テニス好きで大会に観戦に行く人の中で言われるあるあるネタの一つに
大会は金曜日が面白いというものがあります。名前の通りベストエイトと
いうその大会のベストな八人が戦う。そして四試合があるので、どれかは
いい試合を見ることができる。運がよければ全ての試合が面白い可能性が
ある。しかし、日曜日の決勝は白熱の名勝負になるかもしれないが、その一方
一試合で料金が高くて、その一試合が一方的な試合となると割高感がすごく
高く感じるというものです。

 まぁ、今回のセミファイナルで歴史を作ったケビン・アンダーソンですが
一日おいてのファイナルに体力は残っているのでしょうか。

 思い出すのは錦織圭がUSオープンで決勝に残った時のことですね。

 相手のマリン・チリッチは絶好調のまま最終日に残り、日本のエースは
疲れていて足が残っていなかった。

 片や絶好調で片や不調となると試合は見せ場がほとんどなくてワンサイド
で終わってしまいました。

 ケビン・アンダーソンの試合が長引いたためにもう一つの準決勝が
日没順延ということになり、男子のもう一方の決勝進出者は金曜の中途まで
のゲーム、土曜日の再開後ゲーム終了まで戦い、日曜日の決勝という
ハードスケジュールとなりました。

 男子シングルスの決勝進出者は六時間超えの試合をしたプレイヤーと
三日連続試合をする二人で行なわれるのでしょうが。どちらかが好調を
維持したままで、一方が疲労困憊だったら、チリッチが優勝して、錦織が
敗北した時のような大凡戦になる可能性も高いですね。

 世界のテニスシーンの現状のベストの二人がウィンブルドンの最終日
のセンターコートに現れるのでしょうが、大熱戦の可能性もありますが
ワンサイドゲームに終わる可能性も感じますね。

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