久しぶりにお笑いライブに行ってきた。
2021年8月5日 日常 コンサートや芝居が中止や延期になっている状況下でお笑いライブも
中止や延期になっているものも多いのですが、そんな中で私が行きやすい
場所で時間帯も私にはありがたい時間帯で行われて感染対策もしていた
ライブに行ってきました。
お笑いが好きで賞レースにも興味を持っている人はすでに気づいていると
思いますが、この時期は芸人さんはネタを作ってたくさん場数を踏んで
賞レースでの活躍や評価を求めてブラッシュアップしていこうとしています。
これまでに実績のない芸人さんが新しい色合いのネタをやったり、
今までのネタを再構築したり、実験的なことをしたりというものが
見られますね。
早稲田クローバースタジオでのライブを見てきたのですが、ピン芸人の
そるとさんが他の芸人とユニットを組んで塩醤油というコンビでネタを
やっていたのですが、粗い部分とか実験性を感じました。
好きになって告白した相手の女性が関西弁を話すというものでしたが
私が見ていて思い出したのはかつてのテニスのウィンブルドンでの
沢松奈生子でした。
まだ、ホークアイが導入される前の時代のウィンブルドンはラインパーソン
がライン際のボールの判定をしていたのですが、沢松奈生子の試合で
きわどい打球を三回ほど続けて不利に判定されてしまいました。
NHKの放送で映像はBBCによる国際映像だったのですが、判定に不満を
持った彼女の言葉が集音マイクで拾われて放送で流れていました。
「もう、オッチャン。どこ見てんの。」
ベタベタな関西弁がロンドン郊外の美しいグラスコート上で発せられましたが
ウィンブルドンに関西弁は合わないなぁと思いましたね。
その後、彼女は集中力を多少乱しながらも試合には勝ち。試合後にNHKの
特設スタジオでNHKのコメンタリースタッフのインタビューを受けていましたが
その時は標準語でした。
プレイしている時は素の姿の関西弁でNHKの全国放送では標準語対応
するというのは関西人のテニスファン、視聴者はどう思っているのかな
と思いましたね。
べたべたな関西弁を地味で真面目そうな外見の女性から聞かされるという
視点のネタを見てかつての沢松奈生子の姿を思い出しました。
お笑いが好きでありテニスジャンキーだから思うのですが、
即席ペアでのネタの披露というのはテニスのダブルスを組んで間もない
ペアを想像しましたね。
初めてペアを組んだり、ずっとシングルスばかりやってきてダブルスを
やるとなるとコンビネーションに不安がある。中間域のボールをどちらが
がっついて、どちらが引くのか最初のうちはわからないことが多い。
練習も試合もやっているなかでしゃしゃり出るところと相手に任せるところ
がわかってきたり、ペアのなかのストロングポイントがわかり共通理解
となる。
そんななかで今までにないラリーの構成であったり、ポイントの獲り方が
できて相手のミスではなくて、自らのエースでポイントを獲得していい流れを
作ることができる。
お笑いのペアリングも組む前に見た目や声質などの特徴はわかっているが
どこまで片方ががっついて空気を支配していいのか、どちらが相手の
演技やセリフにどんな立ち位置でどういった表情をするかはやってみないと
わからない。
そるとというそこそこかわいい。そして、地味な服装をすれば中小企業
のOLがはまり役になりそうな見た目の人であることを起点にして図書館に
通う清楚な女性という設定にしたのは回り込んでフォアハンドを打つ人を
バックサイドに守らせて、甘いボールが来た時にそのままの位置でバックハンド
を打つのではなくて、ビッグステップで回り込んでキラーフォアハンドを
逆クロスに打って相手を追い詰めたり、ストレートでエースを取りに
行くようなプレイヤーの長所を最大限生かす戦術性を感じましたね。
コントの中で見た目と役柄が一致するというのは客側から見たらストーリー
に入っていきやすいことを意味するのですが、そこから先のネタの展開
というのはコンビとなるとお互いの空気感が一致したり、共通理解が
ないと難しい。そんななかでたくさん場数をこなすことでネタが練られて
いき、いいチームワークが生まれてネタになるんだろうなと塩醤油の
ネタを見て思いましたね。
そんなことを早稲田クローバースタジオで感じていました。
メルヘン須長さんのネタも見られたのですが、とても面白かったです。
彼女は優れたシングルスプレイヤーでシングルスだから輝くのだとも
思いましたね。
私はシングルスもダブルスも好きですし、お笑いに関しては雑食属性
があるのでピン芸人のその人ならではのワン&オンリーのネタも喜んで
見ますし、ユニットを組んだり、即席のコンビで作られたネタも面白がる
