フィウミチーノ空港が火事でフライトのキャンセルが続出し、消化後も
フライトスケジュールはカオス状態になっていますね。
http://roma.repubblica.it/cronaca/2015/05/07/news/fiumicino_incendio_in_aeroporto_evacuato_terminal_3-113725004/?ref=HRER1-1

　イタリアのメディアを眺めていると、トップニュースがイギリスでの選挙。
二番目はこのローマの空港の話題ですね。まぁ、G8メンバーの国の首都の
空港が機能しない状態だと観光客もビジネスパーソンも大きな打撃を受けて
しまいます。

　最初にこの火事のニュースを読んだ時に思ったのはテロなのかなという
ものでしたが、政治的な背景などはなく、失火によるものだという報道です。

　と同時に私は名古屋人なので感じたのは、海上空港である名古屋や関西
空港で火事が起きた時に消火体制であったり、空港島への交通規制や
空港の機能はどうなるのかなというものでした。

　まぁ、とにかく空港や駅など公益性の高く、人がたくさん集まる場所は
テロの標的にもなりやすいですし、テロでなくても、火事などがあったら
影響が大きいなと思いましたね。

questa fine settimana c’e ’ la gara ad imola e dopo aver sentito
le bruttissime notizie del pilota romano e genovese
tanti appasionati del mondiale superbike in italia devono sentire
i giorni neri pero’ ora sentono la luce della fine settimana ad imola
cioe’ davide giugliano ritorna alla pista e dopo la bancarotta dello sponsor
americano niccolo canepa era in piedi pero’ lui ha firmato contratto
con la team grillini kawasaki e arriva ad imola con la motocicletta di kawa!

i fenomeni mi fa sentire il talento naturale con il grande agonismo
con l’appoggio e support della "famiglia della gara"
quando davide giugliano e niccolo canepa ebbero cominciato correre
alla categoria stock 600 alle piste in europa dove tanti staff ingerniere
manager e i piloti che corrono al campionato mondiale di superbike
e supersport
mi fa sentire "i protagonisti del futuro vicino"

sia davide giugliano che niccolo canepa
loro ebbero corso alla squadra di reggio emilia da davide bulega
cioe’ alla squadra team light speed io fui stato con lui al box
e ebbe potuto capire il loro talent naturale e condizioni fisici
psicologici e la determinazione

quando vedo la loro carriera della pista
mi fa credere di mancanza della fortuna percio’ devono fermarsi
al campionato italiano prima di arrivare al campionato mondiale
del superbike o/e MotoGP

penso che sia facile smettere la carriera pero’ loro non pensano mai
di andarsene dalle piste e ancora loro credono di girare piu’ competitivo

dopo la brutta caduta in australia il pilota di roma deve ricuperare
la sua condizione e non sempre pensa di la moto di borgo panigale
come funziona e come sviluppa con altre pilota della casa bolognese

il pilota genovese sicuramente non poteva credere di futuro vicino
dopo aver sentito la bancarotta del sponsor e mancanza della motocicletta
americana alla pista pero’ il grande niccolo e il suo manager subito
pensa di parlare con la squadra a cui interessa preparare il contratto
da tenere italiano che vuole correre ad imola

ci saranno davide giugliano e niccolo canepa alla pista di imola
sara’ otttima notizia per i tutti appasionati in italia per la fine settimana
della gara in emilia romagna

allora vediamo i capolavori alla pista di imola
davide giugliano sulla moto di ducati significa federico fellini con la
musica di nino rota e possiamo vedere "la dolce vita"

niccolo canepa con la motocicletta della kawa
vuole dire il grande akira kurosawa con la telecamera ni kazuo miyagawa
e lui puo’ "vivere" alla pista?

loro manovra mi fa dire "la bellissima" e loro sono "l’innocente"per il
trionfo e io aspetto "l’intervista"su italia 1

vediamo e aspettiamo la gara di imola dove mi fa immaginare
la bellissima pista del mondo!!

　野球好きやメディアや球団関係者の中で議論が沸騰したカープ対ジャイアン
ツのインフィールドフライでのエラーによる生還でのサヨナラゲーム。
私もBSでの放送を見ていましたが、原監督の抗議も実らず得点が認められて
、ゲームセットとなってから色々なことを考えていました。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/1471722.html

　まぁ、原監督でなくて、もし、抗議する立場が星野、広岡、森、大久保
といった監督だったら、どういうことになっていたのだろうか考えてしま
いました。

　また、裁判官に関しては国民審査というものがありますが、野球の
審判に関しても、ひどい誤審とか、審判団の意思統一の不透明さに
関する異議申立てというものがあってもいいのではないかとも思いましたね。

