千葉市立稲毛高校の一年生が昼休みの昼寝を提案して、市長賞を獲得
しました。15歳や16歳の少年少女の発案や立案、提言は本当に素晴らしい
と思いましたね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00010002-chibatopi-l12

 世の中に対して不満がある。帰属集団での生産性に問題がある。何か
不満足だったり、不足感がストレスになったり、いら立ちの原因になると
は思うのですが、そこでただ腹を立てたり、文句を言ったり、何かを破壊
することで物事が変わることはない。

 私は尾崎豊の直撃世代なんですが、中学や高校の同世代の連中が彼の作品
に共感して夢中になっていたのですが、学校生活に問題があるのはわかるし、
嫌な思いも理解できる。でも、授業がつまらないからといっておしゃべり
ばかりして人の学習する権利を侵害するのは間違いだし、こわもての先生だと
コロッと態度を変えるというのは醜い人間性を露呈しているから、嫌だなと
思うし、尾崎豊の曲のように夜中に学校の窓ガラスを破壊していいわけ
がない。

 また、15歳で人のバイクを盗んで彼女や女友達と行き先を決めずに走って
覚えたてのたばこを吸って、星空を眺めて何が世の中なり身の回りのことが
よりよくならない。夜空を見て自由になれたような気がしたように
なったのかもしれませんが、単純に窃盗だし、15でたばこを吸ってはいけない
だろう。

 学校の歴史教育がくだらない。教科書なんてつまらないものだと思う
人が司馬遼太郎の歴史小説を読んで、歴史というのはこんな面白いものだと
思う可能性があるなら、傑作歴史小説を進めるのも一つの手だと思いますしね。

 不満足や不足感があるなかで、現状をどうしたらいいのか、何をすれば
生産性があがり、楽しい学生生活が送れるのかを脳みそから汗がでるほど
考えて、問題を設定し、トライ&エラーを繰り返す中で最適解を探して
こうして提案にするというのは本当に素晴らしいと思います。

 マキタスポーツさんの「尾崎豊のanother story song」は傑作だと
思いますね。

 マキタさんのカバーはこちらにありますけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=oCBE7FGRbBo

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