テレビ朝日制作の全国放送の番組に出演していた里崎智也氏が
今シーズンのペナントレース優勝をセントラルは中日ドラゴンズだと
話していました。

 私にはプロ野球解説者の予想とか解説というのは背景とか局とか
サービスエリアを考えて見聞きする癖がついています。

 中日ドラゴンズの抑えのエースでその後ロッテオリオンズに移籍して
その後解説者生活を過ごしあ後に横浜ベイスターズの監督になった
牛島和彦さんの解説を名古屋のCBCで聞いているときは中日ドラゴンズのOBだな
と思いますが、TBSやBSTBSでのベイスターズのホームゲームでの解説は
これは元ベイスターズ監督という色が強くにじんでいます。

 まぁ、これは局から求められた役割を全うしているのだなと思いますね。

 そんなことを理解している私ですが、テレビ朝日制作の全国放送で
里崎智也氏が中日ドラゴンズの優勝を予想した。

 先発投手陣と昨年の後半の戦い方というものを根拠にしているのでしょうが
果たしてどうなることでしょうか。大人気の馬で有力な騎手が騎乗した馬が
G1で優勝した時にその馬が勝つと予想したスポーツ紙や競馬専門紙の
記者の印象は薄いですが、中穴や大穴を予想して的中させた記者の名前は
馬券親父たちは羨望のまなざしだったり、感謝の気持ちを持ちながら覚えて
いるものです。
 ウェブ版の日刊ゲンダイを読んでいたら、本橋信宏氏が野田義治氏の
ライフヒストリーと彼の関わってきたタレントさんのエピソードを
掲載していました。年代的にイエローキャブのタレントさんがテレビやグラビア
で活躍していた頃というのは私が彼女たちを目にする時期と重なっていたので
昔を思い出しながら読んでいました。

 イエローキャブの中心的なタレントであったかとうれいこさんに関して
触れていたのはなかなか興味深かったですね。

 ある程度売れてくると露出度の高いことを嫌がる。かとうれいこさんも
同じだったようですが、嫌がった仕事で売り上げがあり、人気が高まった。
そこで本来はやりたかった歌の仕事をやり始めたが、彼女のファンは
彼女の巨乳を求めていたが発表したCDに金を使う人は少なかった。

 「こんなことやりたくない」と思っていやいややっていた仕事という
のがファンを獲得して、多くの利益を生み、彼女がタレントとして知名度を
上げて収入を得た一方でやりたかった歌というのは持っている歌手と
しての能力の低さであったり、ファンのニーズとの乖離などがあって、
赤字になっていた。

 まぁ、高い売上を上げたから、ご褒美にタレント本人がやりたいことを
やらせてあげたということかもしれませんが、本人がやりたいことが
セールスに結びつかなくて困った関係者も多かったのかもしれませんし、
あの時代の彼女の人気と売上から税金をたくさん払うならタレントさんへの
福利厚生的な一面でやりたいことをやらせてあげようということだったのかも
知れません。

 今の世の中でもタレントになりたいと思っている人もいるでしょうし、
スカウトされたら業界入りするという人もいるのでしょうが、マネージメント
サイドが「この子にはこういう仕事が合うと思う。」と考えて提案した
ことが好きではないが何事も経験だからということでやってみて当たるのかも
しれませんし、外から見た印象と中で見た理解が異なって、作品は当たらなく
ても業界内の風習や商習慣を理解できることにもなるのかもしれません。

 岡本信人さんや石黒賢さんに悪役をやらせたら、素晴らしい演技で
善人もうまいが悪人も素晴らしいという評価になったことがありましたが
たくさんグラビアアイドルがいるなかで意外な職能や実力を見せてくれる
人が出てくるのか、あるいはグラビアはやりたくないけれど、やっていて
ある程度人気が出てきてやりたい仕事をやってみたけれど、当らないという
ことになるのか。たくさんのグラビアアイドルがいる中でどんな人が
どんな形で輝くのか気になっています。
 彼氏がいない時のハナイチゴ関谷友美さんが働くモチベーションが
女性用フーゾクに行くことであり、根源的な欲望は強い労働意欲を
もたらすなと思いました。同じように女性にもてたいという人がミュージシャン
になるというのもありふれた話で、強い思いや深い欲望から素晴らしい創作物
が生まれて、それでビッグヒットが生まれてファンがつき、作った人が
モテるようになるというのはいいことだと思います。

 何をするにしてもお金というのは必要ですし、ハングリーさというものが
行動に結びつくものだと思います。

 前述の女芸人やミュージシャンのように性欲を満たしたいとかモテたい
という欲求が出発点で芸を磨いたり、実力を上昇させるという通過点があり、
性欲を満たすとか異性にもてるという到達点があるのだと思います。

 私はそのように考えているから、理由が何であれ何かをしようと考えて
職能を伸ばすということは素晴らしいことだと思っています。

 そんな私だから、もしジャニーズや男性アイドルのことが好きな女子中学生
や女子高生がいて、同じ業界にいたら仕事先で知り合えて、そこからうまく
いけば付き合えたり、セックスできるかもしれないと考えてアイドル
グループのオーディションを受けて業界内に入りたいというのはありだと
思います。

