モータースポーツの世界では多くの二世ライダーが存在します。
最初からとんでもない能力の持ち主だと言われていたのが
バレンティーノ・ロッシであり、キャリアの最初の頃はさほど評価され
なかったが、のちにワールドチャンピオンになったのがケニー・ロバーツ・ジュニアでした。果たして他のライダーをどう評価していいのか考えています。

 ケニー・ロバーツに関する評価は芳しくないものでしたが、その時にマシン
の戦闘力もなかったので、単純にライダーの才能を評価するということは
難しいものでした。

 その彼がスズキに移籍して輝きだした時に才能がある人でもマシンが
よくないと能力を発揮できないというモータースポーツ界の真理を改めて
しることになりました。

 でもって、今の時代に話を移すとピエール・フランチェスコ・キリの
息子のケビンであったり、芳賀紀行の二人の息子はレース活動をしています。

 今のところ、芳しい成績を残していないのですがこれは能力があっても
マシンとかチーム体制などがよくないからなのか、いまだに理解が難しい
ところがあります。

 先日の世界耐久のルマン24時間でストッククラスでルカ・ビターリが
スズキのマシンを走らせてクラス2位になったり、イタリア選手権の
スーパーバイククラスで3位を奪ったりしていると継続は力なりで
アプリリアの125で世界選手権を走らせていた頃はパドック内で低い評価
がされていたのですが、結果が出てきているから評価も変わってきている。

 父親から学習したり業界的地政学などでレース活動をしやすい二世
ライダーですが評価が難しいなと思っています。

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