セパンレーシングの来年に関して、ペトロナスが離脱して、Moto2、Moto3
のチームは活動を行わず、MotoGPクラスでの参戦に集中することが
明らかになりました。
https://www.corsedimoto.com/motomondiale/motogp-petronas-lascia-il-mondiale-progetto-srt-a-rischio/

 いいチームが構成されていても、活動予算がなければ参戦できない。あるいは
世界選手権ではなくて国内選手権にステップダウンしなければならない。
ペトロナスの離脱は大きな影響がありますね。

 マレーシアグランプリが開かれない可能性が高まっている中でペトロナス
がヨーロッパ市場のことだけを考えてMotoGPでの活動を続けるというのは
かなり難しいとは思うのですが、今シーズンでスポンサード活動を終えるという
のはかなり衝撃的な話でした。

 昭和シェルと出光が合併した年の二年前の秋には6300円ほどだった出光の
株価が今では半分以下。世界的な環境の変化で石油産業や関わっている周辺の
企業もビッグマネーを使ったPR活動を見直すということはあり得るでしょう。

 セパンレーシングは今のところヤマハのマシンの二台の供給の契約は
保有しているようですが、二人のライダーは決まっていないし、スポンサーも
未定。チームを売却するにしても簡単に買い手が見つかるとは思えないし、
いわばBスペックのM1での活動というところで戦闘力がどうなるのかは
不透明。セパンレーシングの明日はどっちなのか気になります。同じことは
VR46もそうですし、LCRに関しても言えると思います。

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