あぁ、セバスチャン

2007年10月11日
テンカーテホンダでスーパースポート世界選手権に参戦していた
セバスチャン・シャーペンティエが引退を決めました。
ただ、ただ寂しい気持ちでいっぱいです。

お金を持ち込んで小さなチームでスーパースポートを走らせていた
ころも、チームクラッフィで表彰台に立てるようになり、トップ
ライダーの仲間入りしても、テンカーテホンダに入っても
彼の性格は変わることはなく、私の質問に丁寧に答えてくれて、
私のフランス語を評価してくれたのが彼でした。

順風にキャリアを始めたわけでもない。そんな彼は持たざる
ものが何かを得ようとしていた人に対して温かい対応を
してくれました。

普段からべたべたくっついていたわけではないのですが、
私と彼との間にはシンパシーという名の空気が流れていた
気がします。

全てのライダーに引退というのは付き物ですが、走れる
環境があれば、まだまだ勝てるライダーであり、タイトルを
狙える男だと思っていますが、周りが何を言おうともここで
決断したというのは彼は様々なことを考えて決断したのだと
思います。

あぁ、セバスチャン。君の決断を受け入れるにはもう少し
私には時間が必要です。君がいないサーキットを受容できない
でいる私です。
テンカーテホンダが来季のラインナップを発表しました。

イェローカラーからウィンストンカラー。そして、ハンスプレー
のスポンサードになり、年を追うごとにチームの規模も大きく
なってきたオランダのチームは来年、何と五台のマシンを
走らせます。

SBKが何と三台。

 カルロス・チェカ、清成龍一、ケナン・ソフオグル

SSが二台

 ジョナサン・レア、アンドリュー・ピット

何とも豪華なラインナップですね。ライダーチャンピオンシップ
もコンストラクターチャンピオンシップもこの二クラス全て制覇
できるのではないかと思えるのですが、違う目線だと勝てる
ライダーが揃っているので、ポイントがばらついて、他の
メーカーやチームが一点集中で体制を整えるとどうなるのか
ということも考えてしまいます。

他のチームに目を移すと、チームRGは今年ヤマハの600の
マシンでSSを戦っていましたが、来季はSBKをニュードゥカティ
でやることになりました。

ライダーはロレンツォ・ランツィで決定です。イタリア選手権を
やるかどうかは未定です。

このチームRGでSSを走っていたジャンルカ・ヴィッツィエッロ
ですが、長年乗っていたヤマハのマシンからホンダ系のチーム
へ移ります。カテゴリーはSSでチームはバリーレーシング。
イタリア選手権でカワサキのマシンで活動していたチームですが
メーカーを変えて、ヴィッツィエッロを迎えて世界選手権に
出てきます。

元世界王者のセバスチャン・シャーペンティエですが、
引退を決意しました。アンテアホンダ入りが噂されていた
このフランス人ですが、マニクールの最終戦で勇気ある決断を
下しました。

まだ発表にいたっていませんが、アンテアホンダはジャンルカ・
ナンネッリの加入が決定的ですが、もう一人がどうなるのかは
シャーペンティエの引退表明で不透明になりました。

ロベルト・ロルフォはアンテアホンダでSBKという話が濃厚
なのですが、600をやるという話もあり、決定までまだ
時間が必要な情勢になっています。

トライアンフがチームカラッキとジョイントしてSSに出てきます
が、ライダーの発表はまだありません。今週末ムジェッロで
イタリア選手権の最終戦があるのですが、このイタリア選手権の
SSクラスでダニエーレ・べギーニとイヴァン・クレメンティが
トライアンフで走ることになっています。ひょっとしたら
フィレンツェ郊外のサーキットで報道関係者が集まる場所で
発表があるかもしれません。

la pennetta forza e commanda

2007年10月10日
la brindisina era stata al campo di tokyo
dopo mesi neri iniziava ricuperare la pennetta
ancora il suo piazzamento dell’wta non e’ sufficiente
da giocare al torneo del tier 1 e 2
cosi ha deciso di giocare ai tornei asiatici
e la vedevo io come 5anni fa