 最初の理由はイケメンと知り合いたいとかお付き合いをしたいとか
セックスをしたいということかもしれませんが、そこで創作をしたり、
歌唱力を上げたり、ダンスの能力を高めて人気者になり、あこがれの
タレントさんと知り合えて、付き合えたり、性欲を満たせたら夢が
現実となりますし、歌やダンスが評価されて、いい作品を残せたら
多くの人がハッピーになると思います。

 ただ、イケメンと知り合いたいとか深い付き合いをしたいと考えていても
歌が下手だったり、うまくならなかったりさらにうまくなる気持ちすら持たず
に口パクでいいやと思ったり、ダンスの実力がずっと伸びないままだったら
今の世の中でたくさん替りはいますからね。目標があっても、そこに近づくには
色々なやらなければいけないことというのはあると思います。

 私は日本語だけでなくて、他の言語を使えることで色々な意味で得をしたり
いい思いをしてきました。その中の一つには女性と知り合うための道具が
日本語以外にもあったということを肌身で感じています。長所とか武器と
か道具というのは身に着けていた方がいいですね。

 そんなわけで、目的がどういうものであっても、女性アイドルが仮に
イケメンの男性タレントと付き合いたいとかセックスしたいという理由で
あっても、業界入りして活動するのはありだと思っています。

 ただ、その女性アイドルを支持しているオタクと呼ばれる人たちは
好きなアイドルがイケメンとくっついてしまったと知ると嫌がったり、
違う女性アイドルに目が移ったりするので熱烈な支持者をそのまま消費者
でいてもらうにはメディアにばれないようにするとか行動に気を付けると
いうことが必要なんだろうなとも思います。
 バブル期に政府が余暇政策を考えてリゾート法を作ったが、成功したとは
言えないし、失政の後で苦しんでいる人や組織がいます。昨年の12月に
菅官房長官が財政投融資で日本全国にデラックスなホテルを50ほど建設したら
どうかという意見を述べていましたが、もし、その意見を導入して即断即決
で豪華なホテルを作って運営していたら、今頃どうなっていたのかと考えると
恐ろしいものがあります。
https://www.kankokeizai.com/%E3%80%90%E7%B7%8A%E6%80%A5%E5%AF%84%E7%A8%BF%E3%80%91%E8%B2%A1%E6%8A%95%E3%81%A7%E5%9C%B0%E6%96%B9%E3%81%AB%E9%AB%98%E7%B4%9A%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB50%E3%83%B5%E6%89%80%E6%96%B0%E8%A8%AD%E3%81%AF/

 政治家が私見を述べたり、現状に不満を持って意思を表明するのは
いいかと思うのですが、今回のコロナウィルスのようなことが起きた時に
観光業界がかなりの影響を受けてしまう。そして、一度作ったらそんなに簡単
に休業、休館はできない。

 さすがに地方に高級ホテルを建設しようということは今の時節柄出ない
かと思いますが、高級な箱ものというのは災害が多い国や地域では危うい
ものがあったりするので政府の権力者が口にするには慎重であって欲しい
とコロナウィルスによる観光業の厳しい現状を見て思いますね。
 日曜日の東京圏というのはたくさんお笑いライブが開催されているのですが
コロナウィルスの影響でほとんどのお笑いライブが中止や延期になっていました。そんななかで数少ない開催されていたライブを見に新宿ブリーカーに行って
来ました。

 「motto conte」というライブで実力者の集まるライブで練りこんだネタや
確かな演技力や意外な展開や予想を裏切るストーリーなど様々な形態の
コントを見て、じっくりと作りこんだライブを楽しんだ後に、「ジョシ全開」
という女芸人ばかりで漫才やコントを楽しみました。このライブは少々、
メンバーがキャンセルや出演辞退などもあってボリューム感をいつもよりは
少なかったのですが、毒とかパワーというものを感じましたね。

 そして、20時15分スタートの「love talk live」ですが、今回は時期的に
ホワイトデーということで女芸人と選ばれた男性の芸人でのホワイトデーに
関するトークライブでした。

 子供向けのチェコレートのような甘さに全振りした純な子供の時期の
恋愛の話もあれば、大人向けのデザートのようなビターとスウィートが
混ざった恋物語のこともあれば、人間の根源的な欲求である性欲を満たしたい
ということとその性欲を思いきり満足するためにどんな方法論を考えて、
行動力、判断力、決断力といった色々な意味での力を持っている女性芸人が
どこへ出かけてどんなことをしたのかを話してくれて面白かったですね。

 とりわけ漫才コンビのパリのくまさんのえりぴょんというのは女性向け
フーゾクを紹介する番組にハナイチゴの関谷友美さんと一緒にabemaTVに
出演したくらいの人で元気があって、性欲が強い。それを隠したり
持っていないものとするのは一般人としては正しいかもしれないが、
芸人としては持っている経験や楽しみをネタにして笑いを作ったり、
ライブで求められる役割を全うして、深い欲望を満たしたり、思わぬ経験を
したり、エロほっこりする話をしたほうがいいに決まっている。

 このブログをご覧の方はご存じのように私は世界チャンピオンとか
四大大会優勝者とか世界ナンバーワンプレイヤーという人たちを知っていますが
彼ら彼女たちはとても欲深くて、欲しいものを手に入れるための執着心が
非常に強い。与えられたもので満足するのではなくて、欲しいものや
楽しいもの、幸福感や悦楽を感じるために頭と体を目いっぱい働かせて
肉体的にも精神的にも満足できるものや興奮できるものを欲しがっています。

