運を味方につけて、先制し、ブランコが甘く入ったボールをしっかりと
叩き先制し、チェンが降板した後も投手陣が多少、危ういところもありましたが
0点に抑えて三連戦の最終戦を制して、三連勝となりました。

　まぁ、選手もベンチも機能的に動いて、今のジャイアンツとの勢いの違いを
見せてくれましたね。

　これからのドラゴンズの戦いが非常に楽しみになって来ました。
火曜からの東京ヤクルトとの試合もこの好調を持続して、連勝を伸ばして欲しいものです。

　相撲協会は今、ごたごたの真っ最中で、社会的にも経済的にも大変な状況に
なっています。まぁ、それは会社で言う取締役クラスから平社員までに至る
人たちが犯したことのまっとうな反応だと思うのですが、そんな組織や個人にも
支えてくれる人や組織がいますね。

　懸賞も減り、NHKの生放送もなくなり、協会のレベルでも、部屋のレベルでも、
個人のレベルでも大きな損失になっていますが、そんな現況でも懸賞を続けて
出してくれる人や企業、愛知県体育館に足を運んでくれるファンの期待や思いを
裏切ってはいけないと思います。

　ワールドカップは日本においてはNHK以外の局も地上波、衛星放送でも
製作、放送されています。そして、それぞれにテーマ曲が存在しますが、
NHKのテーマ曲であるsuperflyの『タマシイレボリューション』を聴くと
テンションが上がりますね。

　まぁ、番組を制作する側からアーティストサイドにコンセプトを伝えて
書き下ろしてできた作品なのか、あるいはできた曲を制作側が聴いて、テーマ曲に
採用したのかわかりませんが、分厚いサウンドと彼女の力強いボーカルとが
ワールドカップというお祭りであり、戦いである場所に実にマッチしています。

　街中で有線からこの曲が流れるとやはりすぐにワールドカップのことを
考えてしまいますね。これほどまでに曲と番組が見事にマッチしたのは
いつ以来でしょうか。

　個人的にはフジテレビにおけるF1中継とT-SQUAREの『truth』ぐらいの
はまり具合だと思います。

　ワールドカップという世界規模の崇高なる戦いであり、世界最高峰の戦いと
彼女のボーカル力、曲の力強さがマッチしていて、テレビとテーマ曲という
食い合わせの中で最高のマッチングをしていると思いますね。

　私がお金を払ってみたいのは凡人の努力ではなくて、天才のひらめきなんですが
ピッチ上もそれを伝える液晶画面にも天才のひらめきが横溢しています。

　
　

　ワールドチャンピオンとか世界ナンバーワンとかゴールドメダリストというのは
粘り強く、あきらめが悪く、いい意味で欲が深くて、執着心が強いのですが、
そんな人たちが下降線をたどった時にどうやって返り咲こうとするのでしょうか。

　ここのところのロジャー・フェデラーとバレンティーノ・ロッシを見ていると
もう全盛期は終わったのかなあという思いがあります。

　しかし、そんな彼らですが、キャリアを終わらせようと考えているようには
思えません。

　80年代の女子テニスを圧倒的なパワーとスピードで支配したマルチナ・ナブラチロワ
が負け始めた時に彼女は眼鏡をかけ始めました。

　どうも、その姿を見た時に、ライバルたちにこうすれば私はちゃんとボールを
見て判断して勝つことができるのだというメッセージを送っているように思え
ました。

　まぁ、ある意味での腹黒さというのは必要ですね。

　ケーシー・ストーナーとドゥカティとブリヂストンタイヤというパッケージ
の攻勢に王座を明け渡したロッシが求めたのはブリヂストンタイヤであり、
ある意味、何が何でも勝てる道具を手にして王座を奪還するために政治力を
使いました。

　果たして、フェデラーとロッシが少し前に有していたナンバーワンという
領土を回復するための秘策はあるのでしょうか。

　

　かつて、テレビ朝日の『ワールドプロレスリング』の素晴らしい実況を作品化し
たDVDがありました。『絶叫のワンダーランド。実況のストロングスタイル』とい
う作品で、プロレスという日本で特殊な発達の仕方をしたジャンルで日本語という
言語でどうやって伝えるかということに苦労しながらもやりがいを感じていた
アナウンサーが表現したものを一つの作品にしたのですが、それを見ていて思った
のはテレビ朝日のものだけでなく、日本テレビの『全日本プロレス中継』や
『プロレンスリングノア中継』といった番組での名実況がなぜ作品化されないの
だろうかというものでした。

　ジャイアント馬場といった優れたレスラーであり、名プロモーターであった
彼がオーガナイズした全日本プロレス。三沢光晴という一流のレスラーがやりたい
ことを具現化するために創設したプロレスリングノアでのリングでの実況には
素晴らしい表現があったと思います。