io conosco la pennetta che giocava al torneo di challenger
a gifu(vicino mia casa)
il suo gioco mi faceva sentire la cosa speciale
lei ha il determinazione e l’agonismo

fino alla fine non ha smesso mai di lottare lei

al maggio il suo piazzamento quasi 100 e aveva difficolta’
due cose cioe’ tutti due come fisici come mentalita’

infatti ha il problemma del polso poi ha finito
l’amore fra lei e il carlos moya

ormai al mondo di tennis e’ molto duro
penso che sia difficile ricuperare dopo aver perso il
piazzamento
anzi la pennetta iniziava forzare da ritornare come prima

mentre vedo la coppa italia dove ci sono l’equippe della
serie a e b
la team di b cerca di vincere la partita contro
la team di a

come cosi davanti alla protagonista la pennetta sempre
tiene l’agonismo e non smette mai di lottare

io ho visto la daja bedanova che era nel numero 16
dell’wta pero’ dopo cominciato perso il piazzamento
non poteva ricuparare e tenere l’agonismo
e si e’ ritirata la tennista ceca

anzi la pennetta sta al campo ancora e
sempre vuole vincere la partita

la pennetta sta al campo solo per la vittoria
e ormai il numero 49 della classifica dell’wta
先週の東京の有明でのAIGオープンにフラビア・ペンネッタ
が来ていました。ランキングをかなり落としたので、
ドイツの方ではなく、ティア3イベントの三週連続参加を
考えてアジア三連戦ということになっていたのですが、
彼女を見ていてモチベーションの高さを感じましたね。

実は私はペンネッタとは何度か会ったことがあり、彼女の
性格もプレイも知っているのですが、とにかく負けず嫌い
ですね。そして、オンとオフの違いが本当に違うなぁと
感じます。

世界のトップに行きたいという人は欲張りだし、あきらめが
悪いのですが、そんなプレイヤーで世界のトップにかなり
近づいてから怪我やスランプで落ちるとなかなか心も体も
トップギアに入れて戻ろうとしてもできなかったりするの
ですが、彼女は手首の怪我やカルロス・モヤとの別れなども
ありましたが、再び上昇しています。

まぁ、逆に怪我とか別れがあったからテニスに集中して
いる方がいいのかもしれませんが、ダーヤ・ベダノーバが
世界の16位まで行きながら簡単にランクを落として、
それから戻れなかったことを見ていると、簡単にランクを
戻せないわけで、メンタルの強さを感じます。

ペンネッタは負けることを考えてコートに立つことなど
ありません。サッカーのカップ戦でセリエBのチームでも
どうせ負けるだろうなんて考えてプレイしないように、
彼女は常にランクがかなり上のプレイヤーでも勝ちにいくこと
を考えています。

トップ100落ちかと思われたところからトップ50まで
戻してきました。彼女は諦めが悪いことが美しいことだと
しっかり理解しているプレイヤーです。
こんな悲しいニュースを聞きたくはなかったのですが、
複数のメディアが取り上げ、彼の死を事実だと理解しなければ
ならないとわかったときに何も考えることができませんでした。

この私のブログというのは美しいファンタジィと醜悪な
リアリティが混ざりあうサーキットやテニスコート。
そして、現代の世界を見て感じたことを文章化しているのですが、
交通事故というのは現代社会の醜悪なリアリティだけが存在
していると思います。そして、車社会というのが、人を
傷つけたり、自然を奪ったりしているのだろうかと考えますね。

そんな醜悪なリアリティの中で美しいファンタジィや流麗な
走りを見せてくれたノリックが亡くなってしまう残酷な
真実。世の中の闇が彼のような美しい男を奪っていって
しまいました。

