東京から名古屋の実家に着き。一晩空けて、鈴鹿サーキット入り。
今回、何とかパドックパスが手に入り、パドックの住人となる。

 それにしても暑い。暑くなければ八耐らしくないとも言えるが、初めて
八耐に行った2000年に比べて暑くなっている気がする。あの時はホンダの
ワークスホンダのマシンを手に入れるという条件なら二年は八耐に来てくれ
というリクエストにバレンティーノ・ロッシが応じて八耐で彼がホンダの
リッターバイクを走らせた時だった。あの時よりも酷暑を感じる。

 パドックをまず歩いてみる。ヤマハが今回もファクトリーチームを結成して
アレックス・ロウズとマイケル・ファンデルマルクを招聘しているのは
二人のスーパーバイク世界選手権の契約との絡みもあってのことだが、トップ
ライダーが参戦するというのはスーパーバイクの日本ラウンドがないことを
考えると大変意義のあることだと思う。そのヤマハのピットはファクトリー
ヤマハとヤマハオーストリア、今回が最後の参戦となるのではないかと噂
されているGMTヤマハと連なっている。ヤマハの傑作バイクのR1の20周年
ということもあり、お祭り感が漂っている。

 少し歩いてBMWのユーザーチームが集まっているエリアに着く。このブログ
のファンを昔からごらんの方はご存知でしょうが、私は酒井大作君のファンで
あり、彼のドイツメーカーとの挑戦を好意的に見ているのですが、パドック
でのホスピタリティユニットなどを見ると、チームの規模の拡大とか
スポンサーやサポーターと呼べる方々の増大を強く感じる。小さなチームの
大きな挑戦というものがどのカテゴリーでもあるのだが、志はそのままで
規模が大きくなってきているように思える。

 再び歩いているとピレリタイヤのジョルジョ・バルビエール氏と再会。
実に久しぶりだが、スーパーバイク世界選手権でレース毎に会っていた時
のように言葉を交わす。

 彼のようなレース部門のマネージャーが来るというのはピレリのユーザー
チームが力を入れているということの現われだと思うのですが、実際に
彼もライバルのタイヤメーカーの契約しているチームの実力や速さを実感
しながらも勝つためにここにきていることを話してくれる。彼曰く、
人的にも物的にもイタリアサイドもピレリジャパンも力を入れていて、
マテリアルもリソースも技術も戦術もベストなものを用意しているという。
ただ参加しているとか業界的な地政学の中で仕方なくやっているということとは
違うというとなると私のレース頭がクソ暑い中だがフル回転となる。

 古くからのモータースポーツのファンの方々は89年にF1にピレリが参戦
した時に一度使ったタイヤをサービスユニットに戻ってから剥きなおして
再び使ったり、小規模チームの軽量コンパクトのV8エンジンを使っている
チームと契約を結んでグッドイヤーユーザーチームに対して意外な強さと
速さを見せた時のことを記憶している人も多いことでしょう。

 2000年代のスーパースポート世界選手権を記憶している人なら
ダンロップ、ミシュランが参戦している中でテンカーテホンダと組んで
ファビアン・フォレというライダーにとって扱いやすくて、オランダの
チームが求めているタイヤを一極集中で供給してタイトルを奪い、その後
濃密な関係の中でタイトルを奪っていったことを覚えている人もいるでしょう。

 実力的に今回の鈴鹿でトップテンの中には入るモリワキと組んで勝つ
ために来日していてレーシングマネージャーが人的物的なリソースも
ぶっ込んできていて、マテリアルも戦術もあるというとなると何か特別な
タイヤと戦術頭があると思いますね。

 台風が直撃となったり、鈴鹿山麓のサーキットでのレースを考えると
ウルトラレインタイヤと呼べるようなタイヤをぶちこんでくるとか
この金曜日のセッションでも赤旗が出ることが多かったのですが、日曜日
でセーフティカーが出動することを考えて、ミディアムタイヤに比べて
三秒落ちるが30周走るようなウルトラハードなタイヤを使い、そこで
さらにセーフティカーが出るなら、5800メーターを越える長いサーキットで
ピットインに時間がかかるレースの中でピットストップをライバルより
一度、上手くいけば二度省くことで戦うことなどが想像できる。

 ジョルジョ・バルビエールの勝負手とモリワキの戦略がきっちりとはまって
能力のあるライダーがそれを理解して思い描いた戦術を遂行できたら面白い
レースになるのではないか。

 彼のF1でグッドイヤーに立ち向かっていった時のことやスーパースポート
世界選手権で優れたライダーであるファビアン・フォレを味方にして
ダンロップやミシュランユーザーを叩いてチャンピオンになったことを
見ている人はジョルジョ・バルビエールが優れた戦術家で指揮官であることは
明確にわかります。私はバイクの世界でモンツァやアッセンで信じられない
高速コーナーのグリップでフランス人ライダーが駆け抜けていった時のことを
昨日の時のように覚えています。

 何かモリワキと組んだピレリの勝負手が彼と話していて気になりましたね。

 その彼と世界耐久選手権にセパンが2019-18シーズンのカレンダーに
加わることやアレックス・グラミーニがピレリのレーシング部門に加わり
ライダー目線でいいアドバイスをくれたり、スーパーバイクのタイラウンド
がどうなるのか、新たにカレンダー入りするサーキットはどこになるのか、
チームやタイヤメーカーにとって適正なレース数はどれくらいなのか
タイヤメーカーにとって優れたライダーというのはどういったライダーなど
かを話題にする。

 私にとってのミッシェル・ファブリッツィオや彼にとっての
ルーベン・チャウスというのはタイムや成績は良くても、理解が難しい
ライダーだというのは深く理解できて、ファビアン・フォレやスティーブ・
マーティンがいいライダーであるということに話が落ち着く。

 彼とこうして長々話をできというのは色々なことが理解できたり、想像
できて実に楽しい。彼としても私のような日本人でありながら党派性の
少ない(全くないとは言えないが)人には吐き出したいことを吐けたり、
ガス抜きができるのだろう。

 彼と別れてしばらくセッションを見ているとカワサキの驚異的な強さと
速さが目に付く。さすがワールドチャンピオンだと実感するし、カワサキの
用意したリッターバイクがヤマハをぶち破る楽しみな存在だと思えるどころか
今回はカワサキとヤマハの一騎打ちになりそうな気がしてくる。また、
ジョナサン・レアだけでなくて。レオン・ハスラムも強いので第三ライダーの
差が勝負を分けるのではないかという推論もしてしまう。

 酷暑のなかでネットをすると台風がこのエリアを直撃するのは間違いないが
それが果たしてどの時間帯になるのか、その時間によっては大きな影響
が出ることなどを過去の日本や世界でのレースのことなどを思い出しながら
今日の予選を見る。