　作品の二次利用や三次利用というのはあっていいと思います。
改めて倉持アナウンサーの

　『ブッチャーおびただしい流血。一リットル、いや二リットルか』
　『馬場、マッハのスピードでかわしました』
　『千の顔を持つ男。仮面貴族、国籍不明のメキシコ人。ミル・マスカラス』

なんて言うのをDVDで見てみたいなぁと思う私です。

　誰にでも全盛期が存在すれば、下り坂の時もあり、終わりの時もあります。
あの強かったロジャー・フェデラーが意外な敗戦を喫することが多くなったのが
この二年だと思います。フェデラーの終わりの始まりが終わっているような
気がします。
　
　ウィルス性の病気が不幸の始まりだったのか、他のプレイヤーの成長が
相対的に彼の競争力を殺いでいったのか、結婚し子供が生まれてハングリー
ガッツが薄くなってしまったのか、とにかく思わぬ敗戦が続いています。

　トーマシュ・ベルディッフの調子も良かったのですが、フェデラーの
調子の悪さを強く感じた私でした。

　そして、女子テニスと同様に男子テニスも群雄割拠になってきている
気がします。

　辻よしなりが『ワールドプロレスリング』の実況をしていた時に、プロレス的な
文法を外した戦いになってきた時や予想が外れた試合になった時に『何が起こってもおかしくない』
と言っていました。ある時期の新日本プロレスもそうですが、ワールドカップ
というのは何が起こってもおかしくない戦いでした。

　予定調和を嫌い、当たり障りのあることが好きで、スリルもサスペンスも好きな
私にとっては今回の日本の戦いというのは予想は裏切られたが、期待は裏切られ
なくて面白かったですね。

　サッカーというのは、番狂わせが起きるスポーツですが、それを見せてくれて
面白かったですね。

　23時台という時間帯にあれだけのテレビ視聴率を獲得したというのは
色々な要素があるのでしょうが、予定調和の毎日や暗さを感じる世の中に
予定不調和と明るさを感じさせてくれるものを国民が求めていたのだと思います。

　スーパーバイク世界選手権に参戦しているチームの多くがイモラでのテストに
かかりきりになっています。まぁ、ミザノからの移動というのは同じエミリアロマーニャ州のサーキットですから楽ですしね。ファンからすれば、F1のテストと違って
入場無料。チームがレースを終えて、新しいマテリアルを突っ込むのを目の前で
見られるし、スーパーバイク世界選手権のことですから、ライダーとも接する
ことができるということで色々楽しめるでしょう。

　イタリア人だったら、大体ライダーと会ったら『何かくれ』とねだるのでしょうが
それがスーパーバイク世界選手権だと許されますからね。

　オープンな空気感の中でリラックスとコンセントレーションをしっかり切り替え
ながら行われるテストでテクノロジーとライダーのスキルは日進月歩でなく
秒進分歩で進んでいきます。

　スーパースポートクラスではブルノでいくつかのチームがテストをするようです。

　

aprilia alitalia vola e casa di noale doppietta!
il romano trionfo davanti ai pubblici la bella gironata
a santa monica

sabato pomeriggio ex iridato troy corser con la sua BMW
era il protagonista pero’ possiamo vedere altre scenario a
domenica pomeriggio

il cinema inglese che si chiama "fra sabato sera e domenica
mattina" ci sono altre scenario e mi faceva sentire tante cose
e sulla pista di misan adreatico cosa cambiava?

niente o tante cambi o non cambi non sappiamo mai
pero’ max biaggi sta sulla pista per la vittoria
e i staff di noale preparava la moto vincente per il pilota
romano

allora inziava forzare il pilota romano ai primi giri
della prima manche il troy gordon corser ha giudato bene
pero’ meta gara il pilota romano ha passato sul australiano

non poteva perdere la determinazione il max biaggi
e aveva buon ritmo per la vittoria

il carlos checa ha cercato il miglior posto da passare
pero’ il max biaggi non ha regalato lo spazio allo spagnolo
e poi corser sulla BMW aveva il problemma posteriore

la gara uno il max biaggi ha dominato a misano

anche la gara due lui poteva tenere buon ritmo e
dalla meta gara tenere ben 5 secondi sui altri piloti
e nessun pilota non poteva seguire mai

allora aprilia fatta doppietta! ormai sia il campionato
del pilota che il campionato dei marchi
e’ in testa della classifica

la bellissima giornata per gli italiani che volevano
la vittoria in italia

ミザノアドレアティコのスーパーポールの結果が今年の流れをよく示して
いますね。BMWのコーサーがポールポジション。二番手以降にコンマ5離しての
ポールです。

二番手にビアッジがいて、何と八番手にプライベーターのルーカ・スカッサ。
その後ろに芳賀。16番手と17番手にテンカーテホンダの二人。
勝てる能力のあるライダーの二人のホンダライダーも何か外してしまうと
こういう場所からのスタートを余儀なくされますね。