　サンデーモーニングで張本氏が怒りを表すだけで終わらずに、色々な
議論が起きるきっかけになるのかなという気がしています。まぁ、ジャイアンツ
ファンにはお気の毒としかいいようがないプレイと結果になってしまいましたが。
　

　花粉症の症状が和らぎ、テニスをやるにしても見るにしてもいい時期だな
と思える季節になり、毎年出かけているのが岐阜のカンガルーカップ。
毎年、何か発見だったり、驚きだったり、喜びを感じる大会ですが、今年は
予想は裏切られ、期待は十分以上に応える姿を見ています。

　QFを終えて、SFに進出したメンバーが確定しました。そこには日本人が
二人。今年の出場メンバーから見て、実力的に土曜日、日曜日に残る可能性が
高い日本人というのはクルム伊達公子、江口実沙、穂積絵莉だと思っていたの
ですが、土曜日に戦うのはアンダー20の二人。17歳の大阪なおみと19歳の
日比万葉でした。
http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=109820

　まぁ、先に述べたように予想は裏切られたが、この二人はテニスファンから
寄せられる期待には十分以上に応えていますね。日比万葉は一回戦で何と
クルム伊達公子を破るアップセット。二回戦も穂積絵莉に勝ち、QFは
第四シードのDuan相手を下してのSF進出。この日比万葉のテニスを見ていて
シングルバックハンドで緩いボールを有効に使い、テニス頭と脚力を
感じた戦いぶりでした。

　個人的には奈良くるみ、土居美咲に続くのは尾崎里紗、江口実沙、澤柳
璃子、加藤未唯かと思っていたのですが、彼女たちより更に若い世代の
二人の快進撃。リアルなモノは美しいファンタジィと醜いリアリティが
溢れているのですが、岐阜に美しいファンタジィと実力の世界の中で
敗れて悔しい思いや情けなさを感じているプレイヤーの醜いリアリティが
美しいハードコートに表現されています。

　さて、どんなSFになるのか。そして、どんなファイナルとなるのか
楽しみです。

　MotoGPに帰ってくるミシュランタイヤ。そのミシュランのワンメイクに
色々な思いや想像を持つ人がいるのでしょうが、フランスのメーカーは近い
将来の大きなプロジェクトに向けてイタリアで動いています。

　イタリア選手権は全5大会10レース。その中の一番注目されているのは
スーパーバイククラスなのですが、ここはタイヤウォーがあります。

　日曜日開催の第二レースのスーパーバイククラス。ウィナーはミケーレ・ピッロのドゥカティ。二位はアレッシオ・コラーディのBMW。三位は昨年の
イタリア選手権チャンピオンのドゥカティを駆るイバン・ゴイでした。

　このトップ3の顔ぶれはイタリア選手権の中で業界内評価が高いライダー
ばかりで納得できる結果だったのですが、1－3フィニッシュだったドゥカティ
陣営が使用しているタイヤがミシュランでした。

　ミケーレ・ピッロはドゥカティのテスターとしてスーパーバイクや
MotoGPのマシンを走らせているキャリアの持ち主でブリヂストンや
ピレリのキャラクターを理解していて、ミシュランのエンジニアが
比較対照したい上で持ってこいのライダー。

　イバン・ゴイはチームがミシュランと強い関係性を有していて、
ただレースでタイヤを使うというのではなく、テストにも協力し、開発に
力を入れて、強力なタイヤを作ってもらい、それを独占的に使えたり、
ライダーの好みに沿ったタイヤを用意してもらってタイトルを奪い、今季は
そのタイトルの防衛をしようとしている。

　ある意味、ミシュランの力の入れ方が明快にくっきり見えるのが
今回のミザノだったと思いますね。そして、ミシュランの開発はかなり
上手く行っていて、何事も無ければピッロとゴイの二人がレースを支配
する。そこにコラーディやジャンルカ・ヴィッツィエッロが爆発的な
速さといいタイヤが用意すれば、ドゥカティコンビに割って入ることが
できるということがよく理解できたレースだったと思いますね。


　

今週はF1のバーレーン、日本のスーパーフォーミュラとスーパーバイクの併催
の2&4が鈴鹿で行われ、バイクの世界耐久選手権のルマン、スーパーバイク世界
選手権のオランダ、ブリティッシュスーパーバイクのブランズハッチがあり、
見たいものがたくさんあります。レースがあれば、様々な議論が巻き起こる
のですが、スーパーバイク世界選手権のオランダでのスーパースポートクラス
の優勝争いが世界中のレースファンの議論の的になっていますね。

　まぁ、何が何でも勝ちたい。ライバルに負けたくない。そんな思いを持っ
ている連中が世界格式のレースで戦うことができます。そんな中でギリギリ
のつばぜり合いなのかライバルを叩き落とす悪質な攻撃なのかは常に議論に
なります。