 それがエロ方向のベクトルに向いているときは強い性欲を満たすために
理想とする異性を獲得しようとしたり、特定の彼氏彼女がいない場合は
性欲を満たすために世界のトッププレイヤーやライダーが持っている
決断力、判断力、体力、知力、行動力といった色々な「力」を目いっぱい
使って性欲を満たせる場所を見つけたり、パートナーを探したりする。

 様々な力を職業的な成功に導きたいときはトレーニングとか練習などを
して、ライバルの研究や様々なデータを読んで自らの実力を伸ばしたり、
対戦相手を研究することで世界のトップに立とうとする。

 ラムズの風間春菜がそういった欲深さやdeterminationを有していることは
理解できていて、過去にこのブログで書いています。
(当該のブログはこちら→https://yasumarzo.diarynote.jp/201803270026372257/)

 しかしながら、パリのくまさんの出演しているTEPPEN liveで上手さを
感じたり浅井企画さんのライブでネタの良さと言葉のチョイスのセンスの
良さを感じていたのですが、今回のこのトークライブで彼女の欲の深さや
色々な「力」を持って快楽や満足感を得ようとしていることを知ることが
できたのはうれしかったですね。

 エロ方面に対する探究心の強さと悦楽の追求といったものを持っていて
普通の漫才をしても当たり外れがなくて、一定以上のパフォーマンスを
見せてくれる。

 立場上、キャンペーンガールを見慣れている私ですが私の脳みそを
突き刺してくれるのは根源的な欲望の性欲が強くて、笑いを生むために
ガツガツしている。

 カワイイは正義でそこにバイクメーカーやタイヤメーカーやビッグスポンサー
がお金を使って露出度の高い着せてナイスバディを見せつけてカメラ小僧
の脳みそ直撃にして撮影会に参加させたりDVDや写真集を買わせるビジネス
メソッドがありますが、ナイスバディを持っていなくても、強い性欲や
芸人として成功したいための意欲や目的意識があり、そこから面白いネタ
を生み出すとなると私は彼女を見たいために足を運ぶことになる。そして、
カメラ小僧がキャンペーンガールをカワイイと思うように、私は女芸人に
ピュアな精神性と人間的な美しさを感じて好きでたまらないということになる。

 他の客は彼女以外の芸人さんの恋愛エピソードトークにキュンキュン
したのですが、映画好きでお笑い好きの私に「愛の渦」を思い出させながら
私のお笑い脳をセンスや毒で刺激してくれたえりぴょんにキュンキュン
させられましたね。
 お笑いライブのキャンセルが続いている中で、数少ない中止や延期に
ならなかったライブを見に行きました。
 
 今回のライブというのは推しの芸人にプレゼントを送り、その数で
今回のライブのナンバーワンを決めるというものでした。

 まぁ、こういうのは人気が残酷に反映されるものですが、これはこれで
面白かったですね。

 人気と実力の両方があればいいが、そうでない芸人も存在する。
面白いが観客動員力がない人もいれば、取り置きチケットをたくさん
捌くがお笑いの実力がない人もいる。

 そして、コロナウィルスの影響と雪が降り、行きにくいということが
あったなかで来場する人という人というのはかなり濃いお笑いファンだと
言える。

 そのファンが集まる中で熱のあるライブになりましたね。

 さなさんが今までの経歴のなかで感じた「一番やばいのは女芸人を追い
かけるお笑いファンで二番目が子役のファンで三番目がアイドルファンだ。」
と言っていましたがそれは感じますね。

 ライブ自体は面白い人もそうでない人もいたし、パスサッカーをする人も
いれば、勝手にガツガツと前に出てシュートを打とうとするような
奇天烈オムレツはつをという人もいたのですが、入場料が500円で何かの
トライアウトの要素を持ったライブではない。そうなると、いつもの
のネタではなくて使っていない技術を用いたり、普段とは違う芸風の
ネタをやってみようと思うこともある。

 あるいは小さな劇場ではできない動きをこの舞台では可能となることも
ある。

 誰も頼んでいないのにミニスカートを履く欧陽菲菲や木の実ナナは誰得
なのかわからないし、西川峰子のキャミソール姿は誰かレッドカードを
出してくれよと思ったりするのですが、志真うたさんのセーラー服姿や
さなさんのミュージカルのアニーのキャラクターは演じるキャラクター
にリアリティがあり、ネタに毒が含有されていることで見ていて面白い
ものがありました。

 ももたにかなさんは歌のお姉さんの見た目で毒を吐くということを
やっていましたが、今回のこの会場を子供番組の公開収録されている
会場と見立てて言葉のチョイスであったり、振り付けや舞台での動きを
考えていたように思いましたね。私の好みのネタだったこともあって
私は面白いと思いましたし、とても印象に残りました。

 また、あいあいパーティのやったコントは今までやってきたことではない
ことをやろうとする実験性を感じましたね。

 これはひょっとしたら今までの彼女たちのファンはどう評価するか
わかりません。

 好きなミュージシャンの代表作を聴いたり、カラオケで歌うことが好きな
人がアルバムやシングルのカップリング曲で使っていない技術やそれまでに
ない曲調の作品を受け付けないことがある。しかしMr.childrenのアルバムの
中でシングルヒットした曲とは明らかに違う曲を作って自らの可能性を
探ったり、こういう曲をファンが喜んでくれるのかと世に問うことを
していたのですが、センターマイクを挟んで女の子社会のあるあるネタを
やって来たあいあいパーティが戦闘モノのアニメのキャラクターをたたき台
にしたコントをやっていたのはミュージシャンがアルバム内で異質な作品を
収録してファンに届けるようなところを感じました。

