スポーツプレイヤーが疲労回復のために色々なことを考えて食事に気を使うのは
当然ですが、コンディショニングを整えるためにお金をかけるものだなと思いますね。

 インテルでプレイしている長友が高級な梅干を食べて、疲労回復と塩分の補給を
しているという話が出ていますが、高いなぁと思いますね。

 実際に買っているのか、スポンサードしてもらっているのかわかりませんが、
五代庵の梅干しを食べているそうです。

 ちょっと興味を持って調べてみたら、高級品でこれで効果が薄かったら、かなり
クレームが出るような価格設定ですね。

 アントニオ猪木がかつて、ウィリアム・ルスカと異種格闘技戦をするときの記者
会見でオランダ人記者に

 『オランダ人の我々は乳製品、とりわけチーズを食べている。そして、ルスカは
素晴らしい肉体を作ったが、君は日本人にしてはいい体格をしているが、どうやって
その体を作ったのか?』

 と言われて

 『オランダにチーズがあるように我々にも素晴らしい食事がある、それを食べることで
私はこの強靭な肉体を作った。その食べ物は納豆だ。』

 と話して、それがスポーツ新聞や週刊誌などが後追いで取り上げて、
新日本プロレスのオフィスや道場、テレビ朝日のスポーツ局などに日本中の
納豆メーカーやスーパーからわんさか送られてきたということがありましたが
長友のところに梅干は送られてきているのだろうか。あるいは送られてきても
五代庵の梅干でなければ納得できないので他社の製品は口にしないのだろうか
気になるところです。
 美味しいモノを飲んだり、うまいものを食べるのが好きで、それが人生をハッピーに
させてくれるとイタリア人発想をしているのですが、時にビールが苦く感じることもある。
大島渚の訃報を目にして彼の今までの作品やテレビでの発言などを考えていながら
飲むビールが普段とは違う味に感じます。

 そういえば、生前大島渚はビールのコマーシャルに出ていましたね。

 コピーはなんと『僕はキリンビールしか飲まない。』

 シンプルではあるが、とんでもない破壊力のある言葉でしたね。

 キリンビールの関係者は驚きながらも喜んだそうです。

 最後まで、彼はキリンビールを飲んだのでしょうか。

 私もキリンビールを飲みながら、冥福を祈りたいと思います。しかし、苦く感じて
しまいますが、こんな味を感じさせるのも、彼の影響力が強かったからでしょう。
衝撃とサプライズ、破壊力とパワーを感じさせる人を思うから飲むビールの味も
変わってくるのでしょう。

 

il grandissimmo regista che ama il giappone e nonanche non ama il giappone
morte oggi pomeriggio

nagisa oshima che ha creato tanti film con zeppo di tabu in giappone
e non poteva rimanere alla grande societa’ che si chiama "shochiku"
e sta al studio come frrelance
e comicinciava creare i suoi film come voleva

gli ultimi anni lui era il telecronista su televisione
e potevo sentire il suo amore per il giappone

fino all’ultimo periodo lui pensava di creare il prossimo film
e credeva di attore giappone negli stati uniti
"sesshu hayakawa" pero’ ormai non possiamo vedere il suo prossimo film
eternamente

ora io sento la grandissima mancanza e tanti appasionati del film giapponese
la sentono tanto


 私の好きな監督が息を引き取りました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130115-00000081-mai-soci

 ある意味、日本を愛しながら同時に嫌っていた人というのが私の考える大島渚像です。
今見ると問題作とは思えないがあの時代では大問題となる作品を制作し松竹を追われ
独立プロダクションやテレビで日本人の心を突き刺す作品を発表し創作の舞台を
国外に移し、海外でも評価された大島渚が亡くなりました。

