大相撲初場所を見て。群雄割拠は面白い
2006年1月28日 スポーツロッシ一人が飛びぬけているMotoGP。少し前のフェッラーリ
とシューマッハーが勝ち続けたF1グランプリ。そして
モンゴル人横綱が征服していた相撲界。強いチャンプを誰が
倒すかという見方というのも一つの面白みがあるのでしょうが、
個人的には誰が勝ってもおかしくないというのが、見ていて
面白いですね。
そういった意味でおとそ気分が抜けたころから始まった今回の
初場所というのは二週目の終わりでも誰が凱歌をあげるのか
わからずにファンのテンションがあがったままクライマックス
に向かっていく大河ドラマのような展開がありました。
ウィナーは一人。しかしながら一つだけの座を多くの
違った戦術や能力を持ったキャラクターが豊かなファイター
が頂上を争うというのが見ごたえのあるものになります。
ある意味、今の女子テニスはそうなっていて、
男子はフェデラーという飛びぬけた存在を誰が止めるのか
という形になっています。女子のほうが面白いのですが、
バグダティスがフェデラーエクスプレスを急停車させるなんて
ことになると面白いと思います。
とシューマッハーが勝ち続けたF1グランプリ。そして
モンゴル人横綱が征服していた相撲界。強いチャンプを誰が
倒すかという見方というのも一つの面白みがあるのでしょうが、
個人的には誰が勝ってもおかしくないというのが、見ていて
面白いですね。
そういった意味でおとそ気分が抜けたころから始まった今回の
初場所というのは二週目の終わりでも誰が凱歌をあげるのか
わからずにファンのテンションがあがったままクライマックス
に向かっていく大河ドラマのような展開がありました。
ウィナーは一人。しかしながら一つだけの座を多くの
違った戦術や能力を持ったキャラクターが豊かなファイター
が頂上を争うというのが見ごたえのあるものになります。
ある意味、今の女子テニスはそうなっていて、
男子はフェデラーという飛びぬけた存在を誰が止めるのか
という形になっています。女子のほうが面白いのですが、
バグダティスがフェデラーエクスプレスを急停車させるなんて
ことになると面白いと思います。
マルチナは何が欠けていたのか。
2006年1月26日 スポーツマルチナ・ヒンギスがQFでクリシュテルスに敗れてしまい
ました。ここまで順調に勝ち上がってきて、才能と能力を
見せ、存在証明をしてきた彼女ですが、ベルギー人の
前に負けてしまいました。何がなかったのか、何が
足りなかったのでしょうか。
ヒンギスのことについて現在日本で発売されている
テニスマガジンの中の最終ページのコラムで武田薫氏は
パワープレイヤーの出現で確実に脅かされて、勝てなくなって
きた時期のことについて触れています。
私も武田氏の発言に同意するものの一人ですが、力と
技の戦いやパワー対戦術の戦いでヒンギスが勝ちきれなかった
のがリタイアの理由のひとつだと考えられています。
その彼女が戻ってきて破れた相手がゴールドコーストの
ペンネッタ。シドニーのエナンアルデンヌ。そして
今回のクリシュテルスとクレー育ちながらハードコートで
持ち味を発揮するハードヒッターであるという共通項が
見当たります。
同等のパワーを持っているプレイヤーである場合、ヒンギスは
相手のテニスがよくても勝つことができる。しかしながら、
パワーヒッターの調子がいい部類の日に当たるとやはり
劣勢に回ってしまうのかなという気がしますね。
そのあたりのことはヒンギス本人と対戦相手がよくわかること
だと思うのですが、ここから何をどうするのかというのが
気になります。
かつてレンドルが世界に出てきたときにマッケンローに
パワーで圧倒した。しかし、レンドルがサーブのトスの
位置で予想できていることを理解したマッケンローは
トスの改良に乗り出し、そこから連続して勝ちだして、
クレーコートでも室内コートというレンドルの得意の
サーフェイスでも勝つようになった。
そこでレンドルはコーチをトニー・ローチに変えて
ネットにつくようになったり、セカンドサービスを
相手の正面にハードヒットしたり、スピンサービスの
頻度を少なくしてセカンドでありながらフラットで
威力のあるサービスを多用して、マッケンローの
リターンダッシュを封じて、試合の主導権を握るように
した。
レンドルとマッケンローにはパワープレイヤーとテクニシャン
が高いレベルで相手の成長に対してどういったゲームプラン
や戦術の変更をしたかの歴史をリアルタイムで見ることが
できました。
さて、ヒンギスは強いボールを打つプレイヤーや
ハードコートが上手いパワープレイヤーにどう立ち向かうので
しょうか。
ました。ここまで順調に勝ち上がってきて、才能と能力を
見せ、存在証明をしてきた彼女ですが、ベルギー人の
前に負けてしまいました。何がなかったのか、何が
足りなかったのでしょうか。
ヒンギスのことについて現在日本で発売されている
テニスマガジンの中の最終ページのコラムで武田薫氏は
パワープレイヤーの出現で確実に脅かされて、勝てなくなって
きた時期のことについて触れています。
私も武田氏の発言に同意するものの一人ですが、力と
技の戦いやパワー対戦術の戦いでヒンギスが勝ちきれなかった
のがリタイアの理由のひとつだと考えられています。
その彼女が戻ってきて破れた相手がゴールドコーストの
ペンネッタ。シドニーのエナンアルデンヌ。そして
今回のクリシュテルスとクレー育ちながらハードコートで
持ち味を発揮するハードヒッターであるという共通項が
見当たります。
同等のパワーを持っているプレイヤーである場合、ヒンギスは
相手のテニスがよくても勝つことができる。しかしながら、
パワーヒッターの調子がいい部類の日に当たるとやはり
劣勢に回ってしまうのかなという気がしますね。
そのあたりのことはヒンギス本人と対戦相手がよくわかること
だと思うのですが、ここから何をどうするのかというのが
気になります。
かつてレンドルが世界に出てきたときにマッケンローに
パワーで圧倒した。しかし、レンドルがサーブのトスの
位置で予想できていることを理解したマッケンローは
トスの改良に乗り出し、そこから連続して勝ちだして、
クレーコートでも室内コートというレンドルの得意の
サーフェイスでも勝つようになった。
そこでレンドルはコーチをトニー・ローチに変えて
ネットにつくようになったり、セカンドサービスを
相手の正面にハードヒットしたり、スピンサービスの
頻度を少なくしてセカンドでありながらフラットで
威力のあるサービスを多用して、マッケンローの
リターンダッシュを封じて、試合の主導権を握るように
した。
レンドルとマッケンローにはパワープレイヤーとテクニシャン
が高いレベルで相手の成長に対してどういったゲームプラン
や戦術の変更をしたかの歴史をリアルタイムで見ることが
できました。
さて、ヒンギスは強いボールを打つプレイヤーや
ハードコートが上手いパワープレイヤーにどう立ち向かうので
しょうか。
マルコス・バグタティス 決勝進出
2006年1月26日 スポーツマルコス・バグタティスが止まりません。そして、誰も
止められないのでしょうか。四回戦でロディックを。
QFでリュビチッチを。そして、SFではナルバディアンを
2セットダウンからひっくり返して、日曜日の決勝に
進むことになりました。
この三試合、トップテンプレイヤー三人を破ってきた
力は間違いなく本物でしょう。彼には実力と勢いが
あります。実力がなければトップ10プレイヤーを
三人続けて倒すことはできないし、勢いが欠けていたら
グランドスラムイベントの決勝には来れません。
誰が止めるのか、誰も止められないのか。
もうひとつの決勝は止まらない超特急フェデラーエクスプレス
とタフマッチを勝ち上がってきたベッカー、シュティッヒ
世代の後継者ドイツナンバーワンのキーファーです。
何が生まれ、何が壊れるのかとにかく決勝の主役の一人は
マルコス・バグタティスです。
止められないのでしょうか。四回戦でロディックを。
QFでリュビチッチを。そして、SFではナルバディアンを
2セットダウンからひっくり返して、日曜日の決勝に
進むことになりました。
この三試合、トップテンプレイヤー三人を破ってきた
力は間違いなく本物でしょう。彼には実力と勢いが
あります。実力がなければトップ10プレイヤーを
三人続けて倒すことはできないし、勢いが欠けていたら
グランドスラムイベントの決勝には来れません。
誰が止めるのか、誰も止められないのか。
もうひとつの決勝は止まらない超特急フェデラーエクスプレス
とタフマッチを勝ち上がってきたベッカー、シュティッヒ
世代の後継者ドイツナンバーワンのキーファーです。
何が生まれ、何が壊れるのかとにかく決勝の主役の一人は
マルコス・バグタティスです。
marcos domina ancora
2006年1月26日 スポーツnon ferma marcos baghtadis
nessuno non puo’ fermare lui e finalmente arriva al finale
ex numero uno del mondo di junior
gli ultimi giorni lui ha vinto 3 partite consecutivi
contro 3 giocatori che si trovano nel top 10
il primo roddick poi ljubicic oggi nalbadian
ora lui ha il talento da vincere il torneo di merbourne
lui assolutamente forma per la grande sfida per vincere
il titolo di slam
chi ferma lui e non puo’ vincere? solo domenica
abbiamo capito tutto sua verita’
fedrer express o kiefer ancora non lo sappiamo mai
comunque uno grande protagonista esiste per l’ultimo
giorno in australia
si chiama marcos baghtadis!!
nessuno non puo’ fermare lui e finalmente arriva al finale
ex numero uno del mondo di junior
gli ultimi giorni lui ha vinto 3 partite consecutivi
contro 3 giocatori che si trovano nel top 10
il primo roddick poi ljubicic oggi nalbadian
ora lui ha il talento da vincere il torneo di merbourne
lui assolutamente forma per la grande sfida per vincere
il titolo di slam
chi ferma lui e non puo’ vincere? solo domenica
abbiamo capito tutto sua verita’
fedrer express o kiefer ancora non lo sappiamo mai
comunque uno grande protagonista esiste per l’ultimo
giorno in australia
si chiama marcos baghtadis!!
