街中で流れる有線放送や何気なく聴いているラジオで知らなかった
ミュージシャンやそれほど気にしていなかったアーティストの曲を聴いて
素晴らしい作品を聞くようになったり、その曲以外にどんな曲があるのか
フォローし始めるということはよくあります。それをお笑いファンの世界では
多人数が集まるお笑いライブで知らなかったり、初めて見る芸人の良さや
面白さに気づくことがあります。下北沢シアターミネルヴァで開催された
『お騒がせ!ミネルヴァLIVE2019』で見た根菜キャバレーのネタには
それまで知らなかったミュージシャンを発見したような喜びを感じました。

 半径五メートルの女の子社会のあるあるネタをやられても面白くない。
そのネタで面白いと思えるのは、コント形式であれば演技力が高かったり、
ネタに毒があるような時に限られる。また、刺さる言葉のチョイスであったり、
舞台上の動きなどがあるとより面白さを感じる。

 リズムが良くて、発話がきれいであり、そこにネタに毒があれば笑いが
生まれるのですが、根菜キャバレーのこの日のネタには私を満足させる
内容物が凝縮されていて面白かったですね。

 知らなかったミュージシャンの作品を聞いて、いい曲だなぁと思い
他にどんな作品があるのか時になるように、根菜キャバレーには他に
どんなスタイルのネタがあるのか、違った作風のネタがあるのか気になって
下北沢から帰路に着きました。

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