 カワサキ、ヤマハ、ホンダのワークスチームの中からウィナーが生まれる
気がするが、どうもモリワキとピレリがともに考えていることが頭を
離れない。果たしてどんな週末になるのだろうか。土曜日のレース
スケジュール変更やイベントのタイムテーブルの変更、台風による強風を
計算して各ショッピングブースやビッグスクリーンの撤去などのアナウンスや
発表を目にしながら、果たしてどんな土曜日になるのかを考えていた
金曜日の私でした。
 まともにファクトリーチームが思い通りのレースプランを実行できて
素晴らしいライダーが実力を発揮できたら他のチームには勝ち目がない。
しかし、特殊な条件でのレースとなったり、何か特別な武器を獲得できたら
混戦となりますね。

 今回のレースで私が大注目だったのがKYB moriwaki motul racingでした。
チーム名にKYBと記録されるというのは濃密な関係性があるわけで、
サスペンションメーカーとしてモリワキと組んで、優れた車体を作り上げて
いこうということは容易に想像できました。

 他のワークスチームや他の中規模のチームがショーワ、ホワイトパワー、
オーリンズといったところと歴史的な関係やメーカーとの付き合いの中で
選んでいる中でサスペンションにKYBを選択した。このことが何を生み出す
のかということは私の中でかつてのヤマハのスーパースポート世界選手権
でのチームの選択を思い出させました。

 業界的にbituboの評価は低かった。しかし、ヤマハのとりわけドイツ人は
世界チャンピオンになるために独占的に使用することやbituboからエンジニア
がべたつきで全てのレースや開発テストにやってきて、ライダーにとって
走りやすいサスペンションやチームが求めるセッティングが可能になるという
利点を考えて、bituboと関係を構築して、他社のメーカーよりも有利に
立ってチャンピオンを目指そうした。

 そして、bitubo側はエンジニアの成長やサスペンションの進化のために
トップチームと常に行動を共にして、高いレベルのリクエストに現場でも
本社サイドでも開発センターでも対応することで製品レベルを高めよう
として、レース現場の精度を高めて、そこから市販品の品質向上に向かって
いった。

 シーズン前のヤマハのスーパースポートチームの選択に疑問を持っていた
他のチームや業界人は多かったのですが、ライダーやチームが求める
サスペンションを提供しながら、彼らが求める品質向上を進めて、ライダー
にとって乗りやすいバイクを作ることができた。そして、他のサスペンション
を使用しているメーカーやチームに勝つことができ、ワールドタイトルを
獲得しました。

 このことというのは当然、パドックで知っている人も多く、ライバルとは
違う武器を選んで、それが強力な兵器として用いて先行しようという
考え方はよく理解できます。

 また、モリワキが使用していたのがピレリタイヤ。そして、レースウィーク
中にブログで触れたようにジョルジョ・バルビエールがやってきて、イタリア
サイドもかなり加わって勝負にやってきました。

 ピレリがダンロップもミシュランも参入した時にスーパースポート世界
選手権をファビアン・フォレのライディングとテンカーテホンダのチーム力
で制した時というのも言ってみればフランス人ライダーのライディングスタイル
やオランダ人チームのリクエストに沿って、特別なタイヤを持ち込んで
ライバルを引き離していきました。

 モンツァというコースで予選の時にファビアン・フォレの後ろで高速コーナーを走っていたダビデ・ブレガが『彼の』ピレリの信じられないほどのグリップ
力があって驚いたと話してくれました。

 まぁ、それを乗りこなす、しっかりと使い切る実力が彼にはあるわけで
優れたプログラマーと高性能のコンピューターとの関係だから、いい
ソフトを作ることができるように、彼が『普通の』ピレリだったら、彼の
タイムは伸びなかっただろうし、最後尾を走るような遅いライダーに
『ファビアン・フォレのピレリ』を渡してもタイムを伸ばせなかったこと
でしょう。

 ジョルジョ・バルビエールと長く話ができた金曜日に彼は『他のタイヤ
メーカーは当然強いことはよくわかっている。難しいレースだが、我々は
ここに勝ちに来た。そのための人的、物的リソースはあるし、マテリアルも
作戦もある。』と話す彼は明らかに勝負師の目をしていました。

 そのピレリの勝負手がウルトラソフトであったのか、タイムは劣るが
30周以上悪くないタイムで走ることができる耐久性能のあるもので
クラッシュや天候でセーフティカーが入る展開でタイヤ交換を減らすこと
ができるものだったのか、あるいは台風による雨を予想していて、ウルトラ
レインタイヤと呼べるような雨天時の性能が素晴らしいものであったのか。

 スタート直後のチームのスリックタイヤ走行というギャンブルが結果的には
はずれになってしまい、劣勢からの追い上げという展開になってしまって
ピレリの一チームのマシンやライダーに特化したスペシャルタイヤの存在を
知ることなく、ジョルジョ・バルビエールの戦術やピレリの特性をタイムや
順位という形で見られなかったのは残念でしたね。

 サスペンションとタイヤ。そこでわが道を進んで、ライバルや強大資本の
ワークスチームに勝負を挑んでいったチームというのは残念な結果になって
しまいましたが、実に興味深かったですね。
 強い横綱の一強体制はつまらない。群雄割拠が面白い。そんな私にとって
カワサキとホンダのワークス体制の復帰とこの週末のとりわけジョナサン・レア
とレオン・ハスラムの脅威のタイムは私に面白いレースを期待させてくれるもの
でした。しかし、勝者はR1で中須賀を欠いてアレックス・ロウズと
マイケル・ファンデルマルクの二人で八時間を走りきったヤマハファクトリー
チームでした。

 中須賀が走れないと思った、あるいは彼を走らせるのは難しいと考えた
という時点で彼らのR1は耐久仕様ではなくて、海外から招聘したスーパーバイク
世界選手権で走らせているスペックとほぼ同じマシン設定にして乗りなれて
いる乗り味にして、『八時間耐久』ではなくて『一時間のスプリントを八回』
ということを徹底的に突き詰めたこと。そして、雨が降ってもライダーも
メカニックもエンジニアも全てのチームスタッフがやるべきことをしっかりと
やりきって作戦と戦術をやりぬいて高いラップタイムペースをどんな路面温度
でも雨が降ってきた16時台後半から路面が乾ききっていない17時台前半でも
できうる限りの速いタイムで鈴鹿という難しいサーキットを走りきったこと
はまさに王者の走りだったと思います。