 松竹の関係者やATGの方々では大島渚に対する見方や印象は大きく異なるので
しょうがどんな立ち位置の方でも大きな不在感を感じるのは確かでしょう。

 映画監督としても早川雪洲の作品を見たかったですし、朝まで生テレビにもう一度
出て欲しかったのですが、その私の思いは永遠に叶うことはなくなりました。

 なんとも言えない寂しさを感じる夜になってしまいました。
ご冥福をお祈り申し上げます。



 
 昼のドラマとして話題となった『幸せの時間』ですが、面白くて私も録画して見ていました。
演者の熱演というか怪演とストーリー展開を楽しく見ていましたが、このドラマというのは
誰が輝いていたのだろうかと思いました。

 主演というのは西村和彦と田中美奈子ですが、このドラマの中で一番目立っていて
評価されたのは神楽坂恵であったような気がします。

 配役を考えた人というのはタレント名鑑と過去のメディア実績などを考えながら
話を各事務所に話をもっていくのでしょうが、あの燿子という役に神楽坂恵が適役であり
オファーしたというのは素晴らしいアイデアでしたし、写真集と映画の人という彼女という
パブリックイメージの彼女の評価を変えたのが今回の作品だったと思います。

 『幸せの時間』はどうもあのドロドロ感と悪女とセクシーな姿を見事に体現していた
神楽坂恵のドラマだったような気がする私です。

 今後の彼女に対するオファーに『幸せの時間』のはまり役から派生するものが
多くなりそうな気がしますね。
 東レパンパシフィックオープンの今年の開催は決まっているようだが、来年の開催につ
いては不透明感が強くなっているようです。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/headlines/20130110-00000003-kyodo_sp-spo.html

 まぁ、経済力なり交渉力なり政治力なり色々な意味で力がないとテニスの高いレベルの
国際大会は開催できない。今のアジア圏でのテニス市場なり国力ということを考えると
中国が大きな位置を占めていて、日本は右肩下がりだと思いますね。

 大会を見に行こうと思っても、日曜日が休みの人が多いのが当然なのに土曜日が決勝
となると見に行きたくても行けないという人が多いのに、どういうわけかここ何年かは
土曜日が決勝というスケジュール。

 来日しているメンバーは素晴らしくて、面白いとは思うのですが土曜日が決勝であること
と日本人の強いプレイヤーがいないというのは観客動員で難しいことになるでしょう。

 そんな中で中国の女子テニスの伸長と大きなマーケットであるという事情。
中国が大規模と中規模大会を作って行こうとなった時に当然開催するのは秋に
なるでしょうからこれは東京の大会の週とぶつかるかニアミスになる。

 東レがどう考えているのかTBSがどうするのかわかりませんが果たしてどうなるのでしょうか。

 賞金額とツアーのポイントが低くなってもプレイする人は日本にやってくるでしょうし
テニス観戦が好きだという人はメンバーがどういうことになっても見に行くことでしょう。

 果たして東レパンパシフィックの今後はどうなるのか気になるところです。

 味噌カツと手羽先を愛し、中日ドラゴンズを応援し、週に一回はパスタを食べ
モータースポーツとフラビア・ペンネッタやサーラ・エッラーニに声援を送るイタリアの
濃度の高い私にとっては今年のF1というのは寂しさを感じるものになりそうです。

 イタリアという国からF1ドライバーが出てこないというシーズンを今年も迎えようと
しています。

 そして、鈴鹿で素晴らしい走りを見せてくれた日本人ドライバーは持ち込めるスポンサー
や資金がなく、今年は少なくともレギュラーとしてF1を走ることはないようです。

 世界中の国家元首の数が大体200人でしょうが、F1世界選手権シリーズという世界格式
のレースで戦うドライバーは13チームが参戦したとして26人。狭き門であるし、お金なり
スポンサーなり国家や国営企業のサポートなり大企業の分厚い後押しがなければ
シートを得られない。残念ながらそれが現実です。

 F1マシンを運転する技術だけでは契約をするには至らずに多くの要素が絡んでくる
今のF1で日本人とイタリア人はドライバーとしてサーキットで走ることはないシーズンが
始まりそうです。