本当に群雄割拠だし、BMWの強さが本物になってきたしで、日曜の午後が楽しみだ。

マヒューから見て、4-6, 6-3, 7-6(9-7) 6-7(3-7), 59-59。
そして、日没サスペンデッド。タイブレークがなくて、最終セットは2ゲーム
リードまで戦うのですが、まさにネバーエンディングストーリーとなっています。リマールのハイトーンボイスはなく、宇宙を舞台にしていません。
両プレイヤーのボールを叩く甲高い音とまだそれほど痛んでいない芝生の上で、
とんでもないバトルが続いています。

マヒューは予選でもボグダノビッチ相手に24－22という試合をして、勝ち上がって
来ています。まぁ、フランス人なのでクレイ育ちなのでしょうが、決して
芝生に苦手意識があるわけでもないし、今のランクは彼の能力からして低すぎる
ものでしょう。

予選でかなり危ない目に遭いましたが、死に損ないは強いですね。死んでいたら
イスナーとの試合自体がないわけですし、死にかけたところから生還したから
この大会におけるタフさを持っている。そう思います。


10時間を超えるとなると、マラソンマッチという言葉がありますが、マラソン
五回マッチですね。ロランギャロのサントロ対クレマンの試合もすごかった
ですが、この試合も歴史に名を残すことになりそうです。そして、ひょっとすると
ウィンブルドンもルールを改定してファイナルセットのタイブレーク導入なんて
ことを考えるかもしれませんね。

　レッドクレーから芝生のコートへ。フランスからイギリスへ戦いの場は
移り、ウィンブルドンが始まりましたが、いきなり一回戦からアップセットが
続いていますね。

　女子の一回戦ではスキャボーネとストーサーというロランギャロの最終日に
戦った二人がいきなり敗れることになりました。

　まぁ、二人の戦った相手というのは楽勝が計算できるプレイヤーではなく、
敗戦というのは考えらるものでしたが、実際に起きてしまうと今の女子テニスの
混沌とした状況をリアルに感じますね。

　ドーバー海峡の波はスキャボーネとストーサーにとって大きなものでした。
果たして、どんな大会になるのか、辻よしなりのように『何が起きてもおかしくない』
と言いながらNHKの画面を見る日々が始まりました。

　ラジオの世界で関東圏では今週は聴取率調査週間でプレゼントが豪華になっ
たり、ゲストが入ったりしています。おかげで、普段は聴けない『小島慶子
キラキラ』がネットで聴ける（ただし、コマーシャルと曲は流れませんが）
色々、いい思いができるのですが、名古屋は各局通常の放送です。

　今から二年ほど前までは、在名の局もプレゼント作戦をしていました。
かなり人もモノも突っ込んでいて、ある種のお祭り空間になっていましたが、
ここのところはそういうことにはなっていません。

　ある種、いつも通りの番組内容でリスナーの好みを数値化できると言えますが、
関東圏と比較するとさみしさを感じますね。

　何かをすると、賛否がわかれるものですが、たとえば、CBCの『つボイノリオの
聞けば聞くほど』が聴取率調査週間だけでもネットで聴くことができれば、CBC
のエリア外にいるつボイさんのファンは喜ぶでしょうね。彼などは京都で深夜の
番組を持っていた時に熱狂的なファンを持っていましたから、京都やビジネス的な
関係で出身は名古屋や京都だが、現住所は東京という人はネットで聴けたら
喜ぶと思います。

　私自身、小島慶子というラジオに対する愛情あふれる人の放送をネットで
聴けてうれしいですしね。

la gara di monaco e’ speciale al campionato mondiale di formula1
il circuito di le mans e’ il posto agonistico per gli appasionati
di endurance
ed assen e’ la pista importantissimo per il motociclismo
come quelli tracciati wimbledon e’ il posto unico al mondo di
tennis

ora la stagione dell’erba e’ pochissimi
quasi tutti tornei sul cemento e terra rossa
quindi wimbledon e’ unico torneo dell’erba dov’e’ difficile
giocare meglio

allora vediamo cosa c’e’ e cosa non c’e’ nel 2010

F1ファンにとってのモナコ、耐久レースファンにとってのルマン、バイクレース
ファンにとってのアッセンというのが特別な場所であるように、テニスのプレイヤー、ファンにとってウィンブルドンはワンアンドオンリーの場所ですね。
80年代初頭まではオーストラリアもグラスコートでしたが、今はハードとなり、
短いグラスコートシーズンのクライマックスの大会で何が生まれるのでしょうか。
楽しみです。