マルコス やった また 勝った
2006年1月26日 スポーツジュニアテニスでかつて世界チャンピオンになり
一位の座にいたマルコス・バグダティスのオーストラリアは
まだ続いています。何と今日はイヴァン・ルビチッチを
破りました。
ジュニアの世界でトップにいたプレイヤーや日本である程度
のところまでいったプレイヤーなどはある程度稼げたり
ちやほやされたりでジュニアのトップ、日本の上のレベルで
満足してしまうことがあるのですが、彼はスポンサーとの
交渉などでジュニアナンバーワンという称号が必要だと
よくわかっていました。
イタリアのようにディアドラ、カッパ、タッキーニ、エレッセ
といったメーカーがあるわけでもなく、スペインのように
秀でた育成環境があるわけでもないキプロスという国から
出てきた彼には活動をする上で色々な障害があったはずです。
あるいは他のテニス強国ではあるはずのものがなかった
はずです。(彼は割りに早い時期にフランスに居を移動したのは
そういった理由からによる)
そんな彼がジュニアの大会で勝ったり、ランクを上げたのは
ジュニアの時のことではなく、ランク一位やチャンピオンで
あることでスポンサーを得て、その力添えとともにプロツアーで
勝っていきたいという大きな欲望や野望によるものでした。
多分彼は決勝のコートに立っていることを考えている
ことでしょう。四回戦で第二シードのロディック、今日の
QFで第七シードのリュビチッチを破った彼は全力少年
ぶりを発揮してあふれ出す血と汗で乾いた心臓を潤し、
にごった水も新しい希望で澄んだものにして、戦うこと
でしょう。
未来を開くのは誰だ。
キプロス人の勇敢な戦いを見守ろうではありませんか。
一位の座にいたマルコス・バグダティスのオーストラリアは
まだ続いています。何と今日はイヴァン・ルビチッチを
破りました。
ジュニアの世界でトップにいたプレイヤーや日本である程度
のところまでいったプレイヤーなどはある程度稼げたり
ちやほやされたりでジュニアのトップ、日本の上のレベルで
満足してしまうことがあるのですが、彼はスポンサーとの
交渉などでジュニアナンバーワンという称号が必要だと
よくわかっていました。
イタリアのようにディアドラ、カッパ、タッキーニ、エレッセ
といったメーカーがあるわけでもなく、スペインのように
秀でた育成環境があるわけでもないキプロスという国から
出てきた彼には活動をする上で色々な障害があったはずです。
あるいは他のテニス強国ではあるはずのものがなかった
はずです。(彼は割りに早い時期にフランスに居を移動したのは
そういった理由からによる)
そんな彼がジュニアの大会で勝ったり、ランクを上げたのは
ジュニアの時のことではなく、ランク一位やチャンピオンで
あることでスポンサーを得て、その力添えとともにプロツアーで
勝っていきたいという大きな欲望や野望によるものでした。
多分彼は決勝のコートに立っていることを考えている
ことでしょう。四回戦で第二シードのロディック、今日の
QFで第七シードのリュビチッチを破った彼は全力少年
ぶりを発揮してあふれ出す血と汗で乾いた心臓を潤し、
にごった水も新しい希望で澄んだものにして、戦うこと
でしょう。
未来を開くのは誰だ。
キプロス人の勇敢な戦いを見守ろうではありませんか。
marcos fatta ancora
2006年1月25日 スポーツmarcos baghdatis ex numero uno di junior
ex campione del mondo di junior
mentre vedo qualche ottimi juniors poi qualche tennista
giapponese dal primo periodo hanno lo sponsor poi
soldi
cosi arrivano ai primi dieci di junior
stanno i migliori cinque in giappone
sono contenti e per questo hanno perso determinazione
oppure non hanno grande desiderio andare al top del mondo
invece marcos non viene da italia dove ci sono
kappa lotto tacchini elesse diadola ecc ecc
non e di spangna dove ci sono tanti campi e programmi
per junior e proffesionalista
cosi mentre giocando al mondo di junior
voleva vincere e andare al top per cercare lo sponsor
a cui interessa
il piazzamento migliore di junior significa
ottima schieda da discutere con tanti marchi
a cui interessa
cioe’ lui voleva giocare all’atp pero’ ebbe capito
sua condizione come nazionalita’ come sistemma
cosi voleva il posto di numero uno e stava tranquillo
parlare con le case per il suo futuro vicino
cioe’ dopo junior
allora i tornei di junior per lui vuole dire
uno step crescere al mondo di professionale
lui assolutamente non fu soddisfatto al record fino
sua eta 18
allora tanti ottimi tennista e campione hanno
grande determinazione e tanti desideri
penso che abbia quelli anche lui
ha gia vinto contro roddick(testa di serie numero due
sul taboline) al quarto turno
poi oggi ha vinto quarta di finale contro ljubicic
(numero sette di seeding) e arriva al semifinale
quelle grande vittorie mi faceva sentire sorpresa
pero’ non e’ grande
marcos baghdatis non e’ tipico junior che furono gia
convinti
lui sempre vuole vincere e voleva andare al top
e pensa di giocare all’ultimo giorno a merbourne
cosa c’e’ casa fara’ cosa nasce cosa manca
cosa distrugge
vediamo grande sfida di marcos
ex campione del mondo di junior
mentre vedo qualche ottimi juniors poi qualche tennista
giapponese dal primo periodo hanno lo sponsor poi
soldi
cosi arrivano ai primi dieci di junior
stanno i migliori cinque in giappone
sono contenti e per questo hanno perso determinazione
oppure non hanno grande desiderio andare al top del mondo
invece marcos non viene da italia dove ci sono
kappa lotto tacchini elesse diadola ecc ecc
non e di spangna dove ci sono tanti campi e programmi
per junior e proffesionalista
cosi mentre giocando al mondo di junior
voleva vincere e andare al top per cercare lo sponsor
a cui interessa
il piazzamento migliore di junior significa
ottima schieda da discutere con tanti marchi
a cui interessa
cioe’ lui voleva giocare all’atp pero’ ebbe capito
sua condizione come nazionalita’ come sistemma
cosi voleva il posto di numero uno e stava tranquillo
parlare con le case per il suo futuro vicino
cioe’ dopo junior
allora i tornei di junior per lui vuole dire
uno step crescere al mondo di professionale
lui assolutamente non fu soddisfatto al record fino
sua eta 18
allora tanti ottimi tennista e campione hanno
grande determinazione e tanti desideri
penso che abbia quelli anche lui
ha gia vinto contro roddick(testa di serie numero due
sul taboline) al quarto turno
poi oggi ha vinto quarta di finale contro ljubicic
(numero sette di seeding) e arriva al semifinale
quelle grande vittorie mi faceva sentire sorpresa
pero’ non e’ grande
marcos baghdatis non e’ tipico junior che furono gia
convinti
lui sempre vuole vincere e voleva andare al top
e pensa di giocare all’ultimo giorno a merbourne
cosa c’e’ casa fara’ cosa nasce cosa manca
cosa distrugge
vediamo grande sfida di marcos
東証は信頼性が薄いのではないか
2006年1月24日 日常今、現在の日本の証券市場の売買取引のどれくらいが
外国人投資家によるものかを知っている投資家および
投機家やギャンブラーの方々はよくご存知だと思います。
ライブドアという会社のトップの逮捕により、様々な混乱
が続いていますが、それによって東証の売買に様々な
問題が生じています。
日本という国を外から見たり、外国人と共に眺めることが
ありますが、今回の一件で思ったのは、ライブドアという
会社がひとつやばい状況になっただけで東証ががたがたに
なってしまうほどのものであった。というものでした。
IT化というのはとりわけ銀行や証券といった分野で進んで
いるものであり、在宅や通勤時におけるネット上での
取り引きが可能なことが多くの投資家や投機家をマーケット
に呼び込むことに成功したのですが(ことの善し悪しは
別として)ひとつの会社がまずい状況になっただけで
これだけ支障をきたすとの言うのは東京の市場や
日本の株式を考える上で極めてまずいことだと思います。
東証の信頼性は薄くなってしまい、お金や人やモノが
集まるところにはある種の磁場が発生し、そこから新しい
ものが生まれたり、出現するのでしょうが、それが
東証の力では成立しないことを証明してしまったような
気がします。脆弱なシステムによって自由貿易体制であり
開かれたマーケットがある時間は売買を遠慮してくれとか
個別の銘柄を指して、これはこの時間だけで取り引きしてくれ
というのはどうも間違いだと思いますね。それにそれで
損したときに誰がどのように責任を取るのでしょうか。
何だか日本人は責任を取らない気がします。責任のなすりあい
は見ることができる気がしますが。
外国人投資家によるものかを知っている投資家および
投機家やギャンブラーの方々はよくご存知だと思います。
ライブドアという会社のトップの逮捕により、様々な混乱
が続いていますが、それによって東証の売買に様々な
問題が生じています。
日本という国を外から見たり、外国人と共に眺めることが
ありますが、今回の一件で思ったのは、ライブドアという
会社がひとつやばい状況になっただけで東証ががたがたに
なってしまうほどのものであった。というものでした。
IT化というのはとりわけ銀行や証券といった分野で進んで
いるものであり、在宅や通勤時におけるネット上での
取り引きが可能なことが多くの投資家や投機家をマーケット
に呼び込むことに成功したのですが(ことの善し悪しは
別として)ひとつの会社がまずい状況になっただけで
これだけ支障をきたすとの言うのは東京の市場や
日本の株式を考える上で極めてまずいことだと思います。
東証の信頼性は薄くなってしまい、お金や人やモノが
集まるところにはある種の磁場が発生し、そこから新しい
ものが生まれたり、出現するのでしょうが、それが
東証の力では成立しないことを証明してしまったような
気がします。脆弱なシステムによって自由貿易体制であり
開かれたマーケットがある時間は売買を遠慮してくれとか
個別の銘柄を指して、これはこの時間だけで取り引きしてくれ
というのはどうも間違いだと思いますね。それにそれで
損したときに誰がどのように責任を取るのでしょうか。
何だか日本人は責任を取らない気がします。責任のなすりあい
は見ることができる気がしますが。
ヒンギス、やった。勝った
2006年1月23日 スポーツ暑い日が続いているオーストラリアのメルボルンで、
復活ロードをヒンギスがひた走っています。
地元の期待を背負って立ち向かっていたサマンサ・ストーサー
をストレートで破っています。
これで、いよいよQFということになりました。
相手はこの大会第二シードのキム・クリシュテルス。
昨年のUSオープンを制し、ハードコートが上手い、実力者
であり、ヒンギスがここまで戦った相手よりショットをハードに
叩ける選手です。
ヒンギスのここまでの戦いを見て、いい選手というのは
やる気を取り戻し、体調がよくなった時にすぐにトップギアに
入れることができるんだなと実感します。
ボリス・ベッカーのように破産状態となり、お金を稼ぐ
必要性でコートに戻ってきたのか、単純にプレイしたいからとか
トップに舞い戻るためにラケットを握ったのか私には
わかりませんが、見事な復活劇です。
強かったヒンギスのパワーをいなすテクニックが見られるのか、
パワーがスイス人の上手さをオーバーパワーするのか、
興味は尽きません。
復活ロードをヒンギスがひた走っています。
地元の期待を背負って立ち向かっていたサマンサ・ストーサー
をストレートで破っています。
これで、いよいよQFということになりました。
相手はこの大会第二シードのキム・クリシュテルス。
昨年のUSオープンを制し、ハードコートが上手い、実力者
であり、ヒンギスがここまで戦った相手よりショットをハードに
叩ける選手です。
ヒンギスのここまでの戦いを見て、いい選手というのは
やる気を取り戻し、体調がよくなった時にすぐにトップギアに
入れることができるんだなと実感します。
ボリス・ベッカーのように破産状態となり、お金を稼ぐ
必要性でコートに戻ってきたのか、単純にプレイしたいからとか
トップに舞い戻るためにラケットを握ったのか私には
わかりませんが、見事な復活劇です。
強かったヒンギスのパワーをいなすテクニックが見られるのか、
パワーがスイス人の上手さをオーバーパワーするのか、
興味は尽きません。
martina fatta! brava!
