先日、女子プロレスラーがアマゾンの欲しいものリストを公表していて
ファンが彼女が何を求めているのかを理解してモノをあげることができる
ことを私の意見をまとめてブログにしましたが、そのことについて再び
触れます。

 プロ野球の人気球団の選手のタニマチになって、ごちそうしたりする人が
います。そういった人はオフシーズンになって、子供が野球していたり
すると、少年野球の現場に連れて行って、目の前で素振りをしたり、
キャッチボールの相手をすることで親孝行ならぬ子孝行というか家族サービス
をして、高いレベルの人のバッティングのスイングスピードを感じたり、
あこがれの選手とキャッチボールできて楽しかったりしますね。

 タニマチの語源となった相撲の世界でも稽古の様子を見ることができたり
一緒にちゃんこ鍋を食べたりすることができたりします。

 もちろん、プロの世界で競技の中で活躍することが恩返しなんでしょうが
それ以外の部分でもプロの凄さであったり、迫力とか技術に触れて楽しい
時間を過ごすことができることがタニマチを続けることができる理由の
一つなのかなとも思いますね。

 そこで考えるのは女子プロレスラーが欲しいものリストを公表して、それに
応じた人にどんなリターンをしているかですね。

 モノをくれた人に対して、謝意を感じるのは当然ですが、野球選手の
ように目の前で素振りしたり、キャッチボールの相手をしてくれたり、
力士のように稽古するところを見せてくれたり、ちゃんこ鍋を一緒に
食べて、超人的な姿を見せてくれるといったことがあればいいのですが
もらって当然だということだとファンはノーリターンと知って離れて
しまうでしょうね。

 日本のプロレスは歴史的に相撲からの影響があるし、タニマチとかスポンサー
はありがたい存在であるのは間違いないのですが、女子プロレスラーが
欲しいものリストを公表してモノを貰って、どんなリターンをしているのか
気になっています。

 このブログの読者の方はご存じだと思いますが、私はモータースポーツの世界でダビデ・ブレガ(元チームライトスピードチームマネージャーであり、現在Moto2参戦中のニコロ・ブレガの父親)と近い位置にいました。

 彼のチームがイタリア選手権と世界選手権で戦っていた時に部品メーカーと
彼のチーム、ライダーの間で相談を受けたり、私が現物支給のスポンサードを
持ち込んだ時はチームが市販品の販売促進という形で彼のチームの運営して
いるレッジョエミリアのミニバイクやカートショップでの商品知名度のアップ
のお手伝いやら売り場面積拡大ということなどで目に見える形だったり、
わかりやすいことをやって、その様子を私に日本語で書かせてスポンサー
企業にメール配信していました。

 レースでのレポートにプラスして市販品の認知度アップとか売り上げと
いうことを考えていて、現物支給のスポンサードで貰っておしまいでは
なくて、その先のことや市場や認知度というところまで考えていました。

 小さな組織で世界選手権で戦う中でスポンサーのありがたみをよく
知っていて、どんなリターンを返そうかと脳みそから汗が出るほど考えて
立案、実行していましたね。

 女子プロレスラーが欲しいものリストの商品をファンから頂いたらどういう
形で謝意を表しているのか気になります。

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