　オランダでのスーパースポートの最終ラップの最終コーナーでの
ケナン・ソフオーグルとジュール・クルーゼルとの争いというのは現在
進行形での議論が沸き起こっています。

　この今回の議論になっているシーンを見て思い出したのは、1991年の
ミザノアドレアティコでのルカ・カダローラとヘルムート・ブラドルの
バトルですね。昔からのレースファンはすぐに思い出せる例のフィニッシュ
です。
https://www.youtube.com/watch?v=FmoPI1B86SA

　イタリア人はカダローラの勇敢なアタックだと評価して、ドイツ人は
あれは反則でやるべきではないという判断をしている衝撃的なフィニッシュ
ですが、レースディレクションはあれはカダローラのアタックを反則だとは
見なさずにカダローラの優勝、ブラドルの二位が映像やタイム計測通り
確定しました。

　話をオランダのアッセンに戻すと、今回のソフオーグルの走りに関して
少なくとも今のところレースディレクションは反則だと見なさずに順位は
確定しています。クルーゼルサイドは異議申し立てをするかもしれませんが
日曜日のオランダ時間のレース終了30分後の段階では結果が確定しています。

　どんな際どいレースであっても、議論を呼び起こすレースであっても
レースディレクションがフィニッシュライン到達通りの順位で確定とする
ということであれば、これはソフオーグルのライディングは正しいもの
だということだと私は思っています。

　ケナン・ソフオーグルのレーシングキャリアの中で私は悲しくて辛い
シーンを見たことがあります。

　当時、ストック1000選手権でヤマハチームジャーマニーで参戦していた
ドイツ在住のトルコ人の彼がタイトルにリーチをかけて乗り込んだフランスでの
最終戦。予選を上手く乗りこなし、レースもほとんどを支配していました。

　チームメイト同士の優勝争いにしてタイトル争い。先着した方がフランス
ラウンドに勝利して、そして、タイトルを獲得するというレース。彼は
そのレースのほとんどを支配していました。

　そして、最終ラップ。チームメイトの攻撃からも逃げ切れるリードを保ち、
最終コーナーを抜けてフィニッシュするだけでした。

　その彼がマニクールの最終コーナーでまっすぐ行ってしまい、コースに
戻った時にはチームメイトはチェッカーを受けて優勝。そして、彼は
そのレースとタイトルを失いました。

　同じ間違いは二度としない。勝てるレースを二位で終わることを甘受しない。
常に全力を尽くす。諦めが肝心なんてことはありえなくて、諦めが悪いことが
美しいことだと信じている彼が勝つためにギリギリのライディングをしたという
のが私の理解であり、クルーゼルはチャンピオンや王者が持つ闘争心や粘り、
苦い体験や辛い思い出から派生したしぶとさがなかったから、ほんの僅か
かもしれないが、隙を与えてしまったのかなと思っています。

　アンドレア・イアンノーネが今季走らせているドゥカティのバイクに関して説明
しています。
http://www.gpone.com/2015041016504/Iannone-guido-la-Ducati-come-voglio.html

　この記事を読んで思い出したのはクリスティアーノ・ミッリョラーティとの会話ですね。
以前、彼がスーパースポート世界選手権で走っていた時にパドックで長話をする機会
があった時に彼にとってのいいバイクというのは何だろうかという話題になりました。

　彼の答えは簡潔で明瞭なものであり、ライダーにとって乗りやすいバイクというのは
いいタイムが出しやすいし、そのバイクのいい部分を表現しやすいし、乗っていて
疲れないし、結果いい成績になるというものでした。

　まぁ、競馬の世界では暴れ馬を乗りこなすのは大変だったり、気難しい馬をなだめる
のは技術やケアが必要だったりということをジョッキーが話すことがありますね。

　バイクの世界でもライダーにとってパワーはあるがコントロールが難しいとか
高い技術やコースによっての得意不得意があって、それを入念に考えてセットアップ
しなければいけないということはあるのでしょうが、乗りやすいとかどんなコースで
あってもセットアップしやすいというのはライダーにとって実力を発揮しやすいバイク
だと思います。

　アンドレア・イアンノーネがこれほど公にこのバイクは思ったようにライディングが
できると表明するというのは彼にとって非常に乗りやすいバイクであり、故にタイム
も出て、高いレベルでの競争ができるということなのでしょう。

　私と彼とはイタリア選手権をやっていた頃からの長い付き合いがあり、彼に早く
高いレベルで戦って欲しい、彼にとっていいマシンで乗れる環境を得て欲しいと
願っていました。彼が乗りやすいマシンを手にしてどんな走りを見せて、どんな
成績を上げるのかこの週末が楽しみです。

　スーパーバイク世界選手権のヨーロッパラウンドというとスーパーバイクと
スーパースポートだけでなくて、ストック600選手権とストック1000選手権も併催
されて、レースウィークに世界レベルのバトルとこれから世界を目指すという連中の
戦いを見ることができます。もちろん、そこには色々な意味で野望や欲望が溢れています。

