欲深さや快楽への追及が素晴らしいものを作る。
2021年11月2日 日常 歌の世界でもお笑いの業界でもキャリアが浅い段階では先生と呼ばれる人や
役職の付いている大人が考えるいいものを提示されて、それをこなしたり
トレースして表現することで当てることで経済的な成功を得たり、
評価を高めることがあります。ただ、それが表現者のやりたいことと
合致していなかったり、ずれがあったりすることは当然あると思います。
表現者がやりたいことをやるというのはTAIGAさんが言うところの体重の
乗った表現ということになるわけで、初期衝動に根差していたり、原始的な
欲望に従っているわけで、歌を歌うのであればすんなり歌うことができたり
お笑いであればネタを早い時間で作り上げることができて、演者としては
キャラクターになり切ることができると思いますね。
「TEPPEN ハニー」というお笑いライブで地獄パワフルのネタを見ていた
のですが、これが攻めた下ネタでした。
彼女たちのネタというのは何度も見たことがあるのですが、これまで
見たネタとはかなりかけ離れていましたね。
女芸人がやるネタというのは容姿とか恋愛に関することが多くて、
作りやすいからこういうネタになるのかなと思いつつ、今の円安や原油価格
などを見ていると世の中には大変な思いをしながら生活しているなかで
見た目と色恋に関する話はすんなり入っていけない。入っていけるのは
強い毒であったり、とんでもないパワーがあったり、コントであれば高い
演技力があって引き込まれるようなことがないとすんなり見ることができない。
そんな私にとって、地獄パワフルの今回のネタというのは突き抜けた
くだらなさのパワーが溢れて面白いものでした。
ひょっとして、今までの彼女たちのネタというのは作りやすいから
作ったネタかもしれないし、事務所や芸人仲間や作家がこういうものが
いいと思って提示されたものをなぞったものかもしれない。
それでは体重の乗ったものではなくて、本人の欲求や希望が表現されなくて
他の芸人がたくさん出るライブで埋没してしまう。
しかし、昨日なかの芸能小劇場で見たネタというのは強い下ネタだった
のですが、これは本人がやってみたいことを突き詰めて、しっかりと練りこんで
舞台上で暴れまわった気がしますね。
また、このネタというのはこの日の来場していた客層とも合っていたと
思いますね。
デビュー以来歌の世界で氷川きよしさんが事務所やレコード
会社の言うことを聞いて作品を発表して業界内の大人の考えるいい楽曲を
歌ってきて彼らに経済的な利益をもたらしてきました。そして、この二年
ぐらいは彼が歌う作品やビジュアル的な表現などやりたいことをやって、
その方向性に戸惑いながらも支持する人やずっと持っていたやりたいこと
や欲望を満たしてあげようと積極的に肯定している状況がありますが、
その氷川きよしさんとファンとの関係をなかの芸能小劇場で感じましたね。
私はお笑い芸人が欲望をむき出しにして作る姿は美しいと思いますし、
ほぼほぼそういうネタは根源的なパワーとかエネルギーが溢れているから
面白いから楽しめることが多い。
多少粗かったり、勢い任せの部分もあったと思いますが、面白かった
なと思った私でした。
役職の付いている大人が考えるいいものを提示されて、それをこなしたり
トレースして表現することで当てることで経済的な成功を得たり、
評価を高めることがあります。ただ、それが表現者のやりたいことと
合致していなかったり、ずれがあったりすることは当然あると思います。
表現者がやりたいことをやるというのはTAIGAさんが言うところの体重の
乗った表現ということになるわけで、初期衝動に根差していたり、原始的な
欲望に従っているわけで、歌を歌うのであればすんなり歌うことができたり
お笑いであればネタを早い時間で作り上げることができて、演者としては
キャラクターになり切ることができると思いますね。
「TEPPEN ハニー」というお笑いライブで地獄パワフルのネタを見ていた
のですが、これが攻めた下ネタでした。
彼女たちのネタというのは何度も見たことがあるのですが、これまで
見たネタとはかなりかけ離れていましたね。
女芸人がやるネタというのは容姿とか恋愛に関することが多くて、
作りやすいからこういうネタになるのかなと思いつつ、今の円安や原油価格
などを見ていると世の中には大変な思いをしながら生活しているなかで
見た目と色恋に関する話はすんなり入っていけない。入っていけるのは
強い毒であったり、とんでもないパワーがあったり、コントであれば高い
演技力があって引き込まれるようなことがないとすんなり見ることができない。
そんな私にとって、地獄パワフルの今回のネタというのは突き抜けた
くだらなさのパワーが溢れて面白いものでした。
ひょっとして、今までの彼女たちのネタというのは作りやすいから
作ったネタかもしれないし、事務所や芸人仲間や作家がこういうものが
いいと思って提示されたものをなぞったものかもしれない。
それでは体重の乗ったものではなくて、本人の欲求や希望が表現されなくて
他の芸人がたくさん出るライブで埋没してしまう。
しかし、昨日なかの芸能小劇場で見たネタというのは強い下ネタだった
のですが、これは本人がやってみたいことを突き詰めて、しっかりと練りこんで
舞台上で暴れまわった気がしますね。
また、このネタというのはこの日の来場していた客層とも合っていたと
思いますね。
デビュー以来歌の世界で氷川きよしさんが事務所やレコード
会社の言うことを聞いて作品を発表して業界内の大人の考えるいい楽曲を
歌ってきて彼らに経済的な利益をもたらしてきました。そして、この二年
ぐらいは彼が歌う作品やビジュアル的な表現などやりたいことをやって、
その方向性に戸惑いながらも支持する人やずっと持っていたやりたいこと
や欲望を満たしてあげようと積極的に肯定している状況がありますが、
その氷川きよしさんとファンとの関係をなかの芸能小劇場で感じましたね。
私はお笑い芸人が欲望をむき出しにして作る姿は美しいと思いますし、
ほぼほぼそういうネタは根源的なパワーとかエネルギーが溢れているから
面白いから楽しめることが多い。
多少粗かったり、勢い任せの部分もあったと思いますが、面白かった
なと思った私でした。
コメント