ドイツの女子プレイヤーの中でゲルマン的な名前でない姓名を読んだり、
フランス人の中にフランス的でない響きの名称を目にしたりと色々な意味で
民族とか国籍とを考えたりする今のテニス界である。

 そんな中でふと思い浮かべるのはかつてのロランギャロの男子シングルス決勝
ですね。

 セルジ・ブルゲーラ対アルベルト・ベラサテギとのバトル。

 ブルゲーラはカタロニア人。ベラサテギはバスク人。この二人がクレイコート世界一
決定戦の最終日に残り、それをカルロス国王が見守る。この試合を政治的に利用
しようと考えた人はいなかったのだろうかとか、何かの発火点になることがある得る
と思った人も多いことでしょう。

 スペインは大変テニスがポピュラーなスポーツなんですが、マドリッドやヴァレンシア
出身者のプレイヤーがパリの最終日に残らずにスペインのパスポートを持った二人が
勝ち進んだのですが、スペイン語とは似ているが違いも大きいカタロニア語が母国語
のブルゲーラとヨーロッパの言語の中で非常に独自性の強い言語を話すベラサテギ。
ある意味、特権階級とか支配階級ではないバックグラウンドを持ち、体一つで世界で
戦うことができ、実際に世界の列強を破って世界最大のクレイコートトーナメント
で勝敗を決めるというところにテニスの面白さや素晴らしさを感じました。

 マドリッドの人たちやスペインにおける支配階級や王室に近い方々はどのように
思ってあの試合を見ていたのか考えながらよそがやらないことをやることが好きな
テレビ東京が放送しテレビ愛知がネットしていた放送を見ていました。

 錦織圭の活躍を喜びながら見ていますが、日本のパスポートを持っているが
在日と名のつく民族籍のプレイヤーとアイヌや沖縄人のプレイヤーがテニスの四大
大会の決勝に残り、栄冠を懸けて戦い、それを日本の皇室の方がパリの貴賓席で
見る日が来るのかわかりませんが、少数民族や移民の方でも日本を愛し、日本の
パスポートを持って世界を周り、世界で戦うプレイヤーが出てきたら面白いなぁと
思う私です。
 ここのところ矢口真里のニュースがポータルサイトやスポーツ紙などで騒がれて
いますが、何か釈然としないものを感じます。

 ホテルなどで二人きりで部屋に入ろうとすると目撃者がいたり、撮影される可能性が
ある。そして、その情報なり映像が流れる可能性は高い。

 しかし、今回の報道では自宅での不倫だったということであり、目撃者は限られる。
おそらく当事者しか見ることができないし、知ることができない。

 それが、タイムラグを置いて女性誌に報道された。何か思惑や目的があるように
感じますね。

 そして、現在矢口真里は体調不良ということでレギュラー番組を休んでいますが
ネット世論では『見たくない』とか『やめるべきだ』という声が多いですね。

 私は私生活が乱れていようとも、使おうとする組織や会社があるのなら、出演するのは
ありだと思います。

 それを良く思わない人が見ないようにしたり、会場に足を運ばなければいいだけ
の話ですからね。

 能力が高くても消える人はいるし、それほど才能がない人でも輝くことができるのが
芸能界のいいところだと思います。

 歌舞伎役者が女遊びしていて『芸の肥やし』と呼ばれ、寛容されていること
や女性関係で色々と話が出てきながら別に引退することなく作品に出ている
人もいるわけで、この時期に矢口真里の話題で世間の目がそちらに向いている
一方で何か国の未来であったり、近い将来に関する重要度の高い話が霞んで
しまうのではないかと思ったりする私です。

 矢口真里も今回の経験を生かして、表現者としてワン&オンリーの作品を作ることが
できたら世の中の声も変わるような気がしますね。
 イタリア人ドライバーがいなくて、日本人ドライバーが見られない今季。
近い将来はどうなるのでしょうか。

 イタリアという国に最初に行く前に聞いていたのは
『イタリアはモータースポーツがポピュラーで、日曜の午後はほとんどみんなが
F1を見ている。』

 というものでした。

 それを散々聞いていてイタリアに着いて思ったのはそれは半分が本当で半分は
違うというものでした。

 つまりイタリアではF1という言葉の意味は90%がフェッラーリであり、残りの10%が
イタリア人ドライバーというものだという真理です。

 日本という国から日本人ドライバーがF1に行き戦ってきました。

 イタリア人ドライバーと日本人ドライバーが今季のF1にはいません。

 現在のF1の世界にミナルディもフォルティコルセもありません。
そして、ほとんどのF1のチームに必要なのはイタリアのパスポートを持った
ドライバーではなく、国籍は関係なくドライバーに付随するスポンサーマネーです。

 小林可夢偉はトヨタのサポートでF1までやってきました。
そのトヨタがサーキットを去ってしまい、ザウバーに加入できたのですが、
そのスイスのチームは2013年シーズンを彼との契約を結ばずに大量のスポンサーマネー
を持ってきたメキシコ人ドライバーを選びました。

