先週末あたりから、スポーツ新聞のウェブ版に報道されていた話が
出演者本人から明らかになりました。TBSラジオの『day catch』が終了に
なります。

 これは非常に残念ですね。長く続くにはリスナーからの支持だけでなくて
局としての姿勢やスポンサーの考えやパーソナリティの健康など複合的な
理由があるのでしょうが、リスナーの支持というのは明らかにあった。
ただ、そのリスナーがスポンサーの製品の購入層と重なっていて、払う額に
見合っていたのかどうかは内部の人が判断するしかない。

 あるいは局として長寿番組が多い中で、どこかに手をつけようと思って
いたのかもしれない。

 また、お元気な印象がある荒川強啓さんですが、オーバー70という年齢
であることも事実。

 魅力ある番組で、固定的なファンを有していた番組に手をつけるというのは
非常に局としてはギャンブル性を持つ判断だと思いますが、あえてこの時期に
こういう判断をしたというのは、未来にこの決断が正しかったのか間違い
なのかはわかるとして、この枠だから払っていたのか、この番組内容と
パーソナリティの魅力に支払っていたのかが明らかになると思いますが、
果たしてどうなることでしょうか。

 さきほどTBSラジオのホームページを読んでいたら、この局は昨年の四月
の改編期でナイター中継撤退したのですが野球のスコアを記入できる番組
スタッフのアルバイト募集の告知があったり、今回のday catchの終了で
あったりと、経済活動と局の考えがリンクしながら何か春の嵐を思わせる
ものがあります。

 調子がいいから手をつけることができる部分と調子いいから下手に触らない
方がいいと考えるところ。そこに昔から言われているTBSラジオはレイティング
はいいけれど、スポンサー枠が売れなかったり、残っていたりするという
ことやスポンサーのメディア選択というところ、TBSラジオのリスナーの年齢層
の話などが複合的に絡み合っているのでしょうが、私としてはただひたすらに
day catchというのは出演者の魅力や番組内容が私好みのものだっただけに
とても残念でしかたありません。

コメント

nophoto
通行人 2
2019年3月24日2:17

ハシュタグなどにいろいろ感情的な聴取者の意見が書き込まれていますが、今の高額ギャラのコメンテーターではいずれ行き詰ったはず。今改変でギャラは10分の1以下になるから経費的に一息つけるでしょう。3/22の共同通信の記事通り進むと、NHK以外の民放AM局はいずれ自死させられるでしょう。TBSRがラジコを推すのはいずれ報道やニュースはリアルタイムではやらなくなる予兆なのです。当然デイキャッチのような番組は作れません。最早事態は深刻なのです