズン
ですが、やはり西と東の横綱はトロイ・コーサーであり、
トロイ・ベイリスだと思います。スズキにタイトルをもたらした
コーサーとドゥカティをチャンピオンに導いたベイリス。
トロイと名のつく主役は二人。しかし、勝者は一人です。
予選で速さを見せつけたのはベイリスのほうでした。
高い次元でのコンスタントな走り。美しいフィリップ
アイランドというサーキットで、近年できたサーキットとは
キャラクターが違うトラック上をイタリアンレッドの
ドゥカティ999が重低音サウンドを響かせてまさに疾走する。
一発の速さも、九割の力でコンスタントにいいタイムを記録
する走りもライバルに見せつけてのトップタイム。
自分の能力を発揮できる道具とシステムを得て、のびのびと
やりたいこととやるべきことをしているベイリスが
ポールマンとなりました。
もう一人のトロイはスズキのリッターバイクを走らせます。
美しいテノールを響かせるGSX-R。彼の脳裏に一番恐怖心と
ライバル意識が働いているのは恐らくもう一人のトロイで
あるベイリスのことであろう。スズキのゼッケン1を走らせる
コーサーには闘争心が宿っていた。
そんな二人のメガバトルであるが、スーパーポールをマーク
したのはベイリス。二戦連続のスーパーポールである。
この二人の突き抜けた速さに、トーズランド、マーティン、
バロス、ムジェリッジ、ピット、芳賀が脇役となってしまった
予選二日目であった。
さぁ、日曜日。レースではいったいどうなるのか。
二人のトロイからウィナーが生まれるのか、あるいは
穴馬が本命馬を破るのか。
お楽しみはこれからだ。
トリノパラリンピック
2006年3月3日 日常オリンピックが終わってパラリンピックが始まります。
しかし、何だかなぁという気持ちが私の中で渦巻いています。
私が初めてイタリアに行ったのが97年。日本を離れる前は
イタリアという国は伝統的に左翼政党が強く、観光業が
三番目の産業であり、人がやさしいとか温かいということを
知っていたつもりでした。
確かに彼らは愛とか情熱という言葉を日常でよく使います。
しかし、だからといって障害者やお年寄りにやさしいシステム
が存在するかと言ったら、違いますね。
バリアフリー化が進んでいるものだと思っていた私には
信じられない光景が公共の場所に存在しました。
まぁ、バリアだらけ。
そして、変わらないし、変える気も感じさせないありよう。
彼らは確かに愛とか情熱という言葉を口にしますが、
それはサッカーとセックスだけに存在するような気がします。
そんな国で行われるパラリンピック。トリノだけはドイツや
スイスのように障害者の方々やお年寄りの人々の移動や
旅行しやすい体制を作ったのでしょうか。
しかし、何だかなぁという気持ちが私の中で渦巻いています。
私が初めてイタリアに行ったのが97年。日本を離れる前は
イタリアという国は伝統的に左翼政党が強く、観光業が
三番目の産業であり、人がやさしいとか温かいということを
知っていたつもりでした。
確かに彼らは愛とか情熱という言葉を日常でよく使います。
しかし、だからといって障害者やお年寄りにやさしいシステム
が存在するかと言ったら、違いますね。
バリアフリー化が進んでいるものだと思っていた私には
信じられない光景が公共の場所に存在しました。
まぁ、バリアだらけ。
そして、変わらないし、変える気も感じさせないありよう。
彼らは確かに愛とか情熱という言葉を口にしますが、
それはサッカーとセックスだけに存在するような気がします。
そんな国で行われるパラリンピック。トリノだけはドイツや
スイスのように障害者の方々やお年寄りの人々の移動や
旅行しやすい体制を作ったのでしょうか。