 果たして近い将来にイタリア人ドライバーはいるのでしょうか。
また、小林可夢偉がF1のサーキットに戻ってくることは可能でしょうか。

 イタリア人ドライバーでGP2で活躍したダビデ・ヴァルセッキがロメイン・グロージャン
の後釜にロータスをドライブすることはあるのでしょうか。

 多くの日本人はマクラーレンホンダ、あるいは他のチームのホンダエンジンユーザー
チーム、もしくはトヨタエンジンを使用するチームのドライバーとしてF1に戻ってくる
ことを考えているのでしょうが、ホンダがF1のパドックに戻ってくるのは来年ではなくて
再来年です。

 イタリア人と日本人ドライバーの明日はどっちだ。
in italia formula 1 e’ molto molto popolare e in giappone ci sono le case dell’automobile
anzi questa stagione non c’e’ nessun pilota italiano e neanche giapponese alle piste
di formula 1

prima di arrivare in italia ho sentito tante volte
"in italia formula1 e’ molto popolare e domenica pomeriggio quasi tutti vedono le gare
di formula1 gli italiani a cui piace tanto e un po’ troppo formula1"

e dopo essere arrivato in italia ho capito cosa vuole dire
"formula1 in italia"

cioe’ formula1 in italia 90% ferrari e ultimi 10% i piloti italiani

e un giorno parlavo con il giornalista della 7 fabrizio calia
che mi ha detto
"non scuderia 95% e 5% i piloti italiani"

ora non c’e’ minaldi neanche forti corse
quindi se le squadre non pensasse di passaporto italiano
i piloti italiani dovevano credere di parlare con altre squadre
pero’ la situazione e’ duro per loro

dopo aver detto "basta" il manager della toyota
non c’e’ la macchina di toyota formula1 alle piste

e poi il manager della squadra di GP2 pensava di comprare i sistemmi e materiali
pero’ non poteva creare la squadra "come brown grand prix"

fortunatamente il kamui kobayashi poteva firmare il contratto con la squadra
svizzera pero’ la team doveva credere di pilota che puo’ portare grosso sponsor
da messico e il pilota giapponese ha perso il posto nel 2013

quindi non c’e’ nessun pilota italiano e neanche giapponese
ancora non sappiamo mai arriva il pilota italiano o/e giapponese

quanti italiani pensano di futuro vicino in italia?
gli appasionati giapponesi credono di kamui kobayashi nel 2013?

forse in italian gli appasionati a cui non interessa il pilota di GP2 o/e terza pilota
della squadra di formula1

i giapponesi a cui interessa tantissimo il pacchetto giapponese
cioe’ il pilota giapponese con la macchina di mclaren honda o altre squadra con il motore
della honda (o/e la toyota)pero’ la honda non ritorna alle piste nel 2014
loro stanno a reparto corse nel 2013 poi preparano per il ritorno

chi arriva alle piste nel 2013 da italia o/e giappone?
davide valsecchi guida la macchina di lotus se il pilota giapponese ha perso il posto
alla squadra francese?

vediamo
 スズキと別れ、MVとスーパースポートに参戦することがかなわず、ドゥカティで
スーパーバイクということになったチームアルスター。アルテアと離れて、チームアルスター
と組むことになったドゥカティ。果たしてどんなシーズンとなるかと思っていたのですが
非常に厳しいシーズンになっています。
http://www.motoblog.it/post/148235/sbk-per-il-team-ducati-alstare-stagione-gia-da-archiviare

 まぁ、シーズン当初にカワサキの強さはある程度予想できましたが、予想以上に
快足ぶりを発揮しているのは想定外だと思っていた人も多いでしょう。

 また、マックス・ビアッジ以外のライダーが今までの参戦体制の中で勝つことができ
なかったアプリリアがここまでの競争力を有するとは想像できなかったことでしょう。

 カワサキとアプリリア。サイクス、ラバティ、ギュントリのこの三人のシーズン前の予想を
超えた速さが飛び抜けてしまっているのはドゥカティにとってもアルスターにとっても
誤算であったことでしょう。

 しかしながら、ドゥカティとアルスターの不振ぶりというものは何が理由か考えて
しまいますね。

 スーパーバイク世界選手権というカテゴリーですから、マシンの基本性能が劣ると
メーカーやチームが開発に力を入れても伸びしろが限られてしまう。

 かつてチームアルスターがスズキのマシンで参戦していた時にシーズンの序盤の
段階でマシンの基本性能に見切りをつけて翌年のシーズンの開発に重点を置いて
目の前のレースより、近い将来の方を考えながら送ったシーズンがありました。

 フランシス・バッタというチームマネージャーはこういうことをする人で有している
リソースと使っているバイクで限界値が見えたら、そこで勝てそうにもない戦いを
することなく、近い将来での時間軸で勝てる場所と道具で勝ちに行くことをする人
なんですが、カルロス・チェカのクラッシュ以降のコンディション、ライバルチームと
ライダーの速さ、現今でのドゥカティのマシンと開発体制での競争力を考えて
シーズンを送る可能性も感じますね。

