ニッコロ・カネパのキャリアベストレース。
2019年12月15日 スポーツ 雨によるスタートディレイ。ウェットでの難しいコンディションでの
レース。本命視されたチームのクラッシュ、ダークホースの躍進。
色々なことがあったセパン八時間ですが、個人的に思うのはニッコロ・カネパ
のベストレースだというものです。
難しいコンディションでは加入して間もないライダーに走らせるのではなくて
慣れたマシンで経験があり、速さも持っているライダーに長く走ってもらう。
それはチーム戦術として正しいことでしょう。
しかし、それにも程度と限界があるのですが、このセパン八時間での
ニッコロ・カネパは何と3スティンと続けて走りました。
そのオーダーするチームもチームですが、それに応えるライダーもライダー
でして、四輪の耐久レースを見る人はかつてマツダが歴史上初めて
ロータリーエンジン搭載車で、なおかつ日本のメーカーでルマン24時間を
優勝した時にジョニー・ハーバートに連続ドライブをして確実に優勝を
狙った時のことを思い出した人も多かったことでしょう。
あのレースの後のハーバートは疲労困憊でぶっ倒れていましたが、
難しいコンディションで二位のマシンが同一周回で走っている中で
3スティント連続で高いレベルのタイムを刻み続けるというのは
これはヤマハR1が傑作バイクで扱いやすいということももちろんありますが
カネパが肉体的も精神的にも技量も素晴らしいということが言えます。
このブログのファンの方々はご存じかと思いますが、私とカネパとの
間には長い付き合いがあります。カワサキベルトッキでストック600
選手権を走っていて、ライトスピードカワサキとの契約がまとまり
シーズン中途からユーロストック600選手権とスーパースポート世界選手権
のダブルエントリーをし始めた時からの付き合いで、同じカワサキの600
であってもベルトッキのマシンはbituboのサスペンションであり、
ライトスピードはWPを装着していたわけで、色々な難しさがありながら
も時に上位カテゴリーにあたり、他のメーカーが強かった時期に思わぬ
健闘を見せていたのが彼でした。
まぁ、浮き沈みが激しく、なかなか落ち着いて一つのチーム、マシンで
活動できなかった彼ですが、その経験がマシンが変わったり、メーカーが
同じ型番でのマシンでも車体やエンジンのキャラクターを変えてきても
そこに順応できて、速いタイムを出せることになったのかなとも思います。
まぁ、それにしてもすさまじいレースでしたし、優勝者にふさわしい
レースをしたのがニッコロ・カネパでしたね。彼のレースキャリアの中での
ベストレースと言えるレースだったと思います。
レース。本命視されたチームのクラッシュ、ダークホースの躍進。
色々なことがあったセパン八時間ですが、個人的に思うのはニッコロ・カネパ
のベストレースだというものです。
難しいコンディションでは加入して間もないライダーに走らせるのではなくて
慣れたマシンで経験があり、速さも持っているライダーに長く走ってもらう。
それはチーム戦術として正しいことでしょう。
しかし、それにも程度と限界があるのですが、このセパン八時間での
ニッコロ・カネパは何と3スティンと続けて走りました。
そのオーダーするチームもチームですが、それに応えるライダーもライダー
でして、四輪の耐久レースを見る人はかつてマツダが歴史上初めて
ロータリーエンジン搭載車で、なおかつ日本のメーカーでルマン24時間を
優勝した時にジョニー・ハーバートに連続ドライブをして確実に優勝を
狙った時のことを思い出した人も多かったことでしょう。
あのレースの後のハーバートは疲労困憊でぶっ倒れていましたが、
難しいコンディションで二位のマシンが同一周回で走っている中で
3スティント連続で高いレベルのタイムを刻み続けるというのは
これはヤマハR1が傑作バイクで扱いやすいということももちろんありますが
カネパが肉体的も精神的にも技量も素晴らしいということが言えます。
このブログのファンの方々はご存じかと思いますが、私とカネパとの
間には長い付き合いがあります。カワサキベルトッキでストック600
選手権を走っていて、ライトスピードカワサキとの契約がまとまり
シーズン中途からユーロストック600選手権とスーパースポート世界選手権
のダブルエントリーをし始めた時からの付き合いで、同じカワサキの600
であってもベルトッキのマシンはbituboのサスペンションであり、
ライトスピードはWPを装着していたわけで、色々な難しさがありながら
も時に上位カテゴリーにあたり、他のメーカーが強かった時期に思わぬ
健闘を見せていたのが彼でした。
まぁ、浮き沈みが激しく、なかなか落ち着いて一つのチーム、マシンで
活動できなかった彼ですが、その経験がマシンが変わったり、メーカーが
同じ型番でのマシンでも車体やエンジンのキャラクターを変えてきても
そこに順応できて、速いタイムを出せることになったのかなとも思います。
まぁ、それにしてもすさまじいレースでしたし、優勝者にふさわしい
レースをしたのがニッコロ・カネパでしたね。彼のレースキャリアの中での
ベストレースと言えるレースだったと思います。
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