テレビがつまらないという話が世間の共通認識としてあったり、
テレビに出ていた人がyoutuberとして活動したりしていますが、お笑い芸人が
やりたいことをやるために単独ライブをして芸を磨いたり、縛りが無いところで
活動していて思うことがあります。

 かつて関根勤さんが深夜のラジオで彼の世界を小堺一機という
ベストパートナーと共にパワーのある番組をやっていて、さらに年に一回、
カンコンキンシアターという舞台で彼の芸風や好みに沿ったことを理解して
くれるメンバーと共に演じていて、さらに「関根勤のグダグダ言うだけ」
という小さめの劇場でトークライブをやっていました。

ラジオというメディアと舞台というスポンサーや局や制作会社の意向が
小さなところで彼はやりたいことをやりたいなと思って活動していました。

 そういった彼の考えと活動を彼のファンは喜びながら支持して、ラジオの
人気があり、舞台のチケットはプラチナ化していました。

 そこで現今のメディア状況で思うのは長年活躍してきた人が今のスポンサー
状況やメディア環境である種類や方向性で実力や人気があった人が
番組がなくなったりして能力を発揮できない人のことですね。

 帯番組やレギュラー番組が番組編成の関係や局の制作予算などの関係で
なくなってしまい体が空いている。

 まだまだ、能力も体力もあるが充電期間にしているのか、お声がかかるのを
待っているのかわかりませんがメディアに出てきていない。

 そんな人が小さな劇場でもいいから今だから話せる話であったり、
今まで出ていたメディアでは言えないことを小さくて、賃貸料金が安い
劇場でトークライブでも開催してくれたら喜んで見に行くファンはいる
と思いますね。

 お笑いライブで30人から100人ほどのキャパシティの小さな劇場で
まだ売れていないお笑い芸人のライブを見に行くようになると、
どの曜日のどの時間帯がどれぐらいの料金設定しているのか、どういった
設備が使えるのかなどがぼんやりながらわかってきます。

 まだまだ元気なうちに久米宏、小倉智昭、荒川強啓さんが
メディアで言えなかったことを好き勝手に話すようなトークライブを見たい
けれど難しいことなのでしょうか。講演会ではなくてトークライブを
やってくれたら2時間ぐらいだったら3000円は払う気持ちはありますけどね。
ただで見られるyoutubeもいいけれど、劇場空間で久米さん、小倉さん、強啓
さんの制約のないなかで好き勝手話すようなライブを見てみたいなぁ。

 

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