 一方、ヤマハ追撃の一番手であったカワサキにとっては、厳しく難しい
結果となってしまいましたね。

 予選の王者は彼でした。しかし、八時間をトップで走りきってチェッカーを
受けるには足りないものがありました。

 もちろん、カワサキも全てが八時間のレースで順風満帆で行くことが
ないわかっていて、何かが起きた時のために様々な状況のシュミレーション
はしていました。しかし、周回遅れのライダーをオーバーテイクする時に
普段走っていないラインを走ったり、ブレイキングや加速をした関係で
思いのほかガソリンを消費したためかガス欠で緊急ピットインということに
なってしまいました。

 かつてのセテ・ジベルナウとバレンティーノ・ロッシの激しいバトルの
タイトル争いをしている時代のレースを知っている方々はレース後半で
ブルノでガス欠したときのことを思い出したかもしれませんね。

 そして、雨が降りセーフティカーが走って、レースをコントロールしていた
中での思わぬ転倒。

 サーキットには美しいファンタジィと醜いリアリティがありますが、土曜日
に前者を感じたカワサキ陣営は日曜日の後者を感じることとなってしまい
ました。

 昔からのこのブログのファンの方は私が藤原克昭の通訳をやっていたことを
ご存知の方もいると思いますが、レース後に彼と話していて、ヤマハが中須賀
が走れなくなって、マシンをスーパーバイク仕様にしてきたことや磐田の
メーカーの長年の蓄積や経験で勝つ術や戦術があったのが大きな違いだった
と話してくれました。

 まぁ、彼自身もライダーとして八耐を走っていて勝利をほぼ確定的に
していながら、トップを走っていて、勝てなかったこともあり、一つ世界
格式のレースで勝つことの大変さや難しさを肌身に感じているのですが、
経験の差や勢いだけでは勝てないことなどを改めて理解することと
なってしまいました。と同時に成功体験よりも失敗体験の方が教科書に
なるということが脳みそに突き刺さりました。

 今回のレースでヤマハのメーカーやチームとしての強さとカワサキの
とスーパーバイク世界選手権のワールドチャンピオンの速さと勝利には
速さだけでなくて、運であったり、経験というものが必要であることが
明らかになった日曜日の夜でした。
finalmente domenica!
il tifone se ne va e il sole arriva alla pista di suzuka
allora molto probabile c’e’ la gara di otto ore di suzuka sara’
la gara ascuitta

tanti appasionati della questa gara pensano di duello fra
kawasaki yamaha e honda
sicuramente c’e’ la bellissima gara se tutti avessero nessun problemma
pero’ anche gli appasionati credono di titolo mondiale dell’enduro
qui c’e’ il gran finale della stagione 2017-2018

allora io ora mi ricordo la storia speciale fra me e mike di meglio

quando il suo esordio del campionato mondiale del motociclismo
lui fu il pilota di aprilia 125 e fu arrivato all’aeroporto di nagoya

lui prima di partire da francia i suoi amici ebbero detto
"in giappone non parlano mai altre lingua quindi sara’ la duro e
difficile la settimana di suzuka"

in francia la grande citta’ come parigi parlano altre lingua
perche’ il turismo e’ molto importante pero’ alle piccole citta’ i francesi
non parlano altre lingua quindi il muro della lingua e’ accettabile

e fu arrivato a nagoya con i meccanici italiani inclusi simone falcini
il giapponese fu arrivato e mike ebbe detto

"hello my name is mike"

e il giapponese ebbe cominciato parlare francese e poi con il ingerniere
fiorentino ebbe cominciato parlare italiano!

quindi pensava che abbia detto il brutto scherzo e credeva che i
giapponesi parlassero altre lingua inclusi francese e italiano
invece i giapponesi non parlano altre lingua e il questo giapponese
e’ molto speciale quindi il periodo della gara tanti italiani anche
simone falcini voleva il suo mano

gia 15anni pero’ il pilota francese si ricorda come la scena di ieri
e quindici anni passava e nel fratempo abbiamo la storia speciale

la questa settimana e’ la gara per il titolo mondiale per lui e
sempre lui vuole girare piu’ rapido e sogna il titolo mondiale
come francois truffaut vuole creare il bellissimo film e ebbe sognato
la bella vita con la donna come fanny ardin

allora dopo il brutto tempo arriva il sole come mike vuole
finalmente domenica come voleva e poteva vincere il secondo titolo
dell’enduro o no
vediamo e aspettiamo fino a bandiera scacchi

 今日、サーキットあるい映像でジョナサン・レアとレオン・ハスラムの
走りを見た人はいいモノを見たなと思いますね。金を払ってでも見たいのは
凡人の努力ではなくて、天才のひらめきだと思うのですが、それを見ることが
できたトップテントライアルでした。

 二番手から六番手のタイムも素晴らしいものでした。しかし、そのタイム
がかすんでしまったのが今日のトップテントライアルでした。

 国際映像のインタビューで八時間は長いし、レースは何が起きるかわからない
と今日の主人公のジョナサン・レアは話していましたが、もし、レースが
スプリントが八回あるのなら相当な確率で勝者はカワサキのマシンを駆る
ジョナサン・レア、レオン・ハスラムになることでしょう。

 いいものを見たなと思えるアタックラップでした。
dal secondo fino al sesto il tempo e’ ottimi pero’ rea e haslam
sono bravissimi e la moto di nijna e’ come missile
quindi quasi tutti appasionati sulla tribuna non possono immaginare
esistenza delle altre moto
sicuramente 8ore e’ lunga pero’ se fossero 8volte di "sprint race"
il faviorito sara’ kawasaki

vediamo la gara di domani!
 悪天候であったり、降ったり止んだりの難しいコンディションであっても
好きなライダーや応援しているチームが活躍したり、躍進したらうれしいもの。
まぁ、このブログで取り上げているようにレースができないコンディションで
走るということになると近い関係にあったライダーのレース中の死亡事故など
のことが昨日のことのように思い出して、私のメンタルによくない。

 しかし、レースができる状況でマシンによる実力差が少なくなり、
ライダーの実力やチームのタイヤ選択やセットアップ能力がタイムと順位に
反映するとなると見ているほうにとっては面白いことになりますね。

 以前、2000年代にカワサキのSBKでメカニックをやっていたドイツ人の
メカニックと話をしていた時に実力があるが、マシンやチーム体制で能力が
順位に反映されていないライダーは誰だろうかという話をしたことがあり
ました。

 その時の彼の答えはクリスチャン・リンドルムというものでした。

 この回答というのはかなり納得できるものでしたね。

 マシンを速く走らせる能力が高くて、エンジンや車体のどの部分がよく
ないから、どうしたらタイムを上げられるのか、あるいはどの部分を
修正したら乗りやすいマシンとなるのかということを正確に指摘する
ことができる。