性格なんですけどね。
中止や延期になっているものも多いのですが、そんな中で私が行きやすい
場所で時間帯も私にはありがたい時間帯で行われて感染対策もしていた
ライブに行ってきました。
お笑いが好きで賞レースにも興味を持っている人はすでに気づいていると
思いますが、この時期は芸人さんはネタを作ってたくさん場数を踏んで
賞レースでの活躍や評価を求めてブラッシュアップしていこうとしています。
これまでに実績のない芸人さんが新しい色合いのネタをやったり、
今までのネタを再構築したり、実験的なことをしたりというものが
見られますね。
早稲田クローバースタジオでのライブを見てきたのですが、ピン芸人の
そるとさんが他の芸人とユニットを組んで塩醤油というコンビでネタを
やっていたのですが、粗い部分とか実験性を感じました。
好きになって告白した相手の女性が関西弁を話すというものでしたが
私が見ていて思い出したのはかつてのテニスのウィンブルドンでの
沢松奈生子でした。
まだ、ホークアイが導入される前の時代のウィンブルドンはラインパーソン
がライン際のボールの判定をしていたのですが、沢松奈生子の試合で
きわどい打球を三回ほど続けて不利に判定されてしまいました。
NHKの放送で映像はBBCによる国際映像だったのですが、判定に不満を
持った彼女の言葉が集音マイクで拾われて放送で流れていました。
「もう、オッチャン。どこ見てんの。」
ベタベタな関西弁がロンドン郊外の美しいグラスコート上で発せられましたが
ウィンブルドンに関西弁は合わないなぁと思いましたね。
その後、彼女は集中力を多少乱しながらも試合には勝ち。試合後にNHKの
特設スタジオでNHKのコメンタリースタッフのインタビューを受けていましたが
その時は標準語でした。
プレイしている時は素の姿の関西弁でNHKの全国放送では標準語対応
するというのは関西人のテニスファン、視聴者はどう思っているのかな
と思いましたね。
べたべたな関西弁を地味で真面目そうな外見の女性から聞かされるという
視点のネタを見てかつての沢松奈生子の姿を思い出しました。
お笑いが好きでありテニスジャンキーだから思うのですが、
即席ペアでのネタの披露というのはテニスのダブルスを組んで間もない
ペアを想像しましたね。
初めてペアを組んだり、ずっとシングルスばかりやってきてダブルスを
やるとなるとコンビネーションに不安がある。中間域のボールをどちらが
がっついて、どちらが引くのか最初のうちはわからないことが多い。
練習も試合もやっているなかでしゃしゃり出るところと相手に任せるところ
がわかってきたり、ペアのなかのストロングポイントがわかり共通理解
となる。
そんななかで今までにないラリーの構成であったり、ポイントの獲り方が
できて相手のミスではなくて、自らのエースでポイントを獲得していい流れを
作ることができる。
お笑いのペアリングも組む前に見た目や声質などの特徴はわかっているが
どこまで片方ががっついて空気を支配していいのか、どちらが相手の
演技やセリフにどんな立ち位置でどういった表情をするかはやってみないと
わからない。
そるとというそこそこかわいい。そして、地味な服装をすれば中小企業
のOLがはまり役になりそうな見た目の人であることを起点にして図書館に
通う清楚な女性という設定にしたのは回り込んでフォアハンドを打つ人を
バックサイドに守らせて、甘いボールが来た時にそのままの位置でバックハンド
を打つのではなくて、ビッグステップで回り込んでキラーフォアハンドを
逆クロスに打って相手を追い詰めたり、ストレートでエースを取りに
行くようなプレイヤーの長所を最大限生かす戦術性を感じましたね。
コントの中で見た目と役柄が一致するというのは客側から見たらストーリー
に入っていきやすいことを意味するのですが、そこから先のネタの展開
というのはコンビとなるとお互いの空気感が一致したり、共通理解が
ないと難しい。そんななかでたくさん場数をこなすことでネタが練られて
いき、いいチームワークが生まれてネタになるんだろうなと塩醤油の
ネタを見て思いましたね。
そんなことを早稲田クローバースタジオで感じていました。
メルヘン須長さんのネタも見られたのですが、とても面白かったです。
彼女は優れたシングルスプレイヤーでシングルスだから輝くのだとも
思いましたね。
私はシングルスもダブルスも好きですし、お笑いに関しては雑食属性
があるのでピン芸人のその人ならではのワン&オンリーのネタも喜んで
見ますし、ユニットを組んだり、即席のコンビで作られたネタも面白がる
性格なんですけどね。
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