 ドイツ人のドライバーの多さを見るにつけて、ある意味、国力や土壌というものを
実感してしまいます。
 BSTBSで再放送された番組を見て、日本を愛し、日本へ帰化した元アメリカ人の
似合う場所というものをしみじみと感じました。
http://www.bs-tbs.co.jp/app/program_details/index/KDT1202900

 今回のこのアンコール放送は一時間番組を二つ並べた編成で最初の一時間
番組の最初というのは現在、彼が住んでいる場所の商店街で買い物をする映像でした。

 そこにドナルド・キーン氏の愛する日本の姿を感じましたね。

 彼の愛するのは日本的な空気感が横溢する商店街ではないだろうか。
馴染みの店のオヤジなどと会話を交わしながら品定めをしていい商品を選ぶ
という様子を見てそんなことを感じましたね。

 東京や大阪にはまだまだ商店街があり、そこで感じられる空気感やエリアの
キャラクターがあります。

 しかしながら、ショッピングセンターというのは利便性の高さはありますが
そこに伝統やら人間関係というものはなかったり希薄だったりします。

 ドナルド・キーン先生の愛する日本の日常というのは商店街にあり、彼が愛し
似合うのは大規模なショッピングセンターではなくて昔から存在し、地元の人が
愛し、標準語でない言葉(何代も続いている江戸っ子の話す東京方言であったり
地方の色合いが垣間見える言語)ではないかと思いますね。

 私は名古屋人ですが、ショッピングセンターは否定しないし、実際利用もします。
しかしながら、大須の商店街に行くと何だかほっとしたり、居心地の良さを感じます。
アメリカ人で日本文学を研究し、教育者として学生を指導してきたドナルド・キーン
という人が商店街でまさに溶け合っている姿を見て、商店街の重要性であったり
人が集まるエリアの磁場で生まれる交流というものを改めて感じた放送でした。


 『冒険の扉を開くのは君だ。君が望むなら連れて行こう。』
ティエリー・サビーヌの言葉から始まったパリダカの歴史。
色々な変化がありながらもパリダカは続いています。今年もいよいよ
パリダカが始まります。

 今年のパリダカ。そこに私がMotoGPのパドックで顔を合わせる男が深く関わっています。

 リービオ・スッポ。ドゥカティでケーシー・ストーナーとブリヂストンという強力なカードを
使ってホンダやヤマハを破り世界タイトルを奪った時のマールボロドゥカティの
マネージャーが彼でした。

 その後、ホンダへと移り、MotoGPのサーキットで顔を合わせる彼がホンダのパリダカ
へのファクトリー体制での参戦となり、サーキットではなく、砂漠に現れます。

 パリダカ用のマシン開発があり、ファクトリー体制での参戦計画があり、そこに
ホンダがマネージメントを任せる部分で誰が関わるのだろうかと思っていたところに
スッポを起用する。ここにホンダの熱の大きさと本気度が感じられます。

 近年のパリダカではKTMのマシンの強さが印象に残りますが、今年は果たしてどんな
サプライズやミラクルを見られるのだろうか楽しみなホンダファクトリー参戦のパリダカ
です。

 
 伊丹十三監督作品というのは娯楽性と芸術性の両方を兼ね備えた面白い(あるいは
interestingな)作品が多いのですがこの『スーパーの女』は大好きな作品ですね。

 私が子供だった時期というのはスーパーの精肉売り場は背景が赤でした。
あの作品が出てから、消費者の目をごまかさないようにしたのか、あるいは
業界的に指針ができたのか、もしくは一つの会社がお客様目線というものを
考えて白くして、他社が後追いしたのかわかりませんが明らかに変わりました。

 肉の横流しの話や主婦の図々しさなど納得できるようなシーンや産地偽装や
同業他社との争いなどのおもしろさなど日本の流通や小売りの問題をあぶり出しつつ
映像化したところはすごいなぁと思いましたね。