　今年のスーパーバイク世界選手権に参戦しているのはカワサキ、ホンダ、スズキ、
アプリリア、ドゥカティ、BMW、Buellとなります。どこのメーカーも利幅が大きくて
メーカーのイメージが高いフラグシップモデルの戦いで勝利することを考えていますし、
その開発を進めています。

　この戦いにかつて存在して、現在は参戦していないのがヤマハ。そのヤマハは
実にカッコイイことで全世界のバイカーが注目しているリッターバイクを発表して
世界中のバイクファンの関心を集めています。

　ヤマハは以前、当然のことながらR1でスーパーバイク世界選手権に参戦して
いました。様々な事情があり、撤退したのですが、R1は発表された。そして、スーパーバイク世界選手権のヨーロッパラウンドでのレースで併催されるストック1000選手権に
多くのチームとライダーが参戦します。そして、国内選手権ではスーパーバイク
クラスで戦います。
http://www.gpone.com/2015040716440/Yamaha-torna-in-pista-con-il-tutto-esaurito.html

　これは来季へのテストを兼ねた参戦であり、ストック1000選手権での戦いという
のはある意味、若手ライダーのオーディションを兼ねているものと推測できますね。

　私もスーパーバイク世界選手権のヨーロッパラウンドのレースに何度も足を
運びましたが、そこでバイクメーカーだけでなくて、部品メーカーも技術畑の人
とマネージングサイドの方々もいらして、目の前のことを議論するだけでなくて
近い未来の関しても討論したり、交渉する。ストック1000という触れる範囲が
少ないクラスで速かったり強かったりするというのはバイクの基本性能が素晴らしい
ことであるし、同時にそこでいいタイムを出したり、際立つ走りを見せるライダーは
ステップアップさせたいと思う人も出てきます。

　スーパーバイク世界選手権とスーパースポート世界選手権も気になりますが、
ヤマハの傑作バイクが併催レースでどんな速さ、強さを見せることになるのか。
スーパーバイク世界選手権関係者が集い、ライバルメーカーの目が光るなかで
行われるストック1000選手権でどんなレースを若くて元気のある連中が見せるのか
テストであり、オーディションであり、実験であり、他社との比較対象が行われる
場所でどんなタイムや順位となるのか、ヤマハのファンだけでなくて、世界中の
バイカーやレースファンが気になる今季の戦いが始まります。

　すでに世界中のレースファンが衝撃を持って受け止めて、スペイン人の多くが悲しんだ
ニュースについて思ったのは、心技体が揃わないと戦えないし、長続きしないという
ものでした。
http://www.gpone.com/en/2015032916397/CLAMOROSO-Dani-Pedrosa-dice-basta.html

パドックでダニ・ペドロサとすれ違ったり、会った人はよく理解できると思いますし、
実際に会わなくても、テレビやネット上の映像でバレンティーノ・ロッシや
カル・クラッチローなどと並んでいる姿を見た人は強く感じるのでしょうが、
彼の身長は低い。

　その彼が125ccで活躍し、250ccクラスではホンダのマシンを走らせてタイトルを奪い
ました。その時に同じホンダのライダーでタイトルを争っていたのがロベルト・ロルフォ
だったのですが、彼がシーズン前にテスト走行でホンダのマシンにまたがった瞬間に
このバイクは小さいと感じたそうです。

　また、MotoGPクラスへステップアップして、ある年はアンドレア・ドヴィツィオーゾが
チームメイトだった時がありましたが、その時にイタリア人ライダーもマシンの小ささを
感じたそうです。

　ある意味、ダニ・ペドロサの身体的特徴や条件にアジャストしたオートバイをメーカーが
用意して戦ってきましたが、そこで勝てなくなってきた。さらにマルク・マルケスが
ステップアップして同じチームに加入しました。

　初年度というのは色々な意味で学習したり、理解することが多くて大変なのですが
MotoGPクラスで初参戦のマルク・マルケスはダニ・ペドロサを凌駕してしまった。

　ダニ・ペドロサに限らず200馬力を超えるバイクを走らせて世界の列強と戦うという
のは大変なんですが、彼の場合は体が悲鳴を上げ始めた。

　当然、毎年、オフシーズンに腕に関するケアも手術も行い、次のシーズンに備えて
してきました。

　騎手がじゃじゃ馬や気むずかしいサラブレッドを体力があり、脳の命令を体がストップをかけずに動いて走ることが名ジョッキーの条件なのでしょうが、200馬力を超えるマシンを思うようにコーナリングするために脳が命令したことを両腕が腕上がりを起こすことで思ったように走れないということになると高いレベルで走る上での限界を
感じてきました。そこを何とか精神力や技術や戦術で補ってきたのが、とりわけ最近
三年の彼の走りだったことでしょう。

