テニスが大好きな私ですが、それでも真夏はある時期を境に朝かナイターで
プレイしていました。まぁ、私が子供の時に比べて明らかに夏の期間が長く
なってきて、その暑さが酷暑と言えるものになっていると思いますね。

 今の時期の高校野球の都道府県の予選でプレイヤーだけでなくて、観戦や
応援している客が具合が悪くなって救急車で運ばれることが毎日報道されてい
ますが、そこで思うのはマレーシアでの日々やテニスのツアー大会のパレルモの
ことですね。

 私がマレーシアに居た時期に現地の人とテニスをすることがありましたが、
お誘いがあったのは朝か夜。夜でも22時ぐらいからプレイすることも結構
ありました。

 また、当時クアラルンプールでの女子ツアーの大会が開催されていましたが
正午からスタートの試合は観客が私を含めて三人。そして、17時以降の
試合に人が集まる状況でした。

 開催権を失ってしまったが、カレンダーに戻ることになったWTAのパレルモ
の大会ですが、以前、開催されていた時期にウィンブルドンのあとで北米
大陸のハードコートシーズンの前の時期でどんなメンバーになるかと思い
興味深く情報を拾っていた時に気がついたのですが、ゲームのスタートが
16時だったり、決勝はナイターだったりとプレイヤーフレンドリーであり、
客が見やすい環境を整えていた気がしました。

 まぁ、テニスの国際大会となるとビッグマネーが動くし、開催地の印象や
国のイメージが発信されることもあり、出場するメンバーが他民族、多国籍
の人たちでその方々に納得されるような環境作りをしなければいけないという
ことがあるのでしょうが、そういった部分もあって酷暑は避けるような
スケジューリングをしていたような感想を抱きました。

 日本の高校野球がプレイヤーフレンドリーや観客に見やすい環境を作る
ということが難しいから、過去のスケジュールを踏襲した形になって、
水分補給を促すアナウンスメントをするぐらいで、ナイター開催のような
形にできないのかなと思っています。

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