お智だちライブに行ってきました。
2018年11月15日 日常 ここのところ、お笑いライブに出かけることが難しいスケジュールだった
のですが、ようやく時間が取れて中野にお智だちライブを見に行きました。
主に若い芸人がたくさん出るライブなんですが、このライブのいいところは
割に広い舞台があり、それでいて、観客席がなだらかなので見やすいという
施設上の良さがあります。
ハードウェアの良さはそこなんですが、ソフト面でいうと、毎回たくさんの
芸人さんが出演するので、色々な芸風の芸人さんを見ることができたり、
今まで知らなかったが、面白い芸人さんを知る機会があります。
今回見た中ではももたにかなさんがやっていたネタというのはキャラクター
設定といい、ネタというありそうでなかった切り口で面白かったですね。
人によって評価が分かれるかもしれませんが、私は笑えました。
あえて、アイドル的な発声をしているのでしょうが、それで話している
内容が聞き取りにくいというのがなんとも残念でした。
かぎしっぽさんのネタというのは、恐らく元々ミュージカルが好きで
あったり鑑賞する機会が多くて、芸人としてやりたいことにミュージカルの
非現実性を現実社会に放り込んでネタにして落差と突拍子のなさで笑いが
作るというものでしたが、舞台の大きさを有効利用して面白かったですね。
カワセミという二人組みは今回初めて見たのですが、個人的には技量
の高さや能力を感じましたね。
このブログの読者やお笑いライブでお会いする人で私をご存知の方
は私が女芸人の『女の子社会のあるあるネタ』嫌いであり、容姿で女芸人
を評価しないのは理解していると思います。
今回のカワセミのネタと後ほど触れる有元さくら子さんが
やっていたのは、いわゆる『女の子社会のあるあるネタ』なんですが、
カワセミの二人の言葉のチョイスであったり、流れるネタの運びや
発話の明瞭さや自らの見た目に即した物語性などがあるから、すんなり私
のお笑い脳が反応する。客側が見た目から持つイメージを利用して
イメージに合致するセリフの選択や状況設定をしているから、舞台設定
や小道具を使わなくても、状況をイメージできることが成功していたから
笑いも起きていたと思います。
そして、やはり今回初めて見た有元さくら子さんですが、ずいぶん若い子
だなと思ったら、高校生でした。
その彼女が発表したネタは学校生活でのネタなんですが、身の回りに
起きていることに想像を加えたり、膨らましたり、毒を与えることで笑いに
したのでしょうが、見た目が女子高生だからネタにリアリティがあり、
そこに巧みな言葉の選択のセンスであったり、薄い毒だと笑えないし、
強い毒だと引いてしまうが、適度な毒をネタに放り込んでいったことで
笑いが生まれていました。
これをナチュラルにやっていたら、学校生活の中でもお笑いアンテナを
張り巡らしているということになりますし、脳みそから汗が流れるほど
考えてネタを練りこんで作ったとしたら、とんでもない努力家だと思いますね。
そして、私が注目しているラムズは新しいネタをやっていました。
ラムズのファンも他の芸人を目当てにお笑いライブに来ている人も
オーバー40が多い。となると、そこにキャッチーなネタというのはかつて
地上波で放送されていたり、ネット社会以前の地上波放送で流されていた
番組だったりする。
今のテレビで視聴者参加のクイズ番組は『アタック25』ぐらいで、
日曜の昼間は出かけていたり、他のスポーツイベントだったり、ネット
にアクセスする人が多いから、アンダー30の年齢層となると視聴者参加の
クイズ番組が数多くあった70年代から90年代までのことを知らないの
でしょうが、お笑いライブに来ている年齢層は視聴者参加のクイズ番組の
仕組みや番組内容をよく理解しているわけで、そこに向けてのネタだった
ので観客のお笑い脳にスムーズに入っていきましたね。
そして、20キロ太ったという風間春菜が視聴者の回答者を演じ女子プロ
レスラー役が似合うようになった石田麻由香が演じる司会者というのは
現在の容姿が演じる役にベストマッチになっていました。
私は女芸人の評価を容姿ですることはないのですが、自らの見た目に
マッチしたネタを作ったり、役を演じて笑いを作る人というのは素晴らしい
と思いますね。
社会学出身の私にとってはマザーテラサワさんのネタが突き刺さったり、
メルヘン総長の器用さに驚いたり、ホタテーズの実験的なネタがこの先
練りこんでいったら、どうなるのかを想像したりと面白さを感じた