私とノリックというのは、それほど親しいわけでもなく、
近い場所にいたわけでもないのですが、それでも、サーキット
で会うとさわやかな笑顔で応対してくれた人でした。

私が付き合いのあったメガバイクホンダのスタッフが彼と
写真を撮りたいと言ったときに丁寧に応対してくれた姿が
いまだに印象に残っています。

ヤマハフランスでのSBKチャレンジは成功したとは言えず、
全日本で走ることになったのですが、彼の走りを見て、
何かを感じたり、学んだりできることはこれからの日本人
ライダーにとって素晴らしい教材を得たことを意味するわけで
彼の存在がもたらす化学反応がどんなものになるのか楽しみに
していました。

ただただ悲しい気持ちでいっぱいです。
STK600

STK600にステップダウンして戦っていたマキシーム・ベルジェ。
カワサキの600でスーパースポートを走っていた彼にとっては
今年、このカテゴリーで勝てなかったら先が極めて暗くなる
シーズンであった。

しかし、その勝たなければいけない局面でしっかり勝って見せた
彼は立派であった。STK600選手権の一年目にウィナーは三人。
コルティとティベリオ。そして、彼であったが、このフランス人
がコルティやティベリオという同期生を追いかけるために
必要な勲章を手に入れた一年だったと思う。


STK1000

 ドゥカティのカネパは本社のボルゴパニガーレの評価も
高い。一方ヤマハイタリアの秘蔵っ子がクラウディオ・コルティ
である。ジェノバ人とコモ人の二人のタイトルコンテンダーの
二人が予選でしのぎを削った。

 一方ポイントリーダーのバイオックスはここフランスでは
不発。予選は中位グループに沈み、シメオンも何とか43秒台に
入れて五番手が精一杯。天候と路面コンディションに関係なく
コンスタントに走れたカネパとコルティの速さが際立つ展開
であった。

 日曜日。いよいよレースである。STK1000でのここのレースと
言えば二年前にほぼタイトルを手中していたソフオグルが
最終ラップの最終コーナーでミスを犯して、ケイミューレンに
タイトルをさらわれてしまった。あの時のことを思い出す。

 好調なケイミューレンがレースを引っ張る。序盤からの
ハイペースを保ちながらのレースである。これに続くのが
バドビーニのアグスタとコルティのヤマハ、それにカネパの
ドゥカティ、今回走ることになったルーカ・スカッサの
アグスタといったところ。バイオッコは苦しい展開で中位
集団である。

 ケイミューレンの一人旅と優勝は確実なものと言えた。
しかしながら、何とこのケイミューレンが残り一周でクラッシュ
アウトである。

 一気にポイントテーブル上の計算をしだす各陣営。
優勝争いはバドビーニのアグスタとコルティのヤマハ。
最終ラップのドッグファイト。果たして、優勝の行方はどう
なるのかと固唾を呑みながら見る関係者とファン。
最終の抜きどころのシケインを立ち上がり、際どく優勝を
奪ったのはバドビーニのアグスタであった。
二位にはコルティ。

 三位は?カネパがスカッサの攻撃をしのいで三位表彰台と
16点を確保。バイオッコが九位に沈んだため、カネパが
161点、コルティが157点、バイオッコが153点という
最終結果となり、カネパがFIMカップストック1000選手権の
チャンピオンということになった。

 ライダーとしては人がよすぎるところがあるジェノバ人
のニューチャンピオンが一体、このタイトルを引っさげて
どんな活躍を見せるのか、そして、コルティ、バイオッコは
この先、どうなっていくのか、そして、シメオンや今季意外な
快走を見せて関係者の評価を一変させたピッロがどうなって
いくのか、これから続く大河ドラマの視聴者の一員として
見守りたいと思う。
ソフオグルのためにあったようなシーズン。
それはここフランスでも当てはまる話であった。

一年前にシャーペンティエに勝利を譲り、奇跡のワールドタイトル
を決めたテンカーテホンダチーム。今回は運も奇跡も必要なく
ライダーが求めるもの、チームが考えていることを全うして
ソフオグルはポールポジション獲得。そして、レースでは一人旅。

