ディレクTVからの資金や人的物的リソースの投入後にアメリカンプロレス
的なエンタメ路線に走り、賛否両論ありながらも面白かったFMWを動画サイト
たDVDで見たりして面白いと思っているのですが、今考えるとこの冬木弘道
の方向性というものは今の新日本プロレスで感じられます。

 FMWの中心選手でもあった邪道、外道の二人は単純にレスラーという身分
だけではなくて今の新日本プロレスの頭脳としてストーリーラインや興業の
展開、マッチメイクやテレビ朝日との会議でのアイデア出しをして
いるのでしょうが、かつてのストロングプロレスと言われた新日本プロレスや
勝敗論の強いリングとは異なっています。

 そのあたりはかつてFMWでディレクTVの撤退がなかったとしたら
冬木弘道はさらに、お金をかけてリングもリング外も華やかさにしながら
色々な仕掛けをして他団体とは違う色合いを出して、成長させようと
考えていましたがその冬木弘道の影響を邪道も外道も受けています。

 この二人もメディアでの発言のなかで理不尽大王から大きな影響を受けたと
と話していますが、今の時代でブシロードやテレビ朝日からの資金提供を
受けて総合格闘技とは異なるリングのストーリーを作ろうとしているの
ではないか。

 FMWの後楽園ホール大会の盛り上がりを知っていて、時代背景とか
資金提供してくれるサポート企業の思いを理解しながら、令和の
エンタメプロレスを創造しているように思いますね。

 個人的には若菜瀬奈とフライングキッド市原のスキットの方が
タイチとあべみほのやり取りよりも面白いと思っています。

コメント