 また、ドゥカティも今までのチームとは違った協力関係の中で求められたり、
必要とされるものの違いとライバルチームの速さを見ている中で反撃体制を
取るには厳しさを感じているようにも思えます。
 
 マックス・ビアッジの復活の報道やニッコロ・カネパのワイルドカード参戦など
イレギュラーな話が続いているというのは何かもがきながら何かをつかもうとしている
姿を感じます。果たしてアルスターとドゥカティはウィナーズサークルに戻ってこれる
のでしょうか。

 イタリアのメーカーがイタリアのチームでイタリア人ライダーが世界選手権で
日本の大メーカーを相手に走ることは難しさや厳しさを理解しながら戦う必要がある。
人的、物的、金銭的に様々な要因が絡まないと挑戦は無謀な自殺行為になる。
そんなわけで国内選手権では姿を見せたMVアグスタがスーパースポート世界選手権
に打って出てきたのは様々な思いや希望を具現化できる環境が整ってきたのでしょう。
彼らの情熱が成績となり、ロベルト・ロルフォが表彰台に登壇しました。

 日本のホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキにイギリスのトライアンフ。
競争相手が素晴らしいバイクを用意して戦う世界選手権に美しいF3で戦いを
臨んだ今シーズン。まだまだやることがあるなというここまでの戦いぶりでした。

 ライダーもマシンも高いレベルでないといい成績を残せないこの戦い。
チームとメーカーが契約したライダーはロベルト・ロルフォでした。

 ロルフォというライダーはここまでの経歴の中で様々なバイクをライディングしてきました。
その中で各メーカーの特徴を理解し、違いや特徴を実際に世界選手権レベルで
感じてきました。

 その経験というのは、初めて世界選手権レベルで戦う上でメーカーやチームが
求めていたものでしょう。同一メーカーで走ってきたライダーにはない経験というもの
が彼にはあり、比較対称できることはマシンを開発するうえで、他社と戦ううえで
大きなものでしょう。

 イギリスラウンド。ついにロルフォとMVアグスタが表彰台に登りました。
世界選手権での表彰台登壇はジャーコモ・アゴスティーニがかつて500ccクラスで
勝ったドイツグランプリでの優勝以来の37年ぶり。あの美しいバイクを生産、販売
するメーカーのファンにとっては非常に特別な一日になりました。

 ロルフォと私との関係性やMVアグスタに関する思いなどを考えると色々と考える
ことが多かった日曜日のレースでした。 
la casa varese arrivava alla pista di campionato mondiale di supersport
dove ci sono honda yamaha suzuki kawasaki e triumph e la sfida e’ duro pero’
hanno gia creduto che sarebbe stato piu’ competitiva contro i giapponesi e l’inglese

il pilota torinese ha gia corso su diverse moto fino questa stagione
primo la TSR honda e poi aprlia ducati superbike honda superbike yamaha MotoGP
ecc ecc
poteva capire la moto con le carattere diversi

la casa varese doveva svillupare la moto per il livello del campionato mondiale
davanti a loro ci sono la moto piu’ competitiva

fra il campionato nazionale e il campionato mondiale
e’ grande differenza e sia la casa che la squadra dovevano pensare di pilota
che puo’ modificare la moto e guidare sulla pista contro i protagonista

dopo la vittoria di mitico giacomo agostini alla pista tedesca
ha gia passato ben 37 anni e la moto varese mancava sulla pista
e gli appasionati della moto aspettano il momento dove ci sara’ la bellissima moto

finalmente arriva la bella scena che tutti appasionati della MV agusta volevano
ancora molto da fare per la vittoria e sono molto competitiva le moto giapponesi
pero’ abbiamo capito che sara’ opportunita’ dominare la gara

vediamo la sfida della moto italiana della squadra italiana con il pilota italiano

 コサキンが時折ネタにしていたところから仕事が好きで、趣味や楽しみを
持ちながら人が成長したり、技術が伸びる様子を見ているのが最上の喜び
だったんだろうなという人であったサンミュージックプロダクションの相澤会長が
お亡くなりになりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130524-00000315-oric-ent

 岡田有希子さんの自殺、松田聖子の独立、桜田淳子の結婚と宗教の問題、
そして、記憶に新しい酒井法子のドラッグと楽しいこともあったが、修羅場や
難しく繊細で厳しい局面もあり文字通り寿命を縮めたのかなと思ったりしました。

 しかしながら、タレントの舞台に足を運び、所属タレントの活躍ぶりと観客の盛り上がりを
肌で体感したり、あの年齢ながらブログで情報発信したりと自らが楽しめなかったり
面白いことを共有しようという気持ちがとても強い人だったなぁと思いますね。

 サイゾーのインタビューを以前、読んでいて、とても透明感や真面目な方だなという
印象を受けたのですが、そういったところがひょっとしたら日本におけr芸能界という
特殊な世界では損することがあったかもしれません。
しかし、大衆は社長時代の相澤氏を支持してきましたし、彼の育てたタレントを
見てきました。
http://www.cyzo.com/2013/05/post_13422.html

