今から20年ほど前のフジテレビの真夏の27時間テレビでビートたけしと
明石家さんまのお二人がSMAPと一緒に出演していて、SMAPの曲に合わせて
踊るというシーンがあって、たけしさんは吐きそうになり、さんまちゃんは
しんどい顔をしながらスタッフに向かって「お前ら、俺らいくつやと思って
いるんや。50と41だぞ。」と言っている場面がありました。ずっと第一線で
活躍していると年齢を感じなかったりするのですが、あれから20年以上経過
して70を超えたたけしさんと還暦過ぎたさんまちゃんの元気な姿を見ていますが
異常なくらいに元気としか言いようがないですね。

 矢沢永吉という人も長年ファンの支持を集めていて、作品を発表すれば
購入する人いるし、コンサートをやればチケット収入も物販の売上もある。
そんなファンのためにパフォーマンスを披露しているのですが、よく
考えれば70歳です。

 70なんていうと「毒蝮三太夫のミュージックプレゼント」の公開放送
の現場に蝮さんを見に行って、毒舌を聞いて笑っていてもおかしくない年齢
です。

 若く見えるのは、持って生まれた肉体的な条件もあるでしょうし、
コンディションを整えているということもあるのでしょうが、若い時に
比べて、体調の悪化が早かったり、疲労の回復が遅かったりするのは
当然。

 若くて元気なのはいいことなのでしょうが、シンガーとドラマーは
やっていることはアスリート並の肉体労働でもあります。

 スーパースターの周りには巨大な利権があるし、ビッグマネーも
動くのでしょうが、見た目が若くても70の人が無理を承知で歌わせては
いけないと思います。

 本人がやりたいと言ってもドクターであったり、マネージメントサイドが
ストップをかけているとしたら、元気でカッコいい矢沢永吉の姿を
見たいというファンのことを考えている素晴らしい判断だと思いますね。

 

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