国際プロレスと新日本プロレスでプロレスラーとして活躍して
その後タレントとして画面をにぎわしていたストロング小林さんが
お亡くなりになりました。

 タイツ一枚でたくさんのお客さんを沸かせる。そして、鞄一つで
日本や世界を渡る私は衰えた姿も見せて、苦しんだりしんどい思いをしている
人にも生きる勇気を与えるというアントニオ猪木さんの考えもわかりますが、
衰えた姿を見せたくないというラッシャー木村さんの気持ちも理解できます。

 ストロング小林さんはずっと入院していたようであまり人前には出て
こなかったのですが、そこにはボディビルで鍛えた姿と今の違いを考えて
いたり、コンディション的にずっと腰を悪くしていたから実際問題として
歩くのが大変であるということもあったのでしょう。

 国際プロレスで一時代を築き上げた人であり、アントニオ猪木戦で
プロレス界を盛り上げたレスラーであり、芸能界でも身体的な特徴を
生かして与えられた役割をしっかりとこなして場を盛り上げた人だったと
思います。

 映画監督が亡くなっても名作は残り、生前に見ていた人も亡くなってから
存在を知って見る人も感動したりするように、プロレスの名勝負も
アーカイブ的な価値のある試合は見られる世の中になっています。

 ストロング小林さんの試合を見ながら冥福を祈る人が多いと思いますね。

 国際プロレス時代の映像を見るのは難しいですが、新日本プロレス時代の
映像を見ながら冥福を祈りたいと思います。

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