限られた人数の密閉空間だから放たれる熱がある。
2018年5月14日 日常 お笑いライブを見に行くと人数が多いところもあれば、一桁の観客数の
ケースもあります。しかしながら、人数が多ければ盛り上がり、少ないと
熱が低いかというとそういうことにならないこともあります。それを強く
実感したのが、13日の秋葉原ZERO-Gで行なわれた『ブスライブ』での
盛り上がりでした。
小さな会場で少ない観客数。しかし、今回の『ブスライブ』も面白かった
ですね。
私はお笑いグルメとしては練りこんだネタも重厚な落語も、きっちりと
作り上げた漫才も好きな一方で卑怯な笑いや身体的な特徴をたたき台にした
笑いも好きな雑食属性があります。
そんな私なので、下世話で下品で卑怯な笑いも好きなんですが、この日の
『ブスライブ』には容姿に恵まれていない人(と自らカテゴライズしたり、
他者からそう思われている人)が放つひどい下ネタや下劣な話題があふれて
いました。
とりわけ最近『ブステレビ』に出演するようになった八つ橋てまりさん
のブストークや下ネタというのは爆発力があるというか、あふれる性欲を
お下劣に消化したらこうなるのかと思えるものがありました。
フリートークの内容はとても地上波やBSでは放送できないようなもので
したが、突き抜けたお下劣トークというのは面白くて、マスに向けていなくて
ナロウに突き刺す内容でした。
ある種、天気が悪くても会場に出かけて、払ってでも見たいというお笑い
グルメにとっては一度飲んでみて、体に合う人にはばっちり合うクセの
あるアルコールのようなものでしたね。
このブログを読んで、鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎで私に声を
かけてくれる人というのは日本のレースメディアに満足できなかったり
満腹感を感じられない人でマスメディアから発信される情報に満足できず
ナロウなメディアである私のブログで得られる情報を読んで満腹感を
感じているのだと思います。
マスメディアだと取材対象がスーパースターとか世界チャンピオンや
自国のスターであったりするから、共同インタビューで発信されて文字に
する情報はテレビでも雑誌でもウェブでも同じになることが起きる。
また、長い間に熟成された取材方法による企業文化で発信されて、どうしても
飽きがあったりするし、スポンサータブーも存在する可能性も高い。
ところがナロウメディアだと、そういった部分から離れる立場から
フレッシュだったり、ニッチな部分を取り上げることがあり、そこが
面白いと評価されることになる。
今回の『ブスライブ』というのは観客数が少なくて、小さな会場で
閉じた空間でマスというところからかけ離れた状況でしたが、それ故に
ナロウだからこそ生まれるネタとそこから発生する熱狂がありましたね。
ジャズが好きな人やフランス映画のマニアはフランスの巨匠の
ベルトラン・タヴェルニエ監督の『ラウンドミッドナイト』の中で熱狂的な
ファンがライブに駆けつける物語を記憶している人がいると思いますが、
小さな劇場で閉ざされた空間だからこそ得られるお笑いを求めるお笑い
マニアはジャンルは違いますが狂おしい愛から生まれる同質の行動様式
だと思います。(私とフランスの巨匠との思い出はこちらをどうぞ
http://yasumarzo.diarynote.jp/200410201912570000/)
マスから離れることで凝縮した個やマイナーパワーから獲得できる熱狂を
感じました。
何か、プロレス内に内包する格闘技の才能がないが、胸いっぱいのプロレス
愛を持ち、難しい格闘技術や戦術などを売り物にするのではなく、世間に痛み
や凄さをわかりやすい形をあがきながら、いかがわしさとか痛みやしんどさを
身体表現をしていた大仁田厚の初期のFMWのプロレスのような熱狂を小さい
会場と少ない観客の中で感じていました。
満たされていなかったり、何かを掴み取ろうとしている中での表現と
いうのは心を打つものがありますね。それが卑怯であったり、邪道な
ものであったり、マスに受けないものであっても、強い思いを持った同好の
士の熱い思いが拡散することで何か大きなうねるが生まれるところも
