ホンダのFREEDというファミリーカーのコマーシャルに東出昌大が
出演した後に不倫報道がされてしまったら、この車に乗っている人の
良さそうなパパは実際は妻とは違う女性と長く深く密接な付き合いをしている
のではないかというイメージとか先入観が働いてしまうから、コマーシャルが
お蔵入りになるし、ホンダのディーラーと話を進めていた一般消費者も
イメージが悪いから購入を止めたり、他社の同じ価格帯や性能の車の方を
選んだりすることにもなりますね。

 東出さんと事務所はホンダさんに頭を下げることになったのだろうが、
自動車産業の裾野を考えると車に搭載されている部品とか標準装備されている
カーナビやシートベルトやタイヤやホイールメーカーや流通に関わっている
人や企業からするとFREEDについた負のイメージと予想された販売数の
下方修正は多くの人から批判されることになりますね。

 そんなことを思っていたところで、飯塚孝三被告の主張をニュースで
見ていました。

 彼は無罪を主張していて、車に何らかのトラブルが生じたと話しています。
自分自身の運転ミスであることではなくて、運転していたプリウスの不具合
であることを裁判で話しました。

 トヨタのプリウスに対して、悪いイメージがついてしまいますね。

 もし、仮に飯塚氏の主張が正しいとするならば、世界中でとんでもない
数が販売されていたプリウスが欠陥を有している車である可能性が高くなる。

 プリウスのリコールなんてことになると、これは世界有数のトヨタで
あっても大きなダメージを負うことになる。そして、会社が揺るいでしまうほど
のバッドイメージが付いてしまいます。

 国民車と言っていいプリウスを運転中に起きた悲しい事故で、運転手が
運転能力や判断力といったものではなくて、今回の事故は車の不具合から
起きたことだと主張してプリウスの性能や運転時の危険性にある種の負の
イメージが付くのは恐ろしいことだと思いますね。

 東出昌大さんの時にホンダ本社だけでなくて、各種サプライヤーや流通に
関わっている人がFREEDについてしまった負のイメージに対して怒る人が
いてもいいように飯塚孝三被告の主張に納得できないとか、彼のせいで
プリウスに悪いイメージが刷り込まれてしまう人は声を上げてもいいと
思いますね。

 

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