 年に一回は時間が出来た時に見たくなるし、毎回見るたびに発見が感じられる
作品ですね。できれば、海外に広めたらいいのにと思う私です。
 まぁ、メジャーリーグを経験したプレイヤーが日本に戻る時に何を判断材料として
球団を選ぶのだろうかと想像します。お金もあるだろうし、機会の多さでもあるでしょうし、
家族のこともあるでしょうし、それ以外にもいろいろなファクターがあるのでしょうが、
私が強く感じるのは球場です。

 松井がジャイアンツからメジャーに行くことになった時に言われたのはお金やメジャー
に対する憧れもあったのでしょうが、小さくない理由の一つとして報じられたのは球場
のことでした。

 東京ドーム側が腰や膝に負担の少ない進化した人工芝の導入を公にしていた
ようですが、長い期間を人工芝をホームスタジアムとして戦っていたプレイヤーである
松井は天然芝に対する憧れや希望を抱いていたと言われています。

 名古屋人であり、少年ドラゴンズファンだった私は現在ジャイアンツの監督である
原がナゴヤ球場での活躍ぶりを苦々しく見ていましたが、その彼が現役を引退
して日本テレビの解説陣に加わらず、NHKと契約を結びました。

 その彼がいつだったか名古屋でのドラゴンズ戦での活躍について話に振られて
彼は『ナゴヤ球場というのは球場が狭くてホームランが出やすいから活躍できたと
いうのもあるけれど、あの球場は本当にグラウンドコンディションがよくて、土の部分
も芝生のところもプレイしやすいから、安心してハッスルプレイができると思うと打撃にも
いい影響があって、活躍できた』ということを話していました。

 この発言を聞いて思ったのは、NHKと契約した解説者であり、日本テレビに行かな
かったから話せたことなのだろうかという思いと人工芝というのはプレイヤーの負担が
大きいのだろうなというものでした。

 ドラゴンズでナゴヤドームをホームで内野手として、そして、その後外野手として
活躍してきた福留がメジャーで天然芝でのプレイをしてきて、日本に戻る時に
横浜スタジアムやナゴヤドームという人工芝をホームとする球場でのプレイを
望まずに天然芝である阪神甲子園球場が本拠地である球団を選んだような気がしますね。

dopo aver parlato con la casa di noale e borgo panigale
la squadra parking go ha deciso di partecipare alla classe mondiale supersport
con la MV agusta F3!

finalmente ufficiale e MV arriva alle piste di campionato mondiale di supersport
dopo aver sentito "il riso amaro" ora c’e’ "la strada" e c’e’ "l’intervista"per
il programma della stagione nel 2013

allora la parking go con MV agusta puo’ creare il capolavoro o no?
vediamo la stagione agonistica nel 2013
 テレビ、ラジオや舞台で活躍してきた小沢昭一さんが亡くなったニュースを目にしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121211-00000019-sph-ent

 TBSラジオ、あるいはTBS制作の番組のネット受けの番組を聞いていた日本全国のファン
の方々にとって非常に残念でショックなニュースでしたね。

 私は名古屋人なのでCBCでの放送を聞いていたのですが、体調を崩してから過去の放送
の傑作選を流していましたが、復帰してまた、番組を続けていただけると思っていたので
とても残念です。

 いつかは息を引き取る時期というのはやってくるわけで、永遠の番組や芸人人生というのは
ないのでしょうが、とても残念です。

 TBSでは『小沢昭一の小沢昭一的こころ』の時間帯に永六輔さんや毒蝮三太夫さんの
インタビューを流していて、生前の小沢さんを偲んでいましたが、CBCはラジオ好きでも
聞いたことのない番組を穴を埋めるために流していました。
いかに突然のことであり、ネット受けのCBCが対応に苦しんだのかがわかる突然の
番組変更でした。

 長年の功労者である小沢さんを追悼する番組の企画も考えていることでしょうし
先週末まで放送していた枠でどういうことをするのか気になる私です。
 インターネットというものの有効性を感じることが多い今日この頃。

