どんなスターやヒーローにも最後の時はやってきます。
しかし、ビッグバンベイダーの終わりが早すぎたなぁと思っています。

 まぁ、肉体が凶器であり、それでいてドロップキックやラウンディング
ボディプレスなどもしてしまうようなとんでもない運動神経を有していた
人なのでどんな団体でも色々なスタイルでも素晴らしいパフォーマンスを
見せることができる。

 日本、アメリカ、ヨーロッパで活躍してタイトルを奪いました。
プロレスのチャンピオンというのは格闘性や実力だけでなくて、観客動員力
やチャレンジャーの良さを引き出したり、全く引き出さずに叩き潰すような
ことができないといけないのですが、そういったプロレス的才能も持っていた。

 彼が現役をどうやって終えるのか、同業者となった息子の優れたコーチと
なれるのかを見ていたのですが、彼はほぼ生涯現役として終えて、
コーチとしては成果を上げる前にこの世から旅立ってしまいました。

 当然のことながら肉体的なダメージが重なっていたのでしょうが、
とても残念ですね。

 彼の映像を見ながらビールを飲んで、彼のことを偲びたいと思います。

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