 メルヘン須長さんは何度か見たネタをやっていたのですが、多少の変化を
加えて、どこが受けて、どこがそれほどでもないのかを理解しようとしていた
ような気がしました。あるいは受けが良かったところを分厚くしていたのか
と思いましたね。

 ラムズの二人はこの舞台のサイズを意識して、大暴れして毒のあるネタに
大きなアクションを加えて、後方のお客さんにも伝わるようにしていました。
 
 これは練りこんだネタを舞台のサイズ、観客数というものを考えて修正を
加えてこのサイズの劇場の客に届けていたと思いました。経験の浅い芸人で
小さな劇場でのライブの出演が多い人というのは客席の前の列の客ばかり
意識していたり、小さな動きが体に染みついていて、大きく動くことが
なくて躍動感の欠如を感じることがあるのですが、ラムズの二人はこの
ネタをやるうえで舞台のサイズを理解していましたね。

 90年代の野球ファンで特定の球団だけでなく、万遍なく試合を見ていた
人はわかると思うのですが、神戸のレフト田口、センター本西、ライト
イチローの外野守備を見た後に、神宮や横浜や広島市民球場のゲームを
見たら広い外野守備範囲を必要としないから外野守備の範囲や打球判断
が上記のオリックスブルーウェーブの選手とは大きな違いが出ることを
感じたのですが、そのことと同質のことをなかの小劇場で感じましたね。

 野球はアクションを起こすときにplayという言葉を使うのですが、
これは持っている能力を具現化するとか、持っている実力を発揮するという
意味がある。それが野球以外のジャンルでは名詞で演劇とかシナリオという
意味があり、動詞で演じるという意味を持つ。

 風間春菜は母親の影響でテニスを近く感じていて石田麻由香は高校時代
までソフトボールをやっていた。持っている能力や磨いたことを身体的な
特徴とその時に演じる場所でplayするということを深く理解していたから
デビューから20キロ以上太った身体的特徴を用いて衣装やメイクを決めて
playして、この舞台サイズを考えてplayしていたように思いますね。

 私は遊びイコール悪いというイメージを持っていたら面白いネタはできな
いと思っていて、さらにロジェ・カイヨワが世に出した「遊びと人間」とか
工業化社会における「怠ける権利」を私は肯定的にとらえているのですが
いるのですがラムズの二人はお笑い脳を駆使して遊び=play=脚本、演技、
アクションというものを仮定と実行をしていたように思いますね。

 今回のこのライブでは出演していなかったのですが、英語を深く理解
できている、あるいは上手く話せる人やロジェ・カイヨワの定義する
遊びに関して勉強した社会学出身者やフランス語やラテン系の言語を
理解できる人は感性や発想や理解がラムズに近いのかなと思いますね。

 私がお笑いライブを見ていたり、配信を見ていると森高千里のモノマネを
しているナナちゃんの英語はきれいでそれが彼女のリズム感の良さとか歌唱力と
繋がっていると思うのですが、その英語力がありplay=悪ではないという
ことを理解している部分がラムズと仲がいいというところにリンクしている
気がしますね。ナナちゃんは楽器もplayするようですしね。

 日本語で「彼は遊んでいる」とか「あいつは遊び人だ」ということには
人物を否定的な評価として使うのですが、ネタの脚本がいいplayであり、
役割を演じるgood playができていたり、舞台上でgood playerである
ことをラムズと志真うたさん、さなさん、ももたにかなさんに感じた
一夜でした。


 
 F1の少々狂った部分とかビッグビジネスであるところを考えると
レース開催に進むのかなと思ったのですが、マクラーレンの出走取り消し
ということや自動車メーカーやスポンサーのイメージというもので
レース強行ということには反対する組織もあり、ぎりぎりまで議論が
交わされていた結果、金曜日のレースウィークスタートという曜日での
最終的な結論ということになりました。

 まぁ、できることならやりたいが、それ以上に世論の反発も受けるだろうし
チームスタッフ内で陽性となってしまったら、これからのレースでのチームの
運営に大きな影響が出てくる。

 私自身はモータースポーツはスーパーバイク世界選手権とかMotoGPの方
の隅の方にいて、F1を中心とした自動車レースには関わっていませんが、
かつてのF1チームで関わっていた人やメディア関係者との話をすると、
マクラーレンのチームスタッフの一人が陽性反応であのチームが欠場する
ということがこのウィークに入ってからだったから、レース中止の決断が
この時期になってしまったのは仕方ない。早い時期に中止の決断をしてい
たら、エアチケットを取らなかったのにという人もネット空間で
いらっしゃいますが、ここのところの急激な状況変化でレースウィーク
の金曜日での結論というのは致し方ないなと私も思いますね。
 金曜日の朝の段階でF1の開幕戦の中止が決まったり、テニスの国際大会
がキャンセルになったり、スポーツイベントの中止や延期の話がメディアを
駆け巡る中でスポーツの大会のことを考えながらもお笑い好きなので
どのライブが中止になってしまい、お笑い芸人さんがお金に困るのかを
考えています。

 そんな会場の閉鎖であったり、公共のホールや会議室の貸し出し中止など
がある一方で、いくつかのお笑いライブは観客を入れての開催があったり、
無観客で開催して、配信で来られなかったお客さんに見てもらうということを
しています。

