ドラゴンズ最終戦はクライマックスシリーズ中の試合だが特別なものに。

　中日新聞の発行エリアではドラゴンズの主催ゲームがあり、それが
雨天中止になったりしたら後日、予備日に名古屋での試合となる。

　また、記憶に新しいが台風などで選手、コーチ、スタッフ、観客が
来場できなかったり、来場できなくても帰宅ができない恐れとなると
中止でリスケジュールとなることもある。そんな流れてしまった試合の
代替日はいつになるかと思ったら、クライマックスシリーズの開催中の
13日の土曜日となりましたが、これがドラゴンズのスタープレイヤーの
最後の試合となり、平日のナイターではなくて、土曜日の開催となると
これは行きやすくもなり、多くの最後の雄姿を見たいというファンの
間でチケット争奪戦になりそうです。

　ドラゴンズが強かった時期に中心選手だった荒木と岩瀬にも引退の時期
がやってきて、それが今年ということになりました。

　最初に引退に関する報道がヤフージャパンに載ったのですが、これが
元記事が東京スポーツ。

　そうなると、日付以外は誤報と言われている東スポなので、これは
誤報とか飛ばし記事ではないかと思っていました。

　実際にこの時期に他のメディアが報道していない。オフィシャリーな
発表がない。そうなると、来年も二人のスタープレイヤーがグラウンドに
現れるのではないかと思っていました。

　しかし、二人とも引退を発表。残念な思いと今までよくやったという
気持ちと山本昌や谷繁といったキャリアの長い人を見てきて感覚が麻痺
しているのですが、40代でもまだやれるだろうという勝手な思い込みが
ミックスされていました。

　まあ、しかし本人は引き際ということを考えながら、オフィシャリーな
発表をできる時間とか機会を待っていて、球団関係者が納得できる記者会見
の時期が来て、会見場に現れたということなのでしょう。

　東スポでもたまには他紙に先んじて、スクープを取れたり、真実を
伝えるということもあるのでしょう。

　ドラゴンズの今季の最終戦は中止になった試合の代替日開催ということで
地元のナゴヤドームで13日の土曜日となりました。

　ナゴヤ球場のアクセスの良さに慣れている昔からのドラゴンズファンと
二軍のゲームを見に行くことの多い人はナゴヤドーム開場以来、平日の
夜には行きにくいという印象を抱いているのですが、土曜日のゲームと
なると行きやすいとなりますし、現役選手としての荒木と岩瀬の最後の
姿を見届けたいと思うことでしょう。

　プロスポーツの興行、スター選手の引退試合、低迷している近年の
ドラゴンズファンの栄光の時代に対するノスタルジックな思いが
絡み合う13日の午後となりそうです。