好調なチームやライダーというのは、こういう風に勝利への
流れができるとその流れに乗って、自らが考えた優勝への
プログラミングをまっとうすることで安心して戦えるのだろう。

圧勝であった。

二位にはパークスのヤマハ。三位にはジョーンズのホンダが
入った。フォガティが才能を認めたジョーンズの走りは
本物になりつつある。

シーズンを終わってみれば、今年もホンダのCBRが速かったなと
いう印象が残る。ヤマハの勝利というのもあったし、
カワサキはフォレの勇敢な走りでフィリップアイランドを
制したが、どうもヤマハSSPの勝利はウェストという卓越した
ライダーによるものという気がするし、カワサキの一勝も
フォレの腕と戦術に長けた頭脳と経験で奪った勝利である
気がしてならない。

今年もホンダCBRの年だった気がする私である。
89年のグランプリの80ccクラスのタイトル決定の
瞬間を目にした人はレースは何が起きるかわからないと
いうことをよく理解できたはず。

最終戦の最終ラップの最終コーナーでの悪夢のタイトル決定。
エッテルはあの瞬間から人生が変わってしまい、その後あまり
光り輝くことなく終わってしまった。ロリス・レッジャーニと
会うと、このことを話すことが多い。

追いかける芳賀も追われるトーズランドも無事に自分の
走りをすることで全ての可能性が具現化する。寒さを感じる
フランスの午後の最終決戦。

芳賀はパーフェクトなスタート。それを追いかけるのが
ビアッジ、コーサー、ベイリスといった面々。トーズランドは
その後方で慎重に、しかしながら慎重になり過ぎないように
走る。

芳賀はひたすら前だけを見て走る。勝利以外に何の可能性も
持たない彼である。勝利に向けて走る。

次第に差を広げていき。勝たなければいけないレースをしっかり
ものにした。二位にはレース1を落としてしまったビアッジ。
三位にはカワサキのマシンである。それも地元のラコニでは
なく、何とフォンシ・二エトである。昨年のオランダ以来の
表彰台をゲットしたスペイン人であった。

四位以降にはコーサー、ベイリスと続き、六位にトーズランド。
レース1以降サスペンションとタイヤについて悩み続けて
出した結論が成功とは言えずに難産の末にフィニッシュ。
芳賀に二点差のリードで二度目の世界タイトル獲得であった。

昨年のフランスで私が率直な感想を芳賀のマネージャーの
荒木氏に申し上げました。その言葉というのは、

『何かが足りなかったり、欠けていたり、及ばなかったから
チャンスがありながら今ひとつ感を感じながら終わってしまった』というものでした。

それに対して、荒木氏は強い口調で同意していたのだが、
今年もほんのわずかだと思うが何らかの不足や不在というものが
存在し、芳賀がタイトルを逃し、トーズランドが世界王者という
ことになった。

運だけでは世界王者にはなれないが、運をものにしたり、
味方につけるのも王者の必要条件だと思う。ほんの二点の
差がチャンピオンとランナーアップにわけてしまった。
まぁ、どんな世界でも世界の頂上に立つのは大変なわけで
それを二つの異なるメーカーのマシンに乗って二度果たした
わけでその実力と運の強さは世界チャンピオンにふさわしい
のだろう。人間的にもいい奴だから、祝福したいと思う
私である。

おめでとう。ジェームズ。
来年の契約もまとまり、タイトルに集中できている芳賀。
来季の話し合いが本人の金銭的感覚とチームの現時点での
タイトルスポンサーの不在という流動的なところもあり、
サインしていないビアッジ。
この二人を相手にリードを保ちながらイタリアのヴァッレルンガ
でタイトルを決めきれなかったトーズランド。
追いかけるヤマハの日本人ライダー、スズキのイタリア人
そして、ホンダのイギリス人のタイトルの行方は。