 しかし残念ながら、チームとして彼の指摘に答えられる予算なり
メーカーとの密接な関係性がなくて、能力が順位やタイムに結びつかなかった
ライダーでした。

 彼がスーパースポート世界選手権のグリッドから離れてから、そういった
能力を高く評価しているメディア関係者がマシンのインプレッションなどの
記事を書かせたくて、かなりのオファーが入ったというのはよくわかります。
また、むずかしいコンディションやレインレースとなった中で世界の列強と
しっかりと戦えていたのは納得できました。

 昨日のブログで触れたように、私はピレリのジョルジョ・バルビエール氏と
長く話す機会を得たのですが、彼から日本人ライダーで全日本選手権を
走っている能力のあるライダーは誰だという質問を受けました。

 私の答えは『年齢やメーカーとの密接な関係性などを抜きにして考えると
酒井大作だ。』というものでした。

 彼が全日本の250ccで走っていた時に世界グランプリの雨の鈴鹿でワイルド
カードで参戦してホンダの市販RSで見事なマシンコントロールと集中力
で二位を奪って見せた。

 その時に彼に興味を持って、レース後のパーティで顔を合わせてホンダの
マシンで活動していた当時のスコットレーシングチームのメカニックに
紹介して翌年以降の活動で250をやるのであれば、彼のような素晴らしい
ライダーと話し合いを持って欲しいという話をしたこともありました。

 その時にホンダの250で世界に行けない。500は難しいとなると選択が
なくなってしまうという彼に対して『そう思うかもしれないけれど、私と
してはスーパースポート世界選手権というのが選択肢にあると思う。
事実、250でシートが得られなかったライダーや500やスーパーバイクで
は契約が難しいという連中がセカンドベストということとタイム差が
少なくてリアルライダーチャンピオンシップスだと思える部分でそこを
選択肢に入れるのはありだと思う。』と話したのを覚えています。

 その後、彼がどういう考えだったのかわかりませんが、ホンダ系のライダー
だったという印象が強かったのですがカワサキでストック600選手権を
全日本を戦うことになりました。

 その時期というのは私はチームライトスピードカワサキとの関係を
深めていたので、チームオーナーのブルーノ・ブレガ、マネージャーの
ダビデ・ブレガ(現在、Moto3参戦中のニコロ・ブレガの祖父と父親)
と話していて、カワサキの600を乗るのに問題のないライダーで一定以上の
スキルがあって、世界で戦えるライダーは誰かという話をしていた時に
私が挙げた名前が酒井大作でした。

 ブレガファミリーの連中も興味を持ってくれたのですが、ぼんやりと
何人かいる候補者の一人と考えることはあっても具体的に交渉を持つことに
はならなかったのは残念でしたね。
(そのシーズン途中に結局、彼らが契約したのはその時ストック600クラス
でカワサキベルトッキで走っていてとにかく数多く走りたくてストック600
とスーパースポート世界選手権のダブルエントリーでも構わないと思っていた
男で今週の鈴鹿八耐ではGMT94ヤマハで走っているニコロ・カネパ。)

 その後、酒井大作はヨシムラスズキでセーフティカーが四度も出動する
大波乱のレースで鈴鹿八耐を制して、その実力を示しました。

 彼はここのところBMWのリッターバイクでのレース活動をしていて、
日本メーカーと戦うという立場にあります。日本のメーカーが今回の鈴鹿で
ファクトリーチームを結成して人的物的なエネルギーをぶち込んで勝ちに
来ている中でレインコンディションとなったら2009年の時のような恵の
雨になるのではないか。

 ルーカシュ・ぺシェックが彼のライダーとしてのスキルを評価しましたが
週末の鈴鹿がドラマチックレインとなって、プラハでeurosportでレースを
見ているチェコ人と喜びを共有できたらいいななどと思っている雨の
鈴鹿サーキットの私です。

 
 
 ライダーもメカニックもチームスタッフもスポンサー関係者もメディア
で働いている人も劇的なレースで世界チャンピオンが決まって欲しい。
とりわけコーリン・エドワーズとトロイ・ベイリスの最終戦の第二レースで
タイトル決定を現場やメディアで見ていた人はそう思うことでしょう。
あるいはマックス・ビアッジとラルフ・ヴァルドマンの250ccの激しい
タイトル争いの末の王者決定の瞬間や昨年のワールドスーパースポート
世界選手権のチャンピオン誕生の時などを思い出して、激しいバトルや
最終ラップまでタイトルの行方がわからなくてチームやメーカー関係者が
脳みそから汗がでるような展開で世界中のレースファンは手に汗を握る展開
を求めていることでしょう。でも雨の程度が豪雨だったらどうなるの
でしょうか。

 私が思い出すのは2005年シーズンのスーパーバイク世界選手権の第二レース
です。この時は私も現場にいたのですが、サイティングラップを終えて、
雨の粒が急激に大きくなり、風も強風に変わりました。

 スタート直前で赤旗中断となり、その後リスケジュールとなり、その間に
レーシングディレクターや当時のSBKのスタッフ、ライダーがとりわけ
ひどく降っているエリアの路面状況を見て、レースディレイを決めて、
その後も天気予報を見ながら、再び水がたまっている地点の状況を見ましたが
結局、レースはキャンセルとなりました。

 激しいバトルがなくなりコロナアルスタースズキのトロイ・コーサーの
二度目の世界タイトルが決まりました。

 どのカテゴリーのレースも世界チャンピオン決定の瞬間というのは特別な
ものなので、タイトル候補ライダーの激しいレースでも一方的な展開に
なっても、その瞬間を見たいとか立ち会いたいと思っていましたが、
あの時にレースを開催したら危険なことになったと映像ではなくて、その場
にいて肌で感じました。

 そして、その決定はタイトルを争っていたライダーも甘受していました。

 私もその判断は正しいなと思っていました。そして、その数年後、私は現場に
いなかったのですが、画像で見ても相当な豪雨だと思われたワールド
スーパーバイクのロシア大会のスーパースポートクラスでの悲しい事故を
見て、その判断は間違いないものだと思いました。

 私とアンドレア・アントネッリとはレースの世界で割に近い位置にいました。
その彼を亡くしたのは、豪雨でキャンセルべき状況なのに、強行された
(と私が考える)レースでのことでした。
(http://yasumarzo.diarynote.jp/201307212040485500/
http://yasumarzo.diarynote.jp/201307222356058926/)


そんな悲しい経験をした私は仮に豪雨の中で今週末、レースを強行して、
能力のあるライダーが命を失うこともあってほしくないですし、レース中に
コントロールを失ったり、視界不良で轢いてしまったらライダーのメンタルも
非常に心配になります。