 岡田有希子さんの遺書をずっと金庫の中に入れて情報を閉ざしたことというのは
死んでもなおタレントを守ることやイメージを大切にするということだったと思います。

 まだ、お元気で色々なことを発信して欲しかったなと思う私です。


 
 ドアーズのメンバーであり、ミュージシャンだったレン・マンザレイクが亡くなりました。

 どのミュージシャンにも旬や全盛期というものがあったり、奇跡的に能力のある人や
スタッフが同じ方向性で美しく重なりあうということがあるのでしょうが、ドアーズの短い
全盛期はまさにそうでした。

 ドアーズの曲を聴きながらビールを飲んで、追悼したいと思っています。
 スーパースポート世界選手権で高い競争力を見せているのがサム・ロウズと
ヤマハR6です。そして、カワサキの600ですね。もちろん、他のメーカーのバイクも
高いレベルにあるので、非常に面白いシーズンとなっているのですが、私が感じるのは
いわゆる経験と市販車での市場でメーカーと密接なつながりがあるサスペンションメーカー
ではないメーカーが活躍しているということです。

 ヤマハR6に装着してあるのはbitubo。このメーカーに対する業界内評価というのは
五年前は低いものでした。他の当時のスーパースポートクラスのチームが使用していた
のはホワイトパワーやショーワでした。

 そこでbituboはごく僅かのチームと契約を結び、そこに人やモノやエネルギーを
突っ込み開発を続けてきました。

 その中でライダーが求める製品、チームが求める性能、マシンにあったセッティング
というものを学習し、進化してきました。

 今年のカワサキ系の2チームが使用しているのはK-techです。

 このメーカーもサーキットの中で少数派と言える立場でしたが、bituboと同じように
一点集中の開発体制を組むことで高いレベルの開発を可能にして、今年は非常に
強力なライダーラインナップで世界選手権の制覇を狙っています。

 この二つのメーカーのサスペンションを好んで使っている一般のバイカーがどれくらい
いるのかはわかりませんがおそらく少ないことでしょう。

 サスペンションメーカーとしてはトップチームではないチームと組むことで一方的な
主従関係ではなく、お互いセッティングに関して言いやすい環境を整えることができた。
また、小さなチームにとっては独占供給の形でマテリアルを出してもらい、常に開発担当
エンジニア、レーシングエンジニア、メーカーのレース部門マネージャーと緊密な関係
を築きながら金銭的な負担を減らしながら、求めるサスペンションを手にすることができる。

 bituboとK-tech使用チームのここまでの快足ぶりを見ていると後発メーカーが
いかにサーキットで土壌を作り、耕していく過程と見事な豊作ぶりを感じる私です。

 

 テニスプレイヤーがプロとして活躍するというのは、色々な人や組織や会社の支援が
あって成立するものですが、そういった中で感じるのはクルム伊達公子の発信する
情報やメッセージの多さですね。

 彼女のブログを見ていると週に五回ぐらいはブログを更新しています。
ツアーでのこと、試合の結果や印象などを主なテーマとして書いています。

 そして、文章のサイドには彼女が支援を受けているスポンサーのロゴがあり、
クリックすると、そのスポンサーのサイトに移動して、情報やサービス、商品の内容
などを知ることができます。

 色々な人や組織や会社から現物支給だったり、お金だったりをもらって、彼女は
ツアープレイヤー生活を送っているわけで、その彼女がプレイしていても、何も情報
発信しないとお金や人やモノなどを提供しているのに、何をしているのだろうか、
役にたっているのだろうか、何を生み出しているのだろうかと広報担当者などは
思うことでしょう。

 当然といえば当然ですが、色々な情報発信をすることで、スポンサーに最新の活動
や成績などを知らせることで、払ったり提供する側に謝意を表しながら、パブリックな
形で報告して、なおかつ、バナーをクリックすればスポンサーの商品やサービスを
彼女のファンが知ることになるわけで、プロテニスプレイヤーのコートの外でやるべきこと
をしているなと感じます。

やるべきことをしているクルム伊達公子からすると日本の若手のプレイヤーがぬるい
と言ってツアーに戻ってきたのですが、そのぬるい感覚をブログの更新などにも
感じることができますね。

 他の女子プレイヤーで大なり小なりスポンサー契約があって、個人なり企業なり組織
から現物やお金の支援をいただいている。そんな中で、スポンサーになっている
のは何かしらのメリットを得るためにしているわけです。

 株式会社という形の組織でテニスプレイヤーに対して現物なりお金を出していると
するならば、株主はその判断の妥当性に目を配らせますね。

 ツアーで色々な国に行っていて、そこでの試合なり練習の風景や内容なり、
コートサイドの出来事なりをブログにしていたら、プレイヤーの活動をしていて、
そこに現物やお金が使われているのだなと思う。そして、ファンがその文章や写真を
見て、その流れでバナー広告から消費者として流れてくることもあるでしょう。