2006年1月23日la martina giocava alla tappa degli ultimi 16 contro
samantha stosur e neanche oggi non ha perso nessun set
e arriva al quarta di finale!!
bella ritorna della svizzera mi fa sentire la verita’
cioe’ se non mancasse determinazione e sta bene come
i fisici
i giocatori ritorna subito subito tiene il cuore
da vincere e guandagnare tante cose
non lo so la hingis doveva guardagnare i soldi
come boris becker ha fatto la bancarotta e poiche deve
lavorare farlo vivere
oppure ritorna al campo
solamente salire sul top ancora
comunque la brava giocatrice sempre cerca qualcosa
farsi migliore poi voleva tenere tante cose
la prossima partita contro la campionessa di new york
kim clisters che e numero due testa di serie in australia
e’ forte sul cemento poi puo’ attacare con la grande forma
e piu’ aggressiva degli altri che giocava con la
hingis fino ad oggi
vediamo!!
samantha stosur e neanche oggi non ha perso nessun set
e arriva al quarta di finale!!
bella ritorna della svizzera mi fa sentire la verita’
cioe’ se non mancasse determinazione e sta bene come
i fisici
i giocatori ritorna subito subito tiene il cuore
da vincere e guandagnare tante cose
non lo so la hingis doveva guardagnare i soldi
come boris becker ha fatto la bancarotta e poiche deve
lavorare farlo vivere
oppure ritorna al campo
solamente salire sul top ancora
comunque la brava giocatrice sempre cerca qualcosa
farsi migliore poi voleva tenere tante cose
la prossima partita contro la campionessa di new york
kim clisters che e numero due testa di serie in australia
e’ forte sul cemento poi puo’ attacare con la grande forma
e piu’ aggressiva degli altri che giocava con la
hingis fino ad oggi
vediamo!!
マックス イン。マックス アウト。それから、、、。
2006年1月21日 スポーツスキャンダラスというか、政治的というか、経済力学的というか
なんとも言えない思いをしたノイキルフナーの浪人騒動。
チームクラッフィにはバロスがやってきてドイツという
ヨーロッパの経済大国であり、レースと市場の距離が近く、
市販バイクの売り上げに影響の大きいスーパーバイクという
カテゴリーでドイツ人唯一のライダーがこの時期になって
いなくなってしまうとは想像できなかった私です。
イタリア人のマックス。つまりマックス・ビアッジですが、
まだアルスタースズキ入りは発表になっていません。
でもって、イタリアのHPを見ていたところ、何やら
意味深なことになっています。
コロナアルスタースズキのボスのフランシス・バッタ氏が
ジャーナリストに語ったところによるともし、ビアッジの
要求が高くて、我々がそれに応えられないということであれば
ノイキルフナーの存在は大変興味深いということでした。
ビアッジにコロナビールが払うのか、あるいは他のスポンサーや
メーカーが払うのか分かりませんが、彼の経済的な嗅覚は
するどくタフな交渉を要求されますし、参加するだけで
満足できるライダーではなく勝てるための道具、強い自分を
出せる環境、相手を破ることができる体制というのを彼は
求めるわけでして、それがベルギーのリエージュ、日本の
浜松が用意できるのかどうかはわかりませんね。
もし、彼がSBKに出ないということになると、いよいよ
四輪の世界ということになるでしょう。ドイツツーリングカー
かF1ということになると思います。
そして、もし、コロナアルスタースズキが四台目のマシンを
用意することができて、マックス・ビアッジとの話し合いが
まとまらないということになるとノイキルフナーという
ドイツ国籍を有する重いバイクで速く、そして将来性のある
カードを有することになるでしょう。
なんとも言えない思いをしたノイキルフナーの浪人騒動。
チームクラッフィにはバロスがやってきてドイツという
ヨーロッパの経済大国であり、レースと市場の距離が近く、
市販バイクの売り上げに影響の大きいスーパーバイクという
カテゴリーでドイツ人唯一のライダーがこの時期になって
いなくなってしまうとは想像できなかった私です。
イタリア人のマックス。つまりマックス・ビアッジですが、
まだアルスタースズキ入りは発表になっていません。
でもって、イタリアのHPを見ていたところ、何やら
意味深なことになっています。
コロナアルスタースズキのボスのフランシス・バッタ氏が
ジャーナリストに語ったところによるともし、ビアッジの
要求が高くて、我々がそれに応えられないということであれば
ノイキルフナーの存在は大変興味深いということでした。
ビアッジにコロナビールが払うのか、あるいは他のスポンサーや
メーカーが払うのか分かりませんが、彼の経済的な嗅覚は
するどくタフな交渉を要求されますし、参加するだけで
満足できるライダーではなく勝てるための道具、強い自分を
出せる環境、相手を破ることができる体制というのを彼は
求めるわけでして、それがベルギーのリエージュ、日本の
浜松が用意できるのかどうかはわかりませんね。
もし、彼がSBKに出ないということになると、いよいよ
四輪の世界ということになるでしょう。ドイツツーリングカー
かF1ということになると思います。
そして、もし、コロナアルスタースズキが四台目のマシンを
用意することができて、マックス・ビアッジとの話し合いが
まとまらないということになるとノイキルフナーという
ドイツ国籍を有する重いバイクで速く、そして将来性のある
カードを有することになるでしょう。
マックス イン。マックス アウト。
2006年1月20日 スポーツスーパーバイク世界選手権の開幕はもう来月。エントリーリスト
も発表になり、オーストラリアではテストがあったりと
あわただしさを感じるようになってきましたが、こんな
時に入ってきたのがマックス・ビアッジのコロナアルスター
スズキ入りという話でした。
昨年にすでにテストを行っているコーサーや加賀山と違い
話の流れが急で、開幕時期の速さやマシンやタイヤに対する
習熟の必要性から急がなければいけないローマ人ですが、
まだチームやメーカーに受け入れ体制ができていないようで
フィリップアイランドでのテストは参加せずに、イギリスの
シルバーストーンでF1のマシンを走らせていました。
まぁ、彼には二輪、四輪、いろいろと話がくるようですし、
話題作りや才能のアピール、関係者とのディスカッションなど
様々な理由でオーストラリアに行けないならイギリスから
来た話に乗ってみたというところでしょう。
相当な確率でコロナアルスタースズキ入りが噂される
マックス・ビアッジですが、もう一人のマックス。
そう昨年のオーストラリアでSBKで何と開幕二戦目で
表彰台をゲットしたドイツ人のマックス・ノイキルフナーには
浪人の危機がやってきました。
チームクラッフィで今季もオーストリアのチームから
ファイアブレードでSBKを戦うものだと思われていた
未来のスター候補生ですが、チームクラッフィにアレックス・
バロスの加入が濃厚となり、二台体制で戦うものと思われて
いましたが、予算が足りないという理由でブラジル人に
玉突き人事を浴びるようなことになってしまいました。
昨年、SBK一年目で注目を浴び、カワサキのMotoGPの話や
ホンダでSBKをよりよい条件とマテリアルで戦うことが
話題になっていたドイツ人ライダーのマックス。
しかし、ドイツというバイクメーカーや各テクニカル
スポンサーにとっても大きな存在であるにも関わらず
バロスがイン。マックスがアウトということになって
しまいそうです。
悲しみがとまりません。
も発表になり、オーストラリアではテストがあったりと
あわただしさを感じるようになってきましたが、こんな
時に入ってきたのがマックス・ビアッジのコロナアルスター
スズキ入りという話でした。
昨年にすでにテストを行っているコーサーや加賀山と違い
話の流れが急で、開幕時期の速さやマシンやタイヤに対する
習熟の必要性から急がなければいけないローマ人ですが、
まだチームやメーカーに受け入れ体制ができていないようで
フィリップアイランドでのテストは参加せずに、イギリスの
シルバーストーンでF1のマシンを走らせていました。
まぁ、彼には二輪、四輪、いろいろと話がくるようですし、
話題作りや才能のアピール、関係者とのディスカッションなど
様々な理由でオーストラリアに行けないならイギリスから
来た話に乗ってみたというところでしょう。
相当な確率でコロナアルスタースズキ入りが噂される
マックス・ビアッジですが、もう一人のマックス。
そう昨年のオーストラリアでSBKで何と開幕二戦目で
表彰台をゲットしたドイツ人のマックス・ノイキルフナーには
浪人の危機がやってきました。
チームクラッフィで今季もオーストリアのチームから
ファイアブレードでSBKを戦うものだと思われていた
未来のスター候補生ですが、チームクラッフィにアレックス・
バロスの加入が濃厚となり、二台体制で戦うものと思われて
いましたが、予算が足りないという理由でブラジル人に
玉突き人事を浴びるようなことになってしまいました。
昨年、SBK一年目で注目を浴び、カワサキのMotoGPの話や
ホンダでSBKをよりよい条件とマテリアルで戦うことが
話題になっていたドイツ人ライダーのマックス。
しかし、ドイツというバイクメーカーや各テクニカル
スポンサーにとっても大きな存在であるにも関わらず
バロスがイン。マックスがアウトということになって
しまいそうです。
悲しみがとまりません。
イタリア女。こんな、、、。
2006年1月19日 スポーツロシア、アメリカ、チェコといった国やそれ以外の国からオーストラリアに入国した女子のテニスプレイヤー128人で始まった
