ラムズ解散。

2021年10月22日 日常
 始まりがあれば終わりがある。当事者だけにしかわからないことも
あるでしょうし、オフィシャリーに発表されていることを受け止めるしか
ないのですが残念でしたね。

 このブログの読者の方は私が彼女たちのことを高く評価していて、
ネタを見ての感想などを書いているので、インフルエンサー的な立ち位置に
なっていることをご理解していると思います。

 かわいいと思われたいということよりも面白いと言われたいという考え
から発せられるパワーの強さは素晴らしいものでした。

 自動車評論家が高速走行時のエンジンパワーであったり、急減速時の
車体の安定性などを高く評価して、技術屋目線での評価をすることが
多いと思うのですが、一般人が車を評価するときに200キロオーバーでの
エンジンパワーなどは評価しようがないし、高速コーナーでの減速などは
めったに経験しない。「フツウの人=一般消費者」にとってはファミリーカー
で言えば車内の居住性であったり、車の耐久性能を評価の軸にしている
ことが多い。

 そんなわけで自動車評論家が評価する車と「フツウの人=一般消費者」
の評価するポイントが大きく異なり、「いい車」の車種が違うことが
多いと思います。

 同じようなことを私はお笑いにも感じていて、芸人が芸人仲間や作家や
事務所の方にネタ見せしたり、ライブでネタをやっていた時に評価の対象が
技術に偏ることがあると思うのですが、客目線から面白いというものは
違った部分だったりする。

 したがって業界人が受けている部分と客が笑っているところが違うことが
結構あったりするのですが、そこでお金を払っている人の考えや感性を
重要視して、私のブログであったり、意見を取り入れてネタに修正を
加えて見やすくしたり、ネタに厚みを加えたりしていたのがラムズの二人
でした。

 このラムズの姿勢というのは錦鯉やぺこぱにも見られるところがあって
技術を磨きながらも、客が笑うポイントを探り、ネタをブラッシュアップして
いくという共通性を感じていました。

 錦鯉とぺこぱは大ブレイクを果たしましたが、ラムズは石田麻由香が
30歳になるまで売れるようになるというのが一つの目標でしたが、
それができずに解散という決断を下しました。

 方向性は間違っていない。実際に面白い。しかし、売れたというところ
には到達しなかったのは残念ですが、彼女たち二人が出した結論なので
二人の未来がやりたいことをして経済的な利益を得られるように願うしか
ないですね。

 

 


 

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