偉大なるチャンピオンの一人のラファエル・ナダルはウィンブルドンの
タイトルと東京オリンピックの金メダルをあきらめることにしました。
https://www.ubitennis.com/blog/2021/06/17/rafael-nadal-saltera-wimbledon-e-le-olimpiadi-di-tokyo-per-preservare-la-sua-carriera/

 まぁ、これは彼の年齢を考えると当然のことからと思いますね。
35歳で動けるしハードヒットもできる。しかしながら、世界の列強の研究も
あり、タイトスケジュールを避けようと考えるのは自然な流れだと思います。

 以前、フジテレビの特番でSMAPと共演したビートたけしと明石家さんまの
両人がSMAPと同じように踊るように言われ、たけちゃんは「なんだか気持ち
悪くなってきちゃった。」と話し、さんまちゃんは番組スタッフに
「お前ら俺らはいくつだと思っているんだ。もう、50と41やで」と言って
いましたが、若くて元気だと思っていても、そりゃあ年齢を重ねれば
体力も落ちるし、反射神経も鈍ってくるなとブラウン管のテレビを見ながら
思いました。

 ラファエル・ナダルのプレイを見ていて、著しい衰えは感じないのですが、
彼自身と彼のチームは出来る無理と出来ない無理の区分けをして、壊れる
ようなスケジュールや過度の負担となるビジネス活動を避けて、
パフォーマンスレベルを維持しようと考えたのでしょう。

 イギリスと日本のファンには残念な発表でしたが、私は彼の今後を考えると
彼のファンは悲しいが受け入れる決断ではないかと思っています。

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