勝つしかない追いかける芳賀とビアッジ。ノーポイントを
避けながら、できうる限りの最良の成績を残したい
トーズランド。予選、スーパーポールで元気だったのが
トーズランド。土曜日の午後に満足感でいっぱいのポール
獲得。二番手に今回怪我の加賀山の代役で最新型スズキを
走らせるノイキルフナーが入り、三番手にコーサー。
四番手に芳賀。ビアッジは六番手であった。

霧のためにタイムスケジュールが乱れたフランスのマニクール。
個人的には十月のこの時期にマニクールでレースをやるというのは
疑義をはさみたくなるのだが、その私の意見が反映されるような
天候でスケジュールの再プログラミングの末、SBKのレース1の
レース開始時刻となった。

レース直後にランツィのハイサイドがあり、あおりを食うライダー
のリストの中にトーズランドが。

何が起きたのかわからずにとにかく勝利に向けて走る芳賀。
それを追いかけたのがベイリスとコーサー、そして、
今週末切れた走りをしているノイキルフナー。

しかしながら芳賀が元世界チャンピオンとこれからが期待される
ドイツ人を抑えて優勝。トーズランドは七位で何とかフィニッシュ。
このレースでのタイトル決定はなく、最終戦の最終レースでの
タイトル決定ということになった。
ひょっとしてスポンサータブーなり、反トヨタ、反フジの
言葉は並べられない人で、それでYasumarzoは沈黙している
のではないかと会う人会う人に言われていました。

まぁ、サーキットという場所でやるバイクのレースが好きだ
からF1も好きだろうと思われる
のでしょうが、そうでもないわけでして、TVでやっていれば見る
という位の『好き』ですからね。ということであまり富士での
F1については出かけることもなかったですし、テレビで見ている
だけでしたけれど、現地に行ってとんでもない経験をして
帰ってきた人の情報を目にして、これはとんでもないことだと
思いましたね。

開催時期については、前後のレースとの関係性もあって動かせ
ないのでしょうが、仮設トイレの設置は簡単にできることだと
思います。私が行ったことがあるサーキットでF1もやっている
のはマニクール、シルバーストーン、ホッケンハイム、バルセロナ
モンツァ、イモラで、MotoGPやスーパーバイク世界選手権開催
時に出かけたわけですが、数はたくさんあったほうがいい。
足りなくて困るより、あまるぐらいでちょうどいいと考えて
いたような気がしました。(まぁ、日本人のやることですから
きちんとシュミレーションして数を決めてトイレなども設置し
たのでしょうがが、十万を超えるイベントなんて予想を超える
ことが出てくるわけでそう考えるとある意味、日本人の主催
する側の自信を持って考えたプログラミングが破れたわけで
そのことに対する反省と改善をしなければいけないと思います。)

パークアンドライドに関しては、もう、これは田舎道で
混雑すれば、予想された時間の倍ではなくて二乗になる
のは自明の理なのでしょうが、そのことをひょっとしたら
下の立場の人間が上の立場に言いにくかったり、偉い人の
はじき出した公式や計算について、異論をいいにくい体質が
富士なりトヨタにあったような気がして仕方がない。
色々な人がサーキットに集まり、優れたサービスを提供するには
様々なキャラクターやカラーの人が率直にニーズを拾い上げて
意見を出す必要性があるのでしょうが、そういったことが
できていたのかどうか疑わしいですね。

そう考えると、どうも富士での開催での不手際の数々は
予想できたものだと思えて仕方ないです。

今回のレースでアンチフジとアンチトヨタが増えてしまった
気がします。また、鈴鹿に対してノスタルジーを感じて
しまう人がかなりいた気がしますね。

カイゼンというのは、耳を傾けたり、頭を下げたり、現実を
直視することから生まれるものであって、いつもお付の車や
ビップ扱いで移動している人よりも、公共交通で移動していたり
足を動かしている人から生まれるものだと思います。