　ただ、そのある程度修正ができるかできないかのギリギリのラインの走りの
中でそのラインを超えてしまってミスをすると本人にとっても危険ですし、これは
他のライダーを巻き込み惨事に繋がりかねません。

　まぁ、小さい体で今までよくやって来たと思うのですが、彼の腕の症状が収まらず
マシン的にライダーの腕の状態をサポートするようなテクノロジーが装着されないと
なるとこういうことになってしまいますね。

　ミック・ドゥーハンがひどいクラッシュで足が悪くなった時に彼のマシンだけは
他のホンダのマシンと違って、彼の足の問題をカバーするためにリアブレーキを
左手の親指で操作するようになりましたが、少なくとも現地時点ではダニ・ペドロサ
の腕の問題をカバーするテクノロジーは装着する方向に進む以前に彼は引退を
決めました。

　まぁ、心技体が揃わないとどんな偉大な王者でもキャリアを止めなければいけない
ですね。私はこの決断を惜しいとは思いません。パドックパスにはmotor sports is
dangerousという一文が掲載されていますが、彼が心技体揃っていない状態で
走ると危険だったり悲惨なことを目にすることになったかもしれません。
レースの世界の住人にとって、彼を支えたり、競り合う立場にとってしなければ
いけない決断をして危険を回避した立派な判断だったと思います。

　ただ、彼を使ってお金儲けをしようとしたり、年間の活動を実行に移していたり、
物事を進めていた人にとっては何でこの時期なんだと思ったかもしれませんし、
モータースポーツに対するスポンサードやサポートを考えていた人はこういうことが
起きる可能性があると他の競技なりイベントへ有効なお金やリソースの使い方を
したほうがいいなと思うのかもしれませんが。

　F1というものがイタリアでは90%がフェッラーリであり、残りの10%がイタリア人
ドライバーを意味する。しかしながら、今のF1のサーキットにはイタリア人ドライバーが
不在である。

　つまり、F1が近年のイタリアでは100%フェッラーリを意味することになる。

　バイクのレースを見てみると、あの国の90%がバレンティーノ・ロッシのことを
考えている。

　そして、バイク乗りというのはドゥカティのことを熱烈に考えていて、乗りたい
いう欲望と同時にイタリア製バイクの美しさと素晴らしさを感じている。

　そんな国で自宅だったり、スポーツバーでイタリア人が過ごしていて、素晴らしき
日曜日となりました。

　暗黒のシーズンを送り、今年もメルセデスの一年になるかと思っていたら
何とセパンで優勝したのはセバスチャン・ベッテルがドライブしたフェッラーリ
でありました。

　チェッカードフラッグを受けて、担当エンジニアとイタリア語で喜びを爆発
させていた音声を聞いてある種のエクスタシーを感じていたイタリア人は多かった
ことでしょう。

　バイクのMotoGPの世界ではヤマハを駆ったバレンティーノ・ロッシが鮮やかな
勝利を奪い、二位にアンドレア・ドヴィツィオーゾ、三位にアンドレア・イアンノーネの
ドゥカティコンビが入り、イタリア人三人の表彰台となりました。

　イタリアのモータースポーツファンが意外な成績で大喜びの日曜日となりましたね。
わたし的にも楽しく嬉しい日曜日でした。ドラゴンズファンにとって、辛く重い一日が
かなり晴れやかな日で終わって精神衛生上良かったですね。

formula 1 in italia significa 90% ferrari e ultimi 10 % e’ il pilota italiano
pero’ gli ulitmi anni manca il pilota italiano sulla pista cioe’ nella repubblica
formula1 vuole dire ferrari e poi al mondo di motomondiale valentino rossi
siginifica fenomeno ai tracciati del motociclismo e poi grandi appasionati
credono di casa di borgo panigale e cosa successo a sepang e come andava
la gara di motomondiale in qatar? la pagina principale sul giornale sportivo
rossa e rossi in italia!!

sulla pista ci sono capolavori italiani
sicuramente c’e’ "la strada" e domenica con la gara "il giorno speciale"
gran duello mi fa dire "la bellissima" e i piloti sono "l’innocente" per la vittoria
e dopo la gara c’e’ "l’intervista"

questa fine settimana al mondo di formula1 c’e’ la gara in malesia
e al tracciato di MotoGP c’e’ il gp qatar e poi campionato inglese
comincia nel regno unito

sicuramente possiamo vedere tanti capolavori italiani
e domenica pomeriggio tanto da credere e sentire
vediamo maclaren con la honda significa federico fellini con la musica di
nino rota e ci sara’ "la dolce vita"?
valentino rossi con la nuova yamaha vuole dire akira kurosawa con la telecamera
di kazuo miyagawa?

vediamo il nuovo capolavoro alla pista dove ci sono tutte bellissime fantasie
e tutti brutissimi realismi a domenica!!