 楽しみにしていたライブとか見たかった芸人さんを現場で見られないという
状況は悲しいものがありますが、今の情報通信環境を使って、配信という
形でお客さんに届けるというのは素晴らしいと思っています。

 個人的にはそうして芸を提供してくれる芸人さんにその配信サービスのなかで
少ない額でも投げ銭のようなことができるシステムがあるといいのにな
と思っています。

 かつて、私の読んだ本では漫才というものが色々な地方に芸人が足を運び
五穀豊穣や豊漁を願いながら滑稽噺をして農民や商人を喜ばせて、おひねりや
投げ銭を頂いていたということらしいのですが、そこには派手な舞台演出
や大きな仕込などはない。大昔の漫才がそうであったように、現今の
無観客でのお笑いライブにおいて大きな装置とか舞台設定がそれほど
必要でないのであれば設営にお金をかけずに済んで、リソースを
配信システムの構築にそそぐことができる。

 かつての漫才が色々な地方に出かけて行って、舞台装置のないなかで
芸を提供したのでしょうが、派手な舞台演出のないなかで今の技術を
用いて配信という形でお笑い好きに見てもらうというのは何か形を変えた
芸の提供でそこに投げ銭とかおひねりを渡せるシステムがあれば、
ある種の原点回帰なのかなと思いますね。

 私が見たお笑いライブの配信は投げ銭のようなシステムはなかったので
好きな芸人さんに会った時に何か差し入れをするとか、観客を入れて開催
されているライブに取り置きをお願いして、ある程度のお金が芸人さんに
入るようにするという形になりますね。
 全てのチームが出走しないと世界選手権というカテゴリーにならないという
ことなのですが、マクラーレンチームのスタッフがコロナウィルスの陽性と
いうことでチームは当該スタッフを隔離する一方でメルボルンのレースの
欠場を決めました。
https://www.gazzetta.it/Auto/12-03-2020/formula1-mclaren-non-corre-componente-team-positivo-coronavirus-gpaustralia-3601652858836.shtml

バーレーングランプリが無観客での開催ということになっていますが
メルボルンも同様の決断でレースを行うのか、あるいはレースそのものを
中止するのか、はたまだ通常運行でのレース開催となるのか。そのいつも通りの
レースとなった時にかつてのミシュランタイヤユーザーチームがタイヤの
性能的に完走は危ういということでピットインしてしまって、僅かなチーム
のみが走った時のようになるのかどうなるのでしょうか気になるところです。
 
 東日本大震災というもので色々なことが変わってしまいました。
私たち日本人にとって特別な一日です。

 あの当時、私は仕事の関係でマレーシアのクアラルンプール郊外に
いて、大きな震災を知りました。私の親類などには被災者がいなかったのですが
とてつもない影響がありました。

 ここのところ、コロナウィルスの話題と対応が身近で議論されることに
なっています。このことを考えながら、地震や防災や準備などに考える一日
に私はしています。
dopo il grandissimo terremoto di 11 marzo nel 2011
la nostra vita ebbe cambiato tanto

gia 9anni o ancora 9anni?

ora abbiamo paura di corona virus e dobbiamo pensare di questa malatia
e crediamo di terremoto sistemma del governo
 gpone.comを読んでいたら、かつてグランプリの125と250で走っていた
ステーファノ・ビアンコが交通事故で亡くなったという報道を目にしました。
https://www.gpone.com/it/2020/03/11/news/stefano-bianco-ha-perso-la-vita-in-un-incidente-stradale.html

 私がグランプリのパドックに入り浸っていた時期というのは彼がデビューして
ライダーとして活動していた時期でした。その時に彼に対してシンパシーを
感じていました。まぁ、レーサー一家とかスポンサーを持っているという
背景が全くなくて、体と頭を使って何とかこの世界に居たいなと思っていて
英語だけではだめだからイタリア語を勉強したというような私に対して
モータースポーツ一家出身でもなくビッグスポンサーやメーカーとのつながり
が無かったり薄い人というのは私に対して同じ空気感を感じるらしくて
サーキットで会うと楽しい時間を過ごしていました。

 引退後のライダーというのは二種類に分かれていて、一方はマネージャー
やメカニックやテストライダーやチームスタッフとしてサーキットに残る
人たち。もう一方はレース界とは距離を置いて生活をする人たちに区分
されます。

 ステーファノ・ビアンコという人は後者に属していたため、彼がライダー
としての活動を終えてからはサーキットで会うことが無いままでした。

 サーキットから離れている人でもダビデ・ブレガがライダーを辞めて
チームマネージャーになった後で、父、海運関係の会社をやっていた
ブルーノ・ブレガが亡くなり、その跡を継いだのちに、息子のニッコロ・ブレガ
がレース活動をし始めたら、そちらのマネージメント担当として戻ってきて、
その後Moto2のイタルトランスの商業面を担当することになり、今に至って
います。

 ステーファノ・ビアンコも近年はサーキットでは姿を見ないものの、
立ち位置は変わったが、レース界での人間関係は残っていたので、何かの
きっかけでサーキットで再会できるかなとぼんやり思っていました。

