コアなファンが好きなスポーツ選手や芸能人に差し入れをするというのは
よくあることですし、お金を持っている人がタニマチとして食事をおごったり、
お金を出すこともある。経営者で税金を払っても使い道に不満だったり
する人は寄付の方がいいやと思って、好きな分野のことに寄付をしている
人もいる。そういったことを見たり聞いたりしているので、女子プロレスラー
がアマゾンの欲しいものリストをアップしているのは悪いことではない
と思っています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200427-00010002-battlen-fight

 興業の世界で投げ銭であったり、おひねりというものがあるように
あるいは大きな芝居の時に演者が好きな花というものをファンが理解して
花を送ったりするように何かを送るということは昔からある。ただ、
プレゼントを送る側にとって、これがいいだろうと思っても、もらう側は
求めていないものをいただく可能性はある。

 そして、好きなものでもあまりにも多く貰うと消費に困るということもある。
ジャニーズのような男性アイドルのところにトラック何台分ものチョコレート
が二月の真ん中に送られてきて、うれしいけれどキャパシティオーバー
のこともあるでしょう。

 かなり前の話ですが、アントニオ猪木がウィリアム・ルスカと異種格闘技戦
を戦う前の記者会見でオランダ人の記者に

 「我々オランダ人は乳製品。とりわけエダムチームを食べることで強い
肉体を作っている。ルスカの体もエダムチーズによるところが大きいが、
アントニオ猪木は日本人にしては大きな体をしているが、何を食べて体を
維持しているのか」と質問されて、アントニオ猪木は

 「ここ、日本にも素晴らしい発酵食品がある。私はそれを食べて、肉体を
作っている。それは納豆だ。」

 と答えたところ、それを親父系週刊誌やスポーツ新聞やワイドショーが
後追いで取り上げたら、日本中の納豆メーカーや販売店から新日本プロレスの
オフィスや道場やテレビ朝日のスポーツ局あてに納豆が送られて、最初は
道場で納豆を食べることができるプロレスラーが食べたり、社員でおすそわけ
していたが、あまりにも数が多すぎて困ってしまい、養護施設に寄付した
ということがありました。

 アマゾンの欲しいものリストというのは、欲しいものが手に入ったら
消去できるわけで、欲しいものが欲しい量手に入ったら、リストから消せば
いい。

 そんなわけで好きなプロレスラーを応援する。投げ銭やおひねりの文化
があるこの国で欲しいものと要らないもののマッチングを考えるなかで
女子プロレスラーが欲しいものリストを明示するのは私は肯定的に考えて
います。

コメント

nophoto
ちょっと
2020年4月28日14:23

あからさまに過ぎますかね?
ファンだって少しずつ少しずつ好きな物やキライな物、
好きなことキライなことなんかを知っていくのが楽しいし。
ファン会報誌でもなくブログに文章の中で何か偶然書いたわけでもなく。
ファンなら送りたくなる心理を利用してるのが見え見えです。

因みにアントンは生物学的には日本人じゃないですがね。

nophoto
ゆういち
2020年5月1日7:18

そんなのはアスリートではない。
プロと名乗るな!!