　いよいよ日本のプロ野球が開幕しますが、ドラゴンズファンは開幕戦を
阪神タイガース主催ゲームのカードで迎えます。その開幕戦は地上波とBS
での放送がなくて、CSでの視聴環境がない人には見られないことになってしまいました。

　では、タイガースの保護地域での関西地方での放送はどうなっているかというと
これが読売テレビが放映権を有しているようで、全国放送のジャイアンツ戦との
二元中継となっています。

　この事実を知った時に思ったのは、なぜ中京テレビががっついて読売テレビのような
二元中継をしなかったのだろうかという素直な疑問ですね。

　以前、ドラゴンズが東京ドームでのジャイアンツ戦が優勝決定という状況になった時に
中京テレビがこの試合を放送しないということでかなりの苦情が出ました。

　まぁ、中京テレビが放送しなかった理由は内部的なことがあるのでしょうが、中部地方
のドラゴンズファンが不満を抱いたのは事実。

　そんなわけで読売の色合いの強い日本テレビの制作される番組をネットしますが、
中部地方で自社製作をしている時にドラゴンズを応援しているというスタンスを取って
いる中京テレビがドラゴンズファンに受け入れられていないのは仕方ないのかな
という気がしますし、同時にコアなファンは地上波ではなくて、払ってでも見るという
方向に流れるのかなと思う開幕戦ウィークのドラゴンズファンの私です。

　今の女子テニスの世界で私が気になっているプレイヤーが何人かいます。
その中の一人がオンス・ヤブールです。今週のインディアンウェルズでの大会で
何か彼女が持っている才能や技術や戦術を出してトッププレイヤーに向かっていく
ところを見て、何か覚醒したのかなという気がしてきました。
https://www.youtube.com/watch?v=8JxYYDBUlAM

　日本のテニスファンにとっては2013年に岐阜、福岡、久留米の5万ドル大会三大会
に出場して、岐阜ではケーシー・デラックアを破って強いインパクトを残し、福岡と久留米
では二週連続優勝。ジュニアでグランドスラムイベントウィナーは近い将来にプロで
トップ100に入る可能性が50%あるということがリアルに響いたのではないでしょうか。

　私は岐阜の時に彼女の練習を注目して見ていたのですが、強いフォアハンドがある。
小技もうまい。そして、試合を見ていて、劣勢になった時にスタイルを変えて、局面を
打開していく戦術頭がある。そして、練習後に話をする機会があったのですが、
英語の時でなくて、フランス語で会話をするとよりオープンになって質問に答えてくれた
のが印象的でした。

　日本の五万ドル三大会を見て、トップ200は間近だなと思ったのですが、そこから
先の戦いで思いのほかランクアップのスピードが遅かったかなと思いました。
まぁ、これは同じ時期にジュニアからプロに上がってきて、同じ時期に同じ大会で
戦っていたアンソフィー・メスタッシュの方が早くランクを上げたから余計にそれを
感じたのですが、いよいよ、オンス・ヤブールもジャンプアップの時を迎えたのかな
と思いますね。

　チュニジアという国からなかなか世界のテニスシーンに出てくるのは大変だったり、
ジュニアでは良かったがプロで壁にぶつかったりということもあったのでしょうが、
彼女の進化と成長と勝負度胸を感じられる試合を見て、いよいよ覚醒かなと
思った私でした。

　TBSの朝の情報番組が改編期で模様替えをするということで、MCに真矢ミキが
担当することになりました。
http://www.tbs.co.jp/hot-jyouhou/201503091917.html

　これというのは、果たしてどんなことを生み出すのか気になりますね。
帯番組を担当すると、なかなか長期ロケを伴うテレビドラマとか一ヶ月単位の
舞台などは出演しにくい。となると真矢ミキのファンで彼女の今までの作品を
見ていて、今までの芸風を好んでいる人は彼女の演技が見られなくなってしまう
可能性が高い。

　パフォーマーというのは、はまり役というものを大事にしたり、キャスティングする側
のテレビ局や映画会社から高く評価される演技を見て、この役を与えたいという心理が
働くのでしょうが、パフォーマーサイドはいつも同じことばかりやらずに、新しいことを
していてみたいとか、違った役割を演じてみたいということもあると思います。

　今回の話を持っていったTBSは現在の朝の番組で他の局との競争に負けているとか
マンネリになっているという理由があって真矢ミキという選択をしたのでしょう。
そして、真矢ミキにとっても舞台や映画では演じるということをしてきましたが、
情報番組で話を回していくという役割の経験は薄いはず。やっていなかったことを
やってみるということになります。