メルボルンの今季初のグランドスラムイベント。三回戦の顔ぶれ
が決まりましたが、何とこの残り32人となったメンバーに
イタリア人が五人も残っています。
スキャボーネ、ペンネッタの二人はシードプレイヤーだから
残って当然。ビンチの昨年の充実振りからラスト32はありえ
た話(彼女はバルトリを食っての三回戦進出)。しかし、カメ
リンとサンタンジェロはサプライズでしたね。
イタリアという国ではすべての始まりがサッカーとセックス
でして、プレイヤー人口は結構いるのですが、テニスの
世界的なプレイヤーが出てこないのですが、こうして32分
の5の数がイタリア女になるとは思わなかったです。
カメリンにイタリアで行われるスーパーバイクのレースのパス
を出さなければいけない日も近いのかもしれません。岐阜の
五万ドルで会ったときには、パスを頼まれて『トップ50に
入ってからかグランドスラムイベントのベスト8に入ったら
関係者に頼みやすいけれど、今のランクでは難しい』と
返事したんですけどね。
まだ、フロッキーな印象が強いけどね。これが続くのか
気になる私です。ひょっとしたら、伊達ができるのなら
私もと思って、同世代に日本の女子プレイヤーが続々
出てきたようなことがイタリアでも起きるかもしれません。
男子はどういうわけか、ランクが低いけどね。やはり
サッカーに運動神経のいいジュニア世代が流れている気がしま
す。
メルボルンの今季初のグランドスラムイベント。三回戦の顔ぶれ
が決まりましたが、何とこの残り32人となったメンバーに
イタリア人が五人も残っています。
スキャボーネ、ペンネッタの二人はシードプレイヤーだから
残って当然。ビンチの昨年の充実振りからラスト32はありえ
た話(彼女はバルトリを食っての三回戦進出)。しかし、カメ
リンとサンタンジェロはサプライズでしたね。
イタリアという国ではすべての始まりがサッカーとセックス
でして、プレイヤー人口は結構いるのですが、テニスの
世界的なプレイヤーが出てこないのですが、こうして32分
の5の数がイタリア女になるとは思わなかったです。
カメリンにイタリアで行われるスーパーバイクのレースのパス
を出さなければいけない日も近いのかもしれません。岐阜の
五万ドルで会ったときには、パスを頼まれて『トップ50に
入ってからかグランドスラムイベントのベスト8に入ったら
関係者に頼みやすいけれど、今のランクでは難しい』と
返事したんですけどね。
まだ、フロッキーな印象が強いけどね。これが続くのか
気になる私です。ひょっとしたら、伊達ができるのなら
私もと思って、同世代に日本の女子プレイヤーが続々
出てきたようなことがイタリアでも起きるかもしれません。
男子はどういうわけか、ランクが低いけどね。やはり
サッカーに運動神経のいいジュニア世代が流れている気がしま
す。
ヒンギス強し。しかし、、、。
2006年1月19日 スポーツ今日も勝ったヒンギス。その勝ち方がワンサイドで相手が
こけて勝ちを拾っているのではなく、彼女らしいテニスで
相手の調子が悪くなくてもしっかりいい戦術と技術で
勝っているところに彼女がコートに戻ってきた意味と自信
を感じます。
相手に勝つときに英語で時折ジャーナリストやライターが
overpowerという言葉を使うことがあります。まぁ、ねじ伏せる
とか圧勝するという意味で使うのでしょうが、ヒンギス相手に
戦術や技術といった剣で白兵戦をやると勝利を奪うのは
難しいでしょう。しかしながら、ヒンギス相手にoverpower
するための馬力とか圧力を持っているプレイヤーが当たると
どうなるのでしょうか。
ゴールドコーストで当たったペンネッタ。シドニーでの
エナンアルデンヌといったプレイヤーはスピードとパワーを
有しているプレイヤーでハードコートが得意な方に入る
スタイルを持っています。(彼女達の国籍から考えてクレー
コート育ちだとは思いますが)そんな二人が復帰後のヒンギス
に土をつけたのはどんな相手が組しやすく、逆にやりにくいのか
明らかにしているような気がします。
そんなパワープレイヤーやファーストコートプレイヤーに
どう立ち向かっていくのか、そして、どうなるのか、
うまさを力強さを捌いて勝ちにつなげることができるのか、
あるいは叩きのめされるのか、ヒンギスの行く先には
興味がつきません。
こけて勝ちを拾っているのではなく、彼女らしいテニスで
相手の調子が悪くなくてもしっかりいい戦術と技術で
勝っているところに彼女がコートに戻ってきた意味と自信
を感じます。
相手に勝つときに英語で時折ジャーナリストやライターが
overpowerという言葉を使うことがあります。まぁ、ねじ伏せる
とか圧勝するという意味で使うのでしょうが、ヒンギス相手に
戦術や技術といった剣で白兵戦をやると勝利を奪うのは
難しいでしょう。しかしながら、ヒンギス相手にoverpower
するための馬力とか圧力を持っているプレイヤーが当たると
どうなるのでしょうか。
ゴールドコーストで当たったペンネッタ。シドニーでの
エナンアルデンヌといったプレイヤーはスピードとパワーを
有しているプレイヤーでハードコートが得意な方に入る
スタイルを持っています。(彼女達の国籍から考えてクレー
コート育ちだとは思いますが)そんな二人が復帰後のヒンギス
に土をつけたのはどんな相手が組しやすく、逆にやりにくいのか
明らかにしているような気がします。
そんなパワープレイヤーやファーストコートプレイヤーに
どう立ち向かっていくのか、そして、どうなるのか、
うまさを力強さを捌いて勝ちにつなげることができるのか、
あるいは叩きのめされるのか、ヒンギスの行く先には
興味がつきません。
私的スーパーバイク世界選手権2005年ベスト5レース
2006年1月18日 スポーツ一位 イモラ レース1 イタリア
新旧のオージーライダーの凄まじいバトル。レース開始直前に
雨に降られて、タイヤチョイスに頭を悩ますライダーたちで
あったがタイトルに王手をかけていたコーサーはレインで、
追いかけるヴァーミューレンはインターミディエイトという
チョイスで、この二人が乾いていく路面の中でアナザープラ
ネットの走り。タイトルを狙う二人の白熱したバトルにイモラ
熱狂。最速ライダー世界一決定戦に相応しい戦いであった。
二位 モンツァ レース2 イタリア
三大会六レースを終えてスズキのコーサーが五勝。加賀山
が一勝。圧倒的なコロナアルスタースズキの強さと速さで
迎えたイタリアのモンツァ。地元イタリアにやってきた
レジス・ラコニは何かを変え、何かを機能させるために
考えぬいた挙句、とにかくスタートからコーサーと加賀山
に食らいついて独走を許さない、そして何が何でも追走する。
それを実行するために恐ろしいまでの集中力と闘争心で
スタートを迎え、それを行動に移した。
フルタンク状態で苦しいなか、その作戦は成功し、カタール、
オーストラリア、スペインとは違った光景が現れ、さらに
本人もリズム良く走れ、スズキのGSXのペースが少しずつ
遅れ、彼の初優勝がなるかに思えた。
しかし序盤の走りはタイヤの磨耗を早めてしまい、終盤
苦しい走りとなり、ヴァーミューレンに優勝をさらわれてし
まった。しかしながら、打倒スズキに何が必要で何を
やるべきかを実行し、戦う走りを全うした彼には光が
宿ったレースとなり、クールにレースを計算してできうる
限りのハイペースを維持して優勝をかっさらったヴァーミュ
ーレンはタイヤや燃費を考える冷静さを使って勝利を奪った。
熱い走りと冷たい計算が勝利と二番手を分けたレースだった。
三位 ブルノ レース2 チェコ共和国
シーズン前に期待されたヤマハのR1であったが、阿部が
スペインで二位争いをしたいがい今ひとつの状態でチェコを
迎えた。ここでもあの格好いいヤマハのリッターバイクの
タイムも順位も今ひとつどころか今二つであり、どうなる
のだろうかと心配と不安を抱いていた人も多かった。
そんなヤマハユーザーの芳賀は予選17番手。絶望的な
予選順位であるが、そこからとんでもない追い抜きを見せた。
前を走るライダーをスタートで蹴散らすとごぼう抜きで
先頭集団に迫り、これをあっさり抜いてセーフティリード
を築く。
終わってみれば最もファンキーな名古屋人のアンタッチャブル
な勝利。眠りから覚めた芳賀の今後とヤマハが復活ののろし
をあげたレースとなった。
四位 ラウジッツィユーロスピードウェイ レース2 ドイツ
ラコニの代打に急遽サテライトチームから呼び出されワークス
マシンを駆ることになったロレンツォ・ランツィ。レース1では
プレッシャーとやる気が悪い方に出てしまい、オーバーラン
の後、ストップアンドゴーペナルティで大きな可能性があった
レースを失ってしまった。
そんな彼が緊張感の中で迎えたレース2。自分とマシンの
実力と能力を信じながらも、プレッシャーと戦い、ライバル
と競り合う。
ライダー人生の大きな節目となったレースで若きチェゼーナ
人は同じマシンに乗るライバルを凌駕し、世界の列強を次々と
抜き去り、トップでチェッカードフラッグを受けた。
ベイリスが代打からチャンスをつかんで、大きく飛躍した
ように、めぐってきた大きな、そして運命的な時間を
見事な走りでものにして、キャリア初勝利を奪ったレース
であった。
新しいストーリーが始まるときに幸運とあわただしい舞台裏
がどこにでも存在するものだ。
五位 ミザノアドレアティコ レース1 イタリア
何が何でも勝ちたい。そして勝たなければいけない。
モンツァの後、ミザノというエミリアロマーニャ州という
ドゥカティの地元レースに乗り込んできたレジス・ラコニ。
私が理解している範囲ではトーズランドより勝利に対する
執念が強く、根性やガッツがあるイタリアの血が流れる
フランス人がプレッシャーを感じながらも、勝利に対する
強い欲望を走りにぶつけ、勝利に反映させたファンタスティック
なレース。彼の闘争心は見事であった。このレースの後の
第二レースでも彼は勝利を奪い、イタリア国歌をとどろかせた。
新旧のオージーライダーの凄まじいバトル。レース開始直前に
雨に降られて、タイヤチョイスに頭を悩ますライダーたちで
あったがタイトルに王手をかけていたコーサーはレインで、
追いかけるヴァーミューレンはインターミディエイトという
チョイスで、この二人が乾いていく路面の中でアナザープラ
ネットの走り。タイトルを狙う二人の白熱したバトルにイモラ
熱狂。最速ライダー世界一決定戦に相応しい戦いであった。
二位 モンツァ レース2 イタリア
三大会六レースを終えてスズキのコーサーが五勝。加賀山
が一勝。圧倒的なコロナアルスタースズキの強さと速さで
迎えたイタリアのモンツァ。地元イタリアにやってきた
レジス・ラコニは何かを変え、何かを機能させるために
考えぬいた挙句、とにかくスタートからコーサーと加賀山
に食らいついて独走を許さない、そして何が何でも追走する。
それを実行するために恐ろしいまでの集中力と闘争心で
スタートを迎え、それを行動に移した。
フルタンク状態で苦しいなか、その作戦は成功し、カタール、
オーストラリア、スペインとは違った光景が現れ、さらに
本人もリズム良く走れ、スズキのGSXのペースが少しずつ
遅れ、彼の初優勝がなるかに思えた。
しかし序盤の走りはタイヤの磨耗を早めてしまい、終盤
苦しい走りとなり、ヴァーミューレンに優勝をさらわれてし
まった。しかしながら、打倒スズキに何が必要で何を
やるべきかを実行し、戦う走りを全うした彼には光が
宿ったレースとなり、クールにレースを計算してできうる
限りのハイペースを維持して優勝をかっさらったヴァーミュ
ーレンはタイヤや燃費を考える冷静さを使って勝利を奪った。
熱い走りと冷たい計算が勝利と二番手を分けたレースだった。
三位 ブルノ レース2 チェコ共和国