 しかし、更新がされないでいたら提供している側、払っている立場の人は出しているもの
やお金が有効に使われているのか疑問の思うでしょうし、株主もお金の有効な使い方
や人やモノの効果の高い方法論を考えることでしょう。

 プレイのレベルという部分だけでなく、スポンサーやサポーターの支援によって成立
しているのがプロテニスプレイヤーだと思うのですが、そこへのリターンや情報発信
に関してクルム伊達公子の考えるスタンダードとそれができていないプロテニスプレイヤー
との大きな違いを感じますね。

プロ登録していていながらもプレイのレベルが低い。また払ったり提供
してくれる個人や会社や組織やそれらの取引先や消費者への情報発信の欠如を
感じていてクルム伊達公子はぬるいと思っているような気がしますね。
 
 男女共催のメガトーナメントであるBNLインテルナツィオナーレローマですが、
男女問わずけがが理由でコートを去るプレイヤーが多いですね。

 まぁ、これはローマのあとにロランギャロがあって、これに備える上で小さな痛みが
致命傷になったらまずいという判断が働いていることでしょう。

 以前、ローマの決勝が5セットマッチでフェデラーとナダルが素晴らしいフルセットマッチ
をしたあとに翌週のドイツオープンを疲労で休むことにしてドイツでフェデラーとナダル
の試合を楽しみにしていた前売り券を買っていた人が失望したなんてことがありましたが
今週のローマでの激闘を期待していたテニスファンはこれだけ戦わずしてコートを
去るプレイヤー、戦っていてこれは無理だと思って辞めてしまう連中を見て何を感じて
いるのでしょうかねぇ。

 観客もスポンサーも大会関係者も辛い思いでしょうね。

 まぁ、ロランギャロでの戦いを考えるとここでの無理は禁物ですし、プレイヤーは
どこかしら爆弾を抱えながらけがと付き合いながらツアー生活を送っているわけで
抜本的に改良して良くなるということはないでしょう。

 
 スクリーン、スポーツ、セックス。三つのSから始まるジャンルの映像ソフトが
課金ソフトとしてレンタルビデオ店でも衛星放送でも成立しています。
しかしながら、ある程度、購入する上では消費者の目を向けさせるような
ことが必要だと思います。

 日本という国でアダルトビデオがとんでもない本数が制作、販売されています。
そのおかげで衛星放送のチャンネルの経営がなされて、そこに雇用が生まれる。
レンタルビデオ店でもファミリー路線でAVの売り場に力を入れなかったところが
事実上潰れてしまったなんてこともありました。

 数多いソフトがあるアダルトビデオの世界。そうなると消費者の目を向けるために
知恵を出さなければ数多い作品の中で埋没して売り上げることができないということになる。

 モテない独身男子(他のカテゴリーの男もそうではありますが)の目を向けさせて
購入やレンタルに結びつけるために脳みそを直撃するようなジャケットを考えると同時に
頭を柔らかく使い、作品を手に取ってもらわなければいけないのは競争社会を勝ち抜く
上で当然ことですね。

 志村玲子という大変美しいヒップラインを持つ女優さんがいます。
彼女の公表されている年齢からすると彼女のファンやファン予備軍はオーバー40
でしょう。

 そのファンやファン予備軍の目を釘付けにするような素晴らしいジャケットの写真
に書かれていたキャッチコピーは

 『志村!後ろ!後ろ!』でした。

 志村玲子さんのエロさとコピーライターのエロ賢さを感じました。
 三度の赤旗が出てしまい、スケジュールは変更になり、レースディスタンスも10周という
超スプリントレースとなったスーパースポートクラス。しかし、非常に面白いレースでした。

 予選二番手のフローリアン・マリーノが四回とも素晴らしいスタートを見せた一日。
優勝争いはポールスタートのロウズ、マリーノ、ソフオーグルとルッソのカワサキ勢、
そしてザネッティのホンダの争いになりました。

 レース中盤、非常に不可解に思えるクラッシュでソフオーグルが離脱し、四人による
ハイスピードバトルとなりました。

 そんなレースの残り二周でロウズのヤマハが抜け出し、後続を突き放して優勝。
彼の強さとヤマハの傑作バイクR6のレベルの高さを示しました。

 二位争いは最後の最後まで競り合いになりましたが、フローリアン・マリーノが
ザネッティを突き放して獲得。三位にザネッティ、四位にルッソとなりました。

 ロウズという素晴らしいライダーの勝負強さとレース運びの上手さを感じたレース
でしたが、同時に感じたのは二位から四位までライダーのレース人生がこのモンツァで
変わったのではないかというものでした。

 チェコのインターモトポニーエクスプレスというチームで思わぬ形でカワサキを走らせる
ことになったフローリアン・マリーノ。彼は実質的なホンダワークスと言えるテンカーテ
ホンダ時代に輝くことができずにチームを離れることとなり、あまりいい環境でレースを
することができないでいました。

 昔のチェコスロバキアという国の体制とプラハの春という運動とその挫折。
そして、グスタク・フサークによる『正常化』これに対して、国を離れるという選択をした
多くのチェコ人やスロバキア人がいます。

