イタリアのメディアの最近の動きには感心する。

　イタリアという国のコロナウィルスでの被害とモータースポーツ界の
レーススケジュールの延期や中止が縦糸となり、現在のITテクノロジーの
発達が横糸となり、そこに個人や法人のやる気というものがあって、方向性を
デザイン出来たら美しいファッションが生まれるのかなと最近つくづく思って
います。

　テストやレースの報道ができないジャーナリストや各媒体があり、
各ライダーやメーカーやチームにはスポンサーがついているがサーキットから
の情報発信ができない。そこで、イタリアのcorse di motoにしてもgpone
にしてもmoto.itもライブストリーミングをしていますね。

　そして、単純に情報発信側が思っていることを流すだけではなくて、
同時進行であり、双方向で質問やメッセージを募って、それに答えていく。
これは今のレースのない状況下で素晴らしい試みだと思いますね。

　ロベルト・ロルフォと久しぶりに言葉を交わしたり、アルバロ・バウティスタに質問できたり、ニッコロ・カネパと話すことができたり、カルロ・ペルナットに気になることを尋ねることができたり、アンドレア・デーゾリから鈴鹿八耐
に関するヤマハの方向性を聞くことができたりというのは非常にとりわけ
コアなレースファンにとってはうれしいことでしたね。

　フランスではミッシェル・トュルコも同じようなことを考えていたり、
この時期だからこそできることをしているような気がしますね。
フットワークの軽さに関心します。