もうF1はこりごりだとかサーキットで見るのはもうやめたとか
大企業のエゴはいやだという人が増えてしまった気がします。
ファイナルカウントダウンが始まっています。
いよいよスーパーバイク世界選手権はこのフランスラウンドのみ。
決まっていないタイトルはSBKとSTK1000。十月に北フランスで
レースをやるというのはいかがなものかと思うのですが
(やはり、雨が金曜日のセッションで降りましたね)
色々なドラマを見せるフランスで今年は何が起きるのか
楽しみです。

そして、他のカテゴリーを見ると、昨年苦い思いをしながら
SSを走れなかったマキシーム・ベルジェがSTK600にステップダウン
して勝たなければいけないシーズンを制して、タイトルホルダー
としてマニクールを走る。彼の気持ち(そして、パパベルジェ
の思い)はいかがなものか。苦しみやつらさは人生に付き物
ですが、そこから前を向いて最良の選択をして、勝者として
母国に帰ってきた彼はリアルライダーだと思います。
併催のSTK600はナペルが優勝。二位に地元のアントネッリが
入り、三位にベルジェ。ベルジェはステップダウンして
勝たなければいけないこのタイトルを抱いて、昨年苦い思いを
したマニクールへいわば凱旋将軍で戻り、母国フランスで
走ることになった。

さて、大混戦のSTK1000である。今年あまりいいことがなかった
クラウディオ・コルティ。この私のブログを読んでくださって
いる皆様は彼がSTK600で鮮烈なる走りでSBKの関係者に強烈な
印象を残したこと。そして、昨年のSTK1000ではまると速い
ところを見せたことをご存知でしょう。

その彼が今年はなりを潜めてしまったうえに、イタリア選手権の
ミザノではクラッシュしてしまい、さらに今年の相棒の
ミケーレ・ピッロがシーズン前の評判を予想を大いに覆し
4ストリッターバイクで快足ぶりを披露し、影が大いに
薄くなってしまったコルティでしたが、ローマ郊外の
ヴァッレルンガでは目覚めました。

優勝争いをカネパとバドビーニと繰り広げましたが、
見事な走りで今季初優勝。バイオッコが六位に敗れたために
タイトル争いは最終戦のマニクールに持ち越されたどころか、
緊張感のあるファイナルバトルになりました。

ヴァッレルンガレース終了時のポイントテーブル

バイオッコ 146
カネパ   145
シメオン  138
コルティ  137

依然、バイオッコがポイントリーダーですが、一点差で
カネパが迫り、シメオンにもコルティにも十分タイトルの可能性
がある中でマニクールということになりました。

どんな戦いになるのか、楽しみです。
チャンピオンになるようなライダーというのは強運を持っていて
それを逃さないものである。

ポールシッターはキャリア初のクレイグ・ジョーンズ。
そのジョーンズとソフオグルのトップ争い。中盤に少々
抜き去った側のソフオグルがちょっとまずかったかなと
思い、抜いた後、手であやまる合図などしたりするパッシング
シーンがあるが、険悪なことなくソフオグルとジョーンズの
マッチレースで続いていく。

三位争いはこのレースウィーク中好調のラスコルツと
パークスである。

レースに変化がおきたのは、レースが後半に入ろうとする
18周目のこと。後方で集団で走っていたネベル、ボッコ
リーニ、コラーディであったが、ネベルのカワサキのマシンから
オイルを吐き出して彼自身も転倒。そして、周りも巻き込んでの
クラッシュとなってしまった。

ネベルの文字通り破壊的なクラッシュにより、マシンは大破。
そして、オイルをぶちまけたためにレースディレクションは
赤旗を提示。この時点でレースは規定集回数の75%を超えて
いたために2ヒート制にはならずに、レース成立となった。

これから終盤に向けて、激しいバトルを仕掛けようとする前に
レースフィニッシュ。このクラッシュの前のフィニッシュライン
到達順位でリザルトは決定。ソフオグルは優勝となった。

二位にはこれから仕掛けようとしていたジョーンズが入り、
三位にはラスコルツが生涯初めての表彰台となった。

ジョーンズの俊足と好調振りからもつれる展開が予想できた
のだが、ソフオグルは勝利の女神を今シーズンは引き寄せている
ようだ。
状況によってはこのレース2でトーズランドのタイトルが決まって
しまうレース。追いかける立ち場のビアッジと芳賀は勝利を
狙うしかない。一方、トーズランドは勝てなくても、表彰台に
立てばかなりタイトルに近づく状況で迎えたレース2.