 その中の人が向かった先が西側諸国であり、フランスに居を構えた人も数多くいました。

 その在フランスチェコ人が技術や人脈と言語能力を持っている人が世界選手権に
出てきたチェコのチームとつながったのは偶然でもありますが必然でもありました。

 昨年のファビアン・フォレとロメイン・ラヌースというあのチームのラインナップは
そんな業界内の人間関係とカワサキフランスおよびカワサキヨーロッパのサポートが
あり成立しました。

 一度、いい体制で走るチャンスがありながら、そのチャンスを生かせなかった
フローリアン・マリーノがフランス人であり、チェコのチームにはパスポートを
気にしない柔軟性があり、コーディネートする在フランスチェコ人が尽力することに
よって創造されたカワサキのバイクでスーパースポート世界選手権を走るという
ビッグチャンス。彼が今年、このチャンスを得てこれをモノにしなかったらどんな未来が
待ち受けていたのでしょうか。

 フランス訛りの英語でチームやスポンサーや関係者に感謝の言葉を並べていた
ところを見て、色々な思いが私の脳みそを駆け巡りました。

 ロレンツォ・ザネッティというライダーの業界内評価というのは決して高いものでは
ありませんでした。

 その彼が今季、実質的なホンダワークスと言えるテンカーテホンダに加入する
ことになり、CBR600を走らせることになった時に言われたのは2013年シーズンに
テンカーテのタイトルスポンサーになるのはイタリアのポテトチップスやスナック菓子
メーカーのパタのおかげであり、彼がイタリア人であるからというものでした。

 払って乗るライダー、スポンサーを持ち込んで走ることができるライダーというのは
たくさんいます。今のレースの世界では珍しいことではありません。

 しかし、そうして走ることができる環境ができても、いい走り、優秀な成績を残せるか
どうかはライダーの走る才能やマシンの開発能力にかかっています。

 スポンサーのおかげや国籍のために走ることができるというやっかみの声を黙らせる
のはサーキットでのタイムと順位のみです。

 ロレンツォ・ザネッティは表彰台に昇り、ライダーとしての評価を上げました。

 熾烈な優勝争い、表彰台をめぐる戦いに敗れたものの、ファンや関係者に祝福
されていたのがリカルド・ルッソでした。

 昨年までストック600選手権で戦っていた彼が、ステップアップを考えていたのは
当然のことでした。

 しかしながら、彼自身にはスポンサーなり持ち込み資金がない。(あるいは乏しい)
実績と能力はありながらも、チームやカテゴリーを選ぶ上で難しいシーズンオフを
送りました。

 その彼がイタリアモーターサイクル協会のサポートとカワサキイタリアの理解と
支援によって、フル参戦はかなわないものの、ヨーロッパラウンドのスーパースポート
世界選手権参戦が開幕がかなり近づいた時期に発表になりました。

 彼の周りのスタッフができうる限りの努力をして、構築した参戦体制が前述のもの
でした。

 初めての世界選手権。乗り慣れたヤマハではなく、カワサキのマシン。
彼が学んだり、理解しなければいけないこと、甘受して飲み込まなければいけないことは
多かった冬の終わりと春の始まりでした。

 その彼がモンツァで走った経験と持っている能力と闘争心でトップ争いに加わりました。

 レースウィナーはサム・ロウズでしたが、二位から四位のライダーの背景を考えると
色々な思いが私に宿ります。

 フローリアン・マリーノには彼自身諦めることが害悪であることやレースの内部や
チェコのチームが世界選手権にやってきたという偶然や過去にチャンスを生かせなかった
ライダーでも強い思いと学習したり理解できるようになったことを利用して速く走ること
になったというライダーの世界選手権レベルでの敗者復活戦での鮮やかな失地回復
運動がモンツァのサーキットで見ることができました。

 ロレンツォ・ザネッティにはスポンサーや周りのスタッフのおかげでいい体制で
走ることができてもそれを生かすも殺すも本人次第。彼は与えられた道具や所属する
チームや走らせるバイクを最大限活かして評価を高めたなと思いました。

 リカルド・ルッソには若くて元気で能力のあるライダーがマシンを変えながらも
素晴らしい学習能力と闘争心で成長を続けていることを見せてもらいました。

 勝ったのはサム・ロウズとヤマハの傑作バイクのR6。しかし、ヒーローがウィナー以外にも存在したことを感じ、改めてレースというのはいいものだなと思ったモンツァの
スーパースポートクラスのレースでした。

 日本の名監督であり、世界の巨匠でもある小津安二郎の生誕や没後のアニバーサリー
イヤーにはいろいろな企画や回顧上映などがあるものですが、そこに最新の技術を
取り入れたものが加わります。

 小津のカラー作品を劇場やテレビで見たときに何だか古臭さと新しさを同時に感じるような
不思議な印象を抱きました。まぁ、これは私が若かったことと、テレビっ子だった私が
テレビで見ることがなかった構成や色使いなどがそういった印象を抱くことになったのが
理由でした。

