ラムズが解散となり、風間春菜の今後の活動がどうなるのか気になって
いましたが、今のところは正式なパートナーはなく、お笑いライブによって
異なったペアリングでコントをやっています。そのいくつかのライブは
泣くなよという名称で男女コンビで出演しています。

 泣くなよのネタを秋葉原で見ていたのですが、このコンビが藤本進さんと
組んでコントをやっています。

 私は風間春菜という芸人の大きな長所というのが高い演技力であり、
過剰なパワーであると思っているのですが、藤本進さんの演技はうまいとは
言えない。そして、常に脱力感がある。

 ラムズというのは演技の面で高いレベルの二人が融合したコンビだった
のですが、そこから反対の方向性に向かった時に何が生まれるか興味を
持っていました。

 藤本進さんの演技は上手くはないが、とんでもなく下手であるかというと
そうではない。漫画や演劇や歌の世界で言われているヘタウマの良さがある。
そこに高い演技力を有する風間春菜との会話劇を見ていて思ったのは
90年代大ヒットを飛ばしていたmy little loverですね。

 akkoの歌唱力というのは個人的な見解ですがうまいとは言いにくい。
しかしながら、音楽的な勉強をしていて、技術的に不足している部分など
があるかもしれないが彼女が歌が好きという気持ちと表現したいという情熱
があり、そこに小林武史という高い能力と素晴らしい感性を持つ人の創作が
重なった時に大ヒット曲が生まれました。そして、いまだに多くの人の心に
残り、カラオケで歌われていたり、愛聴されています。

 藤本進という人と風間春菜というMan & Womanがどんな創作をしていく
のか。コントを演じた時にパーフェクトな出来でYesと叫ぶのか、
二人が組むのはdestinyだったのか、風間春菜のお笑いに対するcrazy love
とあふれる思いから何が生まれるのかMy Little Loverの曲を聴きながら
考えています。

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