　いつだったら、テレビ東京の日曜の夜の番組で真矢みきをずっと追いかける
番組の中で、彼女が宝塚の後輩に向かって『宝塚を出たら、外の空気は冷たいよ。』
と言っていました。確かにそうだよなと感じましたね。

　基礎を学び、多くの先輩方から学習して、トップに立ったり、いい役を得ていた宝塚の中ではまり役というものがあり、根強いファンの支持を得て、劇場の中で
高い熱の中で存在していた時には周囲のバックアップもあったでしょうし、宝塚
の中だからできること、主張しやすいこともあったでしょう。

　しかしながら、その後宝塚を離れると、日本の芸能界の中の数多い女優の一人
という位置づけになります。

　製作サイドから見ると、元宝塚の女優というのは好んでキャスティングするの
でしょうか。

　宝塚の男役で素晴らしい歌唱力と演技力を持っていると評価できても、
その人を中小企業のちょっとドジなOLの役にしたいとは思えないだろうし、
給料が下がってきている旦那を持つ、日常に不満を持つ主婦の役にはまるかと
いうとそうは思えない。

　あるいは娘役で人気を持っている人が、時代劇に使えるのだろうかと
疑問に思う人もいるだろうし、ギャルっぽい設定の役には難しいのかなと
考えるでしょう。

　そう考えると、宝塚で人気を得た人が退団して、テレビや映画や劇場で
自らの立ち位置を確保するというのは本当に大変なことだと思いますね。

ミザノでのワールドドゥカティウィークエンド(WDW)の時にドゥカティ系
チームがテストをしていました。そこで昨年の南アフリカでのとんでもない
クラッシュで戦線を離れていたレジス・ラコニがレース用のマシンでレース用
タイヤ、レース用セッティングで走りました。
http://www.motoblog.it/post/24922/regis-laconi-sono-di-nuovo-in-forma-posso-tornare-a-correre

もう十分世界選手権レベルで走ったから、ヘルメットを脱いでもいいのではないか
と思う人もいるでしょう。私にもそういう思いがあります。
しかし、レジスはあきらめが悪いことはいいことであり、粘り強いことは美しい
ことだと考えている人です。復活に向けてどれだけ走れるのかを考えてリミニ
郊外のサーキットにやって来ました。

彼の頭の中には再びスーパーバイク世界選手権で走りことがイメージできています。
しかしながら、タイム的にはまだ足りないところがあります。
そして、レースとテストには重なる部分もありますが、離れているところも
あります。

そして、チームは今季、南アフリカとアメリカのレースをキャンセルしました。
ダニエーレ・カルリ率いるチームが潤沢な資金があれば、そんなことはしなかった
わけで、決して安心して今季の活動ができる状態ではないでしょう。

サーキットには美しいファンタジィと醜いリアリティが重なり、溶け合い、
ぶつかり合います。レジスの美しいライディングは何と結びついて
どういう結論が浮かび上がるのでしょうか。
私はもう一度、彼をサーキットで見たいと思う気持ちと、もういいのではないか
という思いの中で揺れています。

まぁ、今年のドラゴンズを象徴するようなゲームでしたね。
勝つときは僅差。負けるときはボロ負け。アウェーで弱く、ホームで強い。
そして、ブランコが打つときは勝つ可能性が高くなり、岩瀬は三人で締めること
なく、何とか抑える。そんなゲームでした。

8回表までは本当にストレスがたまるゲームでした。そして、今日も負けかな
と思えるような展開でした。

しかしながら、五番に降格されたブランコがとんでもない飛距離のホームランを
打って、岩瀬が出てきて勝利を奪いました。

疲れたけれど、何とか交流戦の最後を勝利で締めて、東京ドームでジャイアンツと
の三連戦に臨みます。ホームで勝つのもいいけれど、相手チームの歓声が
明らかに大きなところで応援団を静かにさせる戦いを見たいものです。

　名古屋のFM局であるradio-iが経営環境の悪化によって、サービスを休止し
ます。

　名古屋のマーケットではFMAとZIP FMが強く、後発であり、外国人向けの放送
やサービスを柱にした局というのは、色々な意味で難しかったのでしょう。
スポンサー獲得や人気番組の制作といったことが進まないところに、アメリカ発
の経済危機が重なり、これ以上、事業を継続するのは無理だという判断をしたようです。

　残念ですが、傷を深くして、とんでもないことになってしまったり、迷惑を
かけるところが多くなることを避けた経営判断だと思います。

　レストーク、モアミュージックというコンセプトは正しいと思いました。
じっくりと曲を聴くという層にしっかりと向かっていたところも私はいいと
思いましたが、先発の二局を脅かしたりすることができなかったのが
この局の歴史だったと思います。

　FMAとZIP FMとコミュニティFMのみが名古屋圏では生存できるという残酷な
真実が浮き彫りになった気がします。