タイガースの守屋功輝投手に関する報道に思う。

　球団は聞き取りをして、妻に対する暴力行為はなかったという話を前提にして
対応していくようですが、果たしてどうなることやら。不倫と別居に関する
ことは日刊スポーツと当該記事では触れていないですね。
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202001220000802.html

　すでに報道によると書類送検されているということなので、そこから先の
段階で当局がどういう判断をするのか。そして、球団側がどう動くのか気になり
ますね。

　この時期にこの報道が出たので私は中国のSARSのことと今の新型ウィルス
のことを思い浮かべました。

　当局が状況の説明に消極的でそれが感染者を増やす原因になってしまった。
しかしながら、今回の新型ウィルスの発見と被害者に関する情報を早く
出すことで被害の拡大に何とか歯止めを止めようとしていますね。

　ネガティブな情報というものの発信というのは当事者や関係者は嫌がる
と思うのですが、事態の収束ということを考えると、早い対応と丁寧な
説明というものが大事だと思います。

　個人的には私生活がでたらめでも、高い職能があればプロ野球の球団は
契約しても構わないと思っていますが、これが刑法に触れるようなことで
あったりするとこれは悪い。そして、親会社は嫌がるでしょうし、球団に
ついているスポンサーでとりわけ個人消費に根差している会社は対応が悪ければ離れる可能性が高いですね。

　阪神タイガースという球団はかつてミスタータイガースと呼ばれた
掛布雅之さんが現役時代に酒気帯び運転で捕まって、公共交通で
より多くの人を安全に目的地に案内するという親会社であるのに
契約したスター選手が酒を飲んで運転して、それで警察沙汰になった
時にオーナーが怒り狂ったことがありました。

　次代の変化や阪神電鉄のタイガースから阪神阪急グループという大きく
なった組織や共同体のなかのタイガースという球団の取り巻く環境の
違いがありますが、果たして球団や関係者にとって不都合な真実があった
時にどんな対応をするのか気になっています。

　阪神というより阪急グループはこの手のことを嫌がるでしょうし、
選手本人が否定していても、暴行に関わる事実が出てきたら、球団関係者も
知恵を絞ることになるでしょうし、生活費となるお金を奥さんに渡して
いないということが事実だとしたら、人気球団のファンの半分が女性であると
いうことを考えると大きなダメージとなるので、契約の見直しや選手として
の活動に制限を設けるような気がしますね。