具合が悪いことが公によく知られていながら長生きする人もいれば、
お元気そうなのに急にお亡くなりになるひともいる。そんなことを
今宮純さんの訃報に触れて思ってしまいました。
このブログをご覧の方は私が主にスーパーバイク世界選手権のなかの
片隅で生息していたり、MotoGPや鈴鹿八耐のサーキットにいることを
ご存じかと思います。そんな私ですが、もともとはF1をフジテレビが全戦中継
することになり、そこからモータースポーツの面白さを知り、名古屋の近鉄沿線
住民の私はファンの立場として色々なカテゴリーのレースを鈴鹿サーキットに
出かけるようになりました。
F1中継での今宮氏の解説は地上波中継でのことを考えて分かりやすさを
届けることに尽力し、地上波でフォローできなかったり、マニアなことを
雑誌での署名記事で取り上げる。ワンソースで得たものをメディアの特性
を考えて情報発信していました。
また、彼はファンだった時に特にメーカーやスポンサーとの濃密な関係が
あったわけではなくて、強い思いとレースに対する愛が高まってレースの
本場のヨーロッパに出かけて、レースを見て過ごしました。そこから、
レース専門誌での連載、日本の国内レースのテレビ中継のピットレポーター
などを経て、フジテレビのF1中継開始から解説という立場でレースに関わり
また、雑誌と東京中日スポーツでの連載で解説やコラムを書いていらっしゃい
ました。そして、晩年は自らのホームページを持ち、ツィッターでの
情報発信もしていました。
まぁ、私は彼の後を追ったということではないのですが、バイクであれ
車であれレースの本場がヨーロッパであるから、私が会社を辞めて
ヨーロッパに行くことになりました。そして、私がメディアに出る時でも
地上波と衛星放送では話す内容を事前に考えたりということもありましたし、
自らの情報発信ということでこのブログを始めたり、ツィッターを
用いるようになりました。
ある意味、レースが好きで内部に入りたいという方でメーカーとの
関係がなく、スポンサーを持っていないという人が体一つでどうやって
関係者となることを70年という人生で見せてくれて、知らない間に私も
影響を受けていたのだろうなと思いますね。
彼の解説には賛否両論がありました。
まぁ、日本のスポーツ中継を見ていると長年ポピュラースポーツであった
野球や相撲というのは主にかつて現場で活躍した人が実績で説得力を与えな
がら経験則で話すコメンタリー体制であったので、元ドライバーでない
人の解説に抵抗感を持った人もあったでしょうし、人気のあるドライバーに
偏っていたり、フジテレビのスタイルに抵抗感を持っていた人もいたから
フジテレビの社員ではないが、メディアパスがフジテレビのものでフジテレビ
のコメンタリーボックスで話す時にレース専門誌とは違う情報発信に
違和感を持ったり、否定的な印象を持つファンも多かったと思います。
ただ、その彼に対する否定的な意見や風潮を全否定はできないのですが、
やはり大きな功績もあったと思います。その彼のテレビでの解説や著作物
などを振り返る一日にしたいと思っています。
お元気そうなのに急にお亡くなりになるひともいる。そんなことを
今宮純さんの訃報に触れて思ってしまいました。
このブログをご覧の方は私が主にスーパーバイク世界選手権のなかの
片隅で生息していたり、MotoGPや鈴鹿八耐のサーキットにいることを
ご存じかと思います。そんな私ですが、もともとはF1をフジテレビが全戦中継
することになり、そこからモータースポーツの面白さを知り、名古屋の近鉄沿線
住民の私はファンの立場として色々なカテゴリーのレースを鈴鹿サーキットに
出かけるようになりました。
F1中継での今宮氏の解説は地上波中継でのことを考えて分かりやすさを
届けることに尽力し、地上波でフォローできなかったり、マニアなことを
雑誌での署名記事で取り上げる。ワンソースで得たものをメディアの特性
を考えて情報発信していました。
また、彼はファンだった時に特にメーカーやスポンサーとの濃密な関係が
あったわけではなくて、強い思いとレースに対する愛が高まってレースの
本場のヨーロッパに出かけて、レースを見て過ごしました。そこから、
レース専門誌での連載、日本の国内レースのテレビ中継のピットレポーター
などを経て、フジテレビのF1中継開始から解説という立場でレースに関わり
また、雑誌と東京中日スポーツでの連載で解説やコラムを書いていらっしゃい
ました。そして、晩年は自らのホームページを持ち、ツィッターでの
情報発信もしていました。
まぁ、私は彼の後を追ったということではないのですが、バイクであれ
車であれレースの本場がヨーロッパであるから、私が会社を辞めて
ヨーロッパに行くことになりました。そして、私がメディアに出る時でも
地上波と衛星放送では話す内容を事前に考えたりということもありましたし、
自らの情報発信ということでこのブログを始めたり、ツィッターを
用いるようになりました。
ある意味、レースが好きで内部に入りたいという方でメーカーとの
関係がなく、スポンサーを持っていないという人が体一つでどうやって
関係者となることを70年という人生で見せてくれて、知らない間に私も
影響を受けていたのだろうなと思いますね。
彼の解説には賛否両論がありました。
まぁ、日本のスポーツ中継を見ていると長年ポピュラースポーツであった
野球や相撲というのは主にかつて現場で活躍した人が実績で説得力を与えな
がら経験則で話すコメンタリー体制であったので、元ドライバーでない
人の解説に抵抗感を持った人もあったでしょうし、人気のあるドライバーに
偏っていたり、フジテレビのスタイルに抵抗感を持っていた人もいたから
フジテレビの社員ではないが、メディアパスがフジテレビのものでフジテレビ
のコメンタリーボックスで話す時にレース専門誌とは違う情報発信に
違和感を持ったり、否定的な印象を持つファンも多かったと思います。
ただ、その彼に対する否定的な意見や風潮を全否定はできないのですが、
やはり大きな功績もあったと思います。その彼のテレビでの解説や著作物
などを振り返る一日にしたいと思っています。
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