肌で感じていた日曜日の夜でした。
ケースもあります。しかしながら、人数が多ければ盛り上がり、少ないと
熱が低いかというとそういうことにならないこともあります。それを強く
実感したのが、13日の秋葉原ZERO-Gで行なわれた『ブスライブ』での
盛り上がりでした。
小さな会場で少ない観客数。しかし、今回の『ブスライブ』も面白かった
ですね。
私はお笑いグルメとしては練りこんだネタも重厚な落語も、きっちりと
作り上げた漫才も好きな一方で卑怯な笑いや身体的な特徴をたたき台にした
笑いも好きな雑食属性があります。
そんな私なので、下世話で下品で卑怯な笑いも好きなんですが、この日の
『ブスライブ』には容姿に恵まれていない人(と自らカテゴライズしたり、
他者からそう思われている人)が放つひどい下ネタや下劣な話題があふれて
いました。
とりわけ最近『ブステレビ』に出演するようになった八つ橋てまりさん
のブストークや下ネタというのは爆発力があるというか、あふれる性欲を
お下劣に消化したらこうなるのかと思えるものがありました。
フリートークの内容はとても地上波やBSでは放送できないようなもので
したが、突き抜けたお下劣トークというのは面白くて、マスに向けていなくて
ナロウに突き刺す内容でした。
ある種、天気が悪くても会場に出かけて、払ってでも見たいというお笑い
グルメにとっては一度飲んでみて、体に合う人にはばっちり合うクセの
あるアルコールのようなものでしたね。
このブログを読んで、鈴鹿サーキットやツインリンクもてぎで私に声を
かけてくれる人というのは日本のレースメディアに満足できなかったり
満腹感を感じられない人でマスメディアから発信される情報に満足できず
ナロウなメディアである私のブログで得られる情報を読んで満腹感を
感じているのだと思います。
マスメディアだと取材対象がスーパースターとか世界チャンピオンや
自国のスターであったりするから、共同インタビューで発信されて文字に
する情報はテレビでも雑誌でもウェブでも同じになることが起きる。
また、長い間に熟成された取材方法による企業文化で発信されて、どうしても
飽きがあったりするし、スポンサータブーも存在する可能性も高い。
ところがナロウメディアだと、そういった部分から離れる立場から
フレッシュだったり、ニッチな部分を取り上げることがあり、そこが
面白いと評価されることになる。
今回の『ブスライブ』というのは観客数が少なくて、小さな会場で
閉じた空間でマスというところからかけ離れた状況でしたが、それ故に
ナロウだからこそ生まれるネタとそこから発生する熱狂がありましたね。
ジャズが好きな人やフランス映画のマニアはフランスの巨匠の
ベルトラン・タヴェルニエ監督の『ラウンドミッドナイト』の中で熱狂的な
ファンがライブに駆けつける物語を記憶している人がいると思いますが、
小さな劇場で閉ざされた空間だからこそ得られるお笑いを求めるお笑い
マニアはジャンルは違いますが狂おしい愛から生まれる同質の行動様式
だと思います。(私とフランスの巨匠との思い出はこちらをどうぞ
http://yasumarzo.diarynote.jp/200410201912570000/)
マスから離れることで凝縮した個やマイナーパワーから獲得できる熱狂を
感じました。
何か、プロレス内に内包する格闘技の才能がないが、胸いっぱいのプロレス
愛を持ち、難しい格闘技術や戦術などを売り物にするのではなく、世間に痛み
や凄さをわかりやすい形をあがきながら、いかがわしさとか痛みやしんどさを
身体表現をしていた大仁田厚の初期のFMWのプロレスのような熱狂を小さい
会場と少ない観客の中で感じていました。
満たされていなかったり、何かを掴み取ろうとしている中での表現と
いうのは心を打つものがありますね。それが卑怯であったり、邪道な
ものであったり、マスに受けないものであっても、強い思いを持った同好の
士の熱い思いが拡散することで何か大きなうねるが生まれるところも
肌で感じていた日曜日の夜でした。
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