シーズン前に期待されたヤマハのR1であったが、阿部が
スペインで二位争いをしたいがい今ひとつの状態でチェコを
迎えた。ここでもあの格好いいヤマハのリッターバイクの
タイムも順位も今ひとつどころか今二つであり、どうなる
のだろうかと心配と不安を抱いていた人も多かった。
そんなヤマハユーザーの芳賀は予選17番手。絶望的な
予選順位であるが、そこからとんでもない追い抜きを見せた。
前を走るライダーをスタートで蹴散らすとごぼう抜きで
先頭集団に迫り、これをあっさり抜いてセーフティリード
を築く。
終わってみれば最もファンキーな名古屋人のアンタッチャブル
な勝利。眠りから覚めた芳賀の今後とヤマハが復活ののろし
をあげたレースとなった。
四位 ラウジッツィユーロスピードウェイ レース2 ドイツ
ラコニの代打に急遽サテライトチームから呼び出されワークス
マシンを駆ることになったロレンツォ・ランツィ。レース1では
プレッシャーとやる気が悪い方に出てしまい、オーバーラン
の後、ストップアンドゴーペナルティで大きな可能性があった
レースを失ってしまった。
そんな彼が緊張感の中で迎えたレース2。自分とマシンの
実力と能力を信じながらも、プレッシャーと戦い、ライバル
と競り合う。
ライダー人生の大きな節目となったレースで若きチェゼーナ
人は同じマシンに乗るライバルを凌駕し、世界の列強を次々と
抜き去り、トップでチェッカードフラッグを受けた。
ベイリスが代打からチャンスをつかんで、大きく飛躍した
ように、めぐってきた大きな、そして運命的な時間を
見事な走りでものにして、キャリア初勝利を奪ったレース
であった。
新しいストーリーが始まるときに幸運とあわただしい舞台裏
がどこにでも存在するものだ。
五位 ミザノアドレアティコ レース1 イタリア
何が何でも勝ちたい。そして勝たなければいけない。
モンツァの後、ミザノというエミリアロマーニャ州という
ドゥカティの地元レースに乗り込んできたレジス・ラコニ。
私が理解している範囲ではトーズランドより勝利に対する
執念が強く、根性やガッツがあるイタリアの血が流れる
フランス人がプレッシャーを感じながらも、勝利に対する
強い欲望を走りにぶつけ、勝利に反映させたファンタスティック
なレース。彼の闘争心は見事であった。このレースの後の
第二レースでも彼は勝利を奪い、イタリア国歌をとどろかせた。
私的2005年スーパースポート世界選手権ベスト5レース
2006年1月16日 スポーツ一位 アッセン オランダ
強すぎる、速すぎるウィンストンテンカーテホンダの
二人がチームの地元オランダに戻ってきたレース。いつもの
リピートになるのか、あるいは何かが起こるのか。そして
シャーペンティエのタイトルが決定するのかが焦点だった
このレース。シャーペンティエと藤原に食らいついたのが
フォレとファブリッツィオであった。
人やモノ、お金や体制など同じCBRユーザーであるが
差も違いもあるメガバイクホンダの二人が、アッセンという
ライダーサーキットいう場所で道具の違いをライダーの腕と
能力で差を埋めていき、ドッグファイトを展開。レース終盤
に藤原のミッショントラブルで後退した残りの二周の攻防は
息詰まる熱戦となったが、どうしても勝ちたいという気持ち
の強さとライダーの能力の高さでフォレが制した。
色々なものを持ち寄ってチームが成立し、戦いが始まるが、
アッセンというライダーの能力がタイムと成績に反映する
割合が他のコースに比べて大きなレーストラックでシャーペ
ンティエと藤原の独走を許さず、接戦に持ち込み、勝って見
せたフォレの強さと勇敢さ、そしてショーワのサスペンショ
ンエンジニアのドイツ人のグッドを通り越したグレートな
ジョブに拍手と喝采が送られた。
チームメガバイクはこれが世界選手権
参戦しての初勝利。二位に入ったシャーペンティエは
これでタイトル決定となった。三位はファブリッツィオ。
それまで三位や二位だったら笑っていたローマ人がチームメイト
が優勝して、自身が三位という結果に表彰台で笑うことが
なかったのが印象的だった。
二位 モンツァ イタリア
このレースの二週前のヴァレンシアでユルゲン・ファンデン
グールベルグはドゥカティのマシンを乗ることを拒否した。
エンジンはいいが、車体、とりわけリアサイドがだめだめで
開幕前から何をやっても機能しないマシンにさじを投げた。
同じようなインプレッションを抱いていたのは他のドゥカ
ティスタも一緒であった。
そんなドゥカティに乗るジャンルカ・ナンネッリはその
じゃじゃ馬のいい部分であるエンジンパワー。そして、
何度も走ったことがあるという地の利。さらにライダーの
持っている才能と彼が有するあきらめの悪さという剣を
携えてウィンストンテンカーテの二人に戦いを挑んだ。
速すぎるシャーペンティエと藤原に序盤からリードを
許したら逃げられてセーフティリードを許してしまう。
何が何でもオープニングからの数周に彼らを捕まえなければ
いけない。
恐ろしいまでの集中力と闘争心でそのプランを実行に
移し、数少ないドゥカティの長所であるエンジンパワーを
利して、パラボリカからの立ち上がりとメインストレート
で堂々と戦いを挑み、あの強いホンダドゥオを捕らえて
イタリアのモンツァでイタリア人がイタリアのマシンで
(そしてイタリアのタイヤで)アンタッチャブルと
言えたホンダコンビをぶち抜いた時にモンツァは爆発した。
モンツァを凡戦に終わらせないどころか堂々たる
優勝争いをして、感動と興奮のるつぼに叩き込んだナンネッリ。
残り三周のところでタイヤが終わってしまい、ペースダウンを
強いられたが見事な走りであった。
優勝争いはチームメイト同士のフランス人と日本人の
戦いになり、サイドバイサイドで体をぶつけ合いながらの
戦いになったが、最後のメインストレートでほんのわずかだが
先んじた藤原が優勝。二位にシャーペンティエ。三位に
ナンネッリ。ウィナーは藤原であったが、ヒーローは
ナンネッリであったレースであった。
三位 イモラ イタリア
金曜日に藤原が、土曜日にシャーペンティエが転んでしまい
欠落感が横溢するエンツォエディーノフェッラーリサーキット。
優勝争いはメガバイクのCBRユーザーのフォレとファブリッツィオ。そして、ヤマハジャーマニーのカーテンとパークスの
戦いとなった。
そんな戦いに水を差したのが雨であった。2ヒート制となり
第二レースがウェットレースとしてスタート。
ドライではトップ争いの後ろを走っていたナンネッリであるが、
空が泣いたときに笑ったのが彼であった。スペシャルヒスト
リックカラーのドゥカティを駆る彼はライバル達に三秒以上
速いペースを連発して、トップを快走。第一ヒートとの
合算タイムでもトップに立ち、そのリードを広げる。
追いかけるのがヤマハジャーマニーのカーテンにモンツァ以降
グールベルグの後釜に座ったコラーディ。パルマに住む
彼にとってはここは同じエミリアロマーニャ州での地元レース
であった。
背中を見せることなく、ドゥカティの本拠地から30キロ先
のレースで堂々としたトップランで快走したナンネッリ。
苦労人の彼が雨という状況になり、やって来たチャンスを
きっちりとモノにした素晴らしい初優勝レースであった。
二位にカーテン、三位に大健闘のコラーディという表彰台で
あった。
四位 ドーハ カタール
ホンダのCBRというマシンをチャンピオンチームで走ることに
なったスズキ色の強かった日本人ライダーの藤原には緊張や
焦り、そして勝ちたいという気持ちの高ぶりがあったのだろう。
それがスタートで悪い方に出てしまった。
スタートをほぼエンスト状態で他のすべてのマシンが彼の
そばをレーシングスピードで通り過ぎていったあと、彼の
マシンが進みだした。
しかし、藤原は勝つためにここにやって来た。とにかく
前を追い、全力走行を始めた。一台一台他の列強のマシンを
追い抜いていく。
気がつくと、ファブリッツィオに追いつき、追い抜いて
後は同じカラーリングのCBR600に乗るフランス人だけであった。
勢いに乗って、彼を追い抜いて、レース参加車両のすべてを
パスして初開催のドーハで移籍初戦、初めてのサーキット
でホンダでの初優勝を果たした。
五位 ラウジッツィユーロスピードウェイ ドイツ
前の週のオランダではホンダの表彰台独占プラス藤原の
四位とトップ4をCBRにさらわれてしまったライバルメーカー
陣営。チームの地元であり、ヨーロッパの中でのバイク市場
として重要であるドイツで行われたレース。そこでヤマハ
ジャーマニーの二人が素晴らしい仕上がりを見せた。
例によってシャーペンティエが速く、ここでの優勝争いを
するのだが、カーテンもパークスも引かずに緊張感のある
戦いが繰り広げられた。さらにここにロビン・ハームスの
勇敢な走りとフォレ、ファブリッツィオのメガバイク勢も
好調を維持してトップ集団を形成することとなった。
どんよりとした天気の中で雨が降り始めてレースが一時中断
となり、再スタート。第二ヒートのレースをリードしたのが
カーテン。パークスが続き、シャーペンティエは二コーナー
でまさかのクラッシュで戦線離脱。三位にハームスが続き、
フォレがプッシュするが抜くにはいたらずにドッグファイト
を演じる。
この日のヤマハジャーマニーとホワイトパワーはベストマッチ
を見せた。地元はデータもあるし、チームもプレッシャーも
あるがモチベーション十分なのだろう。後半にはクルージング
状態での1−2フィニッシュとなった。三位に後半追い上げた
フォレであった。
強すぎる、速すぎるウィンストンテンカーテホンダの
二人がチームの地元オランダに戻ってきたレース。いつもの
リピートになるのか、あるいは何かが起こるのか。そして
シャーペンティエのタイトルが決定するのかが焦点だった
このレース。シャーペンティエと藤原に食らいついたのが
フォレとファブリッツィオであった。
人やモノ、お金や体制など同じCBRユーザーであるが
差も違いもあるメガバイクホンダの二人が、アッセンという
ライダーサーキットいう場所で道具の違いをライダーの腕と
能力で差を埋めていき、ドッグファイトを展開。レース終盤
に藤原のミッショントラブルで後退した残りの二周の攻防は
息詰まる熱戦となったが、どうしても勝ちたいという気持ち
の強さとライダーの能力の高さでフォレが制した。
色々なものを持ち寄ってチームが成立し、戦いが始まるが、
アッセンというライダーの能力がタイムと成績に反映する
割合が他のコースに比べて大きなレーストラックでシャーペ
ンティエと藤原の独走を許さず、接戦に持ち込み、勝って見
せたフォレの強さと勇敢さ、そしてショーワのサスペンショ
ンエンジニアのドイツ人のグッドを通り越したグレートな
ジョブに拍手と喝采が送られた。
チームメガバイクはこれが世界選手権
参戦しての初勝利。二位に入ったシャーペンティエは
これでタイトル決定となった。三位はファブリッツィオ。
それまで三位や二位だったら笑っていたローマ人がチームメイト
が優勝して、自身が三位という結果に表彰台で笑うことが
なかったのが印象的だった。
二位 モンツァ イタリア
このレースの二週前のヴァレンシアでユルゲン・ファンデン
グールベルグはドゥカティのマシンを乗ることを拒否した。
エンジンはいいが、車体、とりわけリアサイドがだめだめで
開幕前から何をやっても機能しないマシンにさじを投げた。
同じようなインプレッションを抱いていたのは他のドゥカ
ティスタも一緒であった。
そんなドゥカティに乗るジャンルカ・ナンネッリはその
じゃじゃ馬のいい部分であるエンジンパワー。そして、
何度も走ったことがあるという地の利。さらにライダーの
持っている才能と彼が有するあきらめの悪さという剣を
携えてウィンストンテンカーテの二人に戦いを挑んだ。
速すぎるシャーペンティエと藤原に序盤からリードを
