しもきた空間リバティ閉鎖。

　なじみがあったり、好きな場所が無くなるというのは悲しいものです。

　しもきた空間リバティという場所に関して芸人に色々な思いがあるように、
客側にも様々な気持ちがある場所でした。色々な事情や理由があるでしょうが、
この素敵な場所を運営していた方に感謝しかないです。

　個人的にはモータースポーツの世界の片隅でチームスポンサーやライダー
個人へのパーソナルスポンサーの方々とお会いしていて感じるのは、特に
イタリア人などは政府に対する圧倒的な支持はない。そして、税金の使われ
方に不満を抱いている人は多い。

　100%満足な税金の使われ方ということはないし、痛税感を感じている人は
税金をたくさん払うより好きな分野へのスポンサードだったり寄付だったり
する方が生きたお金の使い方だと思える。

　そう考えてスポンサーになっている人や組織は多いですね。

　演劇が好きだったり、お笑いマニアでお金を持っている人でたくさん
税金を納めていて、痛税感を感じていて寄付やスポンサー活動の方がいいと
いう方がいるとは思うのですが、一つのライブやイベントへのスポンサード
は難しくないが、劇場を有したり、多目的ホールの維持管理への融資や
サポートは難しいのかなと思ったりしています。

　コロナウィルスの影響は色々な場所で起きていますが、こうして
劇場がなくなってしまうのは残念です。閉館ということを決断するのは
脳から汗が出るような思いをしてのことだと想像します。残念だとか
何とか続けられなかったのかなどと経済的な支援をしなかった人が
口に出すのは私は良くないことだと思います。ということで私は
沈黙しながら運営や管理に関わった人には感謝の気持ちを抱いています。