ビアッジはカテゴリーは違えども世界チャンピオンになった
ライダーなので、執着心の強いライダーであり、地元でいいと
ころを見せたい。しかし、道具を使ったレースとなると個人の
思いだけではことを果たせない。

レース1でビアッジの後塵を拝したベイリスがこのレース2
では絶好調であり、ビアッジより余裕のある走りで中盤から
後半へ。理由はこのローマ人のリアタイヤにあった。

ベイリスが高いレベルで走るのに対して、ついていくのが
精一杯のビアッジ。ミスを待つが、ミスを犯さなかった
オージー。勝利に喜ぶベイリスと二位で満足のビアッジで
あった。

三位にはベイリスとビアッジについていけなかったものの
芳賀が入り、タイトルへの望みをつないだ。

トーズランド?何と転倒してしまい、再スタートしたものの
11位でフィニッシュ。これがタイトルへのプレッシャーなのか
あるいは暑くなったローマ郊外で全てのライダーが不安を
抱えていたタイヤのライフによるものなのか、クラッシュや
問題というのは複合的なものでサイコロジカルなものも
あればマテリアルなものもあるのだろうが、ここでタイトルを
決められずにマニクールに向かうことになった。
タイトルに王手をかけてローマ郊外のサーキットに乗り込んできた
テンカーテホンダのジェームズ・トーズランド。僅かな望みを
捨てていない芳賀とビアッジ。諦めが悪いことが美しいこと
であるとしっている二人が勝利を目指して、タイトルを狙って
走ったヴァッレルンガ。

レース1の前日の夜遅くまで、ライダーの速く走りたいという
欲望と我がままをよく理解している男がメカニックたちを指揮
していた。

ジャーコモ・グイドッティである。

元ライダーであり、現在、コロナアルスタースズキでエンジニア
である彼がビアッジの執念を受け止め、熱いハートと同時に
クールな頭で計算して、マシンのセットアップに取り掛かった。

地元で勝ち、そして、何としてもタイトルへの望みをつなげたい
ビアッジの思いに答えようとするチームのクルー。
マシンを仕上げて、日曜のレース1へと向かった。

ベイリスがスーパーポール。そして、サーキットレイアウトと
自らの腕でチャウスが好調であり、芳賀もしっかりまとめてきた
予選。しかし、トーズランドはスーパーポールで転倒して
八番手。

レーススタートして、ビアッジ、ベイリス、チャウスは
良かったが、中団以降でコーサー、ロルフォ、ノイキルフナーが
絡んでしまいゼロ周リタイヤということになった。

レース中盤ベイリスを抜いた、ビアッジは先を急ぎ、逃げを
打つ。朝のフリー走行の時とは全く路面温度になった状況に
とまどいながらも、まとまったマシンセッティングと
地元で勝ちたいという気持ちの強さでリードを広げる。
その走りはトーズランドが『地元のファンを前にした彼は
110%で走っていた』と言わしめるほどのものであった。

優勝はビアッジ。十分はアドバンテージを築いての圧勝で
あった。二位にベイリス。三位はできうる限りの最良の
走りをして表彰台をゲットしたトーズランドであった。
MVアグスタとカール・フォガティは今年の春に発表していた
スーパーバイク世界選手権の08年の参戦プロジェクトの
中止を発表しました。

まぁ、イタリアの小さなメーカーの予算は限られていて、
そして、カール・フォガティにはペトロナスが手を引いてから
スポンサーがない状態。手を尽くして金策とスポンサーの確保
に動いたのでしょうが、万策尽き果てたという感じですね。

