「棚からぼた餅」かもしれないがぼた餅を得るにはその時にその場所に
いないと得られないわけでめぐってきたチャンスをモノにした
エステバン・オコンはウィナーズクラブの仲間入りするにふさわしい
日曜日を過ごしたと思います。
https://www.gazzetta.it/Formula-1/01-08-2021/f1-gp-ungheria-vittoria-rocambolesca-esteban-ocon-sebastian-vettel-secondo-42095973631.shtml

  ウェットコンディションの中のレーススタート直後のマルチクラッシュと
再スタートでのピットインとタイヤチェンジ。悪夢の日曜日のブタペストに
なりかねないマイナスのカードを全て鮮やかに勝利への手札に代えてしまった
アルピーヌF1チームとエステバン・オコンは素晴らしいチームでの勝利を得た
と思いますね。

 また、レース後半にベストラップを連発して勝利もあり得るのではないかと
思えたルイス・ハミルトンとメルセデスの攻撃を見事にしのいで見せた
フェルナンド・アロンソの素晴らしい防御。タイヤのライフという面では
ルイス・ハミルトンに明らかにアドバンテージがあるなかで素晴らしい技術
と献身的なチームプレイを見せて、勝者はエステバン・オコンですが
ヒーローはフェルナンド・アロンソだと思えるものがありました。

 大混乱と伏兵の活躍と世界チャンピオンの速さとうまさを感じながら
新しいレースウィナーの誕生を見ることができた面白いレースだったなと
思いますね。

 ルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソに世界チャンピオンの
運転技術の素晴らしさを感じましたが表彰台のセレモニーでウィナーと
コンストラクターのフランス国歌が流れている中で水を飲んでいたハミルトン
にはちょっとなぁと思いましたね。富士でのF1の開催時に国歌斉唱のなかで
トヨタF1チームがエンジンをふかした時に悪気などはないけれど世界格式の
レースでの振る舞いや対応というものに疑問を感じた時と同質のものを
感じました。

 

 

コメント