　4月以降のTBSの朝はどんなことになるのか。今までにないことをやろうとしているこ
とは明らかですが、どんなことになるのか楽しみです。

　少々、古い話ですがASKAが覚せい剤の容疑で逮捕されて、彼の作品に
係る人が対応に追われて、出荷停止、販売中止、回収という判断を下して
彼の作品が買えなくなるということになりました。
http://www.rbbtoday.com/article/2014/05/19/119933.html

　その時点での彼の身柄は拘束されていましたが、裁判は始まっていない。
したがって、判決も下されていない。

　それを考えると、私はレコード会社や事務所の判断というのは私は正しくないの
ではないかと思いましたね。

　もし、仮に彼が無罪を主張して、それが通り、無罪判決となった場合は、彼の
所属している事務所は儲けそこねるし、ファンは楽曲が買えない時期が存在する
ことになる。果たして、それはいいことなのでしょうか。

　その点、先日、私はTSUTAYAに行ったのですが、そこのアダルトDVDのコーナー
では小向美奈子のDVDが並んでいました。彼女が出演する作品が回収されること
なく、作品が置かれていましたし、貸し出し中にもなっていました。

　アダルトビデオ業界が彼女の作品の流通を止めたり、TSUTAYAがレンタルを
自粛することがないというのは、あくまで容疑者段階であり、刑が確定していない
ということでファンに作品を届けるということには問題がないという考えであった
としたら、それは私はひとつの見識だと思いますね。

　女子プロレスの喧嘩マッチでボコボコにされた女子レスラーの写真が
表紙になっていて、賛否両論が巻き起こっています。
http://weeklyprowrestling.com/2015/02/1549/

　私としては、私生活で仲が悪いレスラー同士が戦うことで生まれる熱の
高さはあるべきだし、そういったマッチメイクをブッカーやマネージャーや社長が
求めたり、考えるのもありだと思います。

　そう考えるとああいった試合が存在して、そして、一方的に潰されることも
あると思う。

　そこでメディアがどういう写真を使って、どのように報じるのかを考えるという
ことが派生するのでしょうが、私は臭いものに蓋ということではなくて、残酷な
写真を読者なり視聴者に届けることには意味があると思っています。

　私は９８年にイタリアのリミニというところに住んでいました。

　海を隔てて隣国は旧ユーゴスラビアです。

　クロアチアやセルビアに関する話題が日常的に手に入る環境となりました。

　その時に残酷な話も映像や写真と共に見ることもありました。それが何を
生み出したのか。

　少し前にイスラエルとパレスチナが激しく交戦していました。
パレスチナサイドがGAZAテレビの情報発信などでかなり国際世論に訴えて
いましたが、その時に実にむごたらしい映像や写真もありました。

　プロレスというのはかなり幅の広いジャンルなので、華麗だったり、美しかったり
するプロレス的な動きや余白のあるプロレスもありますが、同時にプロレスの本来
有している格闘性や喧嘩というジャンルが内包する汚く、酷くて、重いものも
あるわけで、そこが今回の喧嘩マッチではレスラーとマッチメーカーと団体の社長
がストップをかけるタイミングを間違えたり、リスタートを許したりして生まれた
ことだったと思います。

　そこで起きてしまった大きな怪我というか重症を負った姿を見ることで考えたり
想像することはあると思いますね。

　クロアチア人とセルビア人が紛争を起こしているという文章だけでは平和に暮らし
ている人はリアルに感じることができないことを重いリアリティのあるイタリア在住の
イタリア人も私を含めたイタリアにおける外国人も映像で感じることができました。
そして、統一ドイツがドイツに近い国を求めて、クロアチアをいち早く承認したことの
裏側がよく理解できました。

　イスラエルとパレスチナでの２０００年代前半までの状況では圧倒的にイスラエル
サイドが被害を受けた映像ばかりが流れた中でパレスチナサイドは情報発信で
遅れていて、パレスチナサイドでの悲惨な状況を見ることができなかったのですが、
昨年などは残酷で見るのが辛くなるような映像を見ることで肌身に感じることが
できました。同時に世界中の人々が想像を超えるようなイスラエルサイドの市民に
対する攻撃を理解するようになりました。それがヨーロッパ内における反イスラエルの
動きにつながりました。

　今回の女子プロレスラーの変わってしまった顔のアップが表紙になったことで
考えたり理解できることがあると思います。

　この団体の社長のロッシー小川氏はかつて、全日本女子プロレスで仲の悪い
レスラー同士を戦わせることで生まれた会場の熱などを知っています。

　当時の全日本女子プロレスはプロレスの範囲内ながら、激しい戦いがあり、
それがプロレス内の攻防でありながら、ハードヒットが生まれて、プロレスに内包する
格闘技性や喧嘩性を表に出すことで発生する熱狂がありました。