 私はマレーシアという国にシンパシーを感じているのですが、日本のマスメディア
が取り上げるのはアメリカとヨーロッパではアルプスの西と南の国。アジアでは隣国の
中国、韓国、北朝鮮という国々が多い。

 しかし、世界の人口の三分の一はイスラム教徒であり、彼らの多くが石油産出国で
あるというのは明らかな事実。

 そんなことはわかりきっているのであるが、イスラム教徒の国が日本の電波及び
活字メディアで話題になるのはテロがあったときが多いというのは何かしらの編集側
や発行側、放送局の意図があるのではないかと思ってしまいます。

 まぁ、十年ぐらい前であると、そこで終わっていたのでしょうが、インターネットの
おかげでイスラム教徒の国のメディアからの情報発信をキャッチできるようになり
私のような考えを持っている情報を多くの角度から受け止めて理解したいと思う
人にとっては不満足感や不足感を感じることが少なくなりましたね。

 イスラエルでのことなどもそうですが、より多く、様々な立場から発信される情報を
入手することの重要性を感じる私です。まぁ、中学や高校の社会科の先生は情報
感度の高い生徒から高いレベルの質問をぶつけられるので、やることが多くなるのかな
という気がしますね。
 難しく厳しく苦しい最終戦のレースを走りきりセバスチャン・ベッテルが
三度目のワールドチャンピオンになりました。

 タイトル争いをしているフェルナンド・アロンソの見事なドライビングと他者のリタイヤに
より、非常に悩ましい展開となりましたが、コース上でやるべきことを冷静に判断し、
しっかりとマシンをチェッカードフラッグを受けて僅差でタイトルを獲得したのは素晴らし
かったですね。

 日曜日のインテルラゴスで流れていた時間はベッテルにとってはとても長く感じたこと
でしょう。そして、レースを制するにはドライビングテクニックと冷静な判断能力が必要
であることをドライバーとしてチームとして初めての優勝が可能でありながらクラッシュで
文字通り水泡としてしまったドイツ人ドライバーとインドチームによって理解しました。

 長いシーズンを戦いワールドチャンピオンになるとなると、攻撃性だけでなく、
ディフェンシブな流れの中で出来うる限りの最高のポイントを獲得するレースも
あり、そこで焦らず我慢することができるのが世界を制するドライバーであると
いうことも言えるでしょう。

 タイトルを決定するレースでの順位としては物足りないものがあったかもしれませんが
ベッテルのブラジルグランプリは王者の走りそのものでした。

 果たして彼の世界タイトルはこれからどれだけ伸びるのだろうか。走り続ける
ドイツ人と初優勝を性急すぎるミスで逃してしまったドイツ人、そして、F1で二度目の
引退をする元世界チャンピオンのドイツ人を見て思った私でした。
 非常に難しいジャッジメントとなった競馬のジャパンカップを見て、採決委員という
肩書きのついている人たちに関して思った。

 相撲の世界では競技者として実績を残してきた人が土俵の周りにいて、難しい判定
や行司の判断に関して物言いをいうことやビデオを見直すことで取り直しになったり
判定が変わったりするということがあります。

 そこでは相撲のファンが過去に実績を持っている人が複数いて審議している姿や
判断に関する理由を説明する機会があり、納得行くことが多いと思います。

 しかしながら、競馬の場合ですが、今回のG1という大きなレースで、非常に微妙な
判断となるケースで審議のランプは付き、審議中であるということは理解できますが、
土俵のそばでかつての実力のある競技者だった人が意見を戦わせ、結論を出すという
ジャンルとは違い、何か時間だけかかっていて、やきもきするということになっていました。

 競馬の採決委員という人たちがビデオを見直したり、意見を戦わせるところは
お客さんやテレビ視聴者の人には見えないものでした。

 お金をかけている人がいて、透明性の高い審議やプロセスの可視化というものがないと
見ている方は何か密室での謀議と思えるような気がしますね。

 着順は変わらないが、ラフプレイのジョッキーには二日間の騎乗停止という処分が
何だか競馬社会における政治的なバランス感覚から出てきたものだと捉える人が
いても仕方ないよう気がします。

