テニスが普及していてマスコミも発達している国で大きな話題になっている
大坂なおみの記者会見の拒否の話がグランドスラムイベントでの失格や参加拒否
という可能性が広がってきています。
https://www.ubitennis.com/blog/2021/05/31/ora-naomi-osaka-e-sotto-scacco-e-rischia-la-squalifica-in-questo-slam-e-nei-prossimi/

 5500万ドルを稼いでいる人に取って記者会見拒否で課せられる15000ドルの
罰金は大したことではない。しかしながら、今回のパリ、そしてこれから先の
グランドスラムイベントの参加資格喪失ということは彼女のキャリアに大きな
影響を与えるのは間違いありません。

 記者会見に出たくないという気持ちはわかるし、つまらない質問に答えたく
ないという思いも理解できる。しかし、会見を拒否してしまうというのは
間違いだというのが多くのツアープレイヤーの考え方だと思うのですが、
大坂なおみは記者会見の拒否というところを譲らないままパリにやってきて
それを貫いています。

 彼女の言いたいことや政治信条などはマスコミを使っているが、
都合の悪いことや嫌いなことは受け付けないというのはどうかなと思いますね。
同時に思うのは今回のことを彼女のスポンサーとなっている企業がどう
考えるかですね。

 彼女がビッグトーナメントで活躍して、情報発信することにお金を
使っている企業が個人消費に根差した会社であれば、一般消費者の反発を
くらうのは避けたいはず。

 果たして彼女と彼女のスポンサーがどんな動きを見せるのか気になっています。

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