許したら逃げられてセーフティリードを許してしまう。
何が何でもオープニングからの数周に彼らを捕まえなければ
いけない。
恐ろしいまでの集中力と闘争心でそのプランを実行に
移し、数少ないドゥカティの長所であるエンジンパワーを
利して、パラボリカからの立ち上がりとメインストレート
で堂々と戦いを挑み、あの強いホンダドゥオを捕らえて
イタリアのモンツァでイタリア人がイタリアのマシンで
(そしてイタリアのタイヤで)アンタッチャブルと
言えたホンダコンビをぶち抜いた時にモンツァは爆発した。
モンツァを凡戦に終わらせないどころか堂々たる
優勝争いをして、感動と興奮のるつぼに叩き込んだナンネッリ。
残り三周のところでタイヤが終わってしまい、ペースダウンを
強いられたが見事な走りであった。
優勝争いはチームメイト同士のフランス人と日本人の
戦いになり、サイドバイサイドで体をぶつけ合いながらの
戦いになったが、最後のメインストレートでほんのわずかだが
先んじた藤原が優勝。二位にシャーペンティエ。三位に
ナンネッリ。ウィナーは藤原であったが、ヒーローは
ナンネッリであったレースであった。
三位 イモラ イタリア
金曜日に藤原が、土曜日にシャーペンティエが転んでしまい
欠落感が横溢するエンツォエディーノフェッラーリサーキット。
優勝争いはメガバイクのCBRユーザーのフォレとファブリッツィオ。そして、ヤマハジャーマニーのカーテンとパークスの
戦いとなった。
そんな戦いに水を差したのが雨であった。2ヒート制となり
第二レースがウェットレースとしてスタート。
ドライではトップ争いの後ろを走っていたナンネッリであるが、
空が泣いたときに笑ったのが彼であった。スペシャルヒスト
リックカラーのドゥカティを駆る彼はライバル達に三秒以上
速いペースを連発して、トップを快走。第一ヒートとの
合算タイムでもトップに立ち、そのリードを広げる。
追いかけるのがヤマハジャーマニーのカーテンにモンツァ以降
グールベルグの後釜に座ったコラーディ。パルマに住む
彼にとってはここは同じエミリアロマーニャ州での地元レース
であった。
背中を見せることなく、ドゥカティの本拠地から30キロ先
のレースで堂々としたトップランで快走したナンネッリ。
苦労人の彼が雨という状況になり、やって来たチャンスを
きっちりとモノにした素晴らしい初優勝レースであった。
二位にカーテン、三位に大健闘のコラーディという表彰台で
あった。
四位 ドーハ カタール
ホンダのCBRというマシンをチャンピオンチームで走ることに
なったスズキ色の強かった日本人ライダーの藤原には緊張や
焦り、そして勝ちたいという気持ちの高ぶりがあったのだろう。
それがスタートで悪い方に出てしまった。
スタートをほぼエンスト状態で他のすべてのマシンが彼の
そばをレーシングスピードで通り過ぎていったあと、彼の
マシンが進みだした。
しかし、藤原は勝つためにここにやって来た。とにかく
前を追い、全力走行を始めた。一台一台他の列強のマシンを
追い抜いていく。
気がつくと、ファブリッツィオに追いつき、追い抜いて
後は同じカラーリングのCBR600に乗るフランス人だけであった。
勢いに乗って、彼を追い抜いて、レース参加車両のすべてを
パスして初開催のドーハで移籍初戦、初めてのサーキット
でホンダでの初優勝を果たした。
五位 ラウジッツィユーロスピードウェイ ドイツ
前の週のオランダではホンダの表彰台独占プラス藤原の
四位とトップ4をCBRにさらわれてしまったライバルメーカー
陣営。チームの地元であり、ヨーロッパの中でのバイク市場
として重要であるドイツで行われたレース。そこでヤマハ
ジャーマニーの二人が素晴らしい仕上がりを見せた。
例によってシャーペンティエが速く、ここでの優勝争いを
するのだが、カーテンもパークスも引かずに緊張感のある
戦いが繰り広げられた。さらにここにロビン・ハームスの
勇敢な走りとフォレ、ファブリッツィオのメガバイク勢も
好調を維持してトップ集団を形成することとなった。
どんよりとした天気の中で雨が降り始めてレースが一時中断
となり、再スタート。第二ヒートのレースをリードしたのが
カーテン。パークスが続き、シャーペンティエは二コーナー
でまさかのクラッシュで戦線離脱。三位にハームスが続き、
フォレがプッシュするが抜くにはいたらずにドッグファイト
を演じる。
この日のヤマハジャーマニーとホワイトパワーはベストマッチ
を見せた。地元はデータもあるし、チームもプレッシャーも
あるがモチベーション十分なのだろう。後半にはクルージング
状態での1−2フィニッシュとなった。三位に後半追い上げた
フォレであった。
デーモン小暮閣下のいたNHKの相撲中継は面白かった。
2006年1月15日 TV時折野球中継で自局の新作ドラマの宣伝などで野球中継に
ドラマの主人公をやる俳優が出演することがありますが、
これにはただの宣伝とテレビ局の思惑しか感じなくて、
多くの野球ファンがしらけるものであるのは私が語るまでも
ないことでしょう。しかし、今日のNHKの相撲中継での
ゲストがデーモン小暮閣下のコメンタリーは野球中継での
俳優などとは比較にならない秀逸なものが多かったですね。
日本のテレビでのスポーツ中継をヨーロッパから戻ってきて
から見て思うのは、製作スタッフができるだけ場内の歓声や
声援は抑えて集音して、実況のアナウンサーの描写と
解説者の解説を視聴者に聞かせようとしているなというもの
ですね。とりわけNHKという局でそれも相撲中継となると
その色合いがとても濃いものに感じます。
かつての元気だったころの新日本プロレスで猪木がカリスマ性
と実力を兼ね備えていて、そこにすぐれたプランナーである
新日本プロレスの幹部とテレビ朝日のスタッフが加わって
いた時の古舘伊知郎の実況というフライングとアドリブ
が猪木というレスラーとシンクロしたときに実況の
ワンダーランド、絶叫のストロングスタイルが成立したの
ですが、NHKがそういったことを目指さずに昔からの
ありようを多少モデルチェンジしながら続けてきました。
アナウンサーは目の前の取り組みの様子を伝え、
解説者が技術や戦術について語るというスタイルですね。
しかし、今日のNHKの放送というのは、そこにとんでもない
マニアであり、大ファンのデーモン小暮閣下というまさに
悪魔という名前の異物が入り込んで、化学反応が起きていました。
彼が見て思うこと、感じていることを取り組みの前後に
話して、そのことについてアナウンサーが反応したり、
解説者が呼応したりすることで、前日までのアナウンサーと
解説者の平面的なやり取りが急に立体的になり、複眼的に
なることに成功しました。そして、表現者だから感じることを
言葉にしたことに対して賛成反対あるいはニュートラルな
ことを返していく。何やら実力のあるプレイヤーが
バンドに入って、お互いの実力を認め合いながらできあがって
いくひとつのアンサンブルというか、新しいクリエイション
ができていましたね。
NHKという局において、私が見たスポーツ中継でこれが
あるのは大橋巨泉がゲスト解説をするときのアメフトの
中継ぐらいだと思っていたのですが、本当に好きで
知識と理解力のレベルの高い人がアナウンサーと解説者
の間でコメントしていき、話が深まったり、広がったり
する言葉のライブを今日のNHKは創造できていたと思います。
ある意味、明石家さんまがゲスト解説のときのサッカー番組
にライブ性と専門性を感じることがあるのですが、それを
狙ってやっていたのか、結果的にそうなったのかわかりませんが
デーモン小暮閣下という人選と普段のアナウンサー、解説者
が面白い(あるいはインタレスティングな)言語空間や
実況スタイルを作っていた気がしました。
それにしてもデーモンもBSとハイビジョンなどはものすごい
ロングラン出演となったのに、それを引き受けたというのは
暇なのかとんでもなく好きなのか。とにかく相撲に対する
愛は強く感じました。
ドラマの主人公をやる俳優が出演することがありますが、
これにはただの宣伝とテレビ局の思惑しか感じなくて、
多くの野球ファンがしらけるものであるのは私が語るまでも
ないことでしょう。しかし、今日のNHKの相撲中継での
ゲストがデーモン小暮閣下のコメンタリーは野球中継での
俳優などとは比較にならない秀逸なものが多かったですね。
日本のテレビでのスポーツ中継をヨーロッパから戻ってきて
から見て思うのは、製作スタッフができるだけ場内の歓声や
声援は抑えて集音して、実況のアナウンサーの描写と
解説者の解説を視聴者に聞かせようとしているなというもの
ですね。とりわけNHKという局でそれも相撲中継となると
その色合いがとても濃いものに感じます。
かつての元気だったころの新日本プロレスで猪木がカリスマ性
と実力を兼ね備えていて、そこにすぐれたプランナーである
新日本プロレスの幹部とテレビ朝日のスタッフが加わって
いた時の古舘伊知郎の実況というフライングとアドリブ
が猪木というレスラーとシンクロしたときに実況の
ワンダーランド、絶叫のストロングスタイルが成立したの
ですが、NHKがそういったことを目指さずに昔からの
ありようを多少モデルチェンジしながら続けてきました。
アナウンサーは目の前の取り組みの様子を伝え、
解説者が技術や戦術について語るというスタイルですね。
しかし、今日のNHKの放送というのは、そこにとんでもない
マニアであり、大ファンのデーモン小暮閣下というまさに
悪魔という名前の異物が入り込んで、化学反応が起きていました。
彼が見て思うこと、感じていることを取り組みの前後に
話して、そのことについてアナウンサーが反応したり、
解説者が呼応したりすることで、前日までのアナウンサーと
解説者の平面的なやり取りが急に立体的になり、複眼的に
なることに成功しました。そして、表現者だから感じることを
言葉にしたことに対して賛成反対あるいはニュートラルな
ことを返していく。何やら実力のあるプレイヤーが
バンドに入って、お互いの実力を認め合いながらできあがって
いくひとつのアンサンブルというか、新しいクリエイション
ができていましたね。
NHKという局において、私が見たスポーツ中継でこれが
あるのは大橋巨泉がゲスト解説をするときのアメフトの
中継ぐらいだと思っていたのですが、本当に好きで
知識と理解力のレベルの高い人がアナウンサーと解説者
の間でコメントしていき、話が深まったり、広がったり
する言葉のライブを今日のNHKは創造できていたと思います。
ある意味、明石家さんまがゲスト解説のときのサッカー番組
にライブ性と専門性を感じることがあるのですが、それを
狙ってやっていたのか、結果的にそうなったのかわかりませんが
デーモン小暮閣下という人選と普段のアナウンサー、解説者
が面白い(あるいはインタレスティングな)言語空間や
実況スタイルを作っていた気がしました。
それにしてもデーモンもBSとハイビジョンなどはものすごい
ロングラン出演となったのに、それを引き受けたというのは
暇なのかとんでもなく好きなのか。とにかく相撲に対する
愛は強く感じました。
私的05年CDベスト5プラス2
2006年1月14日 音楽昨年発表になったシングル作品のベストテンやベストファイブ
などが各雑誌や番組などで公表されています。
そんなことを私もやってみたのが、今回の私のページです。
七位 エルミラドール 〜展望台の唄〜 nobody knows+
日本という国に住むことで得られることと失うもの。
名古屋という土地にいることで感じることと感じられないもの。
今の経済状況や環境や課題や宿題を感じながら、楽しいことも
つらいことも併せ呑みながら搾り出したリリックが秀逸な
一品。踊らされてるんじゃねぇ踊ってんだという言葉が
胸を締め付ける。
六位 肌のすきま dorlis