 小津の作品は時代的に白黒が多いのですが、晩年の作品がデジタル処理で修復
されることになり松竹から発表になりました。
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/f-et-tp1-20130510-1125233.html

 果たしてどんな感じになるのか、そこに新しい発見や観る側の喜びが存在するのか
楽しみです。
 モータースポーツのシーズンが開幕しても、少々離れた場所でやっていると
気持ちが乗らない。そんなイタリア人が初めて自国で迎える世界格式のバイクレースが
今週末のスーパーバイク世界選手権のモンツァである。業界人もファンもあのロンバル
ディア州の高速サーキットでのハイスピードバトルに心躍るレーシングウィークエンドが
始まろうとしています。

 イタリア人がイタリアでのレースに強い思いを持つのは当然。そして、このモンツァでの
戦いに胸を躍らせるのはあのサーキットの魅力にあります。

 安全性や用地などの問題もあり、近年新設されたサーキットには強い相似性があります。
低速コーナーが多く、ストップ&ゴーのサーキットの多さ。それは新しくサーキットを作るときに
FIAやFIMといった組織の役人が求めるあり方をサーキットデザイナーが吟味し、頭を
稼働させて、役人に満足してもらい、多くのサーキットから見て突飛でないものを思い
描いてそれを具現化したものです。

 モンツァのレイアウトはどうでしょうか。

 エンジン全開率70%を超える超ハイスピードサーキットです。
そして、低速コーナーと高速コーナーがロングストレートとミドルストレートの間に
存在する。最終のパラボリカから1キロを超えるロングストレートを全開で駆け抜けて
プリマバリアンテの低速コーナーをしっかりキレイに進入しないとコースアウトしたり
次のミドルストレートでタイムを稼げない。そして、アスカーリシケインの難しさを
いかに克服するかによってタイムも順位も異なってしまう。簡単にように見えて実に
難しいサーキットですし、マシンもライダーも限界の能力を求められる。
そして、スリップストリームでの激しい攻防。

 モンツァの森は幾多の素晴らしいバトルを生んできました。

 私にとっても悲しい思い出も美しいストーリーもあのモンツァで味わいました。

 スーパーバイクでのピエールフランチェスコ・キリの優勝に大盛り上がりとなった年。
キリの最終のパラボリカでコーリン・エドワーズのホンダのインに飛び込み、ライティング
能力と闘争心を見せスズキのマシンの優秀さを証明して勝ったレース。
彼は喜びのあまり、サイティングラップで、身につけているものをどんどん客席に
掘り投げて下着姿で帰ってきました。

 スーパースポートでのリアでの挙動がダメダメでありながら、エンジンパワーと
ライダーの能力とど根性で強すぎるホンダのセバスチャン・シャーペンティエを
ブチ抜き、イタリア人ライダーのジャンルカ・ナンネッリがイタリアのマシンのドゥカティを
駆って、イタリアのチームでモンツァでアンタッチャブルなシャーペンティエとホンダを
モンツァで快走してあのサーキットが大爆発したレース。

 その年のチャンピオンになるシャーペンティエと藤原とナンネッリの三つ巴の争いになり
優勝もありえるのではないかと緊張と興奮が包み込んだモンツァ。
ナンネッリは結局タイヤが終わってしまい、ペースダウンし、レースはチームメイト同士
であるシャーペンティエと藤原がぶつけ合いながらも共倒れすることなく藤原が
勝利したレース。ウィナーは藤原だったが、ヒーローはキャリア初の表彰台をモンツァで
ドゥカティで記録したナンネッリだったレースを見て、私はしばらく涙が止まりませんでした。
(その時のレポートはこちらhttp://yasumarzo.diarynote.jp/200505092115020000/

 今年もいよいよモンツァでのレーシングウィークエンドが始まります。
果たしてどんなバトルが見られるのでしょうか。

 お楽しみはこれからだ。
 オーバー40のテニスファンにとってのスーパースターであるジミー・コナーズですが
人生を振り返る本を出版し、そのPR活動をしています。気になる本ですが、彼の
彼女であったクリス・エバートとの別れについても書いているようです。
http://www.today.com/books/jimmy-connors-memoir-makes-evert-abortion-claim-6C9808482

 ジミー・コナーズとクリス・エバート。婚約者同士であった二人ですが、テニスプレイヤー
としてグランドスラムイベントを取り、人気も上がった時に別れがやってきました。

 当事者以外が書くことに思惑や推論が出てくるのですが、当事者のジミー・コナーズが
その理由について書いています。その理由はエバートが妊娠したが、結果的にどういう
やり取りが二人の間にあったのか、どういった議論があったのか、どちらが強く訴えたのか
わかりませんが、結果、エバートはこの時点で子供を求めずに産婦人科で子供を求めないために必要なことをしたということでした。