 FCC TSR honda franceとGMT94 yamahaのポイント差はわずか10ポイント
です。もちろん、世界チャンピオンになりたいと両チームのライダーも
関わっている全てのスタッフも思っているはずです。

 いい天候でレースが行われて欲しいと思いつつ、レースができないと
考えられる状態でレースをして悲劇が起きて欲しくないと思っています。

 トロイ・コーサーがワールドタイトルが決まった時は第二レースがキャンセル
になり、半券を持っている人は翌年のイモラでのスーパーバイク世界選手権の
入場を認めるということで客の思いや欲望を抑え、マーシャルや医療スタッフ
は何事もなくて良かったと安堵の気持ちを抱いていました。
http://yasumarzo.diarynote.jp/200510122308360000/

 個人的にはGMT94 yamahaの三人に逆転タイトルを獲得して、一緒に
喜びたいとは思っていますが、仮にレースがキャンセルだったり、前線までの
順位がそのまま確定してタイトルを逃しても、日曜日にレーシングスピードで
走れない状況であったり、ドクターヘリが飛べない天候であったり、
マーシャルの皆さんが来られないようなことであったら、私は甘んじて
結果を受け止める心の準備はできています。
 

 
 パドックを歩いていると、何と久しく会っていなかったピレリのレース部門
統括のジョルジョ・バルビエール氏と再会。そして、今回の鈴鹿にはアプリリア
に初めて世界タイトルをもたらした元125cc世界王者にして、ピレリの
アドバイザーのアレックス・グラミーニもやってきました。

 まぁ、これはピレリのやる気や姿勢を強く感じますね。

 前回、この鈴鹿にやってきた時にピレリのユニットにいたのはピレリの日本
サイドのエンジニア、技術者のみでした。

 そこに本社でスーパーバイク世界選手権の現場で采配を振るうジョルジョ・
バルビエールがやってくるというのはビッグサプライズであると同時に
私にとっては旧知の方とお会いできて嬉しい思いもあり、なおかつ
ピレリの会社として開発に力を入れていこうということを感じています。

 そして、そこにアレックス・グラミーニがピレリのスタッフとして加わって
います。ピレリとしてはライダーの目線や色々なタイヤで走ったことがあり、
ライダーとしてのキャリアの終わりはリッターバイクでの活動が長かった
彼からアドバイザーとして意見をもらったり、ライダーと会話を重ねて
いき、そこからのフィードバックをもらうというのは大きな意味があると
思いますね。

 思えばこのフィレンツェのライダーが現役時代に鈴鹿にやってきた
のはアプリリアのV2を走らせていたときのことでした。

 その時は土曜日の予選の後にアプリリアのマネージャーの
カルロ・ペルナットが日曜日の出走しないことを決断して、走ることなく
ここを去りました。

 その時に実に残念な思いを抱いたのですが、その彼が立場を変えて、
私との位置関係も大きく変化したのですが、こうして鈴鹿という場所で
会えるのはすごくうれしいですね。

 個人的にはスーパーバイク世界選手権やイタリア選手権で走っていた時に
いい体制で彼が走ることができたらという思いを抱きつつ、私の立場と力では
何もできなかったことに対して『無念』や『残念』の二文字が脳みそに突き
刺さっていました。

 過去の思いと現在の立ち位置が縦糸と横糸となって、真夏の鈴鹿で吸汗速乾
のシャツが作られています。ただ、色々な思いは簡単に無にはなりませんね。 
il direttore della pirelli sta alla pista di suzuka! e al fianco del leader
della casa della gomma c’e’ ex campione del mondo alex gramini!

quando il gran capo o/e il presidente sta alla pista
posso sentire la grande determinazione per le vittorie
e gli ultimi anni sento il gran desiderio del casa nipponico (sopratutto
la bridgestone) pero’ la questa finesettimana c’e’ il giorgio barbier
alla pista di otto ore di suzuka!

non solo il gran ingerniere anche ex campione del mondo della classe
ottavo di litro alex gramini sta alla pista!

questo significa la pirelli vuole svillupare le gomme con l’idea del pilota
e staff quando fui stato alla pista di suzuka ebbi visto gli ingerinieri
della pirelligiappone e qualche ingerniere della pirelli italia invece nel 2018
ci sono il manager della casa e il staffe speciale alex gramini

l’ultima volta il pilota fiorentino fu stato alla pista di suzuka
quando ebbe guidato aprilia V2 pero’ dopo la qualificazione di sabato
il direttore sportivo di veneto carlo pernat ebbe desico di non partecipare
domenica pomeriggio

ben 20anni alex ritorna alla pista di suzuka e la esistenza dell’ex
campione del mondo mi fa sentire bene

potevo sentire la determinazione e gran ritorno di fiorentino
alla pista di otto ore di suzuka
 この二週間というもの、会話の始まりが『暑い』という言葉から始まる
酷暑ですが、天気予報を見ていると今週末は台風が関東地方あるいは
中部地方にも近づきそう。雨のレースは色々なドラマを生み出すが
キャンペーンガールが仮設オフィスに引っ込んだり、露出度が低くなる
こと以外に何を生み出すのでしょうか。

 雨のレースとなると、思わぬドラマが生まれ、伏兵が活躍したりする
ことを思い浮かべます。予定調和を崩すレースとなり、それがライダーの
能力や判断力、マシンコントロール力といった色々な意味での力が測定
できることとなり、私にとっては面白いレースとなりますね。

 今までの私の人生にとって雨のレースが節目において色々な影響を与えて
きました。

 『ブタペストの奇跡』。あのカジバの初優勝にして、エディ・ローソンの
最後の勝利というのはスタート直後に雨が降って、赤旗中断で再レースと
なり、ライダーもメカニックもエンジニアも脳みそから汗がでるような
苦しみの中で信じられないギャンブルととんでもないタイヤチョイスを
して、日本メーカーのライダーをどんどん抜き去り、レース史上に残る
大逆転劇を演じて勝ち取ったものでした。

 あのレースを見て、大騒ぎしているイタリア人を見て、イタリア人というのは
いいなぁと思い、翌月曜日にイタリア語ー日本語の辞書を購入して、イタリア語
に触れて、その後私はリミニに留学。ピアディーナとランブルスコワインが
好きなエミリアロマーニャのジャッポネーゼとなりました。

 『アンソニー・ゴバートと小さなイタリアメーカーの大きな勝利』
日本のホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキにイタリアのドゥカティとアプリリア
がファクトリー体制で参戦していた年に無謀とも思える参戦をしたビモータ。

