おそらく新著のパブリシティを兼ねてのことだと思うのですが、オリコン
ニュースで紺野ぶるまさんがインタビューに答えていました。彼女のネタが
好きなので色々と考えていました。
https://www.oricon.co.jp/special/56882/

 やりたいネタをやったが受けなかったというところから彼女はスタイルを
変えていって、ちんこなぞかけでブレイクしたのですが、本人のやりたいことと
お笑いライブに来ている人との指向性が合わなかったですね。

 これは私もお笑いライブを見に行った時に何人かの芸人に感じることが
あります。

 やりたいネタをやり続けているうちに受けることもあれば、修正を加え
ながらいいネタができることもあるのでしょうがまったくダメダメなことも
あります。

 私は彼女が「ブステレビ」に出たころから存在を知り、お笑いライブで
見るようになったのですが、平日に小さな劇場でやるようなライブでは
お笑いマニアが集まる。そこではよりとんがった表現であったりネタをしたり
賞レース前に磨きたいネタをやっている。そして、ラジオに出る時はそこから
抽出したネタであったり、エピソードトークをする。abemaやテレビに出る
時は制作側が求める話やネタをしているのかなというものですね。

 視聴者数が大きくなるメディアでは求められる役割をこなしているが、
それだけではお笑い脳が鈍るし、ネタを突き詰めることができないから
ライブを大切にして、小さな規模の場所でも出演しているんだろうなと
思いますね。

 彼女の中ではテレビや配信で視聴者数が多いところで存在を知ってもらい
ライブでは一般受けするネタをいくつかやりつつ彼女の濃いファンや
お笑いジャンキーに刺さるネタや彼女自身がやりたい種類のネタをがっつり
やりたいということなのかなと思いますね。

 紺野ぶるまが関根勤のファンであったり、カンコンキンシアターが好きな
ことがよくわかります。

 

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