 そのジャパンカップの表彰セレモニーなどが審議時間の関係で遅れたのですが、
AKB48の河西智美が来ていて、ミニライブをやっていたようですが、どうせなら
そこで『逃げ馬が好きなんです』なんて言ってくれたら、炎上ビジネスが生まれたかな
なんて思ったりしましたね。
 すでにご存知の方も多いと思いますが、カルロ・フロレンツァーノがホンダイタリアを
離れ、引退するようです。
http://www.motoblog.it/tag/carlo+florenzano

 彼に対する評価というのは立場によって、異なるのでしょう。
ヴァレンティーノ・ロッシがホンダに入る時に精力的に動き回り、アプリリアから離れて
ホンダのサテライトチーム入りした時に尽力したのがフロレンツァーノでした。

 そんなわけで、アプリリアの関係者やアプリリアに近い人たちにとっては憎しみに近い
感情を持っていても不思議ではありません。

 中立の立場の人からすると、ヴァレンティーノがアプリリアで250ccクラスのタイトルを奪い
500ccにステップアップするという時にスイスオートの500ccのV4エンジンと400万ドルという
両方の条件を用意できなかったのだからフロレンツァーノとホンダに交渉しやすい環境を
与えてしまったわけで、アプリリアがフロレンツァーノの恨むのは否定する外的な
勢力を見つけて、そこを攻撃することで自らを正当化しようとしていると考えるのでしょう。
(私もこの考え方に近い)

 アプリリアからホンダへのスイッチというのがヴァレンティーノ・ロッシにとって大きな
転機になったのは間違いなく、そこで交渉にあたって活躍(アプリリア陣営からすると暗躍)したというのがフロレンツァーノだったのでしょう。

 後にヴァレンティーノ・ロッシはヤマハへスイッチしますが、そのホンダでの最後のレース
でカルロ・フロレンツァーノに公式の場において謝意を表明しています。

 まぁ、ヴァレンティーノにとってはフロレンツァーノがいなくてはホンダへの移籍は難し
かったわけですし、ホンダのエンジニアリンググループやホンダイタリアに関しては
不満も怒りも悲しみもなかったことが明らかでした。

 私にとってのカルロ・フロレンツァーノという人は普段から近い立ち位置ではなかったのですが
質問をすれば答えてくれるし、嫌な感じの人ということではなかったですね。

 ただ、少し壁を作っていたのかなという印象は受けました。また、どういった方向性の
ことをホンダという組織の中でやろうとしているのか、あるいは何をやらないように
しているのかというのは見えなかったのも事実です。まぁ、これはホンダという組織が
巨大すぎるので個人の名前がプロジェクトに大きく反映されなくて、ホンダイタリアなり
ホンダヨーロッパという法人名がプロジェクトについて回るからかもしれません。

 かつて、力道山は敗戦のショックを引きずっている日本人に元気をつけるため、
テレビの普及のため、そして自分自信のお金儲けのために日本を代表するプロレスラー
としてリングに立ち、アメリカ人のレスラーを呼び、反則攻撃を受けて耐えながら、
エネルギーを貯めて、空手チョップという日本的な文化を持つ技で反撃し、勝利することで
日本人にエネルギーを与え、そして、日本テレビや三菱電機に大きな利益を与え
さらに自らは大金を得ました。

 その力道山の弟子であるアントニオ猪木は冷戦が終わり、素晴らしいアスリートが
難しく、厳しい環境になりそうだと思った時にグルジアに渡り、当時のソ連のスポーツ
関連の政治家や官僚と交渉を持ち、多くのロシア人を来日させプロレスラーとして
デビューさせ、さらにモスクワでの興業を行い、ロシア人がアメリカ人をやっつけて
ロシア人が幸福感を感じるという機会を作りました。