 ジミー・コナーズがテニス人生を振り返る上でエバートの存在というのは大きなもの
ですが、果たしてこの別れについて、ここまでオープンにする必要があったのでしょうか。

 なぜ、この時期に二人と二人に極めて近い人しかわからないことや非常に神経質
にならなければいけないことを書くことにしたのかとても気になりますね。

 コナーズの後ろにどんな人がいるのか、なぜ、今別れの理由を書く必要があったのか
疑問に思ってしまいます。
il leggenda tennista jimmy connors arrivava per l’intervista per la pubblicita’ del
suo libro e ha spiegato la fine il rapporto amomoso fra lui e chris evert
http://www.today.com/books/jimmy-connors-memoir-makes-evert-abortion-claim-6C9808482

prima di sposarsi jimmy connors credeva di matrimonio con chris evert
pero’ ebbe distrutto il loro sogno e sentiva l’incubo
gli ultimi giorni su tv negli stati uniti e su le riviste tutti posti del mondo
possiamo capire cosa ebbe successo fra di loro
cioe’ "aborti"

ancora non posso capire perche’ ora jimmy connors pensa di scrivere la questa verita’
e non poteva tenere il loro segreto

se non avesse scritto non abbiamo bisogno di sapere la questa verita’

mi sembra che sia l’argomento misterioso e al fianco di connors chi e’
o chi voleva farsi scrivere


 MotoGPのスペイングランプリを見ていて、あの強かったドゥカティはどこへ行って
しまったのだろうかと思っていたドゥカティスタは世界中にいたと思います。
ホンダとヤマハを追いかけるというより、CRTのバイクに背中を脅かされる
姿を見て、バレンティーノ・ロッシがあのメーカーから離れたわけがリアルに感じることに
なりました。
http://www.motorcyclenews.com/MCN/sport/sportresults/MotoGP/2013/March/mar1613-ducati-cant-deal-with-criticism/

エンジニアやデザイナー、メカニックといった技術サイドの考えた速いバイク、強いマシン、
高いスピードで直線を走り、旋回性が素晴らしいというのは彼らが考えた中で生まれ
作られたものでしょう。

 その出来上がったバイクというものをライダーがサーキットを走らせて、何をすれば
速くなり、よりよく曲がり、操作性が向上し、グリップ性が上がるのかを提言する。

 それがチームやメーカーの高い地位の技術者が納得して受け入れて、そこからライダー
がサーキットでいいタイムを記録できるようにするのが彼らの仕事であり、
バレンティーノ・ロッシがホンダやヤマハで一緒だったエンジニアに何が足りなくて、
何が必要なのかと批評性を有しながら話し、そこから日本人エンジニアが修正と
改造を加えていき、ライダーが求めるマシンが仕上がっていく。そして、タイムアップに
進んでいく。

 しかしながら、ドゥカティとバレンティーノ・ロッシとの関係はそういった、エンジニアサイド
が優れたバイクだと信じて作り、それを彼らの思ういい方向性で開発を進めたマシンに
対して批評性と建設的な提言というものがなかった。あるいは創造性を含む批評空間
が薄かったということでした。

 その結果が世界最高のライダーを迎えながら、暗黒の二年間ということになり、
ではドゥカティがMotoGPで参戦を続けるということになるとどういうことを修正して
何を治して今季の好成績につなげるのだろうかと思いながら見ているシーズンですが
どうも、ドビツィオーゾの発言を見ていると、ライダーが求める変化や修正がなされて
いない。そして、それがホンダやヤマハを追いかけるというよりはCRTのマシンに脅
かされるという展開につながっているような気がしますね。
http://www.motoblog.it/post/140773/rossi-pronto-per-le-mans-dovizioso-non-e-il-cambiamento-che-speravo


 どのモノ作りもそうですが、正しい批評性やオープンな議論やタブーのない会話が
成長や変化や進化を生み出すのだと改めて思ったスペイングランプリでした。
 
 国民栄誉賞という賞を贈呈されることになった昭和と平成を代表するジャイアンツOBの
二人がユニフォーム姿で東京ドームのグラウンドに立つ。ドーム球場に彼等の姿を見たい
人達が駆けつけたのでしょうが、果たして旅行中や帰省などの移動中の人が多い中で
読売系列のテレビの視聴率はよかったのでしょうか。

 ジャイアンツファンにとって、偉大なヒーローである長嶋氏と松井氏。しかしながら、
現在の読売ジャイアンツに対する札幌や仙台、千葉、福岡というエリアでのファンの
多さは上記の二人の現役時代とは大きく異なります。

 また、今回の受賞に関して、先に述べたようにゴールデンウィークの多くの人が出かけたり
移動している日曜の昼間という時間帯にセレモニーを行う。

 長嶋氏の健康問題や政府のスケジュール、テレビサイドの編成の都合など、一つの
プロジェクトの決定には複合的な要因が存在するのでしょうが、何が何でも見ておこう
という人の数は10年前に比べて減っていると思います。

 スケジュールのことや他の球団のファンがパ・リーグの本拠地の都市で増えていることを
考えると、人的物的エネルギーがどんな波及効果を持ったのかなぁと思った私でした。

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