　ところが、今回はプロレスの範囲を逸脱した戦いになり、当事者には実力差があった。
実力差が少なかったり、防戦に回った側が技術や戦術があれば、あそこまで一方的に
ならなかった。そして、レフリーがストップしたが、そこから、マッチメーカーや団体の
社長もリスタートを許諾した。そして、さらにストップをかけることがなく、ようやく
タオル投入ということになったが、その判断はあまりにも遅すぎた。

　そういったことで起きてしまったことを考えるには、あの表紙はありだと思います。
もちろん、反対したり、嫌悪感を感じる人の思いや感想もよく理解できます。
　

　期待していたライダーが転倒して、戻ってくるまで時間がかかる。
チームはメーカー直系でマシンはワークス。高いレベルのマシンで、契約に
色々とクリアすべき課題がある。果たして、次のタイの代役は誰になるのでしょうか。

　ダビデ・ジュリアーノのクラッシュによるダメージはかなりあり、二ヶ月はかかってしまう
とのこと。ドゥカティにはテストライダーとしてミケーレ・ピッロがいます。彼が第一の候補
と考えるのは妥当でしょう。

　しかし、もし彼が様々な事情で走れないということになると、一台体制での参戦という
ことになるのでしょうか。

　一台で一人のライダーのみで走るということはメーカーやチームについている
スポンサーは納得できないことでしょうし、メーカーサイドとしても、二台走ることで
様々なデータ取りができるわけだし、一人のライダーが不調でも、もう一人が好調
であるという可能性もあるわけだし、できることなら二台体制で走らせたいことでしょう。

　今季、スーパーバイク世界選手権で走っていないライダーで体が空いている
リッターバイクの経験があるライダーというと思い浮かべるのはジャンルカ・ナンネッリ、
ロレンツォ・ランツィ、ルーカ・スカッサ、ジャンルカ・ヴィッツィエッロ、イバン・ゴイ（ドゥカティ
でイタリア選手権チャンピオン）といった名前が出てきますが果たして誰が二台目の
ドゥカティを走らせるのか気になります。

　

　チェルシーのサポーターの人種差別発言が問題になっていますが、そこで思い出し
たのは甲子園球場でのヤジのことでした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00000016-ism-socc

　私の知る限り、カープ時代の金本知憲が甲子園球場の試合で活躍していた時に
彼の民族籍をネタにしたとんでもない汚いヤジを飛ばされていたようです。

　その話を聞いて、主催球団のタイガースサイドが当該の客を出入り禁止にしたのか
どうかわかりません。

　私は常々、フーリガンとファンの境界線を設定するべきだと思うのですが、
人種差別のヤジを飛ばす人は私はフーリガンと呼ぶべきだと思いますね。

　そして、そのヤジを飛ばした人を注意しない人はタイガースファンではないと思います。

　本当のタイガースファンは自分の応援をして、他のチームの日本人以外のプレイヤー
が活躍しても民族差別に根ざしたヤジを飛ばすことはない人だと思います。

　私は名古屋人で生まれてからずっとドラゴンズファンですが、他のチームの外国人
プレイヤーが活躍した時には、ドラゴンズのプレイヤーがなぜ、相手にいいプレイを
させてしまうのかを考えてゲキを飛ばすことはありますね。対戦型のスポーツで
贔屓のチームを応援するというのはそういうことだと思います。

　サッカーというのは素晴らしいスポーツで国際平和や親善に有効な競技であることも
事実ですが、時に紛争や破壊をもたらすことも事実です。フェイエノールトサポーターが
ローマで暴れて、現地で問題になっています。
http://roma.repubblica.it/cronaca/2015/02/19/news/europa_league_risse_e_scontri_a_campo_de_fiori_arrestati_21_tifosi_del_feyenoord-10　7673677/

私がプラハにいた時に現地にいた日本人観光客と一緒に街の中心街のヤン・フス像の
辺りを歩いていた時にチャンピオンズリーグのフェイエノールト対スパルタ・プラハとの
試合に観戦に来ていたオランダ人が私たち日本人を見て一斉に私たちの方に向かって
『ONO ! ONO !』とチャントを始めました。

　まぁ、小野があのチームで戦っていた時期なので、彼らが日本人を見て、そんな
アクションを起こすのは理解しやすいことですし、プラハの真ん中で平和的な楽しい
空気感が流れましたね。

　しかしながら、今回のローマではエネルギーやパワーが変な方向に向かってしまい
歴史的な建造物が多いローマで破壊とか粉砕ということに集団心理が働いて現地の
警察も手を焼きながら身柄を拘束することになりました。

　プラハでは穏やかだったがなぜローマではこんなことになったのか詳しくはわかり
ませんが残念だし、理由を知りたいなという思いを抱いています。