 この訃報というのはとても残念です。

 彼の現役時代の画像や動画を見ながらご冥福を祈ります。
 

ex pilota di 125 e 250 stefano bianco se ne va

quando fui stato alle piste di motomondiale sempre ebbi sentito
la simpatia

quando vedo i piloti che stanno due categorie dopo aver ritirato
uno sempre sta alle piste come il manager l’ingerniere il staff della squadra il giornalista e il collaudatore della casa

altre non sta alle piste e sempre tiene la distanza fra loro e il mondo della
velocita’

percio’ gli ultimi anni non lo vedo pero’ spero che vada ritornare alle piste
come davide bulega dopo aver finito la sua carriera come pilota
poi dopo essere morto suo padre bruno bulega e ebbe cominciato
lavorare alla societa’ di bruno bulega e poi ritornava alle piste
come il manager di niccolo’ bulega

riposo in pace


 フジテレビの「バイキング」に元議員の豊田真由子氏が出演して、
賛否両方の声が上がっているようです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00000165-spnannex-ent

 個人的には過去にやらかしがあったり、逮捕歴や問題となった行動があった
方でも何かの特別な才能や技術があるならば、出演してもいいと思います。

 これは弱者救済というわけではなくて、コロナウィルスのことや厚生労働省に
関することに対する理解があって、それを説明できる人というのは限られて
いると思います。彼女はもともと官僚ですから、国の中のシステムという部分
と政治家として国や地域の意思決定にも関わってきたわけですから、現役の
官僚や政治家が出演のオファーをしても現実的に無理ということであるなら
違う立場の方にお話を持っていくことになる。そこで番組サイドが考えた
適任者が彼女だったということだと思います。

 同じことは覚せい剤を使って逮捕された人を番組に出すのはどうかと思う
人もいるのでしょうが、薬に手を染めた人、再犯を犯した人だからこそ
怖さや薬から離れる難しさをリアルに伝えることができる。
また、色々迷惑をかけた方々に自らの体験を話して、そこで発生したお金で
生活することができる。

 清原和博さんが歌舞伎町で歩いていて、職務質問をされたことに腹を
立てたとか銀座の座るだけでも大金を払うような店で酔っ払って暴れて
しまったら、本当にもう薬をやっていないのかと思う人も出てきますが、
覚せい剤の怖さをメディアに出て顔を出すということはある種の行動の
抑制にもつながるわけで、前歴がどうであれ、何かしらの能力や知識や
経験というものがあり、それを求める人がいて、そこで番組制作に
繋がるならば出演してもらうのはありだと思います。

 まぁ、あんな人の顔を見たくないという人はチャンネルを変えるか
他のメディアに目を通せばいいだけですからね。
 コロナウィルスの影響で世界各地のスポーツイベントが大きな影響を
受けていますが、MotoGPもその一つです。開幕のカタールがMotoGPクラス
がなく、第二戦で予定されていたタイが10月へリスケジュールされて、
第三戦のアメリカでのレースも雲行きが怪しくなってきました。

 そんななかでマレーシアグランプリのホストサーキットのセパンは
元気というか精力的というか、明るい話題を発信しています。
https://www.crash.net/motogp/news/937187/1/sepang-ceo-asks-would-fans-two-malaysian-motogps

 セパンがMotoGPのキャンセルになった大会の穴埋めのために2020年シーズン
に二度の開催というものを考えているのは間違いないことでしょう。

 私がスーパーバイク世界選手権のパドックに入り浸っていた2000年シーズン
に中止になった大会の代替レースがあるのかないのかがシーズン中盤に
話題になっていました。

 そこで手を挙げたのがブランズハッチサーキットでして、八月と十月に
同じサーキットで二度の開催ということがありました。

 今回のMotoGPの状況も似たようなものがあり、レース人気があり、
気候的にさほど問題がないのでコロナウィルスの状況で先々のことが
不透明だったり、レースカレンダーの変更が難しくて延期ではなくて中止
になってしまうが、テレビ放映権やらスポンサーディールの関係でレース数の
削減はまずいと思っているならば、セパンならインフラも経験もそろって
いて、熱も高まっているからやれるじゃないかということで出てきた話
だと思います。

 ヴァレンシアでの最終戦の後にもう一度、セパンでグランドフィナーレ
ということはあってもいいと思いますが、Moto2とMoto3の小さなチーム
にとっては予算の部分で難しいところもあると思います。しかし、セパン
側が分厚いサポート体制を用意したり、DORNAが前向きに考えれば
十分にあり得る話だと思いますね。

 アメリカとアルゼンチンでのレース開催が難しいとなった場合はセパン
での二度のレースとリスケジュールの可能性はかなり高まってくると思います。
 AKB以降加入してから、活動をある程度して卒業という名前で離脱したり
芸能活動を中断したり、芸能界から引退したりするまでの時間がとても
短くなってきた気がします。また、80年代に比べたら簡単になれるという
ことでビジネス的な考えが薄いのではないかと思いますね。

 先日、アンジュルムの太田遥香さんが社内的なルール違反があり、活動を
休止するという発表がありました。
http://www.helloproject.com/news/11808/

 事務所も当人もオフィシャリーには理由を発表していないのですが
ネット情報で広がっているのはコンサートの演出内容や衣装をオタクに
伝えていたというものですね。

 新しい商品の発表とか新作の公表というものは限られた内部の人だけが
知っていて、外部の取引業者であっても知らされないこともある。
組織の外にいる人から同業他社やライバルの法人や個人に情報が流れて
しまったら、これはまずいことになる。