 マシンの戦闘力が他の六メーカーに大きく劣り、シーズン序盤から明らかに
苦しい戦いをしていたシーズンで僅かな希望はアンソニー・ゴバートの素晴
らしい速さとマシンコントロール能力でした。

 世界選手権にやってくるまで何百回も走って腕を磨いた地元のオーストラリア
でのレース。

 雨が降ったり、止んだりの難しい条件でマシンの能力差がなくなり、
空が泣いた時に大笑いしたのがアンソニー・ゴバートでした。

 レース中盤から他の大メーカーのスターライダーを大きく引き離して
見事なビモータのマシンを難しいコンディションで鮮やかにコントロールして
いく彼の走りは流麗なフェデリコ・フェッリーニの映像に素晴らしいニーノ・
ロータの音楽が重なるような鮮やかさがありました。

 雨が降ったときに正しいタイヤチョイスと間違いないセットアップを
して勝利の『道』を見つけて、レースの後に『甘い生活』を感じて、大喜び
するなか『インタビュー』を受けていたのは世界的な巨匠を生んだリミニ
という町のメーカーのマシンを走らせていたナチュラルボーンライダーの
アンソニー・ゴバートでした。

 あのレースを見て、諦めてしまったら何も生まれないし、何も始まらない
と思い、不確かな将来しか見えないが、それでもイタリア語を生かして
レースの世界にいたいと思ったのが私でした。

 それによって得られたものも失ったものもありますが、雨のレースが
私に大きな影響を与えたのは事実です。

 雨の八耐と言えば、私は酒井大作のファンですが、2009年の台風が鈴鹿
山麓をかすめるという中で大雨が降ったり、小雨になったりとセーフティカー
が何と四回も出動するという大変大荒れになったレースの中で見事なマシン
コントロールと素晴らしい集中力を見せて、勝って見せたのがあの年の雨の
鈴鹿のヨシムラスズキでした。

 果たして今週は酷暑のレースとなるのか、それとも台風が影響して
思わぬドラマやドライコンディションでは信じられないドラマを生み出すのか。
どんな天気でも好きなライダーが活躍したり、応援しているチームが躍進
するとそれはいい天気だと思えるものです。

 真夏だから鈴鹿八耐らしいと思い、雨になるとキャンペーンガールの
露出度が低くなるし、真夏のレースの良さが薄くなると言う人の声も
重々理解できるのですが、雨になったらなったで、違う楽しみ方もできる
なぁと思っている鈴鹿出発前の私です。


#鈴鹿八耐 #suzukacircuit #鈴鹿サーキット #ハンパない夏が来る


in italia prima di tutto pensano di calcio e fixx anzi gli ultimi giorni qui
in giappone prima di tutto dicono "fa troppo caldo e molto umido!" pero’
ora dobbiamo credere di tempo al tracciato alla fine settimana di suzuka!

l’estate in giappone dobbiamo pensare di violentissimo tempo infatti
gli anzianni sentono il gran rischio della loto sanita’ e poi se abitassero
vicino al mare o/e fiume abbiamo bisogno di immaginare la brutta
immaigna del tifone

piove tanto o meno ancora non sappiamo perfettamente
al mondo del motociclismo se piovesse alla pista possiamo vedere
la pista dove gli outsider hanno la oppurtunita’ vincere la gara
e la questa scena mi fa sentire bene.

infatti ebbi cominciato vedere le gare e poi ebbi visto "il miracolo a
budapest" l’ultimo trionfo e la prima vittoria della casa di casiva
dopo aver visto la bellissima gara io lunedi pomeriggio ebbi comprato
il dizionario "italiano-giapponese" e ormai sono romagnolo giapponese
a cui piace mangiare la piadina e bere il lambrusco

e dopo aver studiato la lingua italiana ebbi pensato tantissimo la mia
strada ancora rimango all mondo del motociclismo con futuro incerto
oppure ritorno in giappone per lavorare al mio paese

nel fratempo al campionato mondiale di superbike ci furono honda
yamaha suzuki kawasaki ducati ed aprilia ebbero partecipato con la
forma ufficiale e anche la bimota ci fu stato pero’ la loro moto non ci fu
competitiva

pero’ quando ebbe pianto il cielo dell’australiano il talentuoso pilota
ebbe sorriso e anthony gobert ebbe trovato "la strada" per la vittoria
"go show" con la sua bimota mi faceva immaginare federico fellini
con la musica di nino rota e sulla pista bagnata ebbe guidato la sua
navetta riminese perfettamente senza nessun rivale dopo la bandiera
scacchi ci fu "l’intervista" ebbe sorriso e parlato la sua bellissima gara
in australia e anthony gobert con la casa di rimini dove fu nato
federico fellini ha fatto l’ultimo capolavoro al tracciato australiano

come cosi quando il cielo piange qualcuno o/e outsider sorride alle
piste

allora la questa fine settimana c’e’ la gara di suzuka
nel 2009 ci fu tempo da rallentare con safety car ben 4 volte
prima di gara non ebbi potuto immaginare la yoshimura suzuki davanti
ai tutti protagonisti invece tutti tre piloti della yoshimura ebbero
concentrato al tracciato bagnato

piove tantissimo oppure meno
tifone interrompe la gara o no ancora non sappiamo mai
pero’ non solo la pista ascuittta anche quando piove possiamo sentire
vedere la bella gara sulla pista di suzuka dove ci sono tutte bellissime
fantasie e tutti brutissimi realismi

vediamo la gara di suzuka alla fine settimana!
se piove tantissimo gli italiani non pensano di andare alla pista
dove ci sono bellissime ragazze con i vestiti piu’ sexy pero’
i veri appasionati della gara sicuramente pensano di vedere la gara
di 8ore di suzuka


 女性のお笑い芸人が普段組んでいるコンビとは別の色合いであったり、
個人的にやりたいことをやることがあります。23日の月曜日という日曜日に
遊びまわっていた人にとっては行きにくい日程ですが、私のようなお笑い
グルメとしては普段のコンビでの活動では見られないことを見られるわけで、
雑食属性があり、好きなアーティストのヒット曲も好きだが、アルバムの中で
実験的にやってみた作品も愛するような私は足を運びました。

 『イケてる女イケてない女ライブ』というライブで普段はコンビで活動
している芸人がいわば相方の意見とかよくやっているネタとは離れて、
大喜利をやったり、テーマを決めてフリートークをしたりという二時間ほど
のライブ。

 前述のように好きなアーティストのヒット曲だけが好きな人はその曲だけを
聞きたくて、アルバムやライブで実験的にやってみたり、普段使っていない
技術を用いた曲にアレルギー反応を持って、そんなのは聞きたくないと思う
のでしょうが、私はラムズの練りこんだコントもハナイチゴのネタ合わせをして
作った漫才も好きだが、フリートークのエピソードトークも好むし、牝馬
がお互いの欲望をむき出しにした競馬を思い出させるようなクロストークも
好むので楽しく過ごしました。

