はまり役というものがあって、番組が人気となりシリーズ化されて同じ役を
オファーされて続けて出演するというものはあるのでしょうが、一つの役柄を
できるのは割に持っている能力や経験を生かせるのでイージーではないか。
それに対して色々な役をできる人は高く評価されるべきではないかと思うし、
はまり役以外のキャラクターを演じると判断して、それまで演じてきたカラー
とは異なる人物をオファーした人は相当見る目があると思いますね。

 今日のTBSラジオの「ナイツのちゃきちゃき大放送」を聴いていて思ったのは
女優の真飛聖さんは元宝塚でしかも男役。その男役で長年活躍してきてとりわけ
宝塚を長く見てきて男役のイメージが強い人ですが、女医であったり、キャリア
ウーマンや女性警官などがマッチすると思ってオファーしたの凄いし、
それで一定以上のレベルの評価を得る演技をして業界人に認められて、
そこから先のキャリア形成に繋げているのは素晴らしいと思いますね。

 モータースポーツの片隅にいると以前、ダンロップタイヤで速さを見せて
いたベン・ボストロム、サイモン・クラファー、原田哲也がミシュランタイヤ
になってから限界点が理解できなかったり、タイヤの特性に馴染めなくて
才能とタイム(および順位)がかけ離れてしまったことがありました。

 そうなるとチームやメーカーやスポンサーとしてはどのタイヤでも
すぐに馴染んでくれるライダーを探そうということになりますね。
また、今の世界選手権のレースだと多くのカテゴリーでタイヤはワンメイク
のことが多い。そうなると、ダンロップで速く走れるが、ミシュランや
ブリヂストンやピレリでは遅いというライダーは避けたい。使用メーカー
が変更されてもすぐに特性を理解して速く走れる人と契約したいとなりますね。

 とんでもない悪役も善人の役も演じることができる人は使う側からしたら
契約書を用意しやすいだろうし、一つのはまり役があったり、色がついていても
チャレンジ精神があってどんな役でもやってみようと思ってくれる演者は
制作する側からすると役を与えたいのだろうなと思いますね。

 『闇金ウシジマくん』『娼年』での彼女の演技を見ていて面白いというか
interestingでしたが、ラジオのフリートークでの彼女も楽しかったですね。



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