イタリアのレースファンは今週末はイタリア選手権のことを考えている
のでしょうが、ここ日本では鈴鹿八耐に強い思いを抱いてサーキットでの観戦や
テレビ視聴を考えている人がいます。

 まぁ、昔から素晴らしいレースもあれば、そうでないこともありましたが
鈴鹿サーキットには全ての美しいファンタジィと多くの醜いリアリティが
存在します。

 イタリアのフィレンツェに居る人がムジェッロのことを考えるように、
あるいはロンバルディア州に居住する人がモンツァのことを思い浮かべるように
名古屋人の私にとっては鈴鹿サーキットというのは非常に特別で近い存在です。

 今の私は千葉の松戸に住んでいて、東京圏が生活圏ですがこの週末は
鈴鹿サーキットに行きます。

 今年はヤマハファクトリーだけでなくて、ホンダもカワサキも充実した
チーム体制で参戦します。

 カワサキはスーパーバイク世界チャンピオンのジョナサン・レアに
現在ブリティッシュスーパーバイクで走っているレオン・ハスラムを招聘する
体制を取り、勝ちにきていることが理解できます。

 そして、ここ一週間ほどの酷暑という天候。今年の鈴鹿八耐はとんでもなく
厳しく難しいレースになると思います。

 日本のレースファンにとって特別な鈴鹿八耐は縦糸に美しいファンタジィと
横糸に醜いリアリティが絡まりワン&オンリーの服をつむぎだします。

 果たして今年はどんなことになるのか。

 私は金曜日からサーキット入りする予定です。このブログのファンの皆様、
なかなかお会いできない関係者の方々、サーキットでお会いしましょう。

コメント