 まぁ、きれいごとというのは嘘に繋がる一方、汚いことというのは
その反対にあるとすると真実に近づくわけで、実生活や男遍歴から発生する
お下劣で最低な話はリアリティにあふれたドキュメンタリー性を感じますね。

 万人受けもしないし、好き嫌いが分かれるのですが今回のライブにこの
月曜日の夜というライブに行きにくいスケジュールでありながら早稲田近くの
地下一階の会場にやってきた観客は圧倒的なリアリズムから発生する下世話で
ふしだらなエピソードトークやら彼女達のだらしない体から生まれる
リアリティを感じて笑いの洪水を酷暑のなかで感じることができましたね。

 よくあることや正道やメジャーでは感じられないことをじっくりと感じられる
一夜でした。何となくデブ専フーゾクや熟女キャバクラに行く人はその選択を
したからこそ、得られるエクスタシーがあるのだと思いますね。

  
 

 イタリアのレースファンは今週末はイタリア選手権のことを考えている
のでしょうが、ここ日本では鈴鹿八耐に強い思いを抱いてサーキットでの観戦や
テレビ視聴を考えている人がいます。

 まぁ、昔から素晴らしいレースもあれば、そうでないこともありましたが
鈴鹿サーキットには全ての美しいファンタジィと多くの醜いリアリティが
存在します。

 イタリアのフィレンツェに居る人がムジェッロのことを考えるように、
あるいはロンバルディア州に居住する人がモンツァのことを思い浮かべるように
名古屋人の私にとっては鈴鹿サーキットというのは非常に特別で近い存在です。

 今の私は千葉の松戸に住んでいて、東京圏が生活圏ですがこの週末は
鈴鹿サーキットに行きます。

 今年はヤマハファクトリーだけでなくて、ホンダもカワサキも充実した
チーム体制で参戦します。

 カワサキはスーパーバイク世界チャンピオンのジョナサン・レアに
現在ブリティッシュスーパーバイクで走っているレオン・ハスラムを招聘する
体制を取り、勝ちにきていることが理解できます。

 そして、ここ一週間ほどの酷暑という天候。今年の鈴鹿八耐はとんでもなく
厳しく難しいレースになると思います。

 日本のレースファンにとって特別な鈴鹿八耐は縦糸に美しいファンタジィと
横糸に醜いリアリティが絡まりワン&オンリーの服をつむぎだします。

 果たして今年はどんなことになるのか。

 私は金曜日からサーキット入りする予定です。このブログのファンの皆様、
なかなかお会いできない関係者の方々、サーキットでお会いしましょう。
gli italiani pensano di gara ad imola dove c’e’ la gara di campionato
italiano invece qui in giappone c’e’ la gara di otto ore di suzuka
alla finesettimana!

io ora sto a matsudo pero’ fui nato a nagoya quindi come gli appasionati
di milano pensano di monza oppure come fiorentini credono di pista
di mugello io tante volte sono andato a suzuka per vedere le gare
del motomondiale campionato nipponico e automobilismo

ci furono bellissime gare dagli anni 80 e anche ci furono i gran duello
fra la squadra ufficiale e la quella di satellite

sempre otto ore di suzuka mi fa sentire tante cose alla pista di suzuka
dove ci sono tutte bellissime fantasie e tutti bruttissimi realimi

la questa volta ci sara’ la bella gara oppure no?
perlomeno il questo anno arriva la honda ufficiale e anche la kawasaki
con la forma factory con il campionato del mondo di mondiale superbike

penso che sara’ la durissima gara perche’ le case giapponesi yamaha
honda e kawasaki sono molto determinato e poi gli ultimi giorni qui
in giappone fa molto caldo e troppo umido

io questa volta sto alla pista di suzuka da venerdi
vediamo bellissimo spettacolo al tracciato!
 CBCラジオの『若狭敬一のスポ音』という番組のツィッターでカープ戦の
当日券がどえらい数残っているとツィートしていました。
https://twitter.com/cbcspoon1053/status/1019491356081655808

 まぁ、すごい数ですね。

 10000万枚ということになると日本中の方々がナゴヤドームに一度に集まる
ことができるという話になりますね。

 さすがにミスタイプライティングということだとすぐにわかったし、
修正も入りましたが、私が真っ先に思ったのはジェイコムの誤発注事件ですね。

 61万円1株というところをみずほ証券の社員が間違って1円61万株と
入力してしまい、それがシステム上のストップがかからずに取引が
続いて、株価が一気に変わってしまい、能力のある投資家が僅かな時間で
ぼろもうけしたり、火事場泥棒的に同じ証券界の方で稼ぐことができたり
というとんでもない事件が起きました。
(詳しくはウィキぺディアや当時の報道をご覧ください。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%A0%E6%A0%AA%E5%A4%A7%E9%87%8F%E8%AA%A4%E7%99%BA%E6%B3%A8%E4%BA%8B%E4%BB%B6)

 まぁ、今回のナゴヤドームのチケットの売れ残りの数は一万枚で、ツィート
はネタにすることすることに受け止めたドラゴンズファンが多くて
笑いに転化していましたが、これが何か経済的な損失だとか莫大な利益に
絡んできたらどえらいことになっていたなと十年以上前のジェイコム株の時
のことを思い出していました。

 
 パーキンソン病にかかってしまい、東京オリンピック、パラリンピックを
存命中に見たいと懸命のリハビリをしていたマサ斉藤さんですが願いがかなわず
お亡くなりになりました。
https://www.nikkansports.com/battle/news/201807170000187.html

 素晴らしい肉体とコンディショニング、そしてレスリングの実績から見られる
実力の高さとまだ反日感情が強かった時期に体一つでビッグマネーを稼いで
いったメンタルの強さなどすごいなと思いましたね。

 レスラーとして解説者として、そして新日本プロレスの海外との窓口として
ビッグバン・ベイダーをブッキングした手腕などを含めて、ワン&オンリー
の素晴らしい人だったと思います。

 ご冥福を祈ります。 


 
 テニスが大好きな私ですが、それでも真夏はある時期を境に朝かナイターで
プレイしていました。まぁ、私が子供の時に比べて明らかに夏の期間が長く
なってきて、その暑さが酷暑と言えるものになっていると思いますね。

 今の時期の高校野球の都道府県の予選でプレイヤーだけでなくて、観戦や
応援している客が具合が悪くなって救急車で運ばれることが毎日報道されてい
ますが、そこで思うのはマレーシアでの日々やテニスのツアー大会のパレルモの
ことですね。