 事務所が明らかにはしていませんが、ネットで書かれているように
コンサートの演出内容や衣装を情報漏えいしたということだったら、
これは解雇となっても致し方ないと思いますね。

 事務所側としては、解雇という形を取らなかったのは、彼女の能力や
将来性などを考えて、今回の一件に関しては猶予を与えるが二度目と
なったら、解雇もありえるという考えを持っていると思います。

 それにしても、アイドルになること、芸能界に入ることの敷居が低く
なっていい面もあるのでしょうが、同時にマイナス面もあって、大人の社会
の規則とか帰属集団の中でやってはいけないことなどがわからないまま
活動をしている人が多いとなると周りの大人は大変だろうなと思いますね。

 宝塚の教育は厳しすぎる。しかし、ゆるすぎてしまうと本人も事務所も
墓穴を掘ってしまう。そんなことを考えています。
 開幕の時期をずらすとかダブルヘッダーも視野に入れるとか
クライマックスシリーズを止めるとか色々なことが考えられるのですが
そのなかでオリンピックで競技の一つになっていることと来年の
国際試合のことを考えて使用球がどうなるのかなと思っています。

 ボールの反発係数というのは決まっているのでしょうが、その
中で一番反発しない数値に合わせると打者が叩いたボールが飛ばない。
そうなると投手戦が多くなるということになり、必然的に試合時間が
短くなる。

 シーズンによって、今年のボールは飛ばないとか飛ぶというような
ことがプレイヤーに言われたりするのでしょうが、タイトスケジュール
となって、天候が危うい時にイニングが進んでいない状況で打撃戦だと
ノーゲームの可能性が多くなる。

 そう考えると、考えられる反発係数の規約の中で最も飛ばない数値に
合わせてボールを作ってもらい、それで難しい日程となった場合、
投手有利で投手戦の試合時間の短いことを人為的に計画するのは
あり得るような気がします。

 個人的にはハイスコアの打撃戦も好きですが、ロースコアの投手戦も
好きなので、一シーズンがホームランや長打の出にくいボールを用いた
シーズンとなっても私は楽しめるのでいいのかなと思いますが、
世間的にはやはり試合時間が長引いても打撃戦を好むのかなと思っています。
 王さんが16球団構想を話していたり、以前地方の活性化ということで
議論になったりしましたが、なかなか球団の増加という議論は進んでいません。
https://real-sports.jp/page/articles/364719748589552865

 まぁ、私は現実主義者なので、議論が進んでいないということは具体的に
球団の創設ということになった時に話がとん挫しているのではないかと
思っています。

 人口規模が一定以上の規模でないとまずいわけですし、すでに既存の
球場があり、他に練習場や寮やトレーニング設備があるか、あるいは
新設することに理解を示して、後押ししてくれる自治体がどれだけ
あるのか。

 球団を作りたいとか買いたいという人や会社がどれだけあるのかというと
ZOZOを手放した前澤友作氏が以前、声を上げたことは記憶に新しいのですが
他の個人や企業は思い浮かばない。また、ホリエモンが近鉄を買おうとした
時の球界関係者側の対応を見ていると違うことにお金やリソースを使った
方がいいと思うかもしれませんね。

 戦前は名古屋に二球団あったり、二リーグ制になってしばらくは関西の
私鉄会社が親会社になってしばらくは阪神、南海、近鉄、阪急が関西エリア
で四球団存在したりということがありましたが、これから名古屋で二球団
というのは考えにくいですし、関西では現在の二球団がリミットという感じ
がします。関西圏には大企業もありますが、南海がダイエーに身売りして
フランチャイズを福岡に移す時にファンという人たちが「さみしくなります」
とか「行かないで欲しい」と言っていた人の多くが年に一回程度しかあの
立地条件のいい難波の球場に観戦に行かなかったことを理解していると
思いますね。

 構想としてはあるのかもしれませんが、市場規模とか施設や交通インフラ
などといった現実的なことで試算したところ難しいから構想が進まない。
あるいは企業や自治体から話が出てこないのかなという気がしています。
 様々なイベント、コンサート、スポーツの大会や試合が延期や中止になったり
無観客試合となっているなかで2日の月曜日に高円寺にお笑いライブを
見に行きました。

 土日がお休みの人は週の初めから深い時間まで遊ぶことや帰宅時間が
遅くなることに躊躇する。そして、コロナウィルスの脅威で政府が
あまりにも遅いのではあるが、方向性を示した(しかし、強制はしていない)
ことでかなりのお笑いライブが中止や日程の変更をしました。

 主催者や組織によって、対応が分かれましたが、いくつかのライブは
この東京圏で開催されていて、同日の同時間帯に行われていた新宿と
高円寺のどちらにしようかと悩んだのですが、高円寺に足を運びました。

 まぁ、新宿でのライブに比べて演者のラインナップ的には劣る。
しかしながら、気になる芸人や好きなコメディアンヌが出ていたので
高円寺まで出かけました。

 注意事項とか主催者からのお願いなどを知らせる前説というのは
きれいに発話してくれる人がしてほしいのですが、そうではなくて、
さらに話に枝葉がついて無駄に長いとこれから出てくる好きな芸人さんの
持ち時間が少なくなってしまうと思うので前説は苦痛そのものでしたね。
早く感じる五分もあれば、長く感じる五分も存在しますが、まぁ、長く
感じました。