 その後、アントニオ猪木はプロレスの師匠のルーツである朝鮮半島に渡り、
アメリカ人の受身も攻撃も素晴らしい表現力を持つ、レスラーを招聘し、20万人の
観客の前でアメリカ人をやっつけて、師匠の母国のファンを熱狂させました。
そのアントニオ猪木がスケールが大きく、プロレスの存在しないところで興行を
しようと考えているようです。

 日刊スポーツの報道でアントニオ猪木はキューバから勲章が送られた報道を
知りました。
http://www.nikkansports.com/battle/news/f-bt-tp0-20121120-1049577.html

 報道ではアントニオ猪木は取材に答えて、キューバでのプロレスの興業に関して
も言及しています。

 日本での力道山のしたこと、モスクワや平壌で猪木自身がしたことを、弟子を
使ってやろうとしている気がします。

 以前、雑誌で読んでいたところ、メキシコでは、国民的な娯楽であるでプロレスの
リングでアメリカ人が悪役でリングに立ち、その憎たらしいアメリカ人を地元の
ヒーローであるメキシコ人がやっつけてメキシコ人のファンは満足しているようでした。

 キューバという国から勲章が送られるというのは、単なるプロレスラー以上の
行動力や政治力や交渉力があることでしょう。その猪木が反米感情の強い
キューバでプロレスの興行をするとなるとどんなプロレス的な演出を加えるのだろうか
気になるところです。
 

 売れっ子の芸能人の入院のニュースというのは、バリューが高いのでしょう。
今回の爆笑問題の田中の今回の病名を聞いて、現役や元テニスプレイヤーの
ことを思い出した人も多いことでしょう。

 松岡修造、ジュスティーヌ・エナン、マリオ・アンチッチといったコートを去ったプレイヤー
に現役ではロジャー・フェデラーといった現役のプレイヤーがかかったこともあるウィルス性
の病気ですが、彼らが病院でどうしたかというと単純に寝て、点滴を受けるというのが
その治療法であったということで、安静にすることと点滴を受けて過ごすということが
ほぼ唯一の方法ということであり、急ぐのは大事だけれど、慌てずに気持ちをしっかり
持って、過ごすことがすべきことということのようです。

 まぁ、キスや飲み物の回し飲みといった日常にあることで感染してしまうわけで
防ぎようがないのが伝染性単核球症ということなんでしょう。

 私の仲のいいプレイヤーに起きて欲しくないなという気持ちと爆笑問題が決して
太田のボケだけで成立しているわけでなくて、田中のツッコミがあって成り立つ
わけで、太田一人でどんな仕事ぶりになるのかを考えていた私でした。

 
 私がこの田中崇裕アナウンサーの存在を知ったのは、当時NHKBSがMotoGPの
放映権を有していた頃に実況をしていた頃でした。その後、スポーツアナウンサー
としての能力を感じたのはウィンターオリンピックのアイスホッケーであったり、
野球であったのですが、その彼が二週連続で異なる競技の実況をしているところを
耳にして彼の能力の高さを感じながら、何かおいしい話を持ってくる人もいるのではないか
と思いました。

 ソチオリンピックのアイスホッケーの第一次予選の試合。アイスホッケーというプレイヤー
が多く入れ替わり、展開がスピーディーである競技というのは実況をするのが難しいの
ですが、それをした翌週がバレーボールのVリーグの実況。

 それ以外にも野球のシーズン中に彼の声をNHKBSで耳にすることもあるのですが、
多チャンネル時代であり、ネットでの中継というものが具体化、現実化してきている中で
様々な競技をきちんと試合の流れを淀みなく丁寧に実況できるスポーツアナウンサー
というのは需要があると思いますね。

 スポーツアナウンサーにも得意不得意があり、競技によって能力を発揮できる
場合とそうでない場合があるのでしょうが、彼に関しては安心してどの競技も
見ていられる。

 スポーツ専門局や放映権を持った新しいプラットホームが求めているのはおそらく
彼のような存在ではないかと思う私です。

< 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 >