 私がマレーシアに居た時期に現地の人とテニスをすることがありましたが、
お誘いがあったのは朝か夜。夜でも22時ぐらいからプレイすることも結構
ありました。

 また、当時クアラルンプールでの女子ツアーの大会が開催されていましたが
正午からスタートの試合は観客が私を含めて三人。そして、17時以降の
試合に人が集まる状況でした。

 開催権を失ってしまったが、カレンダーに戻ることになったWTAのパレルモ
の大会ですが、以前、開催されていた時期にウィンブルドンのあとで北米
大陸のハードコートシーズンの前の時期でどんなメンバーになるかと思い
興味深く情報を拾っていた時に気がついたのですが、ゲームのスタートが
16時だったり、決勝はナイターだったりとプレイヤーフレンドリーであり、
客が見やすい環境を整えていた気がしました。

 まぁ、テニスの国際大会となるとビッグマネーが動くし、開催地の印象や
国のイメージが発信されることもあり、出場するメンバーが他民族、多国籍
の人たちでその方々に納得されるような環境作りをしなければいけないという
ことがあるのでしょうが、そういった部分もあって酷暑は避けるような
スケジューリングをしていたような感想を抱きました。

 日本の高校野球がプレイヤーフレンドリーや観客に見やすい環境を作る
ということが難しいから、過去のスケジュールを踏襲した形になって、
水分補給を促すアナウンスメントをするぐらいで、ナイター開催のような
形にできないのかなと思っています。
 テニスプレイヤーが理想的な練習環境を求めるためにスペインにいるという
ことはここ三十年ぐらいよく聞きます。温暖な気候という環境面であったり、
元プレイヤーや現役のコーチがいてスパーリングパートナーに恵まれていたり
スペイン語の勢力が強いということもあり、スペインをツアーの拠点にしている
ツアープレイヤーが多いということがありますが、ここのところお笑いのライブ
を見に行って思うのは、そういった意味でお笑い芸人が住む場所というのは
どういう場所がいいのかなという疑問です。

 テニスプレイヤーがテニススクールがあり、そこにツアーレベルのコーチや
プレイヤーが集まるとレベルの高い練習ができるから、そこに集結すると
思うのですが、同じことは芸人にも言えるのではないでしょうか。

 やはり舞台が近いというところであったり、コンビで活動している人は
相方が近場に住んでいるから、すぐに練習や打ち合わせをする上で近場の
方がいいということもあるでしょう。また、まだ売れていないということ
になるとアルバイト先に近い場所を選ぶこともあるでしょうね。

 アパートをコンビでシェアしている人も多いようですが、ある時に
ハナイチゴの関谷友美さんがシェアハウスに住んでいるということを
読んで、私の居住環境を振り返りシェアハウスという選択は納得でき
ました。

 関谷さんが住んでいるシェアハウスはどれぐらいの規模の物件かわかり
ませんが私が現在住んでいる場所というのは元々、学生寮か企業の寮だった
ところを不動産会社が購入してリノベーションした場所のようで、その
元々の名残をいくらか感じます。

 部屋は正直言って、狭いのですが一人で住むには十分な広さ。
そして、会議室が二部屋あり、元々食堂だったところをキッチンに
改修して、食事するスペースが非常に広い。

 そして、中庭もありそこを有効活用できたりもします。

 そんなわけで、学生や会社員と思われる人が会議室や食堂の共用スペースで
雑談したり、何らかの打ち合わせをしている場面に遭遇することもありますし、中庭で楽器の練習をしている姿を見たりすることもあります。

 そんな場所に住んでいて思ったのはハナイチゴの関谷友美さんが職住近接
で打ち合わせをしたり、ネタの練習をするうえで私が住んでいるような
シェアハウスという場所に住んでいるとネタあわせをしたり、練習する
うえで場所に困らなくていいなと思いますね。

 特に漫才なら練習する場所にそれほど困ることがなくても、動きのある
コントをしたり、道具を用いて練習するとなるとスペースのある場所が
必要となってくる。

 事務所が打ち合わせや練習するための会議室や稽古場を有していて、
好きな時間に好きなだけ使えたらいいのでしょうが、他の芸人が練習していて
使える時間が限定されていたり、そもそも練習するスペース自体がなかったり
するといいネタを考えても練習できないとなるとブラッシュアップすることができない。

 関谷さんがどれぐらいの規模のシェアハウスに住んでいるかわかりませんが
そう考えるとテニスプレイヤーがスペインでテニススクールという場所と
スパーリングパートナーを求めるように、練習する場所を求めて部屋だけで
なくて付帯施設の充実しているシェアハウスに住むことが職住近接で練習
する場所に出かける時間を節約できるだけでなくて、打ち合わせしたり、
練習するという部分でかなり理想に近いのかと現在の住まいで時折、楽器を
練習していたり、プレゼンのための打ち合わせをして、シュミレーション
している人を見て思っています。
 テニス好きで大会に観戦に行く人の中で言われるあるあるネタの一つに
大会は金曜日が面白いというものがあります。名前の通りベストエイトと
いうその大会のベストな八人が戦う。そして四試合があるので、どれかは
いい試合を見ることができる。運がよければ全ての試合が面白い可能性が
ある。しかし、日曜日の決勝は白熱の名勝負になるかもしれないが、その一方
一試合で料金が高くて、その一試合が一方的な試合となると割高感がすごく
高く感じるというものです。

 まぁ、今回のセミファイナルで歴史を作ったケビン・アンダーソンですが
一日おいてのファイナルに体力は残っているのでしょうか。

 思い出すのは錦織圭がUSオープンで決勝に残った時のことですね。

 相手のマリン・チリッチは絶好調のまま最終日に残り、日本のエースは
疲れていて足が残っていなかった。

 片や絶好調で片や不調となると試合は見せ場がほとんどなくてワンサイド
で終わってしまいました。

 ケビン・アンダーソンの試合が長引いたためにもう一つの準決勝が
日没順延ということになり、男子のもう一方の決勝進出者は金曜の中途まで
のゲーム、土曜日の再開後ゲーム終了まで戦い、日曜日の決勝という
ハードスケジュールとなりました。

 男子シングルスの決勝進出者は六時間超えの試合をしたプレイヤーと
三日連続試合をする二人で行なわれるのでしょうが。どちらかが好調を
維持したままで、一方が疲労困憊だったら、チリッチが優勝して、錦織が
敗北した時のような大凡戦になる可能性も高いですね。

 世界のテニスシーンの現状のベストの二人がウィンブルドンの最終日
のセンターコートに現れるのでしょうが、大熱戦の可能性もありますが
ワンサイドゲームに終わる可能性も感じますね。

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