 何組か面白いと思った芸人がいたのですが、一番面白かったのは
高田ぽる子さんでしたね。

 これは前説の芸人の話とも関連性があるのですが、高田ぽる子さんの
発声は決してきれいではない。しかし、丁寧にゆっくりと話すことで
その先のストーリーに入っていけます。無駄な脱線や不必要な枝葉は
なくて、このネタがどうなるのかという集中力だけが研ぎ澄まされていく
なかで思わぬ発想力とか想定外の小道具の使い方などもあり、予想を
外しながら、お笑いライブを見に来た私の期待を超えていく。

 ある意味、ギャリー・マッコイのライディングのようなもので、本来なら
リアタイヤをスライドさせて走ることはタイムロスにつながるかもしれないが
本人はこの走り方やタイヤの使い方で速く走ることができている。

 高田ぽる子さんのネタというのは重厚な古典落語とかよしもとの
劇場で育まれたきれいな漫才というものとはあきらかに違うのですが
彼女の感性を縦軸にして、お笑い脳を横軸にして話し方、小道具、
舞台のサイズを考えて笑いが生まれる支点、力点、作用点を考えて
笑いを生む最適解を脳みそから汗が出るほど考察した。

 そして、生まれた答えを具現化して見せた。そこはきれいな
ライディングではないが、本人の感性とライディングスタイルと
タイヤのコンディションと限界値を考えていいタイムをたたき出し、
一時はトップライダーの仲間入りをしたギャリー・マッコイにが優勝した
南アフリカやポルトガルの時の走りと考えが近いのかなと思いますね。

 ワン&オンリーの面白さというものを楽しみました。

 ラムズに関しては今回は漫才をやっていたのですが、テーマが忍者を
たたき台にしたものでした。そして、衣装はラムズのTシャツにジーパン。

 衣装が忍者のコスチュームだったら、ネタに入っていきやすかったのかな
と思いましたね。これはとりわけ彼女たちの女子プロレスラーとコーチ
という設定であったり、女子アナとゆるきゃらというテーマでのネタという
ものが見た目とネタが見事にマッチしている。今までに見てきた舞台での
二人は滝田栄のやる戦国武将や石黒賢の演じる医者のようなもので実に
見た目と設定がマッチしていたので、Tシャツにジーパンではなくて、
忍者の格好で出てきたら、見る側からするとストーリーに入って
いけたのかなと思いましたね。

 そるとさんは私は好きな芸人さんなんですが、今回のネタは高田ぽる子
さんのネタの時に感じたような意外性とか想定外のものが感じられずに
想定内でネタがおさまっていたように思いましたね。彼女には以前この
ブログで取り上げたようにネタにおけるコサキン成分とか山里亮太のような
言葉のチョイスにセンスや毒を感じているのですが、今回は意外性もなくて
毒も薄くて、一言でいうと残念でした。まぁ、毎回面白いネタをできる
わけでもないので、月曜日に19時以降の開演でも来場したお笑いマニア
の反応を見て、今後に生かして欲しいですね。彼女は優れたお笑い脳や
感性を持っていると信じています。

 有元さくら子さんはおそらく日常の中で作りやすいネタを作っていたと
思うのですが、これは短いスパンのなかで何度も見ると、さすがに飽きてくる。
納言の漫才のパターン化された東京の一部の地域をディスるネタというもの
が取り上げる地域が何度も聞いて一回りすると笑えないのと一緒ですね。

 このあたりはラムズが確かな演技力とか自らの身体的特徴を生かして
役割設定したことでリアリティがあり、舞台のサイズを考えて暴れると
同じネタであっても面白いし、その時によって多少の修正を加えることで
ネタが分厚くなる。同じネタを同じようにやられたり、似たようなネタを
いつも通りに演じられるとこちらは飽きてしまう。

 一つ、当ったネタや笑いを生み出したネタがあるのは素晴らしいこと
ですが、そればかりだったり、そのネタの亜流ばかりだと飽きてしまう。
今の世の中がコロナウィルスや株価や米中関係など世の中の大人は色々な
ことに目を向けて、日々生活している中で、JK社会のあるあるネタをやら
れても、すんなりとネタに入れない。女の子社会のあるあるネタでも
ちょーちんあんこーのような規格外のパワーや暴走であったり、ラムズの
ような演技力があれば入っていけるのですが、それがないと見ていて
つまらないと思ってしまいますね。これは彼女に限らず、私がネタの展開が
想定内であったり、毒が薄いなと思った芸人すべてに当てはまることでは
ありますが。

 ワン&オンリーのキャラクターと想定外の展開や小道具や部隊のサイズ
さえも自らのネタのワールドに引き込んでしまう高田ぽる子にある種の
ファンタジスタぶりを感じた一夜でした。

 ドラッグからの立ち直りを期待していたり、野球人としての活動を
望んでいる清原和博という人が最近、銀座で大荒れしたことが報道されました。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200301-00010010-flash-peo

 執行猶予の身で新宿の歌舞伎町で遊んでいて、酒のせいかろれつがまわらなく
なっていたら、警察に薬物の利用を疑われたということがありましたが、
今回は銀座で飲んで荒れてしまったようでした。

 こういうことがあると、信用が失墜するだろうし、まだ薬をやっている
のではないかと思う人が出てきますよね。

 過去のスーパースターであるが、今の厳しい立場ということを考えて
行動しないとサポートしようとする人も離れてしまうと思いますね。

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