中日ドラゴンズでは選手層の関係で二軍でプレイしていた加藤匠馬が
千葉ロッテマリーンズで躍動しています。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202109200001312.html

 今年のシーズンに関して、中日ドラゴンズで一軍での出場が難しかった。
そして、千葉ロッテマリーンズは一定以上のスキルを持つキャッチャーを
求めていた。そんな状況でトレードで出場機会が増えて、シーズン途中で
加入した彼がプレイしやすい環境を整えてくれたというのは大きかったと
思いますね。

 正直、彼の打撃の部分では期待できない。しかしながら、セントラルと
違って八番バッターがアウトで九番がピッチャーが打席に立つとかなりの
確率でツーアウトになってしまう。加藤匠馬が八番バッターでドラゴンズで
試合している時はなかなか出塁したりチャンスが広がったりポイントゲッター
としての役割を果たすことができなかった。

 しかし、パシフィックリーグではピッチャーが打席に立たない。
そして、加藤匠馬が九番バッターとしてそれほど期待されずに打席に立ち、
ランナーがいる場合は送りバントをして一番バッターに回ればいいという
戦術性のなかでバンターという役割が多くなる。

 そして、ランナーなしの場合はフリースインガーで構わないということで
少なくとも今の彼の打撃の実力からすると千葉ロッテマリーンズの上位打線
やパリーグのDH制というもののなかで攻撃の部分で求められるものが
少なく、キャッチャーというポジションに集中できるのはかなり大きいと
思います。

 適材適所ということを強く感じますね。加藤匠馬のここ最近の活躍を見て
千葉ロッテマリーンズは彼の長所を発揮できてチームの勝利に大きく寄与し
ているなとドラゴンズファンの私は思います。


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