ライダーの能力があるが、ライバルやチームやメーカーの状況によって
当然山あり谷ありということになってしまうこともあります。浪人の危機
から契約が成立して今年のシーズンを戦うこととなったマルコ・メランドリ
に引退の報道がされています。
https://www.corsedimoto.com/mondiale-sbk/marco-melandri-annuncera-il-ritiro-a-fine-stagione/

 まぁ、ライダーの契約というのは単純に実力だけでなくて、国籍や民族籍
やメーカーやスポンサーの方向性や思考による部分もあるので、高い能力
があるライダーがいい契約をすることができて、思い通りに行くかどうかと
いうのは他律的なところがあります。

 勝てるマシンと言われるマシンで走れることとなったと思いきや、強過ぎる
ドゥカティとカワサキの反撃の陰にヤマハ勢が陰が薄くなってしまって
いるなかで、立場が悪くなっているのは事実。そして、来シーズンに関する
動きがあるなかで、難しいパズルのピースを探っている中で、ライダーが
引退を考える可能性もあるでしょう。

 あるいは引退に関する報道がされるなかで、これを観測気球として考えて
何かが動き始めるかもしれません。

 私とマルコ・メランドリとの間には少々特別な歴史が98年からあります。
秋葉原を歩いたり、上野で食べ歩きをしたときのことが昨日のことのように
思います。

 お互いの立ち位置は変わりましたが、彼が活躍して欲しいという思いは
今も私の心に宿っています。

 能力的に世界レベルで走れるならば、彼には戦って欲しい。
しかし、業界政治に疲れたということや子供が生まれて、欲望が薄くなり
長いキャリアでもういいやということであれば、彼の新たな生活を見守りたい
と思っています。
中に

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