この曲以外にもこの人の作品というのは聞き手がどきりとする
詞が彼女の歌声から発せられるときにひとつの世界が始まり、
動き出すのですが、この作品はdorlisカラーが一番出た作品
であり、シングルとなり、ドラマの主題歌となったため
よく耳にしたということでいくつかの彼女の作品の中から
この曲をチョイスしました。
五位 my way Def Tech
インディーがメジャーをとんでもない勢いとパワーで凌駕
したのですが、メジャーで活躍している連中と同じような
ことを同じように演奏するのだったら単に二軍扱いで
なんとも思わない。
彼らの存在自体とスタイルがジャンルであり、
インディーというコマーシャル的な制約が少なく、
予算が限られているが、作家主義を貫くことができると
いう不自由さ故に獲得できた自由さを剣を一方の手に。
そして、全国のFMやネットといったメディアでの圧倒的な
支持をもう一方の手に持ち、世に打って出た彼らのアルバム
はとんでもないヒットになったが、そのアルバムの中で
シングル向きであり、FMのオンエアーが多く、新しさと
異質さを感じたこの曲は私のフェイバリットナンバーと
なった。
四位 a love story seamo with benny k
恋愛ソングの傑作であり、おそらくシーモネーター時代から
現在までのキャリアの中でセールス的に一番成功したのが
この曲でしょう。
benny Kには今年、コカコーラのタイアップ曲となった
dreamlandというヒット曲があったが、詞的にあまり好きに
なれなかった私にとって、彼女達の魅力がSEAMOと
コラボすることでお互いの感度が見事に反応して、
何とも言えない潤いと成熟さを感じることができたのが
この作品でした。
三位 全力少年 スキマスイッチ
ポップな曲でメッセージ性のあることを色々複雑だったり
難しかったりする今の社会で生きている人に送った作品には
どきっとする詞が内包され、単純な人生の応援歌でなく、
説教くさくもなく、彼らのファン以外にも多くの人に受け入
れられる普遍性があった。
個人的にはswing out sister の break outを聞いた時と
同じぐらいの衝撃を受けた作品。そして演歌の作詞家は
この作品の普遍性と新しさを参考にしないといけないと
思う。
二位 story AI
彼女の素晴らしい歌唱力。それを活かすことができる曲
が用意されてやりたいことがやれるととんでもない傑作が
生まれるという当たり前だけど難しいことが実現した素晴らしい
作品。ベストセラーであるがロングセラーともなった
カラオケで素人が歌うにはめちゃくちゃ難しい曲。
CDシングルにはカラオケがつきものであるが、この曲を
練習しても彼女のように歌うには色々なスペシャルなものが
必要でありすぎるわけで、高いレベルのすごさと凄みを
感じさせてくれた。
一位 さくら ケツメイシ
ヒップホップというジャンルというのはアメリカで生まれ
リズムに合わせて言葉をつないでいくには子音の多い英語
のほうがよく、また日本語というのはなかなかフィットしに
くいと思うのですが、さくらという曲で彼らは日本の
春という季節と男女の出会いと別れ、そして、楽しさと
切なさを見事に作品に仕上げて見せた。彼らのグッジョブは
素晴らしいものであり、昨年一番聞いた曲がこれでした。
年齢層や性差に関係なく受け入れられたのはヒップポップという
分野において画期的なことだったと思うのですが、それが
実現できてしまうような成熟したモノが横溢していたと
思う。
ある意味映画の『鎌田行進曲』を見たときのような爽快さ
があり、マニアにもライトユーザーにも受け入れられる
レベルの高さと娯楽性、斬新さと普遍性が兼ね備わった
作品だったと思う。
練りになって、打席に立って、色々相手投手や捕手、
前後の打者や走者のことを考えていたが、目の前に
いいボールが来て無心で振って打ったクリーンヒット
のような印象があるが、傑作や快作はぽっとした
イマジネーションから生まれるのかもしれない。
番外
m-flo loves akiko wada のheyというのは、和田アキコの
本来持っているボーカリストの能力や表現力の高さなどを
よく理解している二人が一緒にやってみたいという欲望の
高さがマッチした作品だと思いました。
などが各雑誌や番組などで公表されています。
そんなことを私もやってみたのが、今回の私のページです。
七位 エルミラドール 〜展望台の唄〜 nobody knows+
日本という国に住むことで得られることと失うもの。
名古屋という土地にいることで感じることと感じられないもの。
今の経済状況や環境や課題や宿題を感じながら、楽しいことも
つらいことも併せ呑みながら搾り出したリリックが秀逸な
一品。踊らされてるんじゃねぇ踊ってんだという言葉が
胸を締め付ける。
六位 肌のすきま dorlis
この曲以外にもこの人の作品というのは聞き手がどきりとする
詞が彼女の歌声から発せられるときにひとつの世界が始まり、
動き出すのですが、この作品はdorlisカラーが一番出た作品
であり、シングルとなり、ドラマの主題歌となったため
よく耳にしたということでいくつかの彼女の作品の中から
この曲をチョイスしました。
五位 my way Def Tech
インディーがメジャーをとんでもない勢いとパワーで凌駕
したのですが、メジャーで活躍している連中と同じような
ことを同じように演奏するのだったら単に二軍扱いで
なんとも思わない。
彼らの存在自体とスタイルがジャンルであり、
インディーというコマーシャル的な制約が少なく、
予算が限られているが、作家主義を貫くことができると
いう不自由さ故に獲得できた自由さを剣を一方の手に。
そして、全国のFMやネットといったメディアでの圧倒的な
支持をもう一方の手に持ち、世に打って出た彼らのアルバム
はとんでもないヒットになったが、そのアルバムの中で
シングル向きであり、FMのオンエアーが多く、新しさと
異質さを感じたこの曲は私のフェイバリットナンバーと
なった。
四位 a love story seamo with benny k
恋愛ソングの傑作であり、おそらくシーモネーター時代から
現在までのキャリアの中でセールス的に一番成功したのが
この曲でしょう。
benny Kには今年、コカコーラのタイアップ曲となった
dreamlandというヒット曲があったが、詞的にあまり好きに
なれなかった私にとって、彼女達の魅力がSEAMOと
コラボすることでお互いの感度が見事に反応して、
何とも言えない潤いと成熟さを感じることができたのが
この作品でした。
三位 全力少年 スキマスイッチ
ポップな曲でメッセージ性のあることを色々複雑だったり
難しかったりする今の社会で生きている人に送った作品には
どきっとする詞が内包され、単純な人生の応援歌でなく、
説教くさくもなく、彼らのファン以外にも多くの人に受け入
れられる普遍性があった。
個人的にはswing out sister の break outを聞いた時と
同じぐらいの衝撃を受けた作品。そして演歌の作詞家は
この作品の普遍性と新しさを参考にしないといけないと
思う。
二位 story AI
彼女の素晴らしい歌唱力。それを活かすことができる曲
が用意されてやりたいことがやれるととんでもない傑作が
生まれるという当たり前だけど難しいことが実現した素晴らしい
作品。ベストセラーであるがロングセラーともなった
カラオケで素人が歌うにはめちゃくちゃ難しい曲。
CDシングルにはカラオケがつきものであるが、この曲を
練習しても彼女のように歌うには色々なスペシャルなものが
必要でありすぎるわけで、高いレベルのすごさと凄みを
感じさせてくれた。
一位 さくら ケツメイシ
ヒップホップというジャンルというのはアメリカで生まれ
リズムに合わせて言葉をつないでいくには子音の多い英語
のほうがよく、また日本語というのはなかなかフィットしに
くいと思うのですが、さくらという曲で彼らは日本の
春という季節と男女の出会いと別れ、そして、楽しさと
切なさを見事に作品に仕上げて見せた。彼らのグッジョブは
素晴らしいものであり、昨年一番聞いた曲がこれでした。
年齢層や性差に関係なく受け入れられたのはヒップポップという
分野において画期的なことだったと思うのですが、それが
実現できてしまうような成熟したモノが横溢していたと
思う。
ある意味映画の『鎌田行進曲』を見たときのような爽快さ
があり、マニアにもライトユーザーにも受け入れられる
レベルの高さと娯楽性、斬新さと普遍性が兼ね備わった
作品だったと思う。
練りになって、打席に立って、色々相手投手や捕手、
前後の打者や走者のことを考えていたが、目の前に
いいボールが来て無心で振って打ったクリーンヒット
のような印象があるが、傑作や快作はぽっとした
イマジネーションから生まれるのかもしれない。
番外
m-flo loves akiko wada のheyというのは、和田アキコの
本来持っているボーカリストの能力や表現力の高さなどを
よく理解している二人が一緒にやってみたいという欲望の
高さがマッチした作品だと思いました。
いいマシンとは何だろうか
2006年1月13日 スポーツF1のヘレスでのテストの後、ドライバーのインタビューが
あり、ユーロスポートやらイタリアのホームページで色々と
ネタを拾っていたのですが、アロンソがルノーのマシンを
『ドライビングしやすいマシンだ。』と評していました。
F1のマシンというのは色々な分野で細分化が進み、複雑で
操るのが難しい特殊な車だと思うのですが、若きスペイン人が
シェイクダウンで運転しやすいことを口にしていました。
運転しやすいということは、操縦しやすいということでもあり、
色々なストレスがないとかモノの動き方や進み方が予想しやすい
ことにつながると思うのですが、それはドライバーが力を
発揮しやすいということであり、ドライビングの才能と記録や
成績が正比例しやすいということになると思います。
かつてバイクのレースの世界ですが、クリスティアーノ・
ミッリョラーティがスズキの600でスーパースポート
世界選手権を戦っていたときに『私にとっていいマシン
というのはライディングしやすいマシンのことだ。
パワーがあっても、コーナーリングスピードがあっても
乗りにくかったらライダーのサイドからすると乗り味が
悪いというか何か引っかかるものがあって、タイムが出ない
ものだ』と話していました。
じゃじゃ馬を乗りこなすのもひとつの才能だと思うのですが、
同時に体がむき出しの状態で新幹線を越えるスピードで
走るわけで、ライダーの脳からの指令に素直に応えてくれる
バイクや変な癖のないマシンというのをいいバイクだと彼は
考えていました。
アロンソが話していたことが本当のことであるのかは
ドライバーの満足度とタイムが証明してくれることでしょう。
そして300キロを超えるレースディスタンスを走った後
へとへとになっているのか、あるいは涼しい顔をしていられる
のかでジャッジでき、いいマシンという言葉の意味が理解
できることでしょう。
あり、ユーロスポートやらイタリアのホームページで色々と
ネタを拾っていたのですが、アロンソがルノーのマシンを
『ドライビングしやすいマシンだ。』と評していました。
F1のマシンというのは色々な分野で細分化が進み、複雑で
操るのが難しい特殊な車だと思うのですが、若きスペイン人が
シェイクダウンで運転しやすいことを口にしていました。
運転しやすいということは、操縦しやすいということでもあり、
色々なストレスがないとかモノの動き方や進み方が予想しやすい
ことにつながると思うのですが、それはドライバーが力を
発揮しやすいということであり、ドライビングの才能と記録や
成績が正比例しやすいということになると思います。
