土曜の午後のTBSラジオの『マイナビラフターナイト』公開収録の観覧
チケットが当選し、さらに横浜で開催されたラムズの風間春菜の単独トーク
ライブを見てきました。マイナビラフターナイトは色々な芸人さんを見ること
ができて満足しました。

 『マイナビライフターナイト』はご存知の方もいらっしゃるでしょうが、
オンエアを賭けたオーディションライブなのですが、抽選で当選して見ること
ができて、色々なタイプの芸人のネタを見ることができるのですが、いつも
感じるのは、正統的な練りこんだ笑いもキャラクターや個人の能力に根ざした
卑怯な笑いも見ることができました。

 今回、意外な発見があったのは男女コンビのポンループでしたね。
女芸人のアミさんはアベマテレビの月曜21時からの放送の『ブステレビ』に
最近出演するようになって、彼女の実生活や見た目から生まれるブスエピソード
をリアルに話して笑いにしているのですが、その彼女がメインストーリーを
作った台本にサイドストーリーに見た目であったり、身体的特徴などを武器
にして、その場の空気感から生まれたアドリブを加えて、展開する笑いは
面白かったですね。

 何だかたまたま聴いていたラジオ番組や街中で流れている有線で知らなかった
ミュージシャンがいい曲を作っていて、そこからシングル曲を気にしだしたり
どんなライブをやっているのか興味を持ち始めるような感覚を抱きました。

 同じことはきつねのほかの人が使わない武器(あるいは凶器)を有効に
用いたネタというのは、収録時間が長くなってきて、少々気持ち的に
だれてきて疲れてきた客を覚醒するような笑いの取り方であったり、
少々卑怯でありながら斬新なネタは私のお笑い脳に突き刺さりましたね。
見た目の古めかしさとやっていることの新しさ。恐らく彼らは古典的な笑い
と今までやっていなかった方法論を研究を重ねて、彼らの能力でできることを
考えて、ネタの振り方や話の流し方などはスタンダードですが、そこに
現代のテクノロジーであったり、ダンスミュージックを効果的に使って
今まで見たことがない笑いを作っていましたね。

 彼らに関しては好き嫌いが分かれるかもしれませんが、お笑いに雑食属性
のある私にとっては面白くて、高く評価していました。

 シティホテル3号室の緻密な構成で構築された練り上げた彼らのこだわりを
感じる笑いも面白かったですね。

 メジャーとマイナー、王道とカルト、基本と異端が見られて面白い時間を
過ごせた収録でした。

 

 

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