このアグスタの参戦中止という話は先週のMotoGPのもてぎで
実はカルロ・ペルナットの親父さんから聞かされていまして、
そうなってしまう可能性も高いのだろうなと思っていたのですが
実際、オフィシャリーに当事者から発表があり、とても
残念な気持ちでいっぱいです。私はルーカ・スカッサには
恩もありますしね。

その一方、BMWがパリで09年からのシーズンのスーパーバイク
世界選手権の参戦計画を発表しました。

ライダーや体制については、これから詰めていくことになる
ので、そのことについてのアナウンスメントはなかったのですが
ドイツ人になるのか、開発能力のあるライダーになるのか、
発表を待ちたいと思います。

MotoGPが参戦、および開発コストが高いことに加えて、
125と250の未来に関して、衝突があり、KTMとアプリリア
がスーパーバイクという、マーケットとサーキットの距離感が
近く、利幅の大きいモデルをたたき台に行われるレースの方に
興味が移っている。そして、かなり参戦を考えているという
昨今です。新たなニュースを待ちたいと思います。
dopo aver annuciato tutti due cioe’ marchio italiano
e la team inglese cercano gli sponsor anzi
ancora non possono trovare per la stagione dell’anno prossimo

allora ex re della derivate di serie
king carl fogarty ha desico di fermarsi il progetto
nel 2008 con la MV agusta

questa notizia ha gia spiegato il carlo pernat
al periodo della MotoGP a motegi
quindi io potevo pronosticare abbastanza bene
e fra poco ha scritto dossier per la mancanza della
agusta e team foggy racing nel 2008

non ci sta MV F-4 1000 anzi la casa tedesca ha annuciato
il loro progetto della derivate di serie nel 2009
la BMW alla salone di parigi ha annuciato
la loro partenza nella classe di superbike

ancora non decide i piloti poi team manager pero’
sicuramente un anno da svillupare la loro moto
prima di entrare
nel fratempo cerca il pilota (depende il passaporto
oppure il talento da fare collaudatore ancora non si sa)

ci sono tanti marchi della derivate di serie
ora KTM ed aprilia pensano di entrare al campionato
mondiale di superbike
la MotoGP costa troppo caro e peggio ancora
tutti due marchi (ne’ KTM ne’ aprilia) sentono
la brutto atmosferie fra il marchio giapponese e loro
da pensare di futuro vicino di 125 e 250
allora credono di campionato superbike
dove si trova molto vicino fra il mercato e la gara

vediamo
AIGオープンのHPを見ていたら、何とフェデラー欠場の
告知が載っていました。

メインページにはこの悲しい知らせがありながら、出場選手
リストにはまだ、フェデラーの名前があるところにことの
突然さがにじみ出ています。

土曜と日曜に有明で王者のプレイを見るために前売り券を
買った人たちはどんな思いでこのニュースを眺めたのでしょう。

それにしても悲しい衝撃です。
bruttisimma notizia da svizzera
dopo aver giocato roger federer al coppa davis
il dottore ha detto "stop!"
e il re di tennis del mondo non c’e’ a tokyo
dove hanno comprato il biglietto da vedere
il grandissimo campione del mondo sabato e domenica

in giappone ci sono shinkansen che gira molto velocemente
e regolarmente (fra tokyo e nagoya 350chilometri
il piu’ veloce 97min il piu’ lento 3ore
poi dal 6 20 alle 22 ogni 15min ci sono treni)
pero’ la ferrovie giapponese non adatta sul federer express

si ferma come al periodo di sciopero in italia

che brutta notizia!!
ha gia annuciato iscritti della psg1 kawasaki nel2008
fonsi nieto non ci sta di piu’
allora dove sta lo spangolo?

mentre leggevo le pagine dell’internet
sta trattando con la team alstare suzuki
pero’ ci sono il giapponese poi il tedesco
neukirchner poi max biaggi voleva la moto ufficiale con
la struttura ufficiale

comunque vediamo

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