かつてバイクのレースの世界ですが、クリスティアーノ・
ミッリョラーティがスズキの600でスーパースポート
世界選手権を戦っていたときに『私にとっていいマシン
というのはライディングしやすいマシンのことだ。
パワーがあっても、コーナーリングスピードがあっても
乗りにくかったらライダーのサイドからすると乗り味が
悪いというか何か引っかかるものがあって、タイムが出ない
ものだ』と話していました。
じゃじゃ馬を乗りこなすのもひとつの才能だと思うのですが、
同時に体がむき出しの状態で新幹線を越えるスピードで
走るわけで、ライダーの脳からの指令に素直に応えてくれる
バイクや変な癖のないマシンというのをいいバイクだと彼は
考えていました。
アロンソが話していたことが本当のことであるのかは
ドライバーの満足度とタイムが証明してくれることでしょう。
そして300キロを超えるレースディスタンスを走った後
へとへとになっているのか、あるいは涼しい顔をしていられる
のかでジャッジでき、いいマシンという言葉の意味が理解
できることでしょう。
SS今季参戦ライダー発表
2006年1月12日 スポーツSBKのライダーリストと時を同じくしてSSのライダーの暫定
リストも発表になりました。SBKからの転向組。STK1000や
STK600からのステップアップライダー、さらにかつて走って
いたライダーのカムバックもありこれも面白いリストとなって
います。
一番若い番号というのは当然チャンピオンナンバーであり、
前年のチャンピオンが他のカテゴリーに移らなければ一番を
つけるのでしょうが、今季の一番若い番号は藤原のつける
3と現在のところはなっています。
シャーペンティエは昨年と同様に16番をつけてのエントリー
となっています。そのシャーペンティエの僚友は藤原では
なく、トルコ人ライダーのソフオグルが勤めます。
CBRユーザーのホンダ系チームのメガバイクは昨年のフォレと
ファブリッツィオから藤原と前年STK600を戦っていたヨアン・
ティベリオが出走。藤原がどんな走りを見せるのか、
そして、私が高く評価し、素晴らしい走りと強いメンタルを
見せたティベリオが世界選手権で600を走らせます。
(イタリア選手権では昨年モンツァでスポット参戦あり)
そして、特筆すべきは今季のR6ユーザーの増加ですね。
サーキットで走る前からR6シリーズの最高到達点とか
歴史的傑作と世界中で言われているR6に目を光らせていた
ライダー、チーム、エンジニアはたくさんいました。
そんな彼らの思いと勝ちたいという欲望のミクスチャーが
R6の大量エントリーとなっています。
ワークスと考えるのが妥当であるヤマハジャーマニーの
カーテンとパークスのほかにSLMレーシングがドゥカティから
スイッチしてベルタとフォレス。ロレンツィオーニバイ
レオーニがSTK1000とSBKのR1から参戦カテゴリーを変更して
ロッコリとヴィッツィエッロで新しい冒険へ。
昨年までSBKを戦っていたヴェリーニとサンキーニがそれぞれ
新しいチームでR6をライディング。
さらにここのところ耐久レースで活動を行ってきたダヴィ
デ・チェカがGMT94でSSに復活となりました。これも
ビッグニュースですね。
そして昨日お知らせしたようにジャンルカ・ナンネッリが
エドレーシングでの参戦が決定しました。
新鋭、中堅、ベテランが国籍や年齢に関係なく、リアル
最速ライダー世界一決定戦を戦うのを見ると、エントリー
の認可にパスポートや歳を基準としてもうけるのがいかに
おかしいことかよくわかります。
多少の変更があるかもしれませんが、ライダーの名前と
チーム名を目にしてココロオドル名古屋人の私です。
踊らされてるんじゃなく踊り狂うライダー達の美しさと
激しさのライディングオペラの目撃者になろうでは
ありませんか。もう来月は開幕戦です。レースファンの
皆さん。何がぶっ壊れ、何がクリエイトされるのか生き証人
になりましょう。
お楽しみはこれからだ。
リストも発表になりました。SBKからの転向組。STK1000や
STK600からのステップアップライダー、さらにかつて走って
いたライダーのカムバックもありこれも面白いリストとなって
います。
一番若い番号というのは当然チャンピオンナンバーであり、
前年のチャンピオンが他のカテゴリーに移らなければ一番を
つけるのでしょうが、今季の一番若い番号は藤原のつける
3と現在のところはなっています。
シャーペンティエは昨年と同様に16番をつけてのエントリー
となっています。そのシャーペンティエの僚友は藤原では
なく、トルコ人ライダーのソフオグルが勤めます。
CBRユーザーのホンダ系チームのメガバイクは昨年のフォレと
ファブリッツィオから藤原と前年STK600を戦っていたヨアン・
ティベリオが出走。藤原がどんな走りを見せるのか、
そして、私が高く評価し、素晴らしい走りと強いメンタルを
見せたティベリオが世界選手権で600を走らせます。
(イタリア選手権では昨年モンツァでスポット参戦あり)
そして、特筆すべきは今季のR6ユーザーの増加ですね。
サーキットで走る前からR6シリーズの最高到達点とか
歴史的傑作と世界中で言われているR6に目を光らせていた
ライダー、チーム、エンジニアはたくさんいました。
そんな彼らの思いと勝ちたいという欲望のミクスチャーが
R6の大量エントリーとなっています。
ワークスと考えるのが妥当であるヤマハジャーマニーの
カーテンとパークスのほかにSLMレーシングがドゥカティから
スイッチしてベルタとフォレス。ロレンツィオーニバイ
レオーニがSTK1000とSBKのR1から参戦カテゴリーを変更して
ロッコリとヴィッツィエッロで新しい冒険へ。
昨年までSBKを戦っていたヴェリーニとサンキーニがそれぞれ
新しいチームでR6をライディング。
さらにここのところ耐久レースで活動を行ってきたダヴィ
デ・チェカがGMT94でSSに復活となりました。これも
ビッグニュースですね。
そして昨日お知らせしたようにジャンルカ・ナンネッリが
エドレーシングでの参戦が決定しました。
新鋭、中堅、ベテランが国籍や年齢に関係なく、リアル
最速ライダー世界一決定戦を戦うのを見ると、エントリー
の認可にパスポートや歳を基準としてもうけるのがいかに
おかしいことかよくわかります。
多少の変更があるかもしれませんが、ライダーの名前と
チーム名を目にしてココロオドル名古屋人の私です。
踊らされてるんじゃなく踊り狂うライダー達の美しさと
激しさのライディングオペラの目撃者になろうでは
ありませんか。もう来月は開幕戦です。レースファンの
皆さん。何がぶっ壊れ、何がクリエイトされるのか生き証人
になりましょう。
お楽しみはこれからだ。
SBK今季参加ライダーリスト発表
2006年1月12日 スポーツ今日はなんと言ってもこのニュースでしょう。スーパーバイク
世界選手権とスーパースポート世界選手権の参戦ライダーと
所属チームが発表になりました。暫定のもので、これから変更
になる部分をあると思いますが、かなり面白い一年になりそう
です。
SBKで確定されているニューネームがロルフォ、バッタイーニ
ですね。各々チームSCカラッキ、そしてカワサキベルトッキ
からの参戦が発表になっています。
ロルフォやバッタイーニの二人というのは98年私がイタリ
アに住んでいたときから仲が良かっただけに、あるいは彼らと
そういう関係を有することができるような性格のよさがある
だけにうれしかったですね。またバッタイーニに関しては
チームがカワサキベルトッキというチームからのエントリー
ですが、あのトリエステ人がチームを売り払うとか
誰かが買い取るという話もあっただけに彼らが昨年までの
ように活動するのか、あるいは名前だけエントリーに関する
作業を簡略にするために残して中身が変わるのかわかりませんが
とにかくバッタイーニが走る場所があり、ベルトッキの
名前が残るのはうれしいですね。
そして、日本のファンには中富の参戦はうれしいニュースでしょう。
ステップアップ組みはペトロナスを駆るクレイグ・ジョーンズと
ドゥカティを走らせるロレンツォ・アルフォンシ。そして
ホンダCBRを走らせるミッシェル・ファブリッツィオに
チャンピオンマシンで参戦が決定したファビアン・フォレ。
ファビアンはスズキがSSでの活動が不透明でどこで
どのマシンを走らせるのか気になっていましたが、
こういう結末となって本人にとっていい結果となったと
思います。
彼らが最大排気量でどれだけやるのか楽しみです。
そして、TBAとなっていますが、イタリアの報道では
クラッフィホンダでアレックス・バロスが、
スズキコロナアルスターでマックス・ビアッジが戦うことが
濃厚であると報道されています。
とんでもないインフレとその後に起きたスポンサー離れ。
そして、様々なMotoGPの中のネガティブな動きがMotoGP
のエントリー台数の減少を招く一方、MotoGPほどエントリー
に金がかかるわけでもなく、ライダーやマシンと一般消費者
やファンが近い関係にあるSBKに人やモノ、スポンサーが
集まってくるのはとりわけヨーロッパでSBKのレースを見ると
よく理解できます。
強力なライダーと多数のエントリーという状況から何が生まれる
のか、何が構築されるのかカタールが待ち焦がれて仕方
ありません。
お楽しみはこれからだ。
世界選手権とスーパースポート世界選手権の参戦ライダーと
所属チームが発表になりました。暫定のもので、これから変更
になる部分をあると思いますが、かなり面白い一年になりそう
です。
SBKで確定されているニューネームがロルフォ、バッタイーニ
ですね。各々チームSCカラッキ、そしてカワサキベルトッキ
からの参戦が発表になっています。
ロルフォやバッタイーニの二人というのは98年私がイタリ
アに住んでいたときから仲が良かっただけに、あるいは彼らと
そういう関係を有することができるような性格のよさがある
だけにうれしかったですね。またバッタイーニに関しては
チームがカワサキベルトッキというチームからのエントリー
ですが、あのトリエステ人がチームを売り払うとか
誰かが買い取るという話もあっただけに彼らが昨年までの
ように活動するのか、あるいは名前だけエントリーに関する
作業を簡略にするために残して中身が変わるのかわかりませんが
とにかくバッタイーニが走る場所があり、ベルトッキの
名前が残るのはうれしいですね。
そして、日本のファンには中富の参戦はうれしいニュースでしょう。
ステップアップ組みはペトロナスを駆るクレイグ・ジョーンズと
ドゥカティを走らせるロレンツォ・アルフォンシ。そして
ホンダCBRを走らせるミッシェル・ファブリッツィオに
チャンピオンマシンで参戦が決定したファビアン・フォレ。
ファビアンはスズキがSSでの活動が不透明でどこで
どのマシンを走らせるのか気になっていましたが、
こういう結末となって本人にとっていい結果となったと
思います。
彼らが最大排気量でどれだけやるのか楽しみです。
そして、TBAとなっていますが、イタリアの報道では
クラッフィホンダでアレックス・バロスが、
スズキコロナアルスターでマックス・ビアッジが戦うことが
濃厚であると報道されています。
とんでもないインフレとその後に起きたスポンサー離れ。
そして、様々なMotoGPの中のネガティブな動きがMotoGP
のエントリー台数の減少を招く一方、MotoGPほどエントリー
に金がかかるわけでもなく、ライダーやマシンと一般消費者
やファンが近い関係にあるSBKに人やモノ、スポンサーが
集まってくるのはとりわけヨーロッパでSBKのレースを見ると
よく理解できます。
強力なライダーと多数のエントリーという状況から何が生まれる
のか、何が構築されるのかカタールが待ち焦がれて仕方
ありません。
お楽しみはこれからだ。