先日、ドンレオ・ジョナサンの死亡記事を読んでいて、ステロイダーでない
方は長生きだなと思っていたところにダイナマイト・キッドの訃報を読み、彼の
レスラー人生とステロイドのことを考えてながら、ビールを飲みながら、
彼のかつての戦いを見ながら過ごしていました。

 まぁ、ここ数年車椅子で過ごしていて、衰えた姿を公の場で見せたくないという彼の姿勢をというものはメディアを通して理解していました。

 その彼がプロレスラー時代のダメージの蓄積に加えて、病気も発症してしまい
苦しい日々を送っていたのは容易に想像できます。

 太く短いレスラー人生を送ったのは彼の選択だと思いますし、ステロイド
や痛み止めの副作用が知られていない中で彼が職業的な使命感から色々な
ものに手を出して、その結果健康を害して、レスラーとしての寿命を短く
してしまったのはとても残念だと思います。

 素晴らしい映画監督が亡くなっても、傑作や名作は残ります。
今の世の中でレスラーが死去しても、素晴らしい戦いを見ることができ、
世界中で彼のレスラー人生を振り返りながら、彼の功績や歴史に触れて
冥福を祈ることができます。

 世界中でダイナマイト・キッドのファンが彼の現役時代の素晴らしいファイト
と功績を思い出しながら、冥福を祈る一日になると思います。同時に思うのは
医療の進化と業界内の理解が進んで、何が筋肉の発達にいいが、副作用や
悪影響が及ぶのかがレスラーが学べるようになって欲しいなと思っています。

 過激なファイトとステロイドが彼の寿命を縮めたのでしょうが、彼が
残した素晴らしい経歴を思い出しながら、発達した全盛期の肉体と
引退間際のコンディションから業界の方々が色々と考える一日になって
ほしいものです。

 

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