ライブでした。
のですが、ようやく時間が取れて中野にお智だちライブを見に行きました。
主に若い芸人がたくさん出るライブなんですが、このライブのいいところは
割に広い舞台があり、それでいて、観客席がなだらかなので見やすいという
施設上の良さがあります。
ハードウェアの良さはそこなんですが、ソフト面でいうと、毎回たくさんの
芸人さんが出演するので、色々な芸風の芸人さんを見ることができたり、
今まで知らなかったが、面白い芸人さんを知る機会があります。
今回見た中ではももたにかなさんがやっていたネタというのはキャラクター
設定といい、ネタというありそうでなかった切り口で面白かったですね。
人によって評価が分かれるかもしれませんが、私は笑えました。
あえて、アイドル的な発声をしているのでしょうが、それで話している
内容が聞き取りにくいというのがなんとも残念でした。
かぎしっぽさんのネタというのは、恐らく元々ミュージカルが好きで
あったり鑑賞する機会が多くて、芸人としてやりたいことにミュージカルの
非現実性を現実社会に放り込んでネタにして落差と突拍子のなさで笑いが
作るというものでしたが、舞台の大きさを有効利用して面白かったですね。
カワセミという二人組みは今回初めて見たのですが、個人的には技量
の高さや能力を感じましたね。
このブログの読者やお笑いライブでお会いする人で私をご存知の方
は私が女芸人の『女の子社会のあるあるネタ』嫌いであり、容姿で女芸人
を評価しないのは理解していると思います。
今回のカワセミのネタと後ほど触れる有元さくら子さんが
やっていたのは、いわゆる『女の子社会のあるあるネタ』なんですが、
カワセミの二人の言葉のチョイスであったり、流れるネタの運びや
発話の明瞭さや自らの見た目に即した物語性などがあるから、すんなり私
のお笑い脳が反応する。客側が見た目から持つイメージを利用して
イメージに合致するセリフの選択や状況設定をしているから、舞台設定
や小道具を使わなくても、状況をイメージできることが成功していたから
笑いも起きていたと思います。
そして、やはり今回初めて見た有元さくら子さんですが、ずいぶん若い子
だなと思ったら、高校生でした。
その彼女が発表したネタは学校生活でのネタなんですが、身の回りに
起きていることに想像を加えたり、膨らましたり、毒を与えることで笑いに
したのでしょうが、見た目が女子高生だからネタにリアリティがあり、
そこに巧みな言葉の選択のセンスであったり、薄い毒だと笑えないし、
強い毒だと引いてしまうが、適度な毒をネタに放り込んでいったことで
笑いが生まれていました。
これをナチュラルにやっていたら、学校生活の中でもお笑いアンテナを
張り巡らしているということになりますし、脳みそから汗が流れるほど
考えてネタを練りこんで作ったとしたら、とんでもない努力家だと思いますね。
そして、私が注目しているラムズは新しいネタをやっていました。
ラムズのファンも他の芸人を目当てにお笑いライブに来ている人も
オーバー40が多い。となると、そこにキャッチーなネタというのはかつて
地上波で放送されていたり、ネット社会以前の地上波放送で流されていた
番組だったりする。
今のテレビで視聴者参加のクイズ番組は『アタック25』ぐらいで、
日曜の昼間は出かけていたり、他のスポーツイベントだったり、ネット
にアクセスする人が多いから、アンダー30の年齢層となると視聴者参加の
クイズ番組が数多くあった70年代から90年代までのことを知らないの
でしょうが、お笑いライブに来ている年齢層は視聴者参加のクイズ番組の
仕組みや番組内容をよく理解しているわけで、そこに向けてのネタだった
ので観客のお笑い脳にスムーズに入っていきましたね。
そして、20キロ太ったという風間春菜が視聴者の回答者を演じ女子プロ
レスラー役が似合うようになった石田麻由香が演じる司会者というのは
現在の容姿が演じる役にベストマッチになっていました。
私は女芸人の評価を容姿ですることはないのですが、自らの見た目に
マッチしたネタを作ったり、役を演じて笑いを作る人というのは素晴らしい
と思いますね。
社会学出身の私にとってはマザーテラサワさんのネタが突き刺さったり、
メルヘン総長の器用さに驚いたり、ホタテーズの実験的なネタがこの先
練りこんでいったら、